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ご挨拶 [┣ブログ]

2019おおおみそか.jpg


2019年もあと少し。


今年も本ブログを訪れてくださいまして、ありがとうございました。

ブログのアドレスが変更になるという大事件が今年はありましたが、

(名前もソネットブログからSSブログに変わったらしいです)

引き続きご覧いただき、ありがとうございます。
(たぶん、前のアドレスをブックマークしていても、

勝手にこちらに誘導されているような気はしていますが。)


ゆうひさんが卒業して7年、


新たなご贔屓は見つからないまま、ゆうひさんと外部エンタメを楽しむ日々。
とうとう宝塚観劇回数も全盛時の三分の一になってしまいました。


こんな私ですが、どうか、これからもお見捨てなきよう、よろしくお願いいたします。


皆さま、すべてにとりまして、2020年がBIGな一年になりますように。


2019年12月31日 夜野 愉美

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2019年の大空ゆうひ [┣大空ゆうひ]

2019年も大忙しな一年でしたね。


2018年の暮れ、左足首骨折⇒ギプス装着状態で最後のお仕事(DS)を終えたゆうひさん、新年初仕事は、1月9日、10日の『安倍晴明』。いや、無理でしょ、それは[exclamation]
と思いましたが、天才演出家・野村萬斎さまのマジックにより、どうにか、榊の前&葛の葉を演じ切った。ご協力いただいた出演者の皆様、本当にお世話になりました。…と同時に、Show must go on!なんだな、この世界…とあらためて感じました。
今後とも、健康第一で宜しくお願いいたします[黒ハート]


1月24日から、新国立劇場小劇場THE PITにて、『どうぶつ会議』
兄ライオンのアロイス役は、前足を杖のようにしたナイスな衣装?着ぐるみ?で、超高速移動を見せ、ファンの度胆を抜いていた。公演中開催されたアフタートークに登場した時、ギプスが外れていることは確認できたが、千秋楽だけ行われたFC出待ちの時は、お手紙回収だったので、まだ本調子ではなかったのかな。
体調は完全ではなかったかも?だけど、どうぶつ会議の議長である雄ライオン役もやれてしまう、どこまでも無敵な大空さんでした。


3月30日から、博多座『めんたいぴりり』出演。
すっかり、怪我も癒え、劇中でかけっこまで見せてくれたゆうひさんに、大安心。
役柄は、たぶん20代の花島先生。ポニーテールやジャージ上下がとても可愛らしく、屋台で酔っぱらう姿も超キュート。劇中、ドリス・デイの名曲「ケ・セラ・セラ」を歌うと、空気が変わる。
いつも隠している真ん中オーラがハンパなかったです[黒ハート]今年は、トップお披露目から10周年。そんな年に、プレお披露目公演会場だった博多座で公演できたこと、それを見届けられたことが、とても嬉しかったです。

5月には、久しぶりに、“表現者ノマド”シリーズ。1月の『どうぶつ会議』で音楽を担当した国広和毅さんがゲスト。会場に、池谷のぶえさん、田中利花さんもいらっしゃる…という豪華なお勉強会でした。
あと、この辺でロンロン(岡本寛子さん)が演出しているリビングルームミュージカルのゲストに出演されたハズ。私は、残念ながらチケット取れなかったんですけど、懐かしいゆうひさん時代の宙組メンバーが集結されたそうで…。


6月、大空ゆうひライブ『梅雨ノハレマ』開催。単独ライブとしては2年ぶり…かな。東京はコットンクラブ、大阪はビルボードライブ大阪。コットンクラブって、『カサブランカ』の制作発表を行った会場だったんですよね。
なんだかんだで、歌うことは続けてくれているので、嬉しかったりします。


7月、橋爪功さんのリーディング・シアターに出演。兵庫県芸術文化センター阪急中ホールのみの開催。頑張って観に行きました[exclamation×2]
橋爪さんとの共演も嬉しかったけど、今回使われたアンソロジー「居心地の悪い部屋」の編著者、岸本佐知子さんを知ることができたのも、ゆうひさんに感謝。「居心地…」だけでなくエッセイも面白く、今年の大きな出合いのひとつとなりました[黒ハート]


8月、劇団た組『今日もわからないうちに』出演。鈴木浩介さんとW主演。シアタートラム。
舞台作品と思えないほどリアルな(まさに息遣いさえ聞こえるような…)日常会話を積み重ねていく物語。そこからのどんでん返しが面白くて…。今年の主演舞台も、ゆうひさんらしい、スパイスの効いた作品でした。


9月、『めんたいぴりり』東京、明治座公演。博多座公演終了後、明治座公演までの間に、ドリス・デイさんがお亡くなりになり、BGMの「ケ・セラ・セラ」を聞くとグッときました。花島先生の可愛さは、博多座限定じゃなかった[黒ハート]東京でしか観られない友人も多いので、ようやくネタバレできてホッとした9月でした。


10月、“表現者ノマド”シリーズ再び。ゲストは、宝塚歌劇団の有村淳先生。
とても貴重なお話をたくさん聞けた素晴らしい機会だった。在団中のDSの衣装も見せてもらえて、ラッキーでした[黒ハート]


11月、本多劇場にて、『鎌塚氏、舞い散る』に出演。
『鎌塚氏…』は、シリーズ作品。そこに新たに出演させていただけて、とても光栄。
貴族の「女主人」という役柄がぴったりで、マヤコという女性の人生が切なくて愛しくて、ステキな舞台でした。
12月は旅公演もありましたね。


今年は、酔っ払い演技の場面が2回もあったけど、可愛い酔っ払い演技のこと、業界にバレてるのかな[exclamation&question]
来年は、2月から、『お勢、断行』に出演の予定。来年も、ステキな作品にいっぱい出られますように[黒ハート]


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2020年ラインアップ発表 その7 [┣宝塚情報]

まだ、お披露目の大劇場公演も始まっていないというのに、というか、お稽古始まったばかりだというのに、その次の大劇場公演が発表されました。


2020年 公演ラインアップ【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】


2019/12/27


2020年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。   


星組公演


主演・・・礼 真琴、舞空 瞳


宝塚大劇場:2020年8月21日(金)~9月28日(月)
東京宝塚劇場:2020年10月16日(金)~11月22日(日)


ミュージカル 『ロミオとジュリエット』
Roméo & Juliette Le spectacle musical de GÉRARD PRESGURVIC D’après l’œuvre de WILLIAM SHAKESPEARE
原作/ウィリアム・シェイクスピア  作/ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出/小池 修一郎  演出/稲葉 太地


絶対やるだろうな…と思っていたので、あ、そっか…という感じですが、こっちゃんの愛を観て、なんて愛らしい娘役なんだろう…と思ってプログラム見て唖然として10年、再演の大劇場公演では、安定の愛+ハッとするほどイケメンのベンヴォーリオも楽しませてもらった。満を持してのロミオ役に楽しみしかないです。
ひっとんには、プレスギュルヴィック版のジュリエット役は、すごく似合うと思うので、こちらも楽しみ。


あまり、役の少ない公演なので、役替りとかやりそうですが、チケット難になるので、できればやめてほしいな…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]


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ILMセクハラ騒動 [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

クリスマスイブ、いつものように忙しく働き、そのままヤマハホールに直行、「I LOVE MUSICAL」を楽しんだ。その後、タイムラインを確認することなく、能天気に、「楽しかった[わーい(嬉しい顔)]」とツイート。(夜野アカウントではなく、以前から使っている個人アカウントです。)たいしてフォロワーもいないアカウントなのに、知らない人のリツイートが数件入っていて、不思議だな…と思っているうち、全く知らないアカウントのツイートがリツイートされ、たいへんなことが起きている…と知った。
ショックだった。
私が見たツイートは昼公演に対するものだったが、夜公演でも似たようなことが繰り広げられていて、私は、それを、微笑ましく観ていたのだ。ふだん、フェミニストを自認している私が、まったくスルーしてしまった…[爆弾]ということに、唖然とした。
それと同時に、新納さんが、セクハラ男優として拡散されていることに、戦慄した。
そんなあれこれを、考えてみたい。


<私が見た事実と、その時の私の受けた印象と、そう思うに至った背景>
夜公演では、新納さんが美弥ちゃんの手の甲に軽く触れ、「これが退団後初舞台ということは、舞台上で初めて手を握った男、ということですね」というような、発言をしたと思う。
あと、別の場面で、私生活でもスカートをはいたりしないという美弥ちゃんに、「どうせなら、短いスカートはいて、胸元もバーンと開けて、ファンを成仏させちゃえばよかったのに」というような発言もあった。
ただ、しつこく手を握って離さなかったみたいなことはなかったし、美弥ちゃんが怯えたり、嫌がったりしているようには見えなかった。それは、美弥ちゃんが、美弥ちゃんらしさを失わず、飄々として見えたからでもあるし、私が、長年見てきた新納さんという俳優を信頼していたからでもあるし、そして、このようなやり取りに慣れ切っていたからでもあると思う。


<タイムラインで流れてきたツイート>
昼公演を観た方の発言。
新納さんの名前は書かれていなかった。
昼公演では、肩に触れていたらしい。そして、「舞台で最初に触った男」というような表現だったらしい。
この方は、以前、新納さんが「パジャマゲーム」で、みっちゃん(北翔海莉さん)に対しても、「舞台で最初にキスした男」というのを言っていたのを観たらしい。
そして、普段、私達、働く女性が、言うに言えず受け入れざるを得ないセクハラを、こうやって楽しみにしているエンターテイメントの世界で追認させられることの苦痛について語っていた。
その結果、楽しみにしていた公演が、つらい体験になった、とつづられていた。


<その後の展開>
このツイートについて、ものすごい数のリツイートが流れ、引用リツイートで、「新納ゆるせない」的発言もガンガン流れて行った。
それを見て、私は、すごく心が痛んだ。
それは、この発言に対して私自身が「何も感じなかった」ことに対するショック、そして、すべてを新納慎也ひとりの責任に帰してしまうのは、違うんじゃないか…という思いでもあった。


<令和の時代にそれはダメだよね>
この発言、昭和なら無問題、平成でもスルーされてきたようなこと。
でも、声をあげる人が出てきて、あ、そうだよね、そういう発言って、もう笑いを取れるものじゃなくなってる…って、やる側が自覚しなきゃいけない問題なんだな…と気づかされた。
宝塚って基本的に恋愛作品を多くやっているから、抱擁もリフトもキスシーンも、皆さん経験豊富。(キスシーンはフェイクですが[あせあせ(飛び散る汗)])なのに、「男性との経験」みたいな括りでことさらあげつらうのは、失礼だよね。


一方、キスシーンがフェイクなことで、退団後、●●さんとキスした[exclamation]と希少価値的発言をされることは、元ヅカあるある。というわけで、令和の時代は、宝塚もリアルなキスシーンをやってみるってのは、どうでしょうかね[exclamation&question]キスシーンの大好きな小池先生、いかがでしょうか[exclamation&question]
それと、フェイクのキスシーン、だからこそ、すごいステキなラブシーンができる…ということもあるわけで、(口紅がこすれたりするとその後の顔がマヌケになるため、舞台では、キスしながら角度を変えるような情熱的なキスシーンはできない)外部の舞台でも、キスをしないキスシーンの技術を元ヅカの生徒さんに伝授してもらい、よりラブシーンの完成度の高い舞台を目指す…というのも、ありなんじゃないかな、と思います。


<新納さんが悪いの?>
そして、今回の件、すべてを新納さんのせいにしてしまうのは、なんだか気の毒に感じた。
それは以下の理由による。
[1]今回のショーについては、構成・演出部分に、出演者も関わっていると、MCで語られていた。だから、このMCも出演者がある程度は関与している。また、昼公演で問題があったと出演者たち自身が気づいていたなら、出演者の意志で夜公演ではカットされるはずなので、(問題が公になった25日の公演ではカットされていた)新納さんの責任を問うならば、他の出演者(美弥ちゃん含む)の責任も問われるべきだと思う。
(もちろん、出演者の連帯責任にしたいと私が思っているわけではなく、言った一人の責任にしておしまいって話ではないということ[ひらめき]
[2]そもそも、新納さんが今回の発言が問題ないと思ってしまったのは、これまで、長きに亙って、このような「卒業直後の洗礼」みたいなものを、普通に受け入れ、声を上げてこなかった、歴代のOGのせいもあるかもしれない。てか、いまだに、バラエティーで笑い話のように語っている人もいる。「大丈夫だ」と思わせてしまう要素は、これら多数の卒業生が醸成してきたものかもしれない。
[3]芸能界にデビューしたばかりの美弥ちゃんがイヤとは言えなかったはず、という意見があったが、もし、24日の1stステージからこれを排除しようとしたら、美弥ちゃんが頑張るしかなかった。これで美弥ファンがイヤな思いをしたのなら、やっぱり責任の一端は美弥ちゃんにある、という風にツイート・リツイートした人は思わなかったのかな。
(宝塚時代は、贔屓以外の生徒の批判は書きづらい…ということもあり、我々ヅカファンは長年、作品が良くなかったら、演出家のせい、スタッフのせい、と書いて済ませてきた部分がある。少なくとも、私は、そういう自覚をしている。でも、外部で、何もかもを他の出演者のせいにする書き込みは、問題かもしれない。)
また、批判的なツイートにもあったように、現在の芸能界では、男役をやめたら女優になる…というのが既定路線になっている。もし、新規路線を行くのであれば、ファンだけの間で「性別・美弥るりか」と認識されるのではなく、例に出して恐縮だが、七海ひろきのように、自分の方向性を発信していく必要がある。MCのある今回のステージは、それに相応しい舞台でもあった。これからは、自分の思いややりたいことを効果的に発信していかないと、既定の枠にはめたがる周囲には勝てない。
会社で女子社員が、偉い人に「セクハラヤメテ」なんて言えない、というのとは次元が違う。自分発信をどれだけできるか、が生き残りをかけた戦いなのだと私は思う。
(もちろん、この件について、美弥ちゃんが、特に発信する気がなかった…という可能性はあるし、美弥ちゃん自身が大したことだと思わなかった、だから放置していた可能性もある。その場合、舞台裏で、私のせいですみません…みたいな話になっていたら、逆に可哀想だな…という気もする。)


というわけで、宝塚出身者の第二の人生スタート時においては、いろんなことがあるけれども、私は今後も、今回のILMメンバーみなさんを応援したいな~と思っている。(個人の感想です。)


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X-QUEST「三獣士」観劇 [┣演劇]

X-QUEST
「三獣士」


作・演出:トクナガヒデカツ
音楽:三善雅己
音響:山下菜美子(mintAvenue inc.)
音響操作:中島有城
照明:若原靖
舞台監督:横尾友広
殺陣:x-BLADE
振付:野地春秋、新木美優
衣裳:創木希美、田口裕美、津田美穂
衣装協力:若原工房
ヘアメイク:平林純子(P3Garage)


汐美真帆三上俊が共演する…とか、どんなドリームやねん[るんるん]
ということで、X-QUESTの公演、再び、参戦してきました[exclamation×2]
前回公演の感想はこちらです。どうやら、X-QUESTでは、大野清志、清水宗史、高田淳の三人がトップスター的ポジションにいて、三人を上手に立てるような演目が設けられたのかな…と感じた。前回もこの三人が主役の三種類の芝居だったし。というわけで、大野はアトス(ドラキュラ)役、清水はポルトス(オオカミ男)、高田はアラミス(フランケンシュタイン)を演じ、この三人が三獣士となっている。
で、ダルタニアンは、外部から女優の楠世蓮を招聘している。
三人のバランスをうまく取った配役だな~と思う。
とはいえ、この作品は、我々が知っているあの「三銃士」とは違う、「フランスによく似た国」の物語である。
この「フランスによく似た国」の王様は、ルイ13世(三上)。嫉妬深くて王妃のアンヌ(三上)の浮気を心配しているという設定だが、三上は二役ではなくて、半身がルイで半身がアンヌという姿。あしゅら男爵かっ[exclamation]
※「あしゅら男爵」知らない方はググってね[揺れるハート]
なので、浮気するなら気づくのではないかと思うのだが…[わーい(嬉しい顔)]
それはともかくとして、イケメン王子様のようなルイ13世と、美女アンヌが同居している、まるで三上のためにあるような役で、麗しさを堪能した。そもそも中低音の甘くて深い声だから、男役も女役も上手く演じ分けられるのよね。
一方、汐美はミレディ。これは納得の配役。
X-QUEST2回目の出演ということで、今回は、アクションシーンも多い。かっこいい[黒ハート]
さらに、切り裂きジャックやジェームス・ボンドなど、いつの時代[exclamation&question]というイギリス人も入り乱れて、激しいアクションが繰り広げられる。
年末の公演なので、ただひたすら、スカッとした感じ。
入り乱れすぎていて、ちょっと物語が追えないというか、えーと、この方は誰で、誰の味方だっけ[exclamation&question]と混乱するような場面も多かったが、お祭り騒ぎみたいな感じで楽しめたし、筋は通っていたと思う。
可愛い荻窪さんは、ボンドガール役ということで、ショートパンツタイプのオールインワン姿。ナイスバディ[ぴかぴか(新しい)]てか、戦隊モノの紅一点(懐かしいポジション)的な衣装というか。いつも可愛いな…と思って観ていたが、X-QUEST初参戦が1999年[exclamation&question]え、何歳[exclamation&question][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]
前回の公演でお気に入りになった土田卓さん、今回もご出演で嬉しい。フランス(によく似た国)側が、ルイ13世の時代(17世紀)なのに対して、イギリス(によく似た国)チームは、19-20世紀なので、衣装に違和感がありまくりなんだけど、そのごちゃまぜ感も、年末に相応しいような気がして、楽しめました[exclamation×2]
2019年の観劇収め。よき1年だったな~[るんるん]


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七海ひろきDS [┣コンサート・スポーツその他のパフォーマンス]

宝塚歌劇団を退団後、独自の路線を爆走中の七海ひろき様DS@東京會舘に行ってきました[黒ハート]
ちょうど1年前に再オープン記念DSに行って以来。


ひろきDS1.jpg


右側の赤い飲み物がオリジナルカクテルです。甘くて美味しかった[揺れるハート]


テーブルの上に乗っているのはメニューですが、黒燕尾姿のかいちゃん…でも、メイクが違う[exclamation]男役もどきではなく、新たな七海ひろきを打ち出していくんだな…というのが、写真一枚でも分かる。


ひろきDS2.jpg


アミューズ。見た目も可愛く、美味しかったです。


ひろきDS3.jpg


お肉もちょうどよい焼き具合で、美味しかったです。


ひろきDS4.jpg


デザートは、ゼリー寄せ。マカロンにツリーの柄が入っていて、可愛かった[黒ハート]


今回、いただいたメニューにセットリストが載っていなくて、記憶だけではレポートできないポンコツ脳なので、詳細レポはできません…[たらーっ(汗)]でも、素晴らしかったです[黒ハート]


コーラス担当のせーこちゃん(純矢ちとせ)、ゆうりちゃん(伶美うらら)も素晴らしかった[黒ハート]クリスマスソングでは、超プリティ可愛いトナカイさんになっていて、あまりのキュートさに、声が漏れてしまうほど。
高い声のコーラスも、低い声のソロも、どちらもこなせるスーパーコーラス隊の二人。
そんな二人のサポートを受けて、かいちゃんも、次々に衣装を変えながら、たくさんの楽曲に挑戦していました[るんるん]
衣装も、黒燕尾だけでなく、青のタキシードとか、変わり燕尾とか、たくさん見せてくれた。あ、サンタさんにもなってくれた[クリスマス]
かいちゃんが歩く新しい道、まだ誰も進んだことのない道の先に何があるのか、まだ未知数。でも、男役時代以上にドキドキワクワクさせてもらいました[かわいい]
2020年も、楽しみにしています。


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岐阜城 [┣百名城]

今年最後になる…かな[exclamation&question]岐阜城に行ってきました。


岐阜城ー1.jpg名古屋から、東海道線で岐阜に行き、バスで岐阜公園まで15分くらい…かな[exclamation&question]久しぶりに、駅から路線バスで城に向かいました(笑)歩いて30分くらいだったら、歩いちゃうことが多いので。途中、柳ヶ瀬という停留所があり、これが、かの「柳ヶ瀬ブルース」の柳ヶ瀬[exclamation&question]と、きょろきょろしちゃいました。(昔は、大きな歓楽街があったのだとか。)


岐阜城ー2.jpg岐阜公園に足を踏み入れると、なにやらフロックコートを着た男性の銅像が…。
よく見たら、「板垣退助遭難の地」と書いてある。自由民権運動でおなじみの板垣退助が、この辺で暴漢に襲われて負傷したのだとか。例の「板垣死すとも自由は死せず」と言った事件ですね。傷自体は全治10日くらいのものだったようで、板垣さんは、82歳の天寿を全うし、大正時代まで生きたみたい。


岐阜公園の中に、岐阜城に向かうロープウェイがあり、(歩いて登山道を登る道もある)3分くらいで金華山の山頂に到着。
岐阜城ー3.jpg山頂近くにあったのが、こちらの福閻魔堂。閻魔堂とあったので、10円(縁遠いように)を入れたのですが、実は、魔を祓ってくれる福閻魔だったそうで…失敗したかも[あせあせ(飛び散る汗)]


岐阜城ー4.jpgそして、早くも、岐阜城天守が見えてきました。素晴らしい景観[exclamation×2]
さすが、天下の山城だけあって、ロープウェイを降りてからも、登り道が続きます…[あせあせ(飛び散る汗)]ちょっとだけ、甘く見ていたかも…。
こういう時、一人旅はつらい…。自分で自分を鼓舞しながら、ひたすら無言で歩く…修行のような時間が10分ほど続いたでしょうか。ようやく目的地がハッキリと見えてきました。


岐阜城ー5.jpg雲ひとつない晴天の中、一気に階段+坂を登ってきたので、コートの中にうっすらと汗をかいている状態。12月だってのに。もちろん、マフラーはとっくに外しております。


岐阜城ー6.jpg天守閣の中は、岐阜城の歴史や信長関係のレプリカが効果的に配置されていて、すごくセンスいいな…と思いました。
子供が見ても分かりやすい解説と、インパクトのある配置(階段を上った先に信長公の木像が置かれていたり…)で、飽きさせない。
そして、最上階から望楼に出ると岐阜の町が一望できる。さすが、斎藤道三、織田信長が居城にした金華山(稲葉山)。
天井画は、ご覧の通り、龍と麒麟。そういえば、来年の大河ドラマは、「麒麟がくる」でしたね。
(岐阜公園に大河ドラマ館ができるそうです。)


岐阜城ー7.jpg岐阜の山々。
なんだか、街のすぐそばまで山が迫っているんですね。
手前にあるのは、鵜飼でおなじみの長良川。砂州が多くて、それほど広い河ではないように思いました。


岐阜城ー8.jpg麓には、信長の居館跡が。
現在も発掘中とのことで、信長時代だけでなく、稲葉山城時代…つまり、斎藤道三の時代の遺跡も発掘されているとのこと。


岐阜城ー9.jpgここは、帰蝶(濃姫)の部屋跡とのこと。
左の隅にある三重塔は、大正天皇の即位を記念して創られたものなので、帰蝶が眺めていた景色ではないです。
ただ整地されただけの場所を眺めながら、ひらひらと舞っていたちゃぴの帰蝶をふと思い出してしまいました。


岐阜城ー10.jpgこちらが、その三重塔。
ロープウェイからも見えるのですが、降りてからゆっくりと見に行きました。優雅で綺麗な塔ですね。
明治神宮や築地本願寺を設計した伊東忠太氏の設計になるものだそうです。


岐阜城ー11.jpg名古屋駅に帰ろうと、駅のホームに立った時、黄金の信長さんを発見[exclamation×2]これ、撮影してくればよかった…無念[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]


 


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「I Love Musical」Xmasコンサート [┣コンサート・スポーツその他のパフォーマンス]

「I Love Musical Xmas & Year-end Concert Xmas Version」


演出・構成:土城温美
音楽監督:鎌田雅人
振付:竹森徳芳


音響・照明:ヤマハホールテクニカル
舞台監督:山本圭太
振付助手:佐藤詩乃
音響協力:デルタ音響
映像収録:ENTER the DEE


企画 岡田浩暉
立案・プロデュース:坂元寿朗
プロデュサー:磯薫、林三代子
アシスタント・プロデューサー:田原久美子、平川英一朗
WEBデザイン:森田悠介
宣伝:る・ひまわり
制作協力:MAパブリッシング
主催:アイラブミュージカル製作委員会
企画製作:BS日テレ、FTエンタテインメント、る・ひまわり


出演:岡田浩暉、鈴木勝吾、新納慎也、梅田彩佳、美弥るりか
コーラス・ダンス:鈴木麻祐理
Keyboards:鎌田雅人
Guitar:宮永治郎
Bass:中川量
Drums:田中真二
Violin:島内晶子


みやちゃんファンの友人と一緒に舞台を観た帰り、みやちゃんの出るコンサートのチケットがダブっているという話を聞き、私も行きたい~[exclamation]と言って譲っていただいた。ありがたや~[黒ハート]
このコンサート、退団後のみやちゃんの元気な姿を観たい…[ダッシュ(走り出すさま)]と思っていたのと同時に、今の鈴木勝吾ぐんを観てみたい~[るんるん]と思ったことも、行きたかった理由。というのも、YouTubeで「侍戦隊シンケンジャー」を観て(遅ればせながら初見)、すっかり嵌まってしまったから。この作品でデビューした松坂桃李くんの活躍を知らない人はいないだろう。そして、相葉裕樹くんは、このブログではおなじみのミュージカル俳優。実は、鈴木くんが出演している舞台も私は観ているはずなのだが(「薄桜鬼」とか)…チェックが漏れていた。遅ればせながら、「今の」鈴木くんを観たい[exclamation×2]と願い続け、ようやく年の瀬にこの機会が訪れた[exclamation×2]


そもそも、この「I Love Musical」というショーは、岡田浩暉さんのデビュー25周年を記念して2016年に開催された公演がベースになっている。プロデューサーの坂元さんが、ミュージカルを観たことがない人が、劇場に足を運ぶキッカケになればいいね、と口にした言葉がベースになり、岡田さんが続けてこられている企画なんだとか。まあ、出演者のファンの方がチケットを買う…と考えると、そもそもミュージカルを観たことがない人が、このコンサートに来るだろうか[exclamation&question]とも思うが、どうしても「推し中心」の観劇生活になりやすい我々も、ここで音楽に触れることで、「推しが出そうにない作品」にも興味がわく、ということはあるかもしれない。
岡田さんの地道な活動が実を結びますように[黒ハート]


では、セットリストごとにミニ感想を入れていきます。


ACT1
[るんるん]トゥナイト(ウェストサイド物語)
[カラオケ]岡田浩暉[るんるん]Paula(グッバイ・ガール)
[カラオケ]鈴木勝吾・梅田彩佳[るんるん]とびら開けて(アナと雪の女王)
[カラオケ]美弥るりか[るんるん]影を逃れて(モーツァルト)
[カラオケ]新納慎也[るんるん]ビッグ・スペンダー(Sweet Charity)


鈴木勝吾くんの歌声…へぇ~こんな感じか…[揺れるハート]
なにしろ、つい最近、10年前の鈴木くんに出会った私としては、30歳の鈴木くんなど想像もできないわけで[あせあせ(飛び散る汗)]ステキな俳優さんになっていたんだな~[ぴかぴか(新しい)]歌声は甘く、高音もよく伸びる。ふむふむ、これは要チェックである。
美弥ちゃんの「影を逃れて」は、テレビで拝見した舞浜アンフィシアターでの復帰コンサートでも歌われていたので、選曲に納得。危なげなく、安定の外部デビューと感じた。MCも美弥ちゃんらしく、のんびりしたトークに癒される。
MCタイムでのやり取りが、大きな問題になったが、それについては別記事で。


[ぴかぴか(新しい)]『ミス・サイゴン』コーナー[ぴかぴか(新しい)]
[るんるん]Why God,Why(鈴木
[るんるん]命をあげよう(梅田
[るんるん]ブイ・ドイ(岡田
[るんるん]アメリカン・ドリーム(新納・美弥・全員コーラス)


ミュージカルナンバーから好きな曲を歌ってもらうコンサート、というのはよくあるが、こんな風に、一つの作品縛りのコーナーがある、というのは面白い。
ここだけで、こんなお話なんだよ~という知識を得られ、じゃあ、全幕ものを観に行ってみようかな~と思える、よいイントロダクションになっている。いいとこどりで、歌舞伎みたいかも。(歌舞伎座では、一部分だけを上演するので。)
あらためて、名曲揃いだな~[ぴかぴか(新しい)]と思った。
美弥ちゃんと新納さんの「アメリカン・ドリーム」は、野郎同士のデュエットみたいな感じで、楽しく聴いた。


ACT2
[るんるん]Oh Happy Day(天使にラブ・ソングを)
[カラオケ]新納慎也[るんるん]One Song Glory(RENT)
[カラオケ]梅田彩佳[るんるん]Out Tonight(RENT)
[カラオケ]岡田浩暉[るんるん]She(ノッティングヒルの恋人)
[カラオケ]鈴木勝吾[るんるん]カフェ・ソング(レ・ミゼラブル)
[カラオケ]新納慎也・梅田彩佳[るんるん]A Whole New World(アラジン)
[カラオケ]岡田浩暉・美弥るりか[るんるん]All You Need Is Love(ラブ・アクチュアリー)


私の大好きなミュージカル、「RENT」からは、ロジャーの「One Song Glory」とミミの「Out Tonight」が選ばれた。「One Song Glory」は、実は「RENT」の中で一番好きな曲で…命尽きるまでに一曲だけでも後に残る曲を作れたら…という歌詞なんだけど、この曲自体、絶対残るわ、名曲よ[exclamation×2]と思っている。(最後に完成したロジャーの自信曲(Your Eyes)よりずっと名曲だと思っております[わーい(嬉しい顔)])「Out Tonight」は、ロジャーを連れ出そうと現れるミミのセクシーなナンバー。彩佳ちゃん、可愛かったです[揺れるハート]
「She」は、宙組のショー「Amour それは…」で蘭寿さんが歌ったのを覚えている。すごいいい曲~[るんるん]
勝吾くんの「カフェ・ソング」は、自分が意識を失っている間に砦が落ちて、仲間が全員死んでしまって、その後自分一人回復したマリウスによるソロなんだけど、勝吾くんの声質に合っていて、とてもよかった[ぴかぴか(新しい)]
「All you Need Is Love」は、映画「ラブ・アクチュアリー」のラストで登場する曲だけど、そもそもは、ビートルズのナンバー。そんなに難しい曲ではないので、楽勝な感じでしたね[黒ハート]


[ぴかぴか(新しい)]クリスマスメドレー[ぴかぴか(新しい)]
[カラオケ]鈴木勝吾[るんるん]クリスマス・イブ(山下達郎)
[カラオケ]美弥るりか[るんるん]サンタが街にやってくる
[カラオケ]新納慎也・梅田彩佳(鈴木・美弥コーラス)[るんるん]White Christmas
[るんるん]星に願いを
[るんるん]今この時(ラ・カージュ・オ・フォール)


クリスマスイブの公演なので、最後はクリスマスソングで〆。
心浮き立つ、楽しい時間だった。


 


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「神の子」観劇 [┣演劇]

「神の子」


作・演出:赤堀雅秋


舞台美術:土岐研一
照明:佐藤啓
音響:田上篤志(atSound)
衣裳:坂東智代
ヘアメイク:鎌田直樹
演出助手:松倉良子
舞台監督:南部丈


制作:佐々木康志(PRAGMAX&Entertainment)
プロデューサー:西田圭吾
企画・製作:コムレイド


赤堀さんの作・演出、コムレイドの舞台なので、どうしたって、「鳥の名前」を思い出す。似たタイプの、シュールな物語。主人公は、底辺の一歩手前くらいの生活をしているのに、飄々と生きている中年男。それが、新井さん(新井浩文)だと、どこか攻撃的なものを秘めている感じで、大森南朋だと、すごく受け身な人物になる…というのは、赤堀さんの中のイメージなのかな。
道路工事現場の警備をしている三人の男、池田守(大森南朋)、五十嵐健(田中哲司)、土井春彦(でんでん)。人生、負け組感が漂うトリオだが、たまに近くのスナックに行って、少し飲むのが楽しみ。土井は、ママの林田美保(江口のりこ)に岡惚れしている。が、ママは、土井の好意が迷惑なのだ、と、池田や五十嵐に相談していた。
ある日、池田は、田畑美咲(長澤まさみ)に出会い、彼女に惹かれて、一緒にゴミ拾いのボランティア活動をする。
田畑は、この町のボランティア活動のリーダーを務めていた。池田と共にゴミ拾いをしたメンバーは、サブリーダーの斎藤真理子(石橋静河)、渡辺正人(川畑和雄)、青木和弘(飯田あさと)。その後、軽くお弁当を食べたりして、池田的に、少し距離が近づいた。
池田はボランティア活動に力を入れ、仕事には、あまり行かなくなる。
一方、このボランティア、実は新興宗教の勧誘活動の一環だったりして、なかなか思うようにいかない宗教活動に対して、田畑はジレンマを感じている。が、そんな田畑に憧れている斎藤は、もっと頑張りましょう[exclamation]と田畑を鼓舞する。
田畑は、深夜の公園で、以前タバコのポイ捨てを注意したサラリーマンの横山秀樹(永岡佑)に再会、彼の誘いに乗って自分を変えようとも考える。(私、32歳で初めてですが、それでよければ…という発言は、むしろ、体のいい拒絶じゃないかと思うが、田畑は真剣である。)
そうこうするうちに、ボランティア活動の仮面を脱ぎ捨て、宗教団体に勧誘するイベント、“キャンプ”の日がやってくる。池田は、五十嵐や土井を誘って参加する。メンバーはキャンプファイアーを囲んで、色々な話をしていくが、そもそもボランティアさえ経験していない土井が、宗教勧誘的な欺瞞を嗅ぎ取って、イヤだから帰ると喚きだす。
キャンプは失敗したが、そこで頑張らない田畑に、斎藤は驚く。いつの間にか、自分が憧れていた田畑は変わっていた。斎藤は、大きなショックを受けて踊り出す。こんな場所でバレエを踊るのが、またシュール[あせあせ(飛び散る汗)]
池田は、また、ありふれた日常に戻る。
五十嵐は、スナックのママと所帯を持ち、オーナーになっていた。もうすぐ子供が生まれるらしい。
同じような毎日だが、少しだけ違う日々が続いていくー


「神の子」というタイトルは、“宗教の勧誘”が登場する芝居だから…ということもあると思うが、決して勝者にならない、残念な市井の人々であっても、「ひとしく神の子」なのだ、つまり、ただ生きていること、それだけで尊いのだ、という意味なのかな。
年末だと言うのに、エグみのある舞台だったが、見てよかった。
ありふれた…でも、ちょっとシュールな「おじさんの日々」と、熱くなくて、どっちかというと一人じゃ寂しいからレベルの友情が、なんか胸に沁みる…そんなクリスマスイブイブでした[黒ハート]


大森南朋、舞台で観るのは、初めて。圧倒的な存在感で引っ張るとかではなく、すごく等身大に役を演じていて、この舞台に嵌まっていた。
長澤まさみ、いつもうざいくらいにキラキラしているイメージがあったが、こんな自己肯定感の低い役は、とても新鮮。個性的なおっさん連合の前に、沈んでしまいがちな役だが、スターオーラで、乗り切っていた感じ。
その個性豊かなおっさんたち、田中哲司でんでん。存在が犯罪。スナックのママに苦しいほどの恋心を抱く65歳と、そこから守ってほしいと言われて、逆に口説く53歳ちょい悪が、取っ組み合いのケンカをするとか、なんか、可愛すぎてヤバい。
取り合いされるスナックのママ、江口のりこ。生活感がイタい。もう、絶対、いるよね、こういうスナックのママ、みたいなキャラが尊い。生活に疲れてるからこその、エロさがヤバい。やっぱ、好きだわ[揺れるハート]


そして、今回も、西船橋のアランドが登場。赤堀さん…アランド常連ですか[exclamation&question]


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2019年タカラヅカ総括 [┣ヅカネタ]

恒例の総括、今年もいってみたいと思います[パンチ]
元々は、宝塚バトンで回ってきたものが始まりなので、感想以外にもちょっとした項目はそのまま使っております。タイトルは、面倒なのでサブタイトル全部カットしてます。


ON THE TOWN(月)
・月組の新トップ娘役、美園さくらのプレお披露目公演。チケット運に恵まれ、数回観劇。映画版はテレビで見ていたが、まあ、どうにも古い物語で、どうしてこれを買い付けたのか謎。水兵姿の珠城りょうが可愛かったから、いっか…と言いたいところだけど、うーん[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]主演コンビはともかく、それ以外の配役は、ピッタリ配役が多く、その辺は楽しめた。


Anna Karenina(月)
美弥るりか主演のバウホール公演。千秋楽をライブ中継してくれたため、見ることができた。
今にして思えば、退団を決意した美弥の凄絶なまでの美しさ、タイトルロールを演じた海乃美月もまた美しく、耽美的な植田景子脚本と相俟って、正月から夢々しく、その分とても痛々しいドラマに胸がいっぱいになった。

ファントム(雪)
歌の難しいミュージカルでありながら、これまで一度もウタウマコンビで上演されたことがなかった「ファントム」。歌にヒヤヒヤする必要がなくなって、あらためて、感じたのは、「酷いハナシだ…」ということでした[爆弾]
キャリエールの無反省なパパっぷりに腹が立つ[むかっ(怒り)]でも、咲ちゃん、好き[黒ハート]


パパ・アイ・ラブ・ユー(専)
轟悠主演作のコメディシリーズ、今回は、レイ・クーニーの作品。残念ながら観劇できなかったが、秋に、加藤健一事務所の同作品を観劇、とても面白かったので、観られなかったことが悔やまれます。


黒い瞳&VIVA!FESTA!in HAKATA(宙)
ゆうひさんもまっつも出演した作品…ということで、博多座までは行けなかったが、こちらもライビュで観劇。よい時代になりました。
時代を超えて再演に耐えうる、よい作品だな~[揺れるハート]


群盗(宙)
シラーの戯曲を小柳先生が潤色。運よく何度か観劇できたが、衝撃的なラストシーンにもかかわらず、今にして思うと、なんか楽しかったな…[わーい(嬉しい顔)]そんな舞台でした。


霧深きエルベのほとり&ESTRELLAS(星)
かいちゃんこと七海ひろきが退団した公演だったので、センチメンタルな気持ちになりながらの観劇。この昔っぽい物語に反発しつつ、なぜか惹かれている自分がいたような。
ショーは、主題歌が覚えやすくて、楽しいショーでした。

20世紀号に乗って(雪)
この作品も、どうして版権買っちゃったのかしら[exclamation&question]という作品だった。
ファンの皆さんには好評(たぶん待ちに待ったコメディだったから…)だったようなので、そういう需要があるなら、それはそれでありかな…とは思う。

PR×PRince(雪)
永久輝せあのバウホール初主演作品。一度だけだが観劇することができ、永久輝、綾凰華、彩海せらの王子っぷりに感動。作品内容はツッコミどころ満載だったが、最近の若手演出家、SF的内容を舐めてるのだろうか[exclamation&question]

CASANOVA(花)
花組トップ娘役、仙名彩世のサヨナラ公演。ドーヴ・アチアが楽曲を提供し、生田先生が初めて手掛けた一本もの作品。オールドファン的には、「カサノヴァ・夢のかたみ」を自動的に思い出してしまうが、生田先生もこの作品をモチーフにされていたらしい。
トップコンビの歌唱力が素晴らしいのは言うまでもなかったが、コンデュルメル夫人を演じた鳳月杏のソプラノは、ちょっと忘れることができない歌声だった。


アルジェの男&ESTRELLAS(星)
きりやん(霧矢大夢)時代の月組で上演された時、初演(1974年)の設定や台詞がだいぶ変えられてしまったのが、残念だったが、今回、それが戻されていて、膝を打った。大野先生、GJ[exclamation×2]意味わかんなくても、「やってないのは、たたきにころし」でいいじゃん[exclamation]
こっちゃん(礼真琴)の主演で回る全ツだったが、不安なんて全然なくて、芝居もショーも、よっしゃー[exclamation×2]としか思わなかった[るんるん]あと、お芝居のヒロインをはるこちゃん(音波みのり)が演じてくれたのも嬉しかったな。
そして、この公演が、柴田先生生前最後の上演になってしまったのだった。合掌。でも、柴田作品は、これからもずっと上演されていくものと思います。


鎌足(星)
「あかねさす紫の花」や「飛鳥夕映え」の主要人物である中臣鎌足を主人公に、大化の改新前後の物語を再構築した生田先生の意欲作。この作品では、中大兄皇子(瀬央ゆりあ)が2番手的ポジションに配役されていたと思うのだが、蓋を開けてみたら、2番手は華形ひかるだった…という[あせあせ(飛び散る汗)]若手演出家あるある…ですかね。大野先生も、昔よくやっていたような[わーい(嬉しい顔)]
世志古娘(綺咲愛里)の衣装、もしかして、これがモデルかしら?フォーラムー2.jpg


Dream On!(花)
三木先生のバウホールショー新シリーズなのかな[exclamation&question]
主な出演は、97期の綺城ひか理と98期の飛龍つかさ。でも、公演前半は、特別出演として95期の水美舞斗が出演…というか、ぶっちゃけ主演していた。意図の分からないショーで、もしこれが新シリーズだとしたら、今後の成り行きも不安に思った。私は後半公演を観劇したのだが、綺城飛龍だけでも十分にショーとして成立していた。もちろんマイティ出演版もよかったのだろうとは思うが、それだけに、なんだったんだろう[exclamation&question]感だけが残る作品だった。


夢現無双&クルンテープ(月
吉川英治の「宮本武蔵」を原作とした芝居と、タイを舞台としたショー。この作品で、2番手スターの美弥るりかが退団した。
芝居は、吉川英治原作であるにもかかわらず、かつて自身が手掛けた「巌流」に似た作風で、微妙な雰囲気。ショーも色々と物議をかもしていたような…[あせあせ(飛び散る汗)]


恋スルARENA(花)
退団を控えた明日海りおの横浜アリーナコンサート。この公演から、華優希が相手役を務める。まあ、さすがに短期間公演なので未見。

花より男子(花)
柚香光
主演の赤坂ACTシアター公演。いやー、かっこよかったです、F4 。
ヒロインの城妃美伶は、パワフルな魅力があり、ライバル役の音くり寿も、少女マンガのライバル役のイメージぴったり。マンガの中に3時間だけ住ませてもらったような貴重な経験だった。


オーシャンズ11(宙)
おっさんが女子大生に恋をしたところから、この物語は始まる。前回の蘭寿とむ&蘭乃はなは、この設定にまったく違和感がなく、前々回の柚希礼音&夢咲ねねは、どんな役でも紙芝居のように演じてしまうコンビだったので、この設定の異常さにまったく気づいていなかった。
真風涼帆は、おっさんではなかった[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
そして、和希そらも新公学年ではなかった。(だから、ライナスが新公ダニー役にはならなかった…)
でも、和希が、今回最大の収穫だった。


ON THE TOWN(月
フォーラムで何度も観劇したので、梅芸まで行く必要もないはずでしたが…ちなつちゃんお帰りなさい公演だったので、行ってきました。出演者が変わると微妙に空気が変わる。そういう面白さを感じた梅芸公演でした。

チェ・ゲバラ(月)
轟悠主演作。原田先生の作品としては、怒りも感じず、普通に観劇できたが、若々しい革命家を轟が演じることの意味は[exclamation&question]とは思わなくもなかった。

壬生義士伝&Music Revolution!(雪)
貧しい東北の武士生活が見ててきつかった…。
新選組の中での吉村の居方がすごくかっこよくて、俺が俺がと言わないのに、一番強いって素敵だなと思った。
ショーはこちらも主題歌が分かりやすくてよかったけど、まっつの卒業公演に色々似てたな…とかは思いました。

リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド(宙)
瑠風輝バウホール初主演作品。未見です。


追憶のバルセロナ&NICE GUY!!(宙)
初演は、ワン切り問題とかが背景にあって、けっこう厳しい気分で観ていたんだな…と思った。普通に観たら、普通に面白い作品だったし、成瀬さんが2番手だったんだな…と理解した。
今回は、華妃まいあのしっとりとした美しさにクギヅケだった。ショーも、大活躍。退団が本当に残念に思った。

GOD OF STARS&Eclair Brillant(星
紅ゆずる&綺咲愛里コンビのサヨナラ公演。
芝居は、荒唐無稽な作品でサヨナラの寂しさを忘れることができ、こういう作品もありだな…と思った。
ショーは酒井先生の挑戦に溢れた内容で、年齢って心の持ちようだな…なんて考える作品だった。

ハリウッド・ゴシップ(雪)
傑作というわけではないが、観ていて面白かったし、退団を決めた早花まこの怪演が印象に残った作品。
ちゃんに似合う作品ではあったかな。

はばたけ黄金の翼よ&Music Revolution!(雪
さすがの私も、実物を観たことがない、なんと34年ぶりの再演。初演の作・演出を担当した故・阿古先生は、私、一度も作品を観たことがない。小柳先生の潤色により、少女マンガっぽい作品に仕上がったような気がする。
2番手ポジションは、95期の朝美絢。十分、2番手を任せられる実力になったことを感じた。

A Fairy Tale&シャルム!(花)
明日海りお
のサヨナラ公演。お芝居は、植田景子先生らしい作品で、今の明日海に敢えての薔薇の精という配役。ヒロインのが、大劇場お披露目と思えないほどの存在感だった。ショーは、稲葉先生の円熟を感じる出来。

龍の宮物語(星
瀬央ゆりあ主演バウホール公演。未見。


ロックオペラ モーツァルト(星)
礼真琴&舞空瞳のプレお披露目公演。こちらもライビュで観劇。
いやー、ほんと、不安いっこもないわ。チケット難を除けば。


タカラヅカスペシャル(全組)
未見。今年は、東宝を観てましたね。


I AM FROM AUSTRIA(月
ウィーン発のジュークボックス・ミュージカル。
とはいえ、楽曲を知らないし、日本・オーストリア友好150周年記念作品がこれなのか、とか、色々と考える作品だった。コメディっていうのも、出演者の発言を聞いて知ったし。コメディってそういうもの[exclamation&question]


★今年観てない作品とその理由など。
スペシャル的な公演を除くと、バウホール公演「パパ・アイ・ラブ・ユー」と「リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド」と「龍の宮物語」、そして「恋スルARENA」。バウは、どうしても3公演くらい取りこぼす。それくらい忙しかったらしい。いろんなことで。みりおコンサートは行きたかったです。もっと頑張るべきでした[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]

★一番感動した作品
『情熱のバルセロナ』(宙)かな。『A Fairy Tale』(花)も良かったです。


★不快感を覚えた作品
『I AM FROM AUSTRIA』(月)。性的少数者を茶化してはいけないということを、オリジナルプロダクション側からすごく言われていたらしいのですが、それって、無言になるってことじゃない…と思う。さっきまでアンナを追いかけてたフェリックスが、パブロの求愛に戸惑いつつも、なんか飲まれていくって…それ、大丈夫なんですか[exclamation&question]


★一番座席を揺らした作品
『GOD OF STARS』(星)くらいしかない…か。「パパ・アイ・ラブ・ユー」」を観ていたらな…。


★一番じゃないけど吹いた作品
『PR×PRince』(雪)かな。笑うべきじゃないところで、ちょっと笑ってしまった。設定がちょっと…。


★一番好きだった大空ゆうひ
「鎌塚氏、舞い散る」。マヤコ奥様~[黒ハート]


★感動したこと
「A Fairy Tale」の華優希。女の一生をあそこまで表現し得たこと。


★有り得ないと思ったこと
美弥ちゃんの退団。


★おめでとう!
花組、星組の新トップ就任。


★泣いた作品
『A Fairy Tale』。毎回、泣いてた。華ちゃんが、自分の胸を叩くところで。


★今年一番血が騒いだテーマ曲
『ESTRELLAS』かな。時点で『Music Revolution!』。


★今年のベストロケット
『I AM FROM AUSTRIA』。ロケットだけど足を出さないって、すごい冒険だと思う。いいか悪いかわからないけど、記録しておきたい。


★今年のベストヒロイン
華優希。
ベストヒロインは一人だけど、敢えて書かせてほしいのは、音波みのり、城妃美伶、海乃美月。


★団体賞
オーシャンズ11の皆さんに。スーツで行進するところ、鳥肌でした[exclamation×2]


★今年発掘した生徒or伸びたな~と思った生徒
花組…聖乃あすか(これまで、別に…と思っていたが、ハナダンで落ちた[爆弾]
月組…叶羽時(卒業、おめでとうございます[exclamation×2]
雪組…彩海せら(新公主演おめでとう[揺れるハート]
星組…極美慎(気がつくと、追ってました[exclamation]天飛くんは、既に落ちているので、キワミシンを選びました。)
宙組…希峰かなた(「群盗」のヘルマン役、すごかったです[exclamation]


新年は、「El Japon」東京公演から参戦です。
どうか、来年はチケットがたくさん来ますように[exclamation×2]


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