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演劇はカンフル [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

年中観劇遠征を繰り返している私も、さすがに病には勝てなくて、これまで何度か残念な思いをしている。


年代順に書くと、最初は、感染症法の三類感染症にり患し、(当時は法定伝染病として強制入院だったので)二週間ほど入院。次が、肺炎。そして、昨年のインフルエンザ。
まあ、それ以外にも、大昔、夏風邪で40度近い高熱を出したことがあったが、その時は、まだ観劇が趣味じゃなかったので、実害はなかった。
で、かかった病気はさまざまだけど、どれも、その前に、「ありえないほど頑張っていた」ことと、「本人がそのことに気づいていなかった」という共通点がある。思えば、高校受験の後に盲腸になったのもそうだったかも。
夏風邪と感染症は、海外旅行に行くために、休暇分の仕事を片付けようと、めちゃくちゃ無理をしていた。
肺炎は、観劇・入り出等、トシも考えずに夢中になっていた時だ。しかも、異動があって、仕事もバタバタしていた。インフルエンザは、決算と父の入院が重なっていた。


普通だったら、かからないか、かかっても軽症で済むものに、強いストレスがあったり、体力や心が弱っている時は、ダイレクトに重症化するんだな~というのを、なんとなく自覚するようになった。
で、そういった時、演劇ってカンフル剤になったりする。
※この記事を書くために「カンフル」をググってみたら、強心薬としてカンフルを使用することは、今はないそうで、「景気のカンフル剤」的な使用法しか、今は残っていないそうだ。
でも、カンフル剤って、一瞬効果が出るだけのものなので、根本的に病を治さなければ、結局、長引くだけになってしまう。
演劇で元気になれるから、今日も私は劇場に行く[exclamation]
というのは、少し違う。
「気持ちだけ元気になれるから、体の弱りに気が付きにくくなる」
が正しい。


こんな時だから、演劇で元気になりたいし、演劇を元気にしたい。
でも、それには、観客が体調を万全にしていなければ。
睡眠を取って、ごはんを食べて、ちょっと運動をして、残業はほどほどに。くよくよ悩むのもほどほどに。
そして、心の元気を演劇からもらおう。


倒れるほど演劇に尽くしたら、却ってクラスターになって迷惑をかけるかもしれない。
を肝に銘じて、観劇生活を再開したいと思います。


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