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望海風斗の道 [┣ヅカネタ]

退団発表を受けて、だいもんのクロニクルです。 


2003年 4月、月組大劇場公演『花の宝塚風土記/シニョール ドン・ファン』で初舞台。5月、花組に配属。8月、『野風の笛/レヴュー誕生』東京公演出演。
2004年 1月、大劇場公演『飛翔無限/天使の季節/アプローズ・タカラヅカ!』出演。新人公演でジョルジュ役(本役・蘭寿とむ)。3月、同東京公演。5月、バウホール公演『NAKED CITY』で、バウホール公演初出演。8月、大劇場公演『La Esperanza/TAKATAZUKA舞夢』出演。新人公演でトム役(本役・蘭寿)。10月、同東京公演。
2005年 1月、バウホール公演『くらわんか』出演。貧乏神役と徳兵衛役。このバウホール公演、たった1ヶ月の公演なのに、配役が5パターンもある…というとんでもないワークショップのような公演。研2、研3の若手にとっては、すごく勉強になる公演だったんじゃないかな。3月、大劇場公演『マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー』出演。新人公演で、クリフォード役(本役・彩吹真央)。5月、同東京公演。9月、日生劇場公演『Ernest in Love』出演。ロンドン市民や農民、召使いなどを演じる。11月、大劇場公演『洛陽のパレルモ/ASIAN WINDS!』出演。 新人公演でリカルド役(本役・愛音羽麗)。
2006年 1月、『洛陽のパレルモ/ASIAN WINDS!』東京公演出演。3月、バウホール公演『スカウト』出演。グリフィン役。6月、大劇場公演『ファントム』出演。従者役。新人公演でセルジョ/若かりし頃のキャリエール役(本役・愛音)。8月、同東京公演。11月、シアター・ドラマシティ公演、同東上公演『MIND TRAVELLER』出演。エディ役。
2007年 2月、大劇場公演『明智小五郎の事件簿ー黒蜥蜴/TUXEDO JAZZ』出演。書生の三村役。新人公演で書生の寺坂役(本役・愛音)。4月、同東京公演。7月、バウ・ワークショップ『ハロー!ダンシング』出演。9月、大劇場公演『アデュー・マルセイユ/ラブ・シンフォニー』出演。主人公ジェラール(春野寿美礼)の少年時代いを演じる。新人公演でシモン役(本役・真飛聖)。 初めての2番手役ですね。11月、同東京公演。
2008年 3月、バウ・ワークショップ『蒼いくちづけ』出演。ヘルシング教授/デイヴ役で、2番手役を経験。5月、大劇場公演『愛と死のアラビア/Red Hot Sea』出演。ヤシム役。新人公演でイブラヒム役(本役・大空祐飛)。演じていただき、ありがとうございます[黒ハート]7月、同東京公演。10月、シアター・ドラマシティ公演、同東上公演『銀ちゃんの恋』出演。ジミー役。大空銀ちゃんの取り巻き仲間の一人を演じてくれたこと、よき思い出です。ジミーちゃん、可愛かったなぁ~[揺れるハート] 
2009年 1月、大劇場公演『太王四神記』出演。ヒョンミョン役。新人公演で、タム・ドク役(真飛聖)を演じ、これが、新人公演初主演[ぴかぴか(新しい)]2月、同東京公演。5月、全国ツアー公演『哀しみのコルドバ/Red Hot SeaII』参加。これが初めての全ツかな[exclamation&question]パコ役。7月、バウホール公演『フィフティ・フィフティ』出演。カーク役。9月、大劇場公演『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編ー/EXCITER!!』出演。ヴェール役。新人公演でアンドレ役(本役・真飛)。連続での新公主演…とはいえ、この作品は、史上稀にみる駄作だったので…お疲れ様ですという感じでしょうか。10月、同東京公演。
2010年 1月、バウホール公演『BUND NEON/上海』出演。劉衛強役。この作品は観劇していないのですが、すごくイタい公演だったという噂…こういうところで、力を蓄えて行ったのかもしれない。観てないのにアレですが、この役、あれですよね、黄子満的な役ですよね…[exclamation&question]3月、大劇場公演『虞美人』出演。桃娘役。なんと、娘役[exclamation]可愛かったです[揺れるハート]4月、同東京公演。7月、大劇場公演『麗しのサブリナ/EXCITER!!』出演。フランク役。9月、同東京公演。11月、バウホール公演『CODE HERO』出演。ハル役。これまた、すごいアレな公演でした…[あせあせ(飛び散る汗)]12月、同東上公演。アレすぎて、クセになりました。そして、この公演…客席が、アレでしたね…[あせあせ(飛び散る汗)]
2011年 2月、大劇場公演『愛のプレリュード/Le Paradis!!』出演。ゲイリー・ミラー役。3月、同東京公演。トップスター・真飛聖のサヨナラ公演だったが、東京公演の直前に東日本大震災が発生。東京電力福島第一原発の事故の影響もあり、東京公演は、チャリティ公演となり、出演者は募金箱を持って、持ち回りでロビーで募金活動を行った。そして、この時も、入り出は中止に[もうやだ~(悲しい顔)]ただ、お茶会は、できたんですよね…。6月、大劇場公演『ファントム』出演。リシャール役。8月、同東京公演。10月、全国ツアー公演『ちいさな花がひらいた/ル・ポァゾン』出演。大六役。
2012年 1月、大劇場公演『復活/カノン』出演。ミハイロフ警備隊長役。2月、同東京公演。この公演で、花組の極端な若返りシフトが発覚、物議をかもす。望海は、若手側だったので、被害という感じではなかったかな。4月、全国ツアー公演『長い春の果てに/カノン』出演。ブリス役。銀ちゃんの若い取り巻きだった望海が、ゆうひさんが演じたフローレンスの相手役、ブリスを演じるなんて…と感慨にふけった記憶[わーい(嬉しい顔)]フローレンス役は娘役の華耀きらりだったので、違和感はなかった。7月、大劇場公演『サン=テグジュペリ/CONGA!!』出演。ホルスト役。9月、同東京公演。11月、バウホール公演『Victrian Jazz』出演。ナイジェル・カニンガム役でバウホール公演初主演[ぴかぴか(新しい)]評価の分かれる公演みたいですが、私は好きです[黒ハート]
2013年 2月、大劇場公演『オーシャンズ11』出演。テリー・ベネディクト役。3月、同東京公演。テリーのナンバー、星組版と曲を変えているんですよね。小池先生の期待が伝わるようなエピソードです[揺れるハート]6月、東急シアターオーブ公演『戦国BASARA』出演。猿飛佐助役。この公演から、同期の明日海りおが2番手として組替え。望海にとっては、正念場の始まりとなる。8月、大劇場公演、『愛と革命の詩/Mr.Swing!』出演。フランソワ・ド・パンジュ侯爵役。10月、同東京公演。12月、バウホール公演『New Wave!-花ー』出演。この後、5組すべてに引き継がれる伝説のショー公演の最初のセンターは、望海さん[exclamation] これは、テストに出ます(笑)
2014年 2月、大劇場公演『ラスト・タイクーン/TAKARAZUKA∞夢眩』出演。ブロンソン・スミス役。目を覆いたくなるようなDV男を狂気を孕んで演じ、深く印象に残った。4月、同東京公演。東京公演に出発する前、宝塚歌劇100周年記念公演『時を奏でるスミレの花たち』に出演。6月、中日劇場公演『ベルサイユのばらーフェルゼンとマリー・アントワネット編ー』出演。アンドレ役。8月、大劇場公演『エリザベート』出演。ルイジ・ルキーニ役。10月、同東京公演。 この公演を最後に、雪組組替え。ちなみに、相手役の真彩希帆も、この公演を最後に星組に組替えとなっている[ぴかぴか(新しい)]
2015年 1月、大劇場公演『ルパン三世/ファンシー・ガイ!』出演。カリオストロ伯爵役。この公演より、雪組の2番手男役に[ひらめき]2月、同東京公演。5月、シアター・ドラマシティ・赤坂ACTシアター公演、『アル・カポネ』出演。アル・カポネ役で、ドラマシティ公演、初主演[ひらめき]7月、大劇場公演『夢逢一夜/La Esmeralda』出演。源太役。9月、同東京公演。11月、全国ツアー公演『哀しみのコルドバ/La Esmeralda』出演。6年前、ゆうひさんの演じたリカルド・ロメロ役を演じる。あれが、だいもんとの最後の公演だったので、この役を演じてくれたのは嬉しかったです[揺れるハート]
2016年 2月、大劇場公演『るろうに剣心』出演。加納惣三郎役。4月、同東京公演。6月、KAAT神奈川芸術劇場公演『ドン・ジュアン』主演[ひらめき]ドン・ジュアン役。7月、同公演シアター・ドラマシティ上演。10月、大劇場公演『私立探偵ケイレブ・ハント/Greatest HITS!』出演。ジム・クリード役。11月、同東京公演。
2017年 2月、中日劇場公演『星逢一夜/Greatest HITS!』出演。源太役。3月9日、早霧せいな退団に伴う、次期雪組トップスター就任発表[exclamation×2]4月、大劇場公演『幕末太陽傳/Dramatic“S”!』出演。高杉晋作役。6月、同東京公演。7月24日、雪組トップ就任[ぴかぴか(新しい)]8月、プレお披露目公演の全国ツアー『琥珀色の雨にぬれて/“D”ramatic S!』出演。クロード・ドゥ・ベルナール公爵役。11月、大劇場お披露目公演『ひかりふる路/SUPER VOYAGER』出演。マクシミリアン・ロベスピエール役。
2018年 1月、『ひかりふる路/SUPER VOYAGER』東京公演出演。3月、全国ツアー公演『誠の群像/SUPER VOYAGER』出演。土方歳三役。6月、大劇場公演『凱旋門/Gato Bonito!!』出演。ボリス・モロゾフ役。専科のお轟悠が主演のラヴィックを演じたため、2番手のボリスを演じることに…。飄々と楽しそうに演じている姿が印象的だった。11月、大劇場公演『ファントム』出演。ファントム役。自身三度目の『ファントム』出演で、とうとう主演。素晴らしいエリックだった[黒ハート]
2019年 1月、『ファントム』東京公演出演。3月、東急シアターオーブ公演『20世紀号に乗って』出演。オスカー・ジャフィ役。5月、大劇場公演『壬生義士伝/Music Revolution!』出演。吉村貫一郎役。10月、全国ツアー公演『はばたけ黄金の翼よ/Music Revolution!』出演。ヴィットリオ・アラドーロ役。かつての雪組大トップスター、麻実れいがサヨナラ公演で演じたヴィットリオ役を見事に演じて見せた。
2020年 1月、大劇場公演『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』出演。ヌードルス役。2月17日、退団発表。


深い表現を伴う抜群の歌唱力を武器に、トップスターとしての道を歩み続けただいもん。最後まで、だいもんらしく、男役を極めてほしいと思います。


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「はいからさんが通る」新人公演主な配役発表 [┣宝塚情報]

ようやく、「はいからさんが通る」新人公演の主演が決まりましたね[黒ハート]


伊集院 忍(柚香 光)… 一之瀬 航季
花村 紅緒(華 優希)… 美羽 愛


お二人とも、初主演、初ヒロインとのこと、おめでとうございます[黒ハート]
一之瀬くんは、実力派。聖乃あすかくんと同期生なので、主演できるかな…と心配していたけど、とうとう来ましたね[exclamation]実力を発揮してほしいと思います。


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雪組トップコンビ退団発表!そして、きーちゃんの道 [┣宝塚人事]

雪組トップスター・望海風斗 退団会見のお知らせ


2020/02/17


雪組トップスター・望海風斗が、2020年10月11日の東京宝塚劇場公演『f f f -フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』の千秋楽をもって退団することとなり、2020年2月18日(火)に記者会見を行います。
なお、会見の模様は当ホームページでもお知らせいたします。   


雪組トップ娘役・真彩希帆 退団会見のお知らせ


2020/02/17


雪組トップ娘役・真彩希帆が、2020年10月11日の東京宝塚劇場公演『f f f -フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』の千秋楽をもって退団することとなり、2020年2月18日(火)に記者会見を行います。
なお、会見の模様は当ホームページでもお知らせいたします。


発表されましたね…
フラグ立ちすぎていて、あとは発表を待つばかり…という感じでしたが、実際、発表されてしまうと、寂しくてたまりません…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
そして、「fff/シルクロード」を観劇できる気が全然しません…[爆弾]
チケットの神様、どうかお恵みを…[もうやだ~(悲しい顔)]


娘役退団発表の際は、同じ記事の中で、クロニクルを記載しているので、追加記事として、きーちゃんクロニクルを書きたいと思います。


2012年 4月、宙組大劇場公演『華やかなりし日々/クライマックス』で初舞台。この年は組回りがあったため、B班メンバーとして、6月、月組大劇場公演『ロミオとジュリエット』出演。8月、同東京公演。11月、星組大劇場公演『宝塚ジャポニズム/めぐり会いは再び2nd/Etoile de TAKARAZUKA』出演。ひとつの年に3本の大劇場公演に出演するなんて、ほんとに珍しいこと…B班、持ってますね[exclamation×2]
2013年 1月、『宝塚ジャポニズム/めぐり会いは再び2nd/Etoile de TAKARAZUKA』東京公演出演。3月、花組に配属。6月、バウホール公演『フォーエバー・ガーシュイン』出演。8月、大劇場公演『愛と革命の詩/Mr.Swing!』出演。新人公演で、ユディット役(本役・朝月希和)。10月、同東京公演。
2014年 2月、大劇場公演『ラスト・タイクーン/TAKARAZUKA∞夢眩』出演。新人公演で、エドナ・スミス役(本役・仙名彩世)。4月、同東京公演。6月、中日劇場公演『ベルサイユのばらーフェルゼンとマリー・アントワネット編ー』出演。小公女役。8月、大劇場公演『エリザベート』出演。美容師役。新人公演で、マダム・ヴォルフ役(本役・大河りん)。きーちゃんの歌唱力に相応しい役が来た[exclamation×2]といったところでしょうか。10月、同東京公演。この公演を最後に、星組に組替え[ひらめき]
2015年 2月、大劇場公演『黒豹の如く/Dear DIAMOND!!』出演。セブンシーズというコロスの役。新人公演では、アルヴィラ役(本役・妃海風)。3月、同東京公演。6月、赤坂ACTシアター・梅田芸術劇場シアタードラマシティ公演『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』出演。シェリル・アン役でキュートな魅力を発揮、それ以外でも八面六臂の大活躍[黒ハート]8月、大劇場公演『ガイズ&ドールズ』出演。街の女役。ほかにも踊り子としてアデレイドの後ろで可愛く踊っていた。新人公演では、アデレイド役(本役・礼真琴)でコケティッシュな魅力を発揮。10月、同東京公演。
2016年 1月、バウホール公演『鈴蘭』出演。エマ役でバウホール公演初ヒロイン[ぴかぴか(新しい)]3月、大劇場公演『こうもり/THE ENTERTAINER!』出演。アイゼンシュタイン家の侍女、イレーネ役。新人公演では、アデーレ役(本役・妃海風)で新人公演初ヒロイン[ぴかぴか(新しい)]新人公演では、彼女の歌唱力を生かした演出変更もあって、本当に素晴らしい出来でしたっ[ぴかぴか(新しい)]5月、同東京公演。7月、バウホール公演『One Voice』出演。8月、大劇場公演『桜華に舞え/ロマンス!!』出演。会津藩の姫君から零落して遊女になる愛奈姫役。。新人公演では、竹下ヒサ役(本役・綺咲愛里)。10月、同東京公演。12月『タカラヅカスペシャル2016』出演。
2017年 1月、バウホール公演『燃ゆる風』出演。いね役でバウホール公演2度目のヒロイン[ぴかぴか(新しい)]この公演を最後に、雪組に組替え[ひらめき]3月9日、望海風斗とともに次期雪組トップコンビとなることが発表される[ぴかぴか(新しい)]4月、大劇場公演『幕末太陽傳/Dramatic “S”!』出演。女中おひさ役。新人公演では、芸者豆奴(本役・笙乃茅桜)。ショーでは、エトワールで美声を聴かせた。6月、同東京公演。8月、プレお披露目公演として、全国ツアー公演『琥珀色の雨にぬれて/“D”ramatic S!』出演。シャロン・カザティ役。10月、宝塚舞踊会出演。11月、大劇場お披露目公演『ひかりふる路/SUPER VOYAGER!』出演。マリー=アンヌ役。鳥売り役(本役・華蓮エミリ)で新人公演にも出演した。
2018年 1月、『ひかりふる路/SUPER VOYAGER!』東京公演出演。公演中にまさかの喉の不調を起こすが、千秋楽までには復活する。根性…[exclamation×2]3月、全国ツアー公演『誠の群像/SUPER VOYAGER!出演。お小夜役。6月、大劇場公演『凱旋門/Gato Bonito!!』出演。ジョアン・マヅー役。相手役の轟悠理事とは、学年差27年をものともしない熱演だった。7月、同東京公演。11月、大劇場公演『ファントム』出演。クリスティーヌ・ダーエ役。歌唱力が本当に素晴らしかった。12月、『タカラヅカスペシャル2018』出演。
2019年 1月、『ファントム』東京公演出演。3月、東急シアターオーブ公演『20世紀号に乗って出演。リリー・ガーランド役。5月、大劇場公演『壬生義士伝/Music Revolution!』出演。望海演じる吉村貫一郎の妻、しづ役と、吉村を愛する大店の娘、みよ役を演じ分けた。10月、全国ツアー公演『はばたけ黄金の翼よ/Music Revolution!』出演。クラリーチェ・デル・カンポ役。可愛かった~[揺れるハート]12月、『タカラヅカスペシャル2019』出演。
2020年 1月、大劇場公演『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』出演。デボラ役。2月17日、退団発表[exclamation×2]


抜群の歌唱力、人間性の感じられる演技、そして、パワフルすぎるオフの姿、どれも魅力的なきーちゃん。
最後まで、元気で宝塚を楽しんでほしいと思います。


ゆうひさんのサヨナラ公演でデビューした98期生が、トップ娘役として退団する学年になったんだなぁ~[ひらめき](しみじみ)


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宝塚月組シアター・ドラマシティ公演「出島小宇宙戦争」観劇 [┣宝塚観劇]

デジタル・マジカル・ミュージカル
「出島小宇宙戦争」


作・演出:谷貴矢
作曲・編曲:太田健、高橋恵
振付:若央りさ、桜木涼介、KAORIalive
殺陣:清家三彦
装置:國包洋子
衣装:加藤真美
照明:笠原俊幸
音響:秀島正一
映像:奥秀太郎
小道具:福井良安
歌唱指導:堂ノ脇恭子
演出助手:町田菜花
舞台進行:阪田健嗣
舞台美術製作:株式会社宝塚舞台
録音演奏:宝塚ニューサウンズ
制作:溝部誠司
制作補:西尾雅彦
制作・著作:宝塚歌劇団
主催:株式会社梅田芸術劇場


鳳月杏主演のドラマシティ公演ということで、大阪まで行ってきました。
2年弱前に、バウホールで、同じ貴矢先生作の「義経妖狐夢幻桜」という公演を観て、そのわちゃわちゃ感に目眩がした身としては、私に合わないのではないか…という不安を抱えながら。


とりあえず、作品の外題は、奇数文字にしなければならない、という日本の演劇界の伝統(歌舞伎や文楽のタイトルは、5文字・7文字…のように奇数文字にしているとか。そのためにあえて漢字を創作することすらあったそうです[ひらめき])には忠実でありたいらしい。そういうプチ拘りには、クスッとしている[わーい(嬉しい顔)]


舞台は、地球からみて、ちょうど宇宙の反対側にある、よく似た星のよく似た国(byプログラム)。…と書きながらも、パラレルワールドとも書いている。どっちやねん[爆弾]
まあ、どっちにしても、我々の歴史にある江戸時代ではない江戸時代末期、長崎の出島に宇宙人が現れたとの情報を聞き、幕府の老中、タダアキラ(紫門ゆりや)は、長年監禁しているカゲヤス(鳳月杏)に、出島潜入捜査を命じる。カゲヤスは、樺太探検を行ったお庭番のリンゾウ(暁千星)と共に長崎に向かう。
そこでカゲヤスは、謎の外国人シーボルト(風間柚乃)や、不思議な女タキ(海乃美月)と出会う。
彼らは、カゲヤスが持ってるはずの、タダタカ(光月るう)作成の日本地図を狙っている。カゲヤスは、リンゾウがタダタカの地図にはない、北海道の測量をしていることから、それを手に入れて日本地図を作りたいと思っている。
一方、リンゾウは、カゲヤスを師・タダタカの仇であると疑っており、これらの思いが交錯する中、タキは、自分が月から遣わされたスパイ・カグヤだと言い出し、そして、やがて、初代カグヤことツクヨミ(梨花ますみ)が地球に降臨するー


貴矢先生の第1作「アイ・ラブ・アインシュタイン」は、SF、第2作「義経妖狐夢幻桜」は歴史ファンタジー、そして、この第3作は、歴史SFファンタジー[ひらめき]
少しずつツッコミどころも減り、今回は、出演者の力量もあって、突拍子もない物語が、すんなりと心に入ってきた。(第1作は、あまりの無理設定に目がテンだったので、出演者がどうこうできるシロモノではなかった。第2作は、たぶん、私がファンタジー苦手なせいで、ちょっと受け入れがたかったのだろうと思う。)
※ファンタジーでもSF系のファンタジーなら大丈夫なのは、たぶん、子供の頃からSF好きだった影響だと思います。けっこう読書傾向が偏っているのです…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]


でも、ストーリーに深くコミットするのは、やめておこう[あせあせ(飛び散る汗)]
今回の作品では、舞台セットの美しさ、出演者の美しさ、音楽の美しさが抜群だった。その相乗効果で、物語の世界観がどーのこーの…というのは、ちょっと置いておいてもいいかな…[揺れるハート]という気分になれた。作品を構成する各要素の完成度の高さが、プロットの甘さを凌駕したといったところだろうか。
出演者についても、全員が素晴らしかった。
中でも、主演コンビ、鳳月杏海乃美月の二人は、この不思議なファンタジーを、絶妙なリアリティーをもって客席に提示し、この作品を成立させてしまった。演技力という意味だけでなく、衣装の着こなし、ヘアメイク…すべてがパーフェクトすぎて、この二人ならどんな脚本も大丈夫と思わせ、逆に怖い…[バッド(下向き矢印)]
鳳月に関して言えば、芝居冒頭のシルエットからの、強気のセリフからの、天体望遠鏡を担いでのバーンッ[どんっ(衝撃)]とした登場が、“土方銀ちゃん登場シーン”を思わせ、ゆうひさんの銀ちゃんを懐かしく思い出してしまった。こういうの、似合うなぁ[揺れるハート]
海乃は、遊女というたてつけ(実際は、月の住人)のため、衣装は、かなりアバンギャルド。それでも品を失わない、ザ・宝塚の娘役[exclamation×2]面目躍如。
二人とも、肩の力が抜けてかろやかに演じているところが、いいな~[黒ハート]
肩の力が抜けているといえば、タダタカ役の光月[exclamation×2]
これ、ラブストーリーとしては、タダタカ×タキ(カグヤ)だからね。江戸時代的には、立派なおじいさんなのに、ちゃんと恋愛して失恋して落ち込む色気が、素晴らしかった[黒ハート]
若干、ずるいな、と思うのは、白雪さち花、春海ゆう、佳城葵芸達者トリオに、江戸と出島の風景を割りゼリフで説明する狂言回しトリオを演じさせるところかな。うまくやってのけるのは、分かり切っているけど、もったいない使い方だな…と、思う[むかっ(怒り)]
シーボルトの配下、ヘレーネを演じた蘭世惠翔、ツクヨミへの通信係を演じた菜々野あり詩ちづるの下級生娘役たちは、文句なく可愛かった[黒ハート]
リンゾウの、シーボルトの風間は、きっちりと仕事をこなしていたが、特には、貴矢先生のイタい部分にまともにぶち当たって苦戦していたかも。風間は、楽しんでよい役だったところが幸いしたかな。ただ…あの付耳のせいか…大先輩の北嶋せんぱいに似ていたような…[あせあせ(飛び散る汗)]
まゆぽんの特別出演に笑いが止まらなかったです。さすが[るんるん]


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2025年日本国際博覧会アンバサダー [┣宝塚情報]

「2025年日本国際博覧会アンバサダー」就任について


2020/02/14


このたび、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会からの要請を受け、「2025年日本国際博覧会アンバサダー」に、宝塚歌劇団として就任することとなりました。 つきましては以下の5名が、関連イベントごとに出演いたします。


(花組)聖乃 あすか (100期)
(月組)風間 柚乃 (100期)
(雪組)縣 千 (101期)
(星組)極美 慎 (100期)
(宙組)風色 日向 (102期)  


お問い合わせ 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 https://www.expo2025.or.jp/news/news-20200214/


就任は「宝塚歌劇団」として就任するけれども、関連イベントに出演するのは、この5人ということなわけですね。諸事情による交代は折込済ということかもしれません。2025年ですからね。
各組100期以降の新公主演経験者、納得の陣容ですが、もしかしたら、宙組は風色じゃなくて鷹翔千空(101期)の方が…みたいな意見もあるかもしれない。私も、雪組の彩海せら、星組の天飛華音を抜いて宙組の102期、風色がピックアップされるとは、ちょっと想像できなかった。


各組〇名ピックアップしてね、という時に、宙組だけ、なんか不思議な人選をする…というのは、ここ毎年起きていることなのだが、そういう組プロデューサーの空気読めない感が、宙組生え抜きトップ誕生を阻んでいる…ということはないよね[exclamation&question]と、じゃっかん、疑心喚起になる今日この頃ではある。


 


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2020年ラインアップ発表 その8 [┣宝塚情報]

2020年 公演ラインアップ【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】


2020/02/14


2020年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。   


花組公演


主演・・・柚香 光、華 優希


宝塚大劇場:2020年10月2日(金)~11月9日(月)
東京宝塚劇場:2020年11月27日(金)~12月27日(日)


ドラマ・ヒストリ 『アウグストゥス-尊厳ある者-』
作・演出/田渕 大輔


木村先生の意欲作、『暁のローマ』は、もう14年前の作品ってことになるんですね…恐ろしい[あせあせ(飛び散る汗)]
あの時、オクタヴィアヌスを演じたのは、北翔海莉。オクタヴィアヌスだけじゃなく、霧矢大夢と漫才までやらされて、たいへんだったね[あせあせ(飛び散る汗)]
今回は、そのオクタヴィアヌス側から、あの時代を見る…という、こちらも意欲作になりそう。


 パッショネイト・ファンタジー 『Cool Beast!!』
作・演出/藤井 大介


柚香光が「Beast=野獣」に、華優希が「艶花」に扮し、美しく心優しいBeastが見た夢を、ストーリー仕立てで綴るラテン・ショー…だそうです。藤井先生、今年は、ガンガン働いていますが、インスピレーションは枯渇していないでしょうか[exclamation&question]ステキなショーになりますように[黒ハート]


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聖火ランナー! [┣宝塚情報]

「東京2020オリンピック聖火リレー」の聖火ランナーについて

2020/02/13

このたび、東京2020オリンピック聖火リレー神奈川県実行委員会からの要請を受け、雪組の望海風斗が、「東京2020オリンピック聖火リレー」の神奈川県内の走者の一人として決定いたしました。   

お問い合わせ 東京2020オリンピック聖火リレー神奈川県実行委員会 (https://kanagawa-runner.jp


望海さんが聖火ランナー[exclamation×2]


よくわからないけど…なんか、すごい[exclamation×2]


聖火ランナーのユニフォームはこんな感じだそうですが、なんか…想像できないですね。


ランナー.jpg


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「グッドバイ」観劇 [┣演劇]

KERA CROSS第二弾
「グッドバイ」


原作:太宰治(「グッド・バイ」)
脚本:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
演出:生瀬勝久


美術:石原敬
照明:松本大介
音響:大木裕介
音楽:瓜生明希葉
衣裳:坂東智代
ヘアメイク:中原雅子
振付:林希
演出助手:伊達紀行
舞台監督:菅野將機、宇野圭一


ゆうひさんが「グッド・バイ」という芝居に出てから、高校生以来の太宰熱が復活し、短編小説を中心に乱読している。そんなわけで、今回のこの作品もとても楽しみにしていた。ゆうひさんが出た「グッド・バイ」と同じ原作の芝居にまとぶんが出るとか、すごいファンタジーじゃないですか[るんるん]
この「KERA CROSS」というシリーズは、人気劇作家・演出家であるケラリーノ・サンドロヴィッチの戯曲を別の人物が演出するシリーズということらしい。今回の演出家は、出演も兼ねる、俳優の生瀬勝久


原作となる、太宰治の「グッド・バイ」は、新聞連載中に太宰が自死を遂げたため、未完となっている。未完というか、かなり最初の段階で終わっている。
ゆうひさんが出演した「グッド・バイ」は、そうとう拗らせた太宰ファンであろう脚本の山崎彬が、尻切れトンボの「グッド・バイ」に、太宰の他作品や太宰自身の人生を重ねて一つの作品に仕上げていた。
一方、ケラさんの「グッドバイ」は、冒頭の原作使用部分は太宰の「グッドバイ」をほぼそのまま使いながら、その後については、自由に話を膨らませている。冒頭だけを借り、残りは自由に創作したケラさんによる二次創作的作品に感じられた。さらに、演出が生瀬勝久となり、作品としての面白さ、首尾一貫…みたいなものに重点が置かれた気がする。


結果、楽しい作品になった…のかもしれないが、太宰ファンとしては、とうてい受け入れられない一品を観たような気分…ソニンちゃんのファンなのに、悲しい気分になった。(個人の感想です)


戦争が終わって3年、雑誌編集者の田島(藤木直人)は、そろそろ疎開先から妻子を呼び戻す必要があると考えていた。それにあたっては、現在10人を超えている愛人を整理しなければならないだろう。それを考えると田島は憂鬱だった。たまたま、大御所作家の葬儀で出会った、文士の先生(生瀬勝久)に、とびっきりの美人を妻だと言って連れて行けば、愛人は整理できると言われ、その気になる。
しかし、そんな美人がいるだろうか…と探していると、闇市でカツギ屋をやっている怪力の永井キヌ子(ソニン)が、実はものすごい美女だったことに気づき、大金を払って彼女を雇うことにする。
こうして、次々に女と別れていこうとする田島だったが、予期せぬ出来事が起きる。妻の静江(真飛聖)が、別れたいと言ってきたのだー


二次創作として、この作品を観ると、太宰ならこういう話は書かないんじゃないか…という気持ちが強くて、とても受け入れられない。
まあ、実際は、「喜劇」として書きはじめられた太宰の「グッド・バイ」を下敷きにして、ケラさん流の「喜劇」を書いたということなのだろう。どうして、受け入れられないのかな…と考えるに、私がフェミニストだから…なんだろうな、と思った。
太宰という作家には、かなり女性的な部分があって、どうしてこんなに女心がわかるんだろう[exclamation&question]と思う。
そんな太宰が、新たに打ち出したヒロイン、永井キヌ子は、とても魅力的なキャラクターだった。豪快で、生命力に溢れて、男に媚びない女丈夫。
ウィキペディアによると、田島は妻に捨てられる構想だったそうだから、その辺りの設定は、太宰の構想通りということになる。あとは、キヌ子と田島が最後にどうなるか…という部分だが、自身を投影したようなダメ男である田島が、最後にハッピーエンドを迎える結末は、太宰らしくない。
しかし、演劇という多くの観客になんらかの幸福感をもたらしたい興行においては、あえてハッピーエンドを作り出すこともアリだと思う。
それはもう太宰じゃないけど、書いた人の創作物として、納得させてくれるのであれば、文句はない。
その中で、じゃあ、田島とキヌ子が、どんな風にラストのハッピーエンドを手繰り寄せるのか…というのは、すごく重要になってくる。一度、田島が死んだことにして、もう死んでしまった田島に対して、女たちが、それぞれ、自分の感情をぶつける…という設定はうまい。
そして、キヌ子が、青山墓地に彼のでかい墓を作る…というのは、不器用なキヌ子らしい、と感じる。
でも、最後の最後に、生きていた田島への告白がすべてをぶち壊しにする。
好きな男性への接し方がよくわからなくて、あんな風にぶっきらぼうにしてしまった…という、ブンガクでもエンゲキでもない結末。しかも、キヌ子の態度(姿勢)が、とっても、おどおどしているのだ。
そもそも、キヌ子は、カツギ屋をやっている時は、汚いかっこうをして、怪力を誇っているが、休日になると、美しく装い、背筋を伸ばして街に繰り出す女性だ。それは、彼女のような美人が、中途半端な姿勢を見せた途端、男達が寄って来ることにも起因していると思う。
男が寄ってこないほど、汚くしているか、男が近寄れないほど、完璧な美女になるか、それがキヌ子の身をを守っていた、と考えられる。
それは、ものすごい気力の連続で、だから、おどおどして、初めての恋を前にどうしたらいいかわからなかった…なんて言って、ハッピーエンドを迎えるようなラストシーンは、キヌ子じゃないし、「グッド・バイ」じゃないし、太宰じゃない。普通の男にとっての、平凡な「可愛い女」がそこにいる。
そういう物語じゃないと思っていた「グッドバイ」の意外なラストに残念さが募る。
そういえば、キヌ子、最初から、美しい衣装を着ても、姿勢が悪かったような、とか、あんまり美人じゃなかったよな…とか、もはや、別モノ感が強すぎて、私としては、無理だな、これ…という感じ。
ケラさんのせいなのか、生瀬さんのせいなのか…ソニンちゃんのせいではないと、思うけれど。


真飛聖、朴璐美は、凛としたキャラクターがステキだった。
二段組のセットや、配役の紹介方法、ヴァイオリン演奏(杉田のぞみ)などの演出は、良かったと思う。


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「CATS」 [┣本・映画・テレビその他エンタメ紹介]

実写(?)映画「CATS」を見てきました[exclamation]


そもそも、劇団四季のものを数回しか観ていなくて、特に「CATS」ファンでもない私。
事前情報として、「CATS」というミュージカルは、わりと、そのカンパニーごとの裁量の自由のある作品らしく、海外の上演形態が、劇団四季と同じ…というわけではないそうです。ネコの身体の模様とかも、同じというわけではないんですね。


そもそも、T・S・エリオットの詩集を原作とした、スケッチの連続のようなミュージカル。今回は、映画ということで、なんとなく、2時間の「物語」になっているな…という感じ。その辺に違和感を持つ方もいらっしゃるかもしれないし、そもそもヴィクトリアがヒロインというのにも驚かれるかもしれない。
美しい白猫だからかな[exclamation&question]
ヴィクトリアに付されたストーリー…それは、ノラネコたちが多数たむろしている劇場裏の路地に、袋に入れたヴィクトリアが捨てられるところ。興味津々で近寄る大勢のネコの中で、きょどるヴィクトリア(フランチェスカ・ヘイワード/葵わかな)。
私、これからどうしたらいいの[exclamation&question]…と、ボーッと佇むヴィクトリアに、色々と優しく教えてくれるのは、リーダーシップのある快活なネコ、マンカストラップ(ロビー・フェアチャイルド/山崎育三郎)。
臆病だけど好奇心にあふれたヴィクトリアは、個性豊かなネコたちのパフォーマンスを楽しむ。
ヴィクトリアという「視点」を作ったことで、繰り広げられるネコたちの自慢のステージが、違和感なく連続していく。「CATS」の舞台を観たことのない人には、とっつきやすいかも…と思いつつ、いや、「CATS」を観たことのない人には、人間がネコ扮装してること自体、堪えられないかもしれない…となり、思考停止した。
たぶん、不評な部分は、その辺なんでしょうね…[あせあせ(飛び散る汗)]
私は、顔に生えてる毛の質感とか、すごく自然だし、そこに眉毛があることも、なぜか納得してしまうし、すごいメイクとCGだな~[ぴかぴか(新しい)]と、感動しながら観てましたが、それは、まがりなりにも、劇場での「CATS」体験があることと、かといってそれほどこのミュージカルに思い入れがないことが、いい感じに作用したんだと思うので、そういうタイプの方は、一度観てみるのも良いかと思います。


マンカストラップ、ヴィクトリアのこと、気に入ったから、世話焼いたのかと思いきや、さっくり、ミストフェリーズ(ローリー・デヴィッドソン/森崎ウィン)がヴィクトリアのハートにぐいぐい入り込んでしまって…あれよあれよ…の展開[ハートたち(複数ハート)]マンカストラップは、特に残念そうでもないので、単に優しい性格だったんでしょうかね。
鉄道ネコ、スキンブルシャンクス(スティーブン・マックレー/大貫勇輔)のショータイムは、ネコたちみんなで街中の電車のレールの上でタップを踏んだり、マキャヴィティ(イドリス・エルバ/山寺宏一)がライバルを魔法で移動させ、船の上に監禁するなど、映画ならではの場所移動も面白い。
グリザベラ(ジェニファー・ハドソン/高橋あず美)は、誰からも相手にされない汚いネコという設定で、“娼婦ネコ”ではなかった。まあ、そもそも娼婦ネコとか、意味わかんない…と思うので、そこはよかったかな。
オールドデュトロノミー(ジュディ・デンチ/大竹しのぶ)は、まさかのおばあさんネコ。でも、さすが、ジュディ・デンチ様[ぴかぴか(新しい)]本物の大女優は、ネコにだってなれるのね…[わーい(嬉しい顔)]


フランチェスカ・ヘイワードは、愛らしい顔立ちと、美しいダンスが魅力的だったが、太ももがえらく太い…これは、ネコ用の肉布団なのだろうか[exclamation&question](ほかのネコはそこまで太くなかったけど…)
映像の美しさは格別で、私は、見てよかった、と感じました[exclamation×2]


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快挙! [┣本・映画・テレビその他エンタメ紹介]

米国のアカデミー賞の表彰式、なんと、韓国映画「パラサイト」が、作品賞・監督賞・脚本賞・国際長編映画賞の4冠を獲得[exclamation]


外国映画(英語以外の言語が主に使われている映画)が、主要な賞を総なめにするって、ものすごい快挙[exclamation×2]


受賞のコメントを発表するジュノ監督、発言がいちいちチャーミング[黒ハート]
そして映画愛に溢れている[揺れるハート]


韓国映画界のパワーを感じ、まだまだ知らないエンタメがいっぱいあることに焦る。
機会があれば、韓国エンタメにも触れていきたいな…と思える出来事だった。


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