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「フラッシュダンス」観劇 [┣ミュージカル・音楽劇]

ミュージカル
「フラッシュダンス」


原作:トム・へドリー&ジョー・エスターハス作 パラマウント・ピクチャーズ映画「FLASHDANCE」
日本版脚本・訳詞・演出:岸谷 五朗
音楽監督:大崎 聖二
訳詞:長島 祥
美術:土屋 茂昭(TSUCHIYA CO-OPERATION)
音響:武田 安記(エス・シー・アライアンス)
照明:吉田 一統(Dort)
映像:石田 肇
電飾:小田桐 秀一(イルミカ東京)
衣裳:十川 ヒロコ
ヘアメイク:冨沢 ノボル
振付:大村 俊介(SHUN)、JUN
歌唱指導:安倉 さやか、平岡 由香
オーケストラ:ダット・ミュージック
演出助手:守屋 由貴
舞台監督:藤井 伸彦
制作:多田 里奈、山浦 依里子、齊藤 有佳、村田 紫音
プロデューサー:関 詩織
東京公演主催:アミューズ
企画・製作:アミューズ


ちゃぴにピッタリだなぁ~という印象でチケットを取った。
映画は、公開された時に見ていたが、昔過ぎて、ほぼ記憶がなかった。
ウィキで内容を確認したところ、グロリアやジミーの名前や設定が少し違うところや、ニックがバツイチのちょっと年長な彼氏だったなど、色々舞台化での変更があるようだ。ミュージカル作品としては、2008年にイギリスで初演されたものらしい。
日本版としては、これが初演となる。


舞台は1983年のアメリカ、ピッツバーグ。
でも、なんか時代感がよくわからない。1980年代の時代感って、どんな感じなんだろう[exclamation&question]自分が生きてきた時代だと途端によくわからなくなる。なんか地続きじゃないですか、結局、私にとっては。
アレックス(愛希れいか)は、ここで溶接工をしている。
9時から5時まで工場で働き、その後は、ショーレストランでダンサーとして働く。
親友のグロリア(桜井玲香)は、アレックスの才能を信じていて、それを生かすために、ダンスの名門学校シブリーアカデミーのオーディションを受けてみてはどうか、と言う。しかし、これまで自己流で踊ってきたアレックスは、オーディションに受かる自信が持てない。
そんな中、工場の経営者の息子、ニック(廣瀬友祐)と知り合ったアレックスは、少しずつ彼に惹かれていく。アレックスの夢を知ったニックは、シブリーアカデミーに寄付をして、アレックスが書類選考を通るように画策する。最終オーディションに通るかどうかは、アレックス次第ということだったが、これを知ったアレックスは、怒ってしまい、本選も受けないと言い出す。
しかし、恩師ともいえるハンナ(春風ひとみ)を失ったこと、グロリアがトップレスの店で踊っていたり、薬に手を出したりしたのを助け出したことなどで、心境に変化が生まれたアレックスは、オーディション会場に遅れて登場し、さらに一度失敗してしまうが、それでもやり直す図太さを見せ、見事に入学を許されるのだった。


愛希の歌とダンスは素晴らしかった。
映画版のジェニファー・ビールスは歌わないし、ダンスも吹き替えだったが、愛希は、スタイル抜群なうえに、歌って踊れるのだ。
しかし、意味わかんない話だったなぁ[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]


初めてのデートの帰りに、アレックスはニックを部屋に招く。
彼女にとっては自宅なので、帰るなり私服に着替えて、ニックの前に現れる。で、話しながら、ニックの前で、部屋着の内側でこそこそブラジャーを外してポイっとやるのだが、そこでは誘ってる感じはない。(まあ、色々あって、そのままお泊りになるわけだが…)
だったら、着替える時に外せばいいのに…。


ほかにも、5時になったとたんにアレックスが帰り、その後、転換のために、キャストがセットを片付けているシーンも、同僚が片付けているのに、とっとと帰ってしまう協調性のなさに見えたりするし…
ニック、工場の経営がうまくいっていなくて、アンディ(松田凌)などをレイオフ(解雇)するとか話していたはずなのに、同じ町にあるというだけのシブリーアカデミーに多額の寄付するとか、どういう神経してるの[exclamation&question]
とか、まあ、そもそも、オーディションに遅刻するとか、途中まで踊って失敗したらやり直すとか、もう、勝手すぎて、お前は、※トーニャ・ハーディングか[exclamation&question]と思ってしまった。
※ナンシー・ケリガン襲撃事件を首謀しておきながら、オリンピックに出場、しかし靴に故障があり、一度滑ったものの、やり直しを認められた…という…[あせあせ(飛び散る汗)]


1幕終わりの水を浴びるシーン、オーディションのダンスは、映画を思い出させるものだったけど、それほど大きな感動には繋がらなかった。ああ、そう、こんな感じだったねー[わーい(嬉しい顔)]というか。
「マニアック」「マンハント」「グロリア」「ホワット・ア・フィーリング」は、音楽として懐かしかったな。


イープラスの貸切だったので、最後にちゃぴが挨拶に登場。可愛くて、真摯で、そこが一番感動的だったかもしれない。
グロリアを薬漬けにするような悪徳ショーレストランのダンサー達が、めっちゃ、スタイルよくて、かっこよかったけど、美麗輝生かなでが出てたのね…。さすがです[黒ハート]
(普通の、お子様も観劇するミュージカルで、元ジェンヌも出演している状態では、ハダカも辞さず系のショーとの違いがうまく表現できてないかな…という問題もあったり。おそらく、トップレスショーというから、ブラを付けずに出演するショーなんだろうけど[爆弾]


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