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千秋楽 [┣大空ゆうひ]

様々な記憶を呼び覚まされる作品でした。

そして、ゆうひさんのお芝居にめちゃくちゃ心惹かれる時間でした。

こんな時間を過ごすことができて、感謝の5日間でした。


2019-09-01 23:42  nice!(2)  コメント(0) 
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「橋爪功リーディングシアター」 [┣大空ゆうひ]

兵庫県立芸術文化センター プロデュース
「橋爪功リーディングシアター」


出演:橋爪功、大空ゆうひ


ヴァイオリン演奏:長崎真音


演出:深作健太


美術:関谷潔司
照明:倉本泰史
音響:金子彰宏
衣装:ゴウダアツコ
プロデューサー:栗原喜美子


協力:ひょうごT2、円企画、エイベックス・マネジメント、東京創元社、河出書房新社
大空ゆうひ衣装提供:YOHJI YAMAMOTO(お問い合わせ先:ヨウジヤマモト プレスルーム 03‐5463‐1500


企画・製作:兵庫県立芸術文化センター


兵庫県立芸術文化センターは、東京で上演された作品の関西における受け入れ先となるだけでなく、関西発信の作品を自らプロデュースしている意欲的な組織。
以前も、兵庫県立芸術文化センター企画のリーディング作品「レイモンド・カーヴァ―の世界」を六本木まで観に行ったが、兵庫発で東京公演までやるのだから、予算もしっかり出ているんだろうな~[ぴかぴか(新しい)]と思う。


今回の公演は、過去にこの舞台でも上演された「Tettor」の朗読と、『居心地の悪い部屋』というアンソロジー作品(翻訳=岸本佐知子)の朗読を組み合わせた3日間だけのスペシャルな公演。ゆうひさんは、2日目と3日目に参加した。
初日のシーラッハ「Terror」は、前回の朗読時には、小曽根真さんのピアノ演奏があったが、今回は、ヴァイオリン演奏になったようだ。(2日目から参戦したので、私は観ていない。)
というわけで、3日間のうち、2日目、3日目のレポートとなることをご了承ください。


7月14日(日)
「あざ」(アンナ・カヴァン):大空ゆうひ
舞台には、椅子・サイドテーブル(水差しあり)。
出演者はどこから出てくるかと思いきや、舞台後方に階段があり、そこを上って舞台に登場する…というスタイルだった。袖から登場するより、なんか、かっこいい[ぴかぴか(新しい)]
ゆうひさんは、黒ブラウス×黒のロングスカート。朗読の時はカジュアルな靴が多い気がしたが、今回はローヒールのパンプス。足を綺麗に揃えて座っていたのが印象的。女優さんはすごいな。
「あざ」は、ある女性の回想形式で進んでいく。
その女性は、家庭の事情で短い期間、全寮制の学校に預けられていた。その学校に、金髪で美人の生徒がいて、彼女は、その生徒に淡い憧れを抱いているのだが、その生徒は、とても頭がいいのに、どういうわけかテストの成績は、1位になれない。運が悪いのか、なんなのか…ただ、本人は、そんな自分の運命を諦めているようなところがある。
そして、あるテストの結果が張り出された時、その前で茫然としている生徒に、彼女は、声を掛けた。
「私でできることがあったら…」
それを聞いた生徒は、あなたにもこれがあるのか[exclamation&question]と、腕をまくって見せた。そこには、薄い薔薇の花の様なあざがあった。彼女が首を振ると、生徒は落胆したようだった。そしてその後、彼女が学校を去るまで、彼女のことをあからさまに避けるようになったのだった。
彼女は、それから何年経っても、その生徒のことを忘れることができなかった。
そして、大人になったある夏、旅行先で彼女は、とても不思議な体験をする―


彼女が遭遇した生徒は、どのような出自であったのか。
バンパネラの一族だったり[exclamation&question]
その人は、美人で、人当たりも良かったのに、仲のいい友人はいなかったらしい。誰もが、アンタッチャブルな空気を醸し出している。でも、その理由は、所詮短期間滞在の部外者の知るところではなく、だからこそ、彼女は、その人に惹かれ、声を掛け、そして「あざ」を見せられる。
きっと、話しかけてくれたことで、「仲間」なんじゃないかと、一瞬期待したんだよね…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
いったい、どんな一族なんだろう[exclamation&question]
(ばらのあざが出る…というと、ヴァン・ローゼ族だったりして…[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]


心に残り続ける不思議な一篇だった。


「分身」(リッキー・デュコーネイ):大空ゆうひ
こちらも一人の女性による叙述形式になっているが、回想的筆致ではなく、現在進行形のショートショート。
自分の両足が切断されていることに気づいたところから物語は始まる。
そして、足首の方には足が生え、自分の方もやがて足が再生されていく。ということは、自分が、二人に分かれる儀式が始まった…ということで、それに気づくと、めちゃめちゃ楽しみにしている。というか、生まれつつあるもう一人の自分の身体を美しいと感じ、その肉体を新しいおもちゃのように弄ぶ気満々[ハートたち(複数ハート)]だったりする。
をいをい…[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]
その自己愛強い、きっと美人な女性を涼やかに演じるゆうひさん。
これはちょっとアニメ(モデルはゆうひさん)で見てみたいな~[るんるん]と思う作品だった。
(再生される美女が全裸なので、実写は自粛しま~す[わーい(嬉しい顔)]


「潜水夫」(ルイス・ロビンソン):橋爪功
2作品を読み終わり、ステージを降りるゆうひさんと、ステージに上がって来る橋爪さんが、舞台上でハイタッチ。この瞬間、ゆうひさんの肩から緊張が抜けたように感じた。
こういうとこ、橋爪さん、ステキだな~、イケメンだな~[揺れるハート]と思う。
橋爪さんは、用意された椅子に座らず、立ったまま、歩き回ったりしながら、朗読をするスタイル。そういえば、今回は観ていないが、数年前に観た「Terror」の朗読も、歩き回りながらやっていた記憶。
クルーザーの旅を楽しんでいる若夫婦。スクリューに縄が絡んでしまい、潜水夫を探すことになる。そこで出会った人を食ったようなタイプの潜水夫に、主人公がイラつく話。
そのイラつきが、ほとんど殺意にまで変化して…という物語なのだが、もう、ドキドキハラハラ、ロクなラストにならないのでは…[exclamation&question]と、胸が苦しくなるような話なんだけど、最後は、肩透かし的に終わる。
何も起こらなくてよかった…なのに、なんかモヤモヤする…これこそ、このアンソロジーの真骨頂なのだろう。
橋爪さんの臨場感溢れる語り口がたまらなかった。あと、潜水夫の口調が、あー、これ、ほんとイラつくわ~と思わせるもので、欧米における階級社会の一端を想像させる。
語りだけで、色々なものが想像できる…朗読の面白さを深く感じられる作品だった。でも、モヤモヤ…[わーい(嬉しい顔)]


7月15日(月・祝)
この日は、橋本さんの朗読からスタート。
「ささやき」(レイ・ヴクサヴィッチ):橋爪功
これは、めっちゃ、怖い話だった。
ある日、あなたのイビキがうるさいから出ていく、と言って彼女は出て行った。ところが、自分には、そんな自覚はない。それで、自分はイビキをかかないということを証明しようと、就寝前にカセットテープを用意することを思いつく。すると、イビキの音は入っていなかったが、聞いたこともない男女の会話が録音されていた。
寝室には、誰かが侵入した痕跡はない。
何故だ、自分の聞き間違いか[exclamation&question]
謎はさらに謎を呼び、最後、ブツっと終わる。すごいサスペンス[exclamation×2]
ビクっとなったところで、終了。いやー、ほんと、引き込まれる語り口でした[あせあせ(飛び散る汗)]


「ケーキ」(ステイシー・レヴィーン):大空ゆうひ
一番ゆうひさんっぽいな…と思った作品。
なぜか「丸々となりたい」という希望を持った女が、部屋に棚を作り、ケーキを買ってそこに並べ、いざ食べようとしたら、敷地の中に犬と猫がいてこちらを見ているので、食べるのをやめてしまった…という話。
ケーキは腐らないのか。
犬と猫がいたらなぜ食べられないのか。
疑問は膨らむが、なにも起こらない。毎日、仕事から帰って、犬と猫がいるからケーキが食べられなくて、そうこうするうちに仕事に行く時間になって…の繰り返し。そして、物語はそのまま終わる。
終わるんかい…[exclamation×2]
この不条理感が、ゆうひさんにめっちゃ似合っていた。


「父、まばたきもせず」(ブライアン・エヴンソン):橋爪功&大空ゆうひ
この作品も不条理な内容。
ただ、構成は、非常にリアルな筆致になっていた。
地の文は、橋爪さんとゆうひさんが段落ごとに読み進め、会話文は、「男」を橋爪さん、「女」をゆうひさんが読んだ。
冒頭で、男の娘が死んだことが語られる。
男は、娘(病死らしい)の死体を自分一人で納屋の中に埋めてしまう。そして、妻である女に、そのことを言わない。女は、娘が居なくなってしまったことに不安を感じるが、男は何も言わない。
その緊張感の中、唐突に物語は終わる。
そして、タイトルは、「父、まばたきもせず」である。
文中、ずっと、「男」と書かれていたのに、タイトルは、「父」になっている。
謎が多すぎる…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
この作品は、橋爪さんも椅子に座って朗読されていた。


どれもこれも、「居心地の悪い」物語ばかり。
でも、それが、橋爪さんとゆうひさんに似合っていた。


カーテンコール、笑顔で登場したゆうひさん。橋爪さんに遠慮しつつも、かまってもらえると嬉しいらしい[わーい(嬉しい顔)]
この場に呼んでもらえたこと、俳優として評価されてのことだと思うと、ファンとして本当に嬉しい。そして、ゆうひさんの朗読が、すごく好き。
色々、注文ばっかり増えてしまうが、年に一度は、朗読もやってほしい、と強く思っている。


2019-07-15 23:57  nice!(0)  コメント(0) 
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「梅雨ノハレマ」その3 [┣大空ゆうひ]

「その2」はこちらです。


えーと、前回は、リクエストコーナーまででしたね。
「ルパン三世」のあと、突然、「新曲です」[わーい(嬉しい顔)]
このライブのために、2曲、新曲が作られ、まず、「千の一夜」(作詞:獅堂ライチ/作曲:竹内大輔)がここで披露された。いやー、これ、好きなヤツです[黒ハート]やや観念的な歌詞は「花鳥燈華」の系列だと思うけど、これをフュージョンっぽいアレンジで、ガンガン聴かせてくれる。
ノリノリで歌いまくったゆうひさん、大阪では、「たのしー[揺れるハート]って口走ったのよね。それがもう、こっちも楽しくなってしまう感じで、本当に幸せな気分になった。


で、ここで、リクエストコーナーに戻る。自由だな。
中島みゆきの曲も多くリクエストされていたようで、今回は、「ファイト!」を歌ってくれた。語り部分があるので、念のため[exclamation&question]歌詞カードも用意され…。(毎回、正装の男性がうやうやしく譜面台を設置してくれるのが、なんか面白かった[わーい(嬉しい顔)]
いやー、重い…[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]
この曲がどういう経緯で作られたかは、知らない。でも、さまざまな人の人生の一部が一人称で切り取られているので、ラジオのリクエスト葉書(みゆきさんは長い間パーソナリティーをなさってるし)なんかに触発されたのかな…とか思う。
その短い数行の人生が、ゆうひさんによって、全部、その場に再現される。
それがゆうひさん自身の身に起こったことであるかのように、誤解してしまうほど、真に迫っていて。
いや、まじ、重い[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
この重さをライブに突っ込んでくるのが、ゆうひさんらしい…と思うし、その重い空気を次の曲で緩和するセトリも良かったと思う。


というわけで、オリジナルCDより「いつかの歌のように」。
これは、シャンソンの舞台でも歌ったことがあるナンバーで、ちょっとやさしめのシャンソンのような味わい。
でも、歌詞は、よーく聴くと、カフェでナンパしてるよね、ゆうひさん(笑)
なんか、絶対断れない雰囲気で迫っている気がして、ビビりながら聴いています[爆弾]


ラストソングは、新曲「梅雨ノハレマ」(作詞:獅堂ライチ/作曲:後藤郁夫)。
こちらの曲は、本当に梅雨の晴れ間のような雰囲気のある曲。
なんとなーくですが、青木朝子先生が作ってくれた、「SORA」を思い出すような雰囲気の曲です。梅雨の晴れ間だから、青空ですもんね。
この、「梅雨ノハレマ」、先ほどの、「千の一夜」とカップリングで発売されるとのこと。このステージとは、まったく違うアレンジになるらしいとの情報もありますので、皆さん、ぜひ買いましょう[わーい(嬉しい顔)]
(たぶん、エイベックスが通販してくれるはず。)


ここで、ゆうひさんが一度退場し、予定調和のアンコールで登場すると、いきなり、ピアノの前に座る。
(ピアノの河内さんは、キーボード前に移動)
なんと、ゆうひさん、ピアノ弾き語りで、「一つの光」を歌ってくれた。「La Vie」の音楽監督をやってくれた和田俊輔さんに書いてもらったオリジナル曲。最近は歌っていなかったけど、ちゃんと大事に使ってくれていて、嬉しい。ピアノの弾き語りは、以前やったギターより、ずっと安心して聴けたような気がする。
ここでもう一度、バンドメンバーを紹介し、1曲で終わらず、最後に「500マイル(500マイルも離れて)」を歌ってくれた。日本語歌詞は忌野清志郎さんなんだそうですね、これ。ステキだった[ぴかぴか(新しい)]
わりと、ライブの最後の曲(アンコール)、こういうフォークテイストの曲(「500マイル」はピーター・ポール&マリーの曲)が多いなぁ~という印象がある。
ちょっとゆるい雰囲気で、やわらかい表情のゆうひさんが、幸せそうで、よかった~[揺れるハート]


東京公演は、初日がゆうひさんのバースデーに当たったため、アンコールの中で、サプライズのバースデーソング演奏があり、ハッピーバースデーを歌ってお祝い[黒ハート]
特に練習しなくても、一丸となって歌える私達、すごい…[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]
(初回はお花のお渡し、2回目はバースデーケーキが登場)
大阪の大千秋楽では、アンコールが終わった後も拍手がなりやまず、ゆうひさんだけが、再度ステージに現れてご挨拶[exclamation]でも、本当に素敵なライブだったもの、拍手止まらなくてもしょうがない。


これからも、こんなふうに歌い続けてくれるそうなので、また次の機会を楽しみにしたいと思う。


2019-07-02 23:34  nice!(0)  コメント(0) 
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「梅雨ノハレマ」その2 [┣大空ゆうひ]

「その1」はこちらです。


えーと、初回(22日17時)ではシャンソンが1曲少なかったので、22日の記事はその手前部分で終わらせることにしました。
「その2」は、初回で飛ばされた曲から行きます。


今回もセトリは現地で販売していた写真集(ファンしか買わないと思われる超薄くて小さくて屏風型のもの・2000円←責めてません、好きです[黒ハート])の中に記載されていて、帰宅してから、「え、“愛の幕切れ”やらなかったよね[exclamation&question]」と言って、19時半公演では演奏された…とファン仲間に教えてもらった。


コットンクラブ3.jpgということは、当然、翌日の公演でもやるだろう…と、楽しみにしながら会場へ。こちらの写真は、コットングラブに向かうエスカレーターに乗りながら撮影。


コットンクラブ9.jpg前日の二の舞にならないように、周到に早めに現地到着し、しっかり食事のオーダーもしました[黒ハート]
食事は、シェアしたいと言えば、分けてサーブしてくれる親切設計。
お腹いっぱい、お酒も適度に入ってよい気持ちでスタートを待つ。


こんな感じのセッティング。左側からピアノ(その手前側にキーボードあり)、ギター、ベース(ウッドベースもあり)、ドラム…という感じでセットされていた。


コットンクラブ4.jpgまあ、とにかく、そんな感じで、2日目の公演もスタート。


先ほどの話に戻るけど、「もしも貴方に逢えずにいたら」と「愛の幕切れ」を一瞬で切り替えるゆうひ劇場(これぞTheatre de YUHI)が私はすごく好きなんです。
そして、待ちに待った「愛の幕切れ」は、相変わらずの切れ味で[黒ハート]元男役ならではの、ちょっとドスの効いた声が、ますます“幕切れ”感を演出していて、うらぶれた雰囲気も含めて、ほんとステキ[るんるん]
続いて、「さくらんぼの実る頃」。この曲は、坂東玉三郎さんのコンサートに出演した際、ソロで歌うたった一曲のシャンソンに選んだナンバーなので、特に好きな曲なのかも。


で、ここで、リクエストコーナーとなります[exclamation]
最初の曲は、最多リクエストとなった「As Time Goes By」。
椅子に座り、ピアノの伴奏に合わせて、呟くように低音を響かせてくれた。トップお披露目公演「カサブランカ」の制作発表が、ここ、コットンクラブで行われたのは、10年前…ハハハ…[あせあせ(飛び散る汗)]
2曲目は、「蒲田行進曲」。全国ツアーの時、フィナーレナンバーとして使った「Song Of the Vagavonds」(英語詞)での歌唱。しかも、超ノリノリ[るんるん]そのまま、3曲目、「主役は俺だ」。これもスイング・ジャズのノリでアップテンポに歌い上げる。
宝塚の曲は、インパクトが強すぎて浮くから、なかなか取り上げづらいと以前、「Rhythmic Walk」の時かな[exclamation&question]語っていた気がするけど、アレンジ次第では、可能なんじゃないか…と思える展開だった。
4曲目は、ゆうひさん出演していないけど、「ルパン三世のテーマ」。高音域まで使い切って、開場を巻き込んだ熱唱。ちょっとけだるい感じの出だしと、ノリノリのサビ歌唱、ちょっとだけフェイクも入れたりして、ゆうひさん、この曲好きなんだね[るんるん]と思った。
曲中、メンバー紹介も入っていて、演奏部分のアレンジもステキだった。


コットンクラブ5.jpgここで、突然、新曲登場。諸般の事情により、新曲以降は、大阪公演レポの方で紹介します。
COTTON CLUBの文字が浮かび出た瞬間のステージ写真です[るんるん]


2019-06-24 23:32  nice!(0)  コメント(0) 
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「大空ゆうひ Birthday Live 2019~梅雨ノハレマ~」その1 [┣大空ゆうひ]

「大空ゆうひ BirthdayLive2019~梅雨ノハレマ~」


音楽監督・構成:獅堂ライチ(北條馨梨)
音楽:竹内大輔、後藤郁夫
舞台監督:岡田美和(Astronomical・Unit)
楽器:中杉佳貴、杉山宍道(SOUND CREW)
音響:長戸哲夫、澤田岳史((株)大阪音響通信研究所)
製作:GOLDENBIRD Inc.
主催:avex management/avex entertainment


Band Member:後藤郁夫(G)、平野なつき(B)、河内結衣(Pf)、やまだはるな(Dr)


6月22日、ゆうひさんのお誕生日に、東京・COTTON CLUBにてスタートしたバースデーライブ「梅雨ノハレマ」。お誕生日を当日、ライブというカタチでお祝いできるなんて、めったにないことなので、ドキドキワクワクで会場に駆けつけました。
ゆうひさんのお披露目公演「カサブランカ」の制作発表が行われた場所…と知っていたものの、場所もよく知ってはいなかった私。まさか、東京駅のこんな近くにあるなんて[exclamation×2]
そして、このような、ショーレストランに行く経験がない私は、開場時間少し過ぎに到着すれば、すぐに入れるものと思っていて、まさか30分近く待たされるとは夢にも思わず…席について、オーダーしたら、もう開演まであとわずか…な状態に…[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]


コットンクラブ1.jpg


COTTON CLUBのオリジナルカクテル「静」です。


さて、カクテルを少し飲み始めたあたりで、バンドメンバーが準備を始め、緊張が高まります。ゆうひさんは、後ろから客席を通って舞台へ。ゆうひさんは、白い、ちょっとエスニックな雰囲気のワンピースに、大きな白リングにフリンジのついたピアス、涼し気なサンダル。髪はシンプルにさらさらと下ろしていた。


静かな歌い出しで、一曲目は、「花鳥燈華」。この曲は、一気にゆうひワールドへ誘ってくれるパワーがある。歌い出しは、スローパートの部分からで、[るんるん]いま、両手を広げ~[るんるん]の裏声が特に好きな私としては、どストライクの歌い出し。
今回のライブは、バンマスの後藤さん以外すべて女性という編成。女性だから…というわけでもないとは思うが、ゆうひさんの繊細な歌声のニュアンスを引き立ててくれるような演奏がステキだった[黒ハート]あと、かなりアレンジに凝っていて、「花鳥燈華」も、CDや『MojiCA』とはまったく別の曲のよう。すごくゆうひさんに似合う曲だとは思うのだけど、曲の主張が強すぎて、周囲になじまない…というか。まあ、だからゆうひさんに似合うんだろうけど…[あせあせ(飛び散る汗)]それが、アレンジによって、次のジャズコーナーにするっと繋がるマジック[揺れるハート]
COTTON CLUBのような、音楽を聴きながらお酒を楽しむお店には、主張の強い音楽より、親和性の高い音楽が相応しい。今回は、アレンジと、ゆうひさんの歌声の勝利だな~と思う場面が多かった。


ここから、JAZZコーナー。
「Days Of Wine And Roses」
「Unforgettable」
「Cry Me a River」
「Night and Day」
と、4曲続く。「Days~」は、フラメンコ風のギターに乗せて、キリッと歌い出す。この曲は、細かなリズムを刻み続けるギターと、スタンダードに歌い切るゆうひさんのボーカルの不思議な調和感が聴きどころ。
続く「Unforgettable」はしっとり。わりと女子力を出して歌っていた感じがする。
「Cry~」は一転、情感たっぷり。私の大好物な切ない声のゆうひさん、堪能しました[黒ハート]
そして、「Night~」は、ノリノリ。ここは、手拍子で盛り上がった。この「Night~」のアレンジは、宝塚『風と共に去りぬ』のデュエットダンスを思い出す感じ。この辺で盛り上がるアレンジを持ってきたのはニクい演出だった[わーい(嬉しい顔)]


ゆうひさんってすごいな…と思うのは、ジャズを4曲歌って、しかも客席がノリノリになったところで、実はシャンソンに嵌まっていると言い出すところだと思う。(褒めてます[わーい(嬉しい顔)]
コットンクラブ2.jpg最初の曲は、「もしも貴方に逢えずにいたら」。
これは、一昨年行われた「L'age d’Or de La Chanson」(ヤマハホールで開催されたシャンソンコンサート)のラストを飾った曲。ルイ・アラゴン作詞/ジャン・フェラ作曲のちょっと哲学的なシャンソン。
日本語詞はかなりロマンチックな歌詞になっているらしいけど、意外に原詩に忠実に翻訳されているとのこと。
もしも貴方に逢えずにいたら…とメロディアスに歌い上げる、情熱的な歌声と、すごく詩的かつ哲学的な言葉が、まさにゆうひさんの歌の世界。
JAZZの時は、英語詞だったので、音楽に身を委ねていたが、日本語の詞になると、急に世界観に取り込まれるような、そんな感じ。ここから、最後まで、ゆうひさんの女優歌に巻き込まれ、一日にいくつの芝居を同時に見てしまったの[exclamation&question]状態に…[あせあせ(飛び散る汗)]


次の曲は、初日の1回目公演では歌われなかったため、ここで1回目のレポートを終了したいと思います。
写真は、終演後のCOTTON CLUB。
シャンデリアが音符やト音記号・ヘ音記号で出来てるのがステキ~[黒ハート]


2019-06-22 23:29  nice!(0)  コメント(0) 
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「表現者ノマド」-9 [┣大空ゆうひ]

また1年近く間があいたが、再び「表現者ノマド」開催。
今回は、金曜日の開催で、終了後、ファン仲間と夜中まで盛り上がってしまったので、帰宅後、記事をアップすることもできずに爆睡…もうツイッターなどで、しっかりレポされているようなので、今回は、個人的な感想を中心にレポさせていただきますね。


ゆうひさんは、ヘアバンドをターバンのように巻いて、おでこ全開。夏が来たって感じ[ぴかぴか(新しい)]
デニムの柔らかな素材の上衣に白ブラウス、パンツもデニムでした。


今回のゲストは、「どうぶつ会議」で音楽監督をされた国広和毅さん。
演劇作品の音楽をかなりのハイペースで作るほか、ミクスチャーバンド「ダた」など多彩な活躍をされているらしい。
前回も音楽家の小曽根真さんがゲストだったが、全然違うキャラだった[わーい(嬉しい顔)]


プロデビューは、16歳。
お父様が番組制作のお仕事をされていたということで、ラジオドラマの音楽を作らせてもらったのが初仕事。バンド活動でも、わりと早い時期にプロの誘いがあったが、そういうのカッコ悪い…みたいな感じで断ったりして、自由に生きてきて、30歳手前まで、かなり食い詰めた日々を送っていたらしいが、演劇の音楽を担当するようになって、花開いた…という感じなのかな。同じ位から「ダた」の活動も定期的に続けているようです。
そんな国広さんの音楽との出合いは、中学生。友人とラジカセを利用して多重録音で音楽を作っていたんだとか。
一方のゆうひさんは、ラジオ番組を録画するのに、ラジカセを駆使していた模様。(ポーズボタンを押してから、録音・再生ボタンを押し、ポーズボタンを離すことで綺麗に録音できることを発見した中学生のゆうひさん[ひらめき])←ついて行けないお客さんがいなくてよかった[ダッシュ(走り出すさま)]


国広さんは、メジャーデビューを断ったせいで、ずっとフリーでお仕事をされていて師匠もいない。
そんな国広さんのことを、「海で泳いでいる」とゆうひさんは表現していた。海で泳いでいると、どんなにステキでも見つけてもらえなければ、誰にも知られず泳ぎ続けるしかない。
私が居たところは、プールなので、絶対に誰かが見ててくれるんですよ」
という表現も的確だったな。「軍隊のようなところにいたので…」とも言っていたけど[爆弾]


国広さんの音楽活動について聞いている中で、「アンサンブルにおけるヒエラルキーの消滅なんちゃら」というコメントが出てきて、ここに注目するゆうひさん。
バンドでいうと、センターバックにリズム系楽器(ドラム・ベース)がいて底辺を支える。両サイドにギターがいて脇を支える。(キーボードもこの辺にいることが多いですよね。国広さん、言ってなかったけど)そしてボーカルがセンターにいて主役になる。そういうヒエラルキーを消滅させる実験をしている…みたいな、ことでした。
それ以外にも、何かに照明を当てているというのは、当たっている対象物が主役で、照明は脇役。そういうことではない融合を考えて、照明をイルミネーションにしたり…とか、たぶん、色々な「決まっていること」を根底から疑ってかかる、ゼロベースで考える…みたいな取り組みなのかもなぁ~と思った。


一方、ゆうひさんは、ある時期、ヒエラルキーの頂点にいたわけで。
リーダーシップなどとは無縁のところにいたゆうひさん、立場上、そうも言っていられなくなった時に、戦国武将の生き方に学ぶようになったんだとか。
最初は、お父様に、「戦国武将だったら誰を学べばいいか?」と聞いてみたらしいけど、要領を得なかったので、自分で色々な戦国武将について、本を読み、いいところ取りで実践し、成果を出した話など、ゆうひさんファンの多い客席からも、思わず「ほ~[ダッシュ(走り出すさま)]」っと、声が漏れるような話も出て来た。
この辺は、国広さんが、なんとなく話を広げてくれたから…かもしれない。


でも、基本、自由な国広さん、ゆうひさんが、少し長めに話していると、なんか気が散ってしまうらしい。
というか、相手の気が散っていることに、すごく敏感なゆうひさん、怖いわ[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]
「つまらないですか[exclamation&question]」と直球勝負。
国広さん、しどろもどろ…
「あのね、私は、ここを見ると、資料があるんですけど、国広さん、ここには、何もないですよね[exclamation&question]
追い詰める…[爆弾][爆弾][爆弾]
「いや、この先の進行、どうするかな…と思って…」
「それ、私が考えることなんで、集中してもらえますか[exclamation&question]
ひえぇ~[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]
国広さん、もしかしたら、ノマドの趣旨をご存じなかったのかも[exclamation&question]てか、そういう参加者、多いような気がする。朝日カルチャーの担当の方、ちゃんと説明しているのかな…。ホストはゆうひさんなので、安心して任せてくださいって。
まあ、ゆうひさんも、いきなり、「今日の国広さんは、「どうぶつ会議」の時と黒目の位置が違う」とか言い出す天然っぷりを発揮していたので、どっちもどっちかな[exclamation&question]


とはいえ、国広さんは、ものすごい仕事量をこなす大作曲家なのだ。演劇関係の音楽だけでも、月1本ペースで引き受けている。これに対して、ゆうひさんが「俳優は、年3本舞台やったら、今年は仕事した、と言えると思うんですが、これはすごいです」と感心していたが、ゆうひさん自身、年3本の年なんてありましたっけ[exclamation&question]
(ただいま18ヶ月連続お仕事記録を更新中です。予定通りなら、あと4ヶ月は更新するはず。)


ワーカホリック・国広さんは、「どうぶつ会議」の音楽監督で、ゆうひさんと出会った。
「どうぶつ会議」の現場も、ゼロベースで、出演者・スタッフ全員で考えて作り上げたステージなので、そんな現場に国広さんのような方がいたことは、必然だったのかなぁ~と思った。ほかの出演者も、私が知る限り、一癖も二癖もある感じで、この人達にワークショップをやらせた、演出家の田中麻衣子さんは、怖いもの知らずだな[あせあせ(飛び散る汗)]
国広さんは、稽古場の最初から、「[るんるん]人間は~[るんるん]」という歌をでかい声で歌うゆうひさんに、皆を引っ張ろうとする気概を感じたらしい。
自分的には少し高い音域だったので、声を張らないとピッチが落ちると思っていたんじゃないか…というのが、既に記憶のないゆうひさんの弁だったのだけど、まあ、歌については、わりと全力投球なイメージがあるかな~。ファンとしては、そういうゆうひさんに違和感はなかったです。
この公演では、国広さんも、出演者として、鹿の姿で、さまざまな楽器を演奏されていたが、木琴を演奏していたことについて、「サントリーホールで、素で木琴を演奏したらまずいけど、(新国立の小劇場で)鹿だからいいかな…」とおっしゃっていたのは、面白かった。芝居唄と通じるものがあるような気がして。
俳優さんたちも楽器演奏したりしていましたもんね。
ゆうひさんにもピアノを演奏する、という提案があって、年末年始のお休みの間に練習して弾きこなせるようになったのに、カット[爆弾]国広さんは、舞台セットにピアノを作れば大丈夫…と思っていたらしいけど、そういうふうにはならなかったので、移動時間がないため(すぐ次出る設定)練習は無駄になってしまった[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
でも、すごくまじめに練習して、完璧に弾きこなしてきたゆうひさんのことを、国広さん、尊敬のまなざしで見ていた。ゆうひさんは、ピアノ弾くこと自体が楽しかったらしいですけどね。練習ではあったけど。
国広さんも、家で楽器を弾くことが好きだと。体調も楽器で分かるし、湿度も。え、それは、なんか、人間離れした発言だぞ[どんっ(衝撃)]


この辺で、受講者からの質問として、「どうぶつ憲章の唄」の話が出てきた。
とても難しい曲だったけど、難曲にしたのには、意図があったのか、と。
難しい曲を作ろうと思ったわけではなくて、あの曲は、劇中で独立しているから、歌としてしっかり印象づけられるナンバーにしている。(場面として、この歌で、こういう内容を表現したい、とかいう制約があると、その方向で作曲しなければ…と思うが、そもそも「どうぶつ憲章の唄」は、そういう目的の曲ではなくて、国歌のように、既に存在している体の曲なので、自由に、そして、歌そのものに力がある曲を作ったつもり、なんだとか。
でも、観劇後の面会で、特に同業者からクレームっぽく「難しい曲作りやがって…」というのが、けっこうあったので、歌が上手い人(音楽を知っている人)の方が、よし、ここで聞かしてやるぜ[パンチ]みたいに気合いが入ったり、音を外したくない…と思うから、難しいと感じてしまうのでは[exclamation&question]との回答。
そうだったのか~[わーい(嬉しい顔)]
でも、国広さん、ついエゴサしちゃって、見つけたブログに、「国広和毅には、精進を望む」とか書かれていて、落ち込んだそうです。それを聞いて笑いながら、精進するのは、(歌う客席の)自分じゃないか[exclamation]という、ゆうひさんの鋭いツッコミもあり…はい、私は、文句言わずに精進いたしました[あせあせ(飛び散る汗)]


この後、質問が続くわけでなく、そのまま、次の話に行ったので、あれ質問コーナー、これだけ[exclamation&question]と思ったが、それは、最後にちゃんとありました[ダッシュ(走り出すさま)]


演劇音楽の作り方についての突っ込んだお話も面白かった。
BGMが生演奏だったら、芝居に音楽を合わせるのは難しくないが、録音の場合は、どうするのか、とか。(このセリフのところで、こういう音楽にしたい…部分に幅を持たせるらしい。)
テレビと舞台の違いとか。(テレビの方が、いいところで、盛り上がる音楽を使う。舞台は、ラスト15分とかは、基本無音というのが多い。)
ゆうひさん、テレビのことは、経験じゃなく視聴者として…みたいに言っているところが、どこまでも律儀だな、というか、ファンから突っ込まれるとでも思ってるのかしら[exclamation&question]ま、機会があったら、また映像にも挑戦してほしいな…と思う。


ゆうひさんと国広さんのコラボシーンというのが用意されていて、ゆうひさんが朗読する「北風と太陽」(『いそっぷ詩』谷川俊太郎)に国広さんがギターで音楽をつけてくれた。



いそっぷ詩

いそっぷ詩

  • 作者: 谷川 俊太郎
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/11/09
  • メディア: 単行本



練習なしのぶっつけ本番だったそうだけど、ゆうひさんも国広さんも、相手の呼吸を感じながらのセッション。
あ~、ここで、こういう風に変わるんだ[exclamation]ここで、こう受けるんだ[exclamation×2]みたいな、丁々発止の勝負が面白かった。

質問コーナーも、最後にちゃんと用意されていて、「ゆうひさんを音楽にするなら[exclamation&question]」⇒素のゆうひさんは、ウィンドチャイム。しゃらら~ん[るんるん]というヤツ。舞台のゆうひさんは、「ライオンキング」と答え、ゆうひさんから、それそのまんま。ライオン役だったし…とめちゃくちゃ言われる。弾いてほしいみたいに言われて、ギターじゃ違う、オルガンがあれば、みたいなことをおっしゃっていた。次はオルガンを担いで来るそうです、ゆうひさん[わーい(嬉しい顔)]
ちなみに、素のゆうひさんは、本人的には、白昼夢を見ている状態…とか[あせあせ(飛び散る汗)]演技している時に生きている感じで、オフは、夢の中みたいな生き方してるのかなぁ…[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]


世界中の音楽で、どこの音楽が好きか⇒タンザニアのバンドで、スピーカーはメガホンみたいなものだったり、ドラムが椅子だったり、乗って来ると踊りだしたり…そんな自由なバンドがいるんだけど、彼らの存在が面白くて大好き。


国広さんの今後のお仕事予定で、「人形の家2」だったり、音月さんが出演する「オレステイア」だったり、これ、ゆうひさんも出ていましたよね、とか、後輩ですよねとか、ちょっと話を振ってくれるので、ゆうひさんも話しやすそうだったり…ありがとうございます[黒ハート]
あ、そうそう、国広さん、なんと、最近絵本を出版されたそうで(文章担当)…。



ちきゅうがわれた!

ちきゅうがわれた!

  • 作者: 国広 和毅
  • 出版社/メーカー: ひだまり舎
  • 発売日: 2019/04/11
  • メディア: 大型本



会場にも7冊だけ持ってきてくださって、終了後販売会になったが、そんなん、一瞬で売り切れますがな。購入者には、国広さんからのサインもあったようです。
てか、7冊だけ[exclamation&question]と、けっこう、ゆうひさん、ウケてました(笑)


後ろの席で、池谷のぶえさんと田中利花さんがいらしていて、聴講されていたのに驚いた。
途中、池谷さんのまろやかな笑い声がコロコロ聞こえてきて、ウットリとなごみました[黒ハート]


最後にゆうひさんからのメッセージ。「ノマド」はこれまで、表舞台に出ている表現者を中心にしてきたけど、今後は、裏方の方にもゲストの幅を広げていきたいんだそうです。ますます深いところに行きそうですね。


終了後は、新宿で、楽しく呑み。あー、そういえば、今回「ゆうひさん、かわいい」で、3時間じゃなかったな。なんだろう…素のゆうひさんより、演じているゆうひさんの方が、「かわいい」で飲めるのかな[exclamation&question]けっこう、あーだこーだ、ゆうひさんをサカナに盛り上がりました。


アンドレ.jpg


こちら、メニューにあった「アンドレ」に、ついつい興味が湧いて、注文。
店主がプロレス好きなのかな。これはどう見ても、アンドレ・ザ・ジャイアントイメージの商品ですね。


2019-05-10 23:50  nice!(0)  コメント(0) 
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「めんたいぴりり」感想(出演者編) [┣大空ゆうひ]

「めんたいぴりり」あらすじと全体感想は、こちらです。


それでは、ゆうひさんを含め、出演者の感想です。
(↓)博多座には、出演者の幟がはためいていました。


めんたいぴりり2.jpg


まず、主人公・海野俊之を演じた博多華丸さん。
朝の顔でおなじみの華丸さんに舞台でお目にかかれるのは、不思議な感じ。(相方の大吉さんも、映像で出演されるので、不思議感MAXでした[exclamation×2]
この舞台のメイン出演者は、俳優とお笑い芸人が半々くらいで、何度も観ていると、セリフに対する感覚の違いがわかって面白い。お笑い芸人の方は、セリフを「自分の言葉」になるように落とし込むんですね。だから、セリフを忘れても、違う言葉で同じ意味の単語が出てくる。
俳優は、セリフをトチると言い直すことが多いので、なるほどな~と思った。
あと、やっぱり、博多華丸として、座長の重責を担っているというのを強く感じた。その辺が、俳優の「主役であっても、常に役として出ている」感との大きな違いかな。芸人が座長を務めるのだから、芸人としての看板を下ろさずに役を演じる…というか。華丸さんだからこその海野俊之、という感じで、人柄まで伝わるような舞台だった。


その妻、千代子を演じた酒井美紀さん。
2幕冒頭のセーラー服がすごく可愛かった。その時、明太子のチャームがついたゴムで髪を二つに縛っていて、それがめっちゃ似合っていた。(明太子チャームは、彼女がスケトウダラ王国の娘だから…なんだけど。)
実際の川原俊夫さんがどのようなご主人だったかは、わからないが、この舞台の海野俊之は、たとえば、ゆうひさん演じる花島先生くらいの距離感から見たら、「こんな人と結婚したい」と思えるような温かい男性だけど、この人の奥さんからしたら、明日の生活費さえどうなるかわからないわけだから、それを笑顔でやりくりしている奥さんって、凄すぎると思う。
でも、耐える女っていう感じではなく、ほうきを振り上げてダンナを追いかけ回すアクティブな千代子さん。
のぼせもんで、明るくて、美人で、でも、気さくで…舞台で観るのは初めてだったけど、この役にピッタリの方だな~と思った。博多弁は素人の私からは、ネイティブに感じました[黒ハート]特に、冒頭の場面のおばあさんのセリフが、すごくうまいな~と。「今も可愛かろが」とか[揺れるハート]


ゆうひさんは、本作品のマドンナ的存在、花島先生。
東京の大学を卒業し、代用教員として福岡にやってきて5年目。今年から博多に来たみたいで、2学期から、海野家の健一くんの担任に。来年の春には、実家のある東京に戻る予定。そして、本当は歌手になりたいという夢を持っている。相当な酒豪。
というキャラ。時代的なものもあったのかもしれないが、Aラインのスカートと三つ折りソックス、という衣装がステキすぎて、激萌えでした[黒ハート]スカートは、臙脂・紺・グレーの三種類。背が高いので、スカート丈も長く、美しいAラインが堪能できる。まるで、往年のヘップバーンのよう…[かわいい]どれも可愛かった。(腰幅が狭いので、細いAラインを作ることができるんですね[exclamation×2]
それだけでも、萌え死にそうだったのに、さらに、ジャージ上下にリュックとか、殺す気ですか[exclamation&question]さらに、その状態でスキップとか…[爆弾][爆弾][爆弾]退団後の大空ゆうひ(祐飛)史上最大に可愛かったと言っても過言ではないと思う。
(津島修治も可愛かったけど、あれは男性役だったのでね…)
その一方で、最後に「ケ・セラ・セラ」を舞台中央で歌い切る場面は、場の空気を動かすようなすごいパワーを感じる。こういうとこ、やっぱり元トップスターなんだな~と思う。
それを封印して「普通」を演じたい役者心もわかるけど、やはり、起用する側は、スター性に期待する部分もあるし、そのどちらもよいバランスで観られると、ファンとしては嬉しいな。


めんたいぴりり4.jpg


<ふくのや周辺のみなさん>
ふくのやの従業員は、しっかり者の八重山さん(瀬口寛之)、お調子者の松尾くん(斉藤優<パラシュート部隊>)、一番若い笹嶋くん(福場俊策)、そして紅一点のみっちゃん(井上佳子)。 ここに隣人の金物屋・でんさん(ゴリけん)と奥さん(酒匂美代子)が加わって、ふくのやの笑ったり泣いたり…な日常を繰り広げる。2013年に制作されたテレビドラマ、そしてそこから生まれた前回の博多座公演、2019年1月に公開された映画…と、すべて同じメンバーが出演している。
なので、息もピッタリ。
ひとつひとつのエピソードが、プツプツ切れながら続いていく作りになっていて、そのオチみたいな部分が、博多弁+暗転になっていて、それが絶妙な間だったりするのは、チームワークのなせる業かな。


相島一之(石毛太郎)…ふくのやの明太子が、まだそれほど美味しくなくて、まだ全然売れなかった頃に、これは売れる[exclamation]と目をつけて、研究を始める西陣の商店主。
執着性の高い人を演じさせたら、右に出るものはない…ですね。しかも、相当性格悪そうなキャラが秀逸。映画「12人の優しい日本人」で相島さんを知った私としては、この手のキャラには絶大な信頼がある。
最後の引き際もステキでした[黒ハート]


原西孝行(FUJIWARA)/ワッキー(ペナルティ)
俊之の戦友、野々村周作役はWキャスト。博多座で三週間の公演…ということもあってのキャスティングか(お忙しい売れっ子芸人さんなので)、まったく個性の違う二人の野々村が実現した。
(スケジュールの都合で、私は、原西さんの野々村は初日だけ、あとはワッキーさんの野々村でした。)
野々村は、戦局が悲惨なことになっても、人を笑わせたい…という心の余裕を持った男で、6月の沖縄戦にあって、もう勝てっこないから、白旗掲げて降参しよう…と言い出せる柔軟性を持った男だった。…しかし、グラマンの爆撃で戦死。その後は、俊之の意識の中に現れて、励ます存在になっていく。
原西さんの畳みかけるような関西弁、ワッキーさんの飄々とした佇まい、どちらも魅力的な野々村だった。ギャグも、それぞれ別のアプローチで、やっぱりお笑い芸人の方がWキャストで出るということは、そこが同一になるっていうのはあり得ないんだな…と、妙に納得した。


川原和久(中村伊佐美)…前半は日本陸軍の軍服、後半は着流し…と、渋いオジサマの魅力をたっぷり魅せていただきました[黒ハート]生の川原さんは「ナミヤ雑貨店の奇蹟」以来…だと思うけど、やっぱり、ステキでございました。
特に、松葉杖を使った殺陣がめっちゃカッコいいのです[黒ハート]あと、うまくプロポーズの言葉が出てこなくて、「海野、助けてくれ」と言うところとか、大人の男性の可愛さが炸裂していた。


藤吉久美子(春日沙織)…戦争に行った一人息子の死を認めたくない…という切ない母心を覆い隠し気丈に振る舞う小料理屋の女将さん。とてもステキな女性像でした。
素の藤吉さんも、きっとチャーミングな女性なんだろうな…なんか、そういうことが伝わって来る舞台姿でした。登場するたびに、その時期に合った和服を見せてくれて、どれもとても似合っていて綺麗でした。
前髪はアップではなく、横に流していて、その流し方が、ややリーゼントになっているのが、個人的にツボです。


河野太司郎・中村太一・平澤朔太朗・山下透羽(海野家の子供たち)…子役さんたちも当然Wキャスト。この中では、勝役を演じた山下くんが、特に印象深い。可愛い顔して、すまして哲学的なことを言うのが、たまらない[わーい(嬉しい顔)]すごく間がよくて、将来が楽しみ。平澤くんは、もうちょっと子供らしい雰囲気で、こちらも可愛い。
健一役の二人は、「僕、花島先生のこと好いとるのに」って、さりげなく告白してくれるのですが、どちらもイケメンで、さすが花島先生[黒ハート]と、勝手に喜んでいました。


小松政夫(丸尾老人)…福岡出身、山のぼせと自称するだけあって、丸尾さんが亡くなって、山笠を夢見ながら花道を駆け抜けていく場面は、泣けるほどかっこよかった。
そして、子供の頃から見てきた、あのギャグ、このギャグ、すべて見せてもらって…それだけで幸せ[黒ハート]


総じてバラエティショーのようなキャスト陣が、ひと時の夢を見せてくれる…そんな舞台が「めんたいぴりり」なのかな、と思った。ゆうひさんの舞台歴の中では、「HEADS UP!」の系譜だと言えるかもしれない。
若く美しいマドンナ役が全然違和感なく観られて、あまり年齢的なことを気にせず、色々な作品に出ていいんじゃないかな、とあらためて感じる可愛い花島先生なのでした。


2019-04-18 23:53  nice!(0)  コメント(0) 
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「めんたいぴりり」観劇 [┣大空ゆうひ]

「めんたいぴりり~博多座版~」未来永劫編


原案:川原健
企画原案・監修:江口カン


脚本・演出:東憲司


美術:山本修身
照明:山本孝徳
音楽:渡辺秀文
音響:野口雄光
映像:ムーチョ村松
アクション:亀山ゆうみ
振付:原田美穂
演出助手:瀬尾健児
演出部:荒智司、元風呂早苗


主催:博多座、テレビ西日本
協力:味の明太子 ふくや


博多座が開場して20年…私は、開場翌年の2000年に初めて博多座を訪れた。
月組公演「LUNA/BLUE MOON BLUE」…もう、19年前から博多座に立つゆうひさんを観ているわけですね(笑)
で、その時、帰りの飛行機に乗る前、購入したのが、明太子だった。福岡土産といえば明太子…それは、19年経っても変わらない。そんな福岡と明太子の物語を初めて知った。
ずっと、江戸時代頃から作られている郷土料理かと思ってました[あせあせ(飛び散る汗)]
実は、この作品のモデルとなった「ふくや」さんの初代が、昭和20年代に開発したもので、全国的に有名になったのは、昭和50(1975)年の山陽新幹線博多駅開業以降だったというのだから…びっくり[exclamation×2]以来、爆発的に全国に知れ渡ったということなんでしょうね。今や、コンビニおにぎりの具材ベスト3には入る人気者ですもの[黒ハート](あ、私だけ[exclamation&question]


めんたいぴりり3.jpg


 (こちらは、舞台となる「ふくのや」さんの店先。博多座の劇場に入ったすぐのところにこの模擬セットが置かれていて、自由に中を見ることができました。)


本作では、ふくや初代川原俊夫・千鶴子夫妻をモデルにした、海野俊之(博多華丸)、千代子(酒井美紀)が昭和34年夏~昭和35年春のほぼ一年をどんなふうに生きたか、ということが描かれている。「未来永劫編」とクレジットがついているのは、俊之の臨終間際から物語を始め、俊之の見た夢という形で、これまでの苦労の日々だけでなく、未来まで繋がっていく物語になっているから…かな…[exclamation&question]


昭和34年ー
前年、福岡・平和台球場を本拠地とする西鉄ライオンズが、日本シリーズで0勝3敗からの4連勝で読売巨人軍を倒し、“神様・仏様・稲尾様”が流行語になった。ちなみに、この年の西鉄は、ペナントレースも11ゲーム差をひっくり返して優勝しているので、1年を通じて、ミラクル西鉄だったらしい。
一転して、34年は、大阪の南海ホークスが大躍進。稲尾はあいかわらず30勝をあげる活躍を見せたが、南海の杉浦は、38勝4敗防御率1.40…って、もはや、なんなの、これは[exclamation&question]状態。(ちなみに、杉浦は、立教大学で長嶋と共に活躍、プロ入団2年目のこの年、投手5冠王となったが、長嶋もまたセ・リーグで首位打者になっている。日本シリーズで両者は激突しているが、第1戦から4連投の杉浦の大活躍で、4連勝で南海が優勝している。)
最終的にライオンズは4位に低迷するのだが、そんな、調子の悪い夏の終わり(9月初旬)から本編は始まる。
前日の台風で家を流された人々を、俊之は家に招いてしまう。その中には、毎年、俊之の世話になっている丸尾老人(小松政夫)や、俊之と近づきになりたそうな、西陣の商店主・石毛太郎(相島一之)の姿もあった。石毛は、俊之が釜山の郷土料理をヒントに明太子という珍味を作っているという噂を聞きつけてやってきたのだった。
困っている人には、手を差し伸べる俊之は、その一方で、趣味の明太子作りにもどんどん力を入れ、仕入れのために千代子のへそくりにまで手を出すありさまだった。
さらに、地域のコミュニティ作りにも熱心だった俊之は、博多のグランド・キャバレー“グラジオラス”の常連でもあり、綺麗な呑み方をする俊之は、ホステスたちの人気者だった。ホステスたちに囲まれ、次回の来店を約束した俊之は、屋台で飲んでいる見知らぬ女性(大空ゆうひ)に気づく。
声をかけ、一緒にコップ酒を飲んだ二人は、互いに「ストリッパー」「地球の平和を守る博多のおじさん」と言い合って、名を明かすことはなかった。その時、女性が、口ずさんだ「ケ・セラ・セラ」という歌が、俊之の胸に残った。ケ・セラ・セラ=人生、どげんかなる…俊之は、その言葉に、縋るような思いだったのかもしれない。
誰にも見向きをされない明太子だったが、石毛のようにその可能性に気づいている人、丸尾のように「いつか売れる」と励ましてくれる人、そして、現在の未完成な明太子であっても、ファンになってくれた人がいた。
姪浜で小料理屋を営んでいる春日沙織(藤吉久美子)は、釜山に滞在歴があり、戦地から戻らない一人息子のコウタロウが釜山の明太子(明卵漬)が好きだったこともあり、中洲までちょくちょく明太子を買い求めに来てくれるのだった。
沙織の口から「戦争」という言葉を聞いた時、俊之は、10年以上前の初夏を思い出していた。
昭和20年6月、俊之は、韓国で招集され、沖縄で戦っていた。まともな武器もなく、食料もなく、上官の中村上等兵(川原和久)からは、竹槍でグラマンを撃ち落とせと言われるし…お腹いっぱい白いご飯に明太子をのせて食べたい…その思いが俊之に生きる活力を与えたが、戦友たちは、次々に命を落としていくのだった。
そんな野々村(原島孝幸/ワッキー)らの魂は、今も、俊之の前に現れ、応援してくれている。
俊之と千代子には、小学生の息子が二人、長男の健一(河野太司郎/中村太一)と、次男の勝(平澤朔太朗/山下透羽)は、のぼせもんの両親の下、元気に成長していた。ある日、健一の担任の先生が家庭訪問にやってきた。それは、あの日の“ストリッパー”だった[exclamation]
彼女は、花島先生といい、産休の代理教諭として2学期から健一のクラスを受け持っていたのだった。
温かい海野夫妻の前で、花島は心を開き、来年の春には東京に帰ること、クラスには貧しい児童が多く、何もできない自分がふがいないことなどを語る。
俊之は、花島のクラスにも寄附を申し出る。
さらに、戦後、俊之らが尽力して生まれた、山笠の中洲流(ナガレ)が参加できないかもしれない…と聞くと、そこにもなけなしの貯金を使ってしまう俊之。
ある日、丸尾老人がチンピラに絡まれていたところに助太刀してくれたことから、俊之は、中村元上等兵と再会を果たす。多くの部下を死なせて生き残った中村は、戦後15年が経とうとしているのに、大きなトラウマを抱えていた。海野が明太子を作っていると知った中村は、それが美味しいかどうかを尋ねたことから、沙織の店で働くことになる。
様々な小さな奇跡を起こして、お金はなくても、人々の心を温かくしてきた俊之だったが、年末になって、少し旗色が変わってくる。
俊之の作る明太子は「魔法の明太子」だったはずなのに、明太子を食べても花島先生は、人前で歌えるようにならず、丸尾老人は、貧困と孤独の果てに自ら命を絶ってしまった。もう明太子の原材料を仕入れる金もなく、気力もなく、俊之は、明太子作りをやめると言い出す。
しかし、大晦日から元旦にかけて、久しぶりに戦友たちが現れたせいか、千代子との心のわだかまりが消えたせいか、家の空気が変わり、明太子作りから手を引いた石毛の協力もあって、俊之は再び明太子を作り始める。
時が流れ、花島が東京に帰る日、俊之の新たな明太子が完成する。そして、その日、丸尾老人の予言通り、西鉄ライオンズの稲尾投手が店に現れるのだった。


明太子完成までの日々を思い出したのち、俊之は、臨終を迎える。
亡くなった俊之を迎えに来たのは、戦友たちと、SL。SLに乗って、千代子に後を託して、俊之は旅立っていく。


映像で、華丸さんの相方、大吉さんも出演。スケトウダラ王国の女王(スケトウダラの妖精)という役らしい。
この映像シーンを含め、笑いあり、涙あり、小松政夫さんの往年のギャグすべて搭載し…と、3時間超の公演が、短く感じられるほど、楽しい公演だった。


特に、ラストシーンの雪がすごくて…
舞台だけじゃなくて、客席の8列目くらいまでは、頭が真っ白になっていたと思う。
その雪の欠片(紙片)をホテルまで…どころか、家まで連れて帰って、私の家までが「めんたいぴりり」に染まったような感じ。家に帰るまでが「めんたいぴりり」ってことですかね[るんるん]


昭和35年代半ば…直接知らないこの時代が、どうして、後の世代の日本人にも「郷愁」を呼び起こすのか、その辺のメカニズムはわからないが、これって、エンタメ感想を書いている人間としては、研究すべきテーマかもしれないな、と思う。
貧乏だけど、夢がある…とか。
もう、戦争がない、家族が一緒にいる、だけで幸せだと思える…とか。


私は、稲尾登場の辺りから鳥肌状態で、そこから、東京オリンピック~山陽新幹線博多駅開業と繋がる場面で、もう涙が止まらなくなっていた。なんだろうな、この感覚。
自分の生きているこの時間に地続きになっている歴史…みたいな話にめっちゃ弱いんだよね。
この、笑って泣いて感動して…という、ザ・商業演劇的舞台で、ゆうひさんがマドンナ的存在として活躍していることがとても嬉しく、奇跡のように楽しい時間だった。
ゆうひさんたち出演者の感想はまた別記事で。


めんたいぴりり5.jpg


「大江山…」の時は、大きなポスターが貼られていた場所も、今は、デジタルサイネージ。
その分、現在上演中の作品が出てくるタイミングを待つのが、なかなか大変でした。


めんたいぴりり6.jpg


こちらは、ロビーに入る手前の壁面。「大江山花伝」の時は、博多座10周年記念で、ここに上演作品のミニポスターがずらっと貼ってあったな~なんて思い出す。


2019-04-17 23:51  nice!(0)  コメント(0) 
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「めんたいぴりり」初日! [┣大空ゆうひ]

「めんたいぴりり」の初日、博多座に行ってきました。


笑いあり、涙あり、楽しいステージ。
釜山に生まれた日本人の夫婦が、現地の総菜を日本で再現しようとして、苦難の末に開発する…という物語に、いくつかのエピソードを絡ませている。
それが、戦死した息子を待ち続けている小料理屋の女将(藤吉久美子)だったり、主人公・海野(博多華丸)の上官だったが、多くの部下を死なせたことで自暴自棄になっている中村(川原和久)だったり、博多人形を作っていたが、今は金に困っている丸尾(小松政夫)だったり、明太子に商売のチャンスを見つけ、海野の技術を盗もうとしている石毛(相島一之)だったり、小学校の代用教員をしながら歌手を夢見ている花島(大空ゆうひ)だったり…。
エピソード多すぎ[exclamation&question]と思うものの、それがちゃんとひとつの物語に収束しているのは、さすが。


ラストシーンでは雪が降って来るのですが、それが客席にも大量に降って来て、ホテルに戻ってみたら、


雪の欠片.jpg


セーターにこんなのが付いてました。(さらに下着の中からも発見された[ひらめき]


会場には、モデルとなった「ふくや」さんの出店もあり。


めんツナかんかん.jpg


こちらを買ってきました。(わりと福岡に行くと買っているんですが、博多座の缶だったので、迷いなく[exclamation]


2019-03-30 23:08  nice!(1)  コメント(0) 
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「どうぶつ会議」観劇 [┣大空ゆうひ]

ケストナー生誕120周年記念
井上ひさしメモリアル10
こまつ座 第125回公演
「どうぶつ会議」


作:井上ひさし
演出:田中麻衣子
音楽・歌唱指導:国広和毅
美術・どうぶつ造型デザイン:香坂奈奈
照明:齋藤茂男
音響:尾崎弘征
衣裳:西原梨恵
ヘアメイク:柴崎尚子
どうぶつ所作相談役:金井ケイスケ
宣伝美術:森本千絵
演出助手:五戸真理枝
舞台監督:山口英峰


制作統括:井上麻矢
制作:若林潤、遠山ちあき、嶋拓哉


「どうぶつ会議」、原作は、ドイツの児童文学者、エーリッヒ・ケストナー。
宝塚ファン的には、星組公演「ベルリン、我が愛」で礼真琴さんが演じていた、あのケストナーです。


この舞台版「どうぶつ会議」は、劇団四季の子どもミュージカルのために井上ひさしが書いて1971年に初演されて以来上演されていなかったものを、国広和毅の音楽で再生した。


1970年代に、井上ひさしはなぜ「どうぶつ会議」を書いたのか。
アフタートークで、主演の栗原類がその謎を解いてくれた。当時、井上の子供たち(現・座長の井上麻矢さんを含む)が、ちょうど小学生だったのだ。この当時、井上は、「十一ぴきのネコ」など動物の出てくる戯曲を多く書いていた。それは、自分の子供を含む、世の子供たちに宛てて書かれたのではないか…そんな風に、栗原は推理していた。おおー、すごい、そこまで観察していたとは[exclamation×2]
ちなみに、大空ゆうひ演じる兄ライオンのアロイスと栗原演じる弟ライオンは「実の兄弟ではない」というのが栗原設定だそうで…これを聞いて、「え、私、実の兄弟だと思ってた…」と茫然とするゆうひさん、可愛かったです[揺れるハート]


舞台は、栗原らが演じるサーカスのどうぶつたちが、人間の子供たちを人質に劇場に籠城するところから、スタートする。彼らが、人質にするのは、その日の客席にいる人々。つまり、私達である。初日は、子供らしき姿がどこにも見えなくて、「ごめんよ、大きいお友達で…」と心底思った。
どうぶつたちが手にしているのは、カラフルなおもちゃのラッパ。音楽劇なので、2階部分に伴奏メンバーがいるのだが、音を重ねず、シンプルな伴奏に徹している。そして伴奏メンバーも場面によっては出演し、出演者も場面によって演奏する、そういう自由さが、人間がどうぶつを演じるというボーダーレス感に合っていた。


舞台を観に行ったら、人質になってしまった…というショッキングなオープニングで客席を掴んでから、そもそもの始まりが語られる。
ライオン(栗原類)、サル(田中利花)、カンガルー(李千鶴)、ヒョウ(木戸大聖)、トラ(中山義紘)は、国立劇場近くのテントでサーカスに出ているどうぶつたち。団長(立川三貴)は、せこくて、生活環境は最悪だが、ピエロのおじさん(谷村美紀)が親切に世話をしてくれるのがせめてもの慰め…という毎日。
どうぶつたちは、愚痴が止まらない。人間たちはどうして、こんなにバカなんだろう…と思うと、言葉が次々に湧いてくる。兄ライオンのアロイス(大空ゆうひ)に伝えたい…と、ライオンは考える。アロイスは、世界どうぶつ組合の理事なのだ。すると、どこからか、ネコ(池谷のぶえ)がやって来て、手紙を書けば鳩便で届けてあげると言う。ライオンは、兄への手紙をネコに託す。
アフリカでは、ライオンのアロイス、ゾウのオスカール(上山竜治)、モンキーズ(長本批呂士・横山友香)が世界中のどうぶつからの手紙を読んでいた。どの手紙にも、人間が酷い、人間の子供たちが可哀想だと書かれている。
アロイスは、人間たちの反省を促すために、世界どうぶつ会議を提案する。
そして、世界中のどうぶつがアフリカに向かったー


井上ひさしにとっては、まだ若書きと言える時代の作品のようで、ケストナーの原作を骨子以外はほとんど変えてしまっているが、かなり綻びも多い。ケストナーそのままの形で上演することは、難しかったんだろうな…と思いつつも、井上ひさし亡き後、簡単に変更もできず、そのまま上演することになったスタッフ陣も大変だったろうな~と、同情。
誰でも気づく、単純なミスは、サーカスにいるどうぶつたち、カンガルー以外はアフリカ出身と言っているが、トラはアフリカ大陸に存在しないこと、そして、ストーリー的に代表としてアフリカに行っているはずのサルが、冒頭のシーンで日本にいる…としてしまったこと。
たいしたことじゃない…という意見もあるだろうが、子供って大人よりこういうことに気づきやすいんですよ。だから、子供向け作品って、本当は気が抜けないのだ。
ただ、なんだろう、そんな綻びをものともしないエネルギーがこの作品にはあって、それは、演出の田中さんも、プログラム代わりのタブロイドでおっしゃっている通り、「怒り」のエネルギーなんだと思う。その強いメッセージ性が、初演から半世紀経っても褪せない、この作品の魅力になっているようだ。
どうぶつたちが、「人間の子供が可哀想」と言うのは、子供にもわかりやすいように…という配慮かもしれなくて、本当は、当のどうぶつたちの方が、めちゃくちゃひどい目に遭っている。それは今も変わらない。作品の中でも、人間の大人に改心させたくて、色々な作戦を決行したどうぶつたちが、斃れていく…という気の毒な場面が登場するが、無駄に殺し合わないどうぶつと、存在そのものが他のどうぶつの命を奪いかねない人間との対比がくっきりと表れている。
このシーン、楽しい舞台の真ん中に、笑い話のように残酷な挿話が登場するため、イヤ、受け付けない…という意見もあるかもしれないが、その残酷さこそ、どうぶつの予想をはるかに超える人間という存在なのだと、どんよりはしちゃうけど、子供相手でも容赦しないハッキリした井上の主張だと感じた。
そのわりに最後は、予定調和的大団円となってしまうのだが、それは、井上自身が、最後まで捨てきれなかった「人間が変わることへの希望」なのかもしれないな~と、そんなことを感じるステージだった。


そんな「どうぶつ会議」、何が最もすごかったか…というと、俳優がどうぶつに扮する、その衣裳と呼んでよいか分からない大胆なデザイン。特にゆうひさんは、昨年末に足を負傷していたため、前足という形で杖にもなるものを用意してくれた。キリンにも同じようなデザインを配し、アロイスだけが浮くことのないよう、しっかり配慮もされていた。
また、杖を得たゆうひさんが、それによって、ものすごいハイスピードで移動する楽しさを覚えたらしく、むしろ怪我した方がアクティブ[exclamation&question]みたいな状態になっていた。しかも、日々、扱いが上手くなっていく。『ゆうひは、杖を手に入れた』というべきか。あまりにびゅんびゅん動き回るので、危なくないのか[exclamation&question]と、杖を注視してみると、前足という体になっているので、まず、地面に付く部分が幅広=安定性がある。しかも、底の一部分にラバーで滑り止めが施されている。素晴らしい細工である。安全すぎて、もはや、遊び道具である。こんなもの、脳内5歳児の女優に渡したらいかん…[爆弾]
そんなゆうひさんは、サングラスをかけて、にゃーにゃ―言う場面でも、実に楽しそうでした[わーい(嬉しい顔)]
そしてアロイスは雄ライオン。「グッド・バイ」以来、ゆうひさんは、宝塚的男役としてではなく、男性の役を普通に演じるようになり、本人は女優であるけれど、演じる対象は人間の女性に限ったわけじゃないのよね、と、その多様性を頼もしく思う。どんな役であっても、大空ゆうひが演じる限り、魅力的で特別な存在になる。今後も楽しみ[黒ハート]


最初から最後までがっつり出演するサーカス5人組。ミュージカルの世界で長年活躍してきた田中利花のソウルフルな歌声、哲学者みたいな栗原類のちょっと情けないライオンの存在感、カンガルー・李千鶴とトラ・中山義紘の安定感、ヒョウ・木戸大聖とピエロ・谷村美紀のフレッシュな魅力。すごくいいチームワークを感じた。
そこへ現れるネコ・池谷のぶえの、歌よし芝居よし、しかもキュートな魅力が控えめに言ってもサイコーにサイコーである。(ファンです、すみません[あせあせ(飛び散る汗)]
世界どうぶつ組合では、ゾウのオスカールを演じる上山竜治が、よくもまあ、ゾウの役を演じてくれました[exclamation×2]と伏して拝みたくなるくらいの存在感を示している。一応音楽劇なので、この方が居てくれることはすごく重要。モンキーズ(長本批呂士・横山友香)も可愛いし、歌声がいい。敵役の人間たち(立川三貴・片岡正二郎・高田賢一・前田一世)は、一癖も二癖もある人物を余裕で演じるだけでなく、時にどうぶつにも扮するなど変幻自在だった。
つまり、キャスティングがすごくよかった。
色々なバックボーンがあり、年齢も経験も様々。芝居の上手さだって同じレベルじゃない。でも、そこが良かった。
世界中のどうぶつが集まる…というテーマゆえに、こういう出演者であることが、不可欠だったんじゃないかな~と思う。本当に楽しい公演だった。


歌わされなければ[爆弾]


えー…この作品では、「動物憲章の唄」という、難しくて音域のやたら高い歌を、練習含めたら3回、最後は3番まで客席に歌わせるというサディスティックな作品だったりする。いやー、この歌がね、マジ難しいのよ[爆弾][爆弾][爆弾]
私は、3回目の観劇でようやく音が取れました[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
それってどうなの[exclamation&question]
難しいから、音痴な人も、そうでない人も、同じように音を外すから大丈夫的な意味で作られたの[exclamation&question]
あの歌を頑張った自分を心から褒めたいです[わーい(嬉しい顔)]


2019-02-03 23:57  nice!(0)  コメント(0) 
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