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ポケベル最終日 [┣笑えた話]

今日をもってポケベル(ポケットベル)サービスが終了することになった…とか。


ポケベルって、相当大昔から存在していて、ずいぶん長い間、「それが鳴ったら、電話を入れる」ものだったと思う。
それが、1990年代、メッセージを入れられるものになった。
ポケットベルの液晶画面に、電話番号以外の文字を表示できるようになったのだ。
当時の高校生などは、ブラインドタッチで、相当長いメッセージを入力できるスキルを身につけていたはずだ。


その頃から、携帯電話が小型化しはじめ、1990年代後半になると、社会人は、携帯電話にシフトしていく。高校生も、携帯電話より安いPHSを使うようになり、また携帯と連動したポケットボードの登場、1999年のiモード開始による携帯メールスタート…と、ポケベルである理由がどんどんなくなっていった。
それから20年…よく、今日まで続いてきたな~と思うが、実は、私、持ってなかったのよね[わーい(嬉しい顔)]


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めんたいに明け暮れた日々 [┣写真ネタ]

「めんたいぴりり」東京公演の間、明太子が食べたい症候群にかかっておりました。


メンタイ1.jpg


こちら、明太子入りの卵焼きです。


メンタイ2.jpg


こちらは、明太子入りレンコンのはさみ揚げ。


メンタイ3.jpg


そして、こちらは、ふくや監修、明太子一本炙り。


メンタイ4.jpg


やはり、白いご飯を頼んじゃいますね。


メンタイ5.jpg


最後に、めんたいこをトッピングしたカレー味のもつ鍋。


こんな一週間を過ごした私、千秋楽後、ひどいむくみに悩まされました。靴下の痕ができるくらい…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
てか、7日のうち6日飲んでしまった…(明太子関係ない飲みを含めて…)[爆弾]


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「El Japon」主な配役発表! [┣宝塚情報]

宙組公演「El Japon」の配役が発表されていました。
初演の新作については、配役を発表されてもよくわからない…という感じですが、歴史上の人物もいるので、興味がわきますね。


蒲田治道… 真風 涼帆
カタリナ… 星風 まどか
アレハンドロ… 芹香 斗亜
~*~*~*~
ドン・フェルディナンド… 英真 なおき
支倉常長… 寿 つかさ
王妃マルガレーテ… 美風 舞良
ロベルタ… 花音 舞
道化ニコラ… 綾瀬 あきな
レルマ公爵… 凛城 きら
内藤半十郎… 松風 輝
フェリペ3世… 星吹 彩翔
伊達政宗… 美月 悠
バランシャ伯爵夫人… 桜音 れい
ミゲル… 星月 梨旺
王女マウリシア… 愛咲 まりあ
ウセダ公爵… 春瀬 央季
エリアス… 桜木 みなと
ソテロ神父… 実羚 淳
只野作十郎… 七生 眞希
藤九郎… 和希 そら
女官ビアンカ… 瀬戸花 まり
内蔵丞… 秋音 光
きく… 里咲 しぐれ
久次… 秋奈 るい
すて… 花菱 りず
トレド大司教… 水香 依千
道化セバスティアン… 留依 蒔世
藤乃… 遥羽 らら
とら… 小春乃 さよ
用心棒ペドロ… 穂稀 せり
西九郎… 瑠風 輝
用心棒セリオ… 若翔 りつ
用心棒パブロ… 希峰 かなた
稗貫三郎… 澄風 なぎ
とめ… 天瀬 はつひ
主殿… 優希 しおん
はる… 天彩 峰里
金蔵… 愛海 ひかる
九郎右衛門… 鷹翔 千空
せつ… 水音 志保
踊り子パメラ… 花宮 沙羅
吉内… 風色 日向
しず… 夢白 あや


けっこう、役が多いですね。
日本とスペイン、両方を舞台にする…ということなのでしょうが、お化粧の関係もあるし、宙組の生徒は、半々の出番ということになるのでしょうか。


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宙組集合日… [┣宝塚人事]

明治座の「めんたいぴりり」に酔いしれて帰宅してみれば、こんなお知らせが…


宙組 退団者のお知らせ


2019/09/27


下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。   


宙組


星吹 彩翔


桜音 れい


愛咲 まりあ


実羚 淳


2020年2月16日(宙組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団


陽雪 アリス


愛彩 めあり


2019年9月27日付で退団


ゆうひさんファンには懐かしい面々が去って行くので、あー寂しいな~と思った。
星吹彩翔くんは、博多座公演から、桜音れいちゃんは、「カサブランカ」から気になる生徒だった。
もんちは、ゆうひさんトップ時代は、少年役が多くて、いつまでも童顔だったけど、最近はオジサマ役などもこなしていて、信頼できる役者だったし、歌声もステキだった。ゆみちゃんは、超キュートな容姿と綺麗な歌声で、宙組観劇時の、私の癒しだった。「エリザベート」でヘレネを演じてくれたのは、嬉しかったな。
愛咲まりあちゃんは、宙組独自の娘役タイプだな~と思って観ていた。できれば、もう少し観ていたかった。
実羚淳くん…私のPCが「羚」という字を出せるのは、あなたのために…だよ。あのまっすぐ伸びた麗しい脚が、宙組の宝でした[黒ハート]


陽雪アリスちゃんは、2016年初舞台、愛彩めありちゃんは、2018年初舞台、研4と研2の二人が集合日付で退団していくのは、とても残念だが、新しい人生に幸多かれと祈ります。


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秋デリ「こえのちから」 [┣Studio Life]

Studio Life Autumn Delicatessen 2019『秋デリ!』
「こえのちから」
<出演>楢原秀佳、曽世海司、奥田努、関戸博一、吉成奨人


「こえのちから」は、俳優たちが、「落語」と「ラジオドラマ」に挑戦する…という内容。
まず、最初は、落語やトークライブに力を入れている曽世海司による、落語「浜野矩随」。この「浜野矩随」という作品は、もともとは講談話だったため、基本、サゲ(オチ)のない人情噺。サゲのない噺というと、「幾代餅」とか、数種類しか聴いたことがない。しかも、主人公の職業が彫金師(刀剣の腰元彫りという仕事)。
そういう分かりづらい噺を現代風に“声優業界”を舞台に再構築し、曽世さんは、トークライブなどのネタとして使っていたという。これを「落語」として披露するというのが、今回の主旨。
ちゃんと高座を作って、和服で登場。まさに若旦那といったいでたちでした[黒ハート]


もちろん、声優業界といっても、その裏側の世界というのは、我々ファンにはわからない。なので、枕で「ボイスサンプル」の話や、声優養成所の勉強の内容などを説明してくれる。
発声練習「あえいうえおあお」や、滑舌練習「アメンボ赤いなアイウエオ」などは、演劇も声優も同じ訓練をするようです。だよね。私、中学時代には演劇部、大学時代に放送研究部にいたけど、どっちも同じ訓練してたし。
あ、でも、歌舞伎でおなじみ、「ういろう売り」は、やったことなかったな。
ちなみに、スタジオライフの若手も、声優志望という人がけっこういるようで、この日の出演者だと吉成くんが声優志望だったとか。(関戸っちも、声優養成所出身だそうです。今、アニメの声の出演もやっているというのは、初心貫徹なんですね[黒ハート]


人気声優・浜ノリヤスが急死して早幾星霜、いまだに人気は衰えていない。
親友の声優事務所社長は、息子のノリユキの面倒を見始めて、5年。しかし、一向に上達しない。
とうとう、これ以上、事務所に来られても迷惑だから、一時金とひきかえに今後一切やって来ないでほしいと、社長から引導を渡される。それどころか、死んでしまえとまで、暴言を吐かれる。
家に帰って、母親にそのことを伝えるノリユキ。素直な性格なので、本当に死んでしまおうと思っている。
すると母親は、死ぬ気があるのなら、最後に私のために「ういろう売り」のボイスサンプルを残してほしいと言う。亡き夫が、実際のういろう売りのセリフだけでなく、その現代語訳までも含めた10分以上の長い台本を残しているから、それを心を込めて読み、形見に残してほしいと。
ノリユキは母の願いを叶えるべく、寝食を忘れて「ういろう売り」に取り組んだ。母は、ノリユキの様子をうかがうこともなく、彼が空腹をおぼえて部屋を出ると、台所におにぎりが置いてある…という日々が続いた。
そして一週間後、ノリユキは、録音した「ういろう売り」の入ったUSBメモリを母に渡した。
母は、それを事務所の社長のところに持って行って聴いてもらいなさい、そして、ほしいと言われたら、500万円で売りなさい、一切値引きはしないこと!と言い出す。びっくりするノリユキだったが、素直な性格なので、言われた通りにする。
事務所に行ってみると、社長は機嫌を直していて、新しいUSBか、どれどれ、と聴いてくれる。そして、仰天する。これは、亡き浜ノリヤスの幻の「ういろう売り」じゃないか!と。若手の頃演じていたもので、音声データはないとされていた傑作、どこで見つけたのか、と興奮している。
いくらで売ってくれる?と聞かれ、ノリユキは500万円と答えるが、社長は即決でその金額を出すという。
そして、それがノリユキのものだと知っても、そんなことあり得ないと信じてくれない。そこでノリユキは、「ういろう売り」を社長の前で演じてみせる。見事な「ういろう売り」の口上に社長は二度驚く。
そして、これまでの経緯を聞き、最後に母親がノリユキの飲んだコップの水の残りを飲んだことを知って、「水盃じゃないか、それは!」と騒ぎ出す。ノリユキの成功を祈念して、自分の命を犠牲にしようとしているのでは?と危惧したのだ。
しかし、そこは現代版、家に帰ると、母親は仕事を休んでお茶を飲んでいた。
ノリユキはたちまち人気声優になる。3年先まで仕事がいっぱい。
これまで、親友の息子だからと、へたくそなボイスサンプルをひとつ5万円(ポケットマネー)で買っていた社長は、「せめて未公開の声があったらほしい」というメディアに、過去のボイスサンプルを売り始める。


とまあ、そんな感じの話でした。
原作では、お母さんが息子の成功を祈念して手首を切っていたりするのですが、そこは改変していたのと、枕でボイスサンプルの話や、声優の訓練に使われる「ういろう売り」の話などが出てきたのが、全部、本編に繋がっているのか[exclamation]という無駄のない曽世さんの無駄話に感動した。
しかし、なにより、ノリユキが語る「ういろう売り」を実演する部分、これこそが、俳優・曽世海司の面目躍如[exclamation×2]さすが、おしゃべりクソ野郎[黒ハート](by奥田努)
これね、さすが天才声優・浜ノリヤスの息子ということが伝わる天才的口跡じゃなきゃいけないわけですよ。落語とはいえ、そこが上手くないと、全然伝わらない。しかも単なる「ういろう売り」じゃなくて、伝わらない言葉を手早く解説を挟みつつ…なんですよね。
途中早口言葉になる場面があって、そこも見どころなんだけど、そこにも一部解説を早口で挟みつつ、語感で楽しめるところは猛スピード、もうね、プロなんだな、プロってこれなんだな…という素晴らしさを実感[ぴかぴか(新しい)]
本当に素晴らしかった[黒ハート]


落語の後、若手(?)の関戸・吉成がセットを動かす間、楢原と奥田がフリートークタイム。
まったく何も喋らない間に、セットチェンジが終わったのでした。スタジオライフ、MCのできる人材は限られているようです…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]


後半は、曽世・関戸・吉成が書き下ろした脚本3本が、このメンバーでラジオドラマになる。
(曽世は着替えて洋服になって戻ってきた。)
まず最初は、吉成が脚本を書いた高校野球ものの作品。
関戸と吉成がピッチャーとキャッチャーになり、2年生バッテリーで甲子園出場寸前に負けてしまった…というトラウマを乗り越えていく…というストーリー。
主人公のピッチャー役は、関戸が演じたのだが、役名が「トモヤ」。これ、絶対、狙ってるよね…と思った。
(せきどっちは、スタジオライフの中村倫也と言われております。)途中、三か所、名前の記載ミスがある台本だったんだけど、効果音などが細かく入っているため、ぶっつけとは考えられず、わざとじゃないか…と疑っている。(それによって、せきどっち=トモヤを強調するため[exclamation&question]
吉成くんの関戸愛が伝わる一編でした(笑)


続いて曽世のネタ的作品。
レッド、ブルー、イエロー…などと呼ばれていて、最初は戦隊モノかと思わせつつ、(曽世氏は、ついこの間、戦隊モノ作品に出演していたしね[わーい(嬉しい顔)])実は、信号の話だったというのが、笑える。自分が一番つまらないポジションにいる…とふてくされている奥田がピッタリで、ナイスキャスティングでした[わーい(嬉しい顔)]


で、今回、私のお目当て作品は、関戸作のスタジオライフを舞台にしたフィクション作品。
本当は吉成奨美という女子が、なぜか、男子として劇団スタジオライフに入団してしまった…という設定。もちろん吉成奨人こと奨美は、吉成が演じる。ライフの先輩、楢原・奥田は実名で本人が、そして曽世は、地球を襲う「シト」を演じる。劇団員は、実は地球を守る使命を持っているのだ。
…と、なんかどこかで聞いたような話がミックスした面白い作品なのだが、ポイントは、関戸自身が「倉田淳」を演じる…ということだ。
ここまでの情報を事前にツイッターなどで知っていたので、この日の客席に倉田さんが現れた瞬間、観客は非常にざわざわしたのだった。せきどっちは、はたして次回公演に無事出演できるのか…[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]
そして、ドラマは、「壁ドン」や「アゴクイ」を楢原や奥田にやらせ、そこに奨美がいちいち、トゥクッ[揺れるハート]となる場面を繋いでいく。もう、客席は爆笑に次ぐ爆笑だった。さらに、満を持して登場する倉田さんやシトの大物感に、息が苦しくなるほど笑った。
本当に面白かった。このまま上演してもらいたいくらい[わーい(嬉しい顔)]


イベントとしての盛り上がりっぷりも最高だったので、どうか、倉田さん、広い心でせきどっちを見てあげてください[ひらめき]
ライフの団員諸君、才能に溢れてるのね~[るんるん]
あらためて、才能とファンサービスの素晴らしさに頭が下がる秋デリでした[黒ハート]


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秋デリ「月の子」上映会 [┣Studio Life]

Studio Life Autumn Delicatessen 2019『秋デリ!』
クラシカル作品上映会「Moon Child~月の子~」(2004年版)


最後までタイトルが発表されなかった、クラシカル作品上映会。
でも、けっこう「月の子」じゃないか…という噂は流れていました。
…で、同じクラシカル上映会でも「白夜行」は、かなり詳細なストーリーを覚えていたのに、「月の子」は、新作を見るような気持ちで鑑賞した。そもそも原作マンガを知らずに観劇し、そのまま原作を読まずに終わったせいかな[exclamation&question]


この作品は、我らがおいちゃん(及川健)が、ベンジャミン(ジミー)をシングルで演じ、その他のメンバーがWキャスト…という貴重な作品。記憶にあったのは、ベンジャミン(変身後)がやたら綺麗だった…(特にロン毛金髪が素晴らしかった[黒ハート])ということと、セツが切ないな…ということだけ。役名は“セツ”だけ覚えていた。


ストーリーは、できれば、こちらのマンガを読んでください。めっちゃ、説明しづらいSFです。



月の子 全13巻完結(花とゆめCOMICS) [マーケットプレイス コミックセット]

月の子 全13巻完結(花とゆめCOMICS) [マーケットプレイス コミックセット]

  • 作者: 清水 玲子
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • メディア: コミック


「月の子」(人魚)であるベンジャミン(及川健)は、一族であるショナ(高根研一)との間に子をなすべきところ、人間のダンサー、アート(岩崎大)に拾われ、ジミーという少年して生活を始める。が、だんだん彼に愛情を感じるようになってしまう。そして、満月の夜、美しい女性に変身した彼を、兄のティルト(小野健太郎)、セツ(船見和利)が追う。そして、ティルトは、ギル(伊藤高史)という青年の身体を乗っ取って、ベンジャミンを殺し、セツにショナの子を産ませようとする。


どうしても説明しようとするとこうなるんだけど、これだと、ティルトやセツの思いは伝わらない。
三兄弟のキャラクターとして、ベンジャミンは女性化して卵を産む運命、せつはベンジャミンが死んだ場合に女性化するスペア、そしてティルトは女性化しない。ティルトはセツを愛し、セツはショナを愛し、ショナはベンジャミンを愛し、ベンジャミンはアートを愛し、アートはベンジャミンを少年だと思っている…というめっちゃ一方通行愛が重なる。(ティルトはギルとなってから、リタという女性から盲目的な愛を捧げられているしね)


そういうSFと、チェルノブイリ原発事故という事実が不思議に融合するマンガで、正直、これをよく舞台化したな~、いやむしろ、する気になったな~と思った。
倉田さんによると、この「月の子」と「白夜行」「死の泉」は、“苦しみ三部作”なんだそうです。
どちらも超大作で、観る方も“苦しみ三部作”だったかもしれないですが(笑)


映画終了後に、石飛さんと及川さんによるミニトークショーがありまして。
あいかわらず、可愛らしいおいちゃんでした[黒ハート]
でも、発言は、相変わらずドSで攻め攻めなんだわ[るんるん]
秋デリの販売品に、「デザインがな…」って言っちゃったり(笑)
こういうイベントで、年に一度でも、おいちゃんの姿を見られるのは、幸せなことです。


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秋デリ「白夜行」上映会 [┣Studio Life]

Studio Life Autumn Delicatessen 2019『秋デリ!』
クラシカル作品上映会「白夜行」


行ってきました[exclamation]
スタジオライフ、最初で最後の総力戦作品「白夜行」、今でも、よくあれを上演したな…と思う作品なので、もう一度この目で見ておこうと思ったのだ。
今回上映されたのは、<宵>と<黎>の2作品。これを2夜連続で上映した。上映後にはミニトークショー…1本3時間超の大作に、どんだけ酔狂なん[exclamation&question]と思いつつ…[わーい(嬉しい顔)]
アフトクは初日が曽世海司、2日目が関戸博一。特に関戸は、これ、入団2年目の作品で、上映前から、自分としては見てほしくない…と呟いていましたが(笑)とにかく、登場人物が多くて2年目のJr.7も使い倒されていたイメージだった。


「白夜行」は、東野圭吾原作の長編小説で、スタジオライフは、2005年にこれを舞台化している。ドラマになったのは、その1年後くらいだったので、どこよりも早くこの作品を立体化したということになる。
原作通り、雪穂と亮司の物語が、交わらずにテレコで進んでいく。そして2部のラストで、亮司が死に、そこに雪穂が現れるところで、悲しい共演が実現する。また、時代背景も原作通り1973年~1992年となっていて、テレビドラマよりずっと原作に寄り添っている。
ただ、観劇時は、観劇直前に原作を読了したため、わりと脳内補完していたシーンも多く、え、そこセリフで説明しないとわかんないよね[exclamation&question]という場所が2~3か所あった。


当時のブログを読むと、笠原中学生に見えないよ…とか酷いこと書いてるけど、14年経って見ると、「笠原さん、若い、可愛い~[黒ハート]」と思ってしまう。
あと、退団したふなみん、きんちゃん、林くん、みやまん、高根、寺岡、みかしゅん、りゅう子、アラケン等々懐かしい顔に、ほっこりとした。みんな生き生きしてるな~[るんるん]
そして、入団2年目なのに、前編後編合わせて4役ぐらいで雪穂の犠牲になっているりゅう子こと吉田隆太に、当時と同じように涙してしまった。
懐かしくて、3時間×2が一瞬に感じた。
そして、第二部の前半が終わって休憩になる瞬間を覚えていた。高根のコックローチ死は、14年経っても印象的。でも、あの探偵さん、かっこいい役で大好きでした[わーい(嬉しい顔)]


主な配役
<宵>亮司:笠原浩夫、雪穂:船見和利、古賀:山崎康一、松浦:藤原啓児、弥生子:石飛幸治、篠塚:曽世海司、江利子:関戸博一、笹垣:重松収
<黎>亮司:笠原浩夫、雪穂:岩崎大、篠塚:曽世海司、今枝:高根研一、典子:関戸博一、弥生子:石飛幸治、松浦:藤原啓児、笹垣:重松収


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スタジオライフ公演「Stars」観劇 [┣Studio Life]

「Stars」
作・演出:宮本紗也加


大道具・美術・照明:倉本徹
音響・音楽協力:竹下亮(OFFICE my on)
ヘアメイク:MUU
振付:宮崎卓真(style office)、千葉健玖
宣伝美術:宮崎卓真(style office)、宇佐見輝
制作:Studio Life
協力:星野良明、style office


スタジオライフの若き演出家、宮本紗也加の第2弾作・演出作品。


画家のエディ・ブラウン(宮崎卓真)は、5年前に妻を事故で亡くした。その時、母を慕う幼い子供たちに、お母さんは星になったのだ、と伝えた。
ある日、エディは、レイラ(宇佐美輝)という女性に出会い、二人はまたたく間に恋に落ちる。
まだ、死んだ母親を忘れられない息子のマシュー(千葉健玖)とアダム(鈴木宏明)は、突然現れた新しい母親と、これまでとは違った人間になってしまったような父親を見て、何を思うのだろうか。そして、感情的になるアダムに、エディは、とうとう、ブラウン家の秘密を話して聞かせるのだった。


この作品、ミュージカルになっている。
前作、「Who am I?」も音楽劇だったが、本作は、宮本さん自身が、作詞作曲をしている。音響の竹下亮さん協力の下とはいえ、全12曲のミュージカルナンバーを創り上げたのは、とても素人とは思えない。
また、ダンスナンバーは、出演者の宮崎千葉が「らしく」振付をして、それなりにミュージカル作品になっていたことは、称賛できる。私が観た千秋楽の舞台だったら、ちゃんとお金を取って観せられるものになっていたと思う…が、初日の各人歌唱力は相当ずこーっとするものだったらしく、前回公演の初日を観た私としては、あながち、ウソじゃないだろうな…と思ってしまったので、まあ、今後は、初日にプロらしい舞台にすること…が、求められるんだろうな…と思う。
(ライフのお客さんは優しいけど、そこに甘えちゃダメだと思う…)


ストーリーは、短編としてはうまくまとまっていて、愛によって結ばれた両親…でも、子供にとっては、突然現れた「おかあさんじゃないおかあさん」とどう折り合いをつけていくか…ということで、なるほどな~と、深く納得できる思う内容。
ただ、少年たちの考えることが、13歳と10歳にしては、ちょっと大人びている気はした。15歳と12歳くらいが相当かな。まあ、お母さんを失くした年齢にこだわったのかもしれないけど。


出演者は、父親役の宮崎が客演とは思えないほど、座組に嵌まっていて、かっこいいお父さんだった。もういっそ、入団してほしい。
継母になる宇佐見は、元気でポジティブなキャラにすることで、「問題」を子供たちの側に絞るための重要なキャラクター。そこを違和感なく演じたことで、ドラマが生きたものになった。
長男の千葉は、ホントに上手い。色々なことを飲み込んで、いい子を演じるジレンマが静かに伝わって来る好演。
ポイントとなる次男の鈴木歌の出来不出来が極端なとこが気になるが、(たぶん緊張してるんだよね)少年期独特の拗ね感が似合っていて、作品のよきスパイスになっていた。また、血筋に拘るアダムが実は養子だったことを知る場面の慟哭が、素直に伝わったところは、とても良かったと思う。


お金をいただいているのだから、プロ…といいつつ、ファンイベント「秋デリ!」の一環のような上演形態でもあるので、新人公演的に観た方がいいんだろうな、とは思うし、新人公演としては、よい出来だと思った。
あとは劇団として、宮本さんをどう育てていくのか、劇団の今後の方向性も含めて、劇団スタッフが考えていく時期が来ているのかな…。そのためにも、ここ数年で宮本作品をしっかりレギュラー化し、その是非を観客に問う必要があるだろう。ライフとして有りか無しか。


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消費増税に向けて [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

消費増税までカウントダウン。経理屋さんとしては、すべての準備を終え、まな板の上の鯉状態。
あとは、社員の皆さんが、ちゃんと理解して精算してくれますように…と祈るような気持ちです。


そして、会社の増税対応が一段落すると…そうです[exclamation]各劇場のチケット代金も、移動の交通費も、宿泊費も一気に値上がりしているのです[exclamation×2]観劇クラスタを直撃する増税地獄に、私は耐えられるでしょうか[exclamation&question]
宝塚も、10月以降開始となる公演について、新料金が既に発表されていますね。
本来、演劇などの入場券については、「経過措置」の適用があるため、9月中に購入すれば、10月以降も8%の税率となります。入場料金を8,000円(税抜き)としている劇場であれば、9月中に購入すれば、10月以降の公演であっても、8,240円で購入できます。10月1日以降に購入すれば、8,400円。1日違っただけで、160円支払額が変わってしまうわけですね。
一方、税込価格で販売している劇場は、公演の区切りのところで、料金を変更していることが多いようです。
宝塚もこのケースですね。大劇場は、10月の月組公演から、東京は10月後半の花組公演から、新料金になります。
ただ、実際には、これ、実発売日によって税率は変わりますから、発売開始日から9月末日までに販売したチケットは税率8%、10月以降に発売したチケット(当日券含む)は税率10%となります。
大劇場のS席(8,800円)だったとしたら、前売券の場合は、本体価格8,148円消費税652円となり、当日券(キャンセル待ち)の場合は、本体価格8,000円消費税800円となります。本体価格に差があるのは、違和感があるかもしれませんが、このような販売方法も認められています。


交通費(新幹線等のチケット)についても経過措置が適用されるので、10月に遠征が決まっている方は、9月中にチケットを手配しておくとお得ということになります。
ただし、宿泊に関しては、「宿泊日」当日の税率が適用されるので、予約時点で10%の税率がかかってしまい、早めの予約だからといって、消費税上は、お得にはなりません。


宝塚のチケットは発売初日に完売してしまうのが普通なので、早めに買っておけもなにも…って感じですが、新幹線のチケットをいつもはギリギリに買う…という方は、ぜひ、早めの購入をおススメします。ちなみに、チケットショップで割安チケットを購入される方も、10月以降は値上がりしていると思いますので、お早めに[黒ハート]


ちなみに宝塚のチケットですが…
<新しい料金体系>(消費税込) 
《宝塚大劇場》


席種 現行料金 現行料金
(新人公演)
改定後 改定後
(新人公演)
SS席 12,000円   5,200円 12,500円   5,300円
S席   8,300円   4,100円   8,800円   4,200円
A席   5,500円   3,000円   5,500円   3,000円
B席   3,500円   2,500円   3,500円   2,500円

※2階席17列目(当日B席)は、現行料金2,000円(新人公演1,500円)を据え置き


SS席 (旧)12,000円×194席=2,328,000円 (新)12,500円×194席=2,425,000円
S席 (旧)8,300円×1408席=11,686,400円 (新)8,800円×1408席=12,390,400円
A席 (変更なし)5,500円×475席=2,612,500円
B席 (変更なし)3,500円×473席=1,655,500円


(値上げ前)18,282,400円(うち本体価格16,928,148円) 
(値上げ後)19,083,400円(うち本体価格17,348,545円) 値上げ率 1.04%

《東京宝塚劇場》


席種 現行料金 現行料金
(新人公演)
改定後 改定後
(新人公演)
SS席 12,000円   5,200円 12,500円   5,300円
S席   8,800円   4,100円   9,500円   4,200円
A席   5,500円   3,000円   5,500円   3,000円
B席   3,500円   2,000円   3,500円   2,000円

※B席2階席16列目は、現行料金2,500円(新人公演1,500円)を据え置きます。


SS席 (旧)12,000円×133席=1,596,000円 (新)12,500円×133席=1,662,500円
S席 (旧)8,800円×1440席=12,672,000円 (新)9,500円×1440席=13,680,000円
A席 (変更なし)5,500円×229席=1,259,500円
B席 (変更なし)3,500円×263席=920,500円


(値上げ前)16,448,000円(うち本体価格15,229,630円) 
(値上げ後)17,522,500円(うち本体価格15,929,545円) 値上げ率 1.06%。


値上げ率が消費税のアップ率を上回っていますが、これについては、


近年、音響や照明といった舞台装置が高度化するとともに、演出も多様化しており、公演にかかるコストが従前よりも増加してきております。こうした変化に対応しながら、宝塚歌劇はこれからもオリジナリティを追求し、華やかでクオリティの高い公演作品の提供に努めていきたいと考えております。


という、劇団の言葉を信じて、さらに素晴らしい舞台が繰り広げられるように、期待したいと思う。


ちなみに、前回(2014年4月)の消費増税の時は、便乗値上げ厳禁でしたが、今回は、柔軟な価格改定を推奨されているようなので、(増税前の駆け込みからの増税後の景気冷え込み対策)こちらも問題ありません。


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東京宝塚劇場星組新人公演(GOD OF STARS)ミニ感想 [┣宝塚観劇]

星組新人公演を観劇してきました[exclamation×2]


新人公演担当は、生駒怜子さん。たぶん、この方の演出は、私は、お初。

今回の新公最大のトピックスは、開幕直後から主演・天飛華音のマイクが全く機能しなかった…というトラブルだろう。結局、第2場の途中で中断、10分後に冒頭からのやり直しとなった。
ハプニングの中、芝居の部分は、ほとんど動揺を見せず、声も後ろまでよく通っていた初主演の天飛の度胸は、たいしたもの。また、さすがに歌声になると、伴奏にかき消されてしまうことになるが、瞬時に出す音の大きさをコントロールして、歌う天飛には伴奏を提供しつつ、天飛の声を消さないように静かな伴奏をつけるなんて…東宝のオケさんは、やはり、プロ集団なんだな…と、感動した。
そして、指揮の佐々田愛一郎先生も、ありがとうございました[黒ハート]
その一方で、銀橋の中央で落ち合う相手役の舞空瞳、突然のことだったとはいえ、振付通りの対応だったのは、ちょっと意外。舞空プロとか言われてるけど、やはり研4の下級生なんだな…[あせあせ(飛び散る汗)]


あらためて、生駒さんの演出についてだが、もう少し新公用の変更をつけてくるかな[exclamation&question]と思ったが、ほぼ、本公演を踏襲した演出だったようだ。
そのせいか、出演者の若さが出てしまった部分は、多かった。
トップに合わせて作られた作品、それもコメディを新公で演じることの難しさが、如実に表れた新公だったと思う。そういう意味で、今さらながら、「ANOTHER WORLD」新公は、相当出来の良い新公だったんだな…とあらためて思った。


では、さっそく出演者の感想です。


天飛華音(ホン・シンシン)…同期の雪組・彩海せらに続いての新公初主演。二人は、よきライバルなんだな~と思う。まず、冒頭の紅孩児がめちゃくちゃカッコいい[ぴかぴか(新しい)]ホン・シンシンになってからも、ちょっとした動きや表情が、主役らしく、いちいちカッコいい[ぴかぴか(新しい)]ホントにこれで研4なのか[exclamation×2]
と思ったが、歌やお芝居は、まだまだ粗削りで、今後に期待したい。でも、アイリーンへの思いはしっかりと伝わった。ハートのあるお芝居の部分は、ちゃんと出来ていたと思う。


舞空瞳(アイリーン・チョウ)…めちゃくちゃ可愛かった[黒ハート]本公演で演じているクリスティーナ役より、鬘やメイクも可愛かった。歌は申し分ないし、芝居も大きな破たんなく、最後まで存在感を持って演じていた。
冒頭のカンフー娘の衣装は、あまり似合っていなかったかな。てか、肌露出があまり上手にできていなかった。本役の綺咲に合わせた衣装だからしょうがないか。


朱紫令真(リー・ロンロン)…前回公演の感想で、「女装が本役の美稀千種に似ている」と書いていたのだが、今回の感想は、「珠城りょうに似ている[exclamation]」ってどういうこと[exclamation&question]特に眼鏡をかけている時の似方が、ただごとじゃない。一気に、私の中で注目株[ひらめき]になった。
冒頭のハプニングで、一番、辛かったのは、この人じゃないかな…と思う。出番の直前にやり直しになってしまったから。待たされた最初の一曲は、かなりぐだぐだだったが、後半、調子を取り戻し、よい出来で終わったと思う。クリスティーナとの銀橋の場面も可愛かった。


遥斗勇帆(牛魔王)…今回も、顔がよくわからない汝鳥伶さんの役だけど、汝鳥さんの役を出来る人がほかに思い当たらないので、順当な配役かな。そして、まったく危なげない見事な牛魔王だった。


夕陽真輝(エリック・ヤン)…カッコよかったです。埋もれてなかったし、押し出しもある。しかし、本役の華形ひかるの方が、小柄なのに大きさを感じる。まあ、そこが本役のすごさ…ということか。


七星美妃(鉄扇公主)…美しかったです[exclamation×2]牛魔王に対する嫉妬心が、怖さだけでなく、ひたむきさもあって、娘役らしいな…と思った。


天路そら(老虎)…可愛かったです[黒ハート]やっぱ、上手いな~[ぴかぴか(新しい)]


希沙薫(レン)…マオとのニコイチ感が可愛かった。いや、むしろ、老虎との3コイチ感[exclamation&question]


蒼舞咲歩(ミッキー・チョウ)…再度幕が上がった後の場面でのアドリブで、客席が一気にほぐれ、続く場面の拍手&手拍子に繋がったと思う。こういう役者が求められていると思うし、小林寺からの再登場以降も、本役(天寿光希)の演技を踏襲しつつも、印象を残していた。


桜庭舞(エレノア・チョウ)…今回の役は、ちょっとしどころがなかったかもしれない。でも、アイリーンと二人の場面では、きっちりと印象を残した。むしろ最初から最後まで印象を残し続けている本役の音波みのりの方がバケモノであったか…[あせあせ(飛び散る汗)]


奏碧タケル(マオ)…はい、ニコイチor3コイチの相方、マオくん。二人or三人で現れる時の間がいい。


極美慎(ニコラス)…いや、イケメンだわ。めちゃくちゃ目立っていた[黒ハート]


小桜ほのか(タン・ヤン)…新公長として、座組をしっかりと見守り、アイリーンのこともがっしりと見守り、可愛く、しっかり者のよきアネゴでした。
また、新公長のご挨拶も、用意してきた挨拶+アクシデントのお詫びをよどみなく、それでいてハートフルに客席に伝え、好感度大だった。


水乃ゆり(クリスティーナ・チャン)…本役の舞空はカラッとしたアネゴ肌のキャラにしていたが、水乃は、本人のキャラに合った、ややウェットな役作りが、しっとりしてて良かったと思う。


その他、日光菩薩(煌えりせ)、月光菩薩(颯香凜)は、メイクが工夫されていて、どちらも美しかった。
キティ役の二條華は、華やかで浅はかな空気感が魅力的だった。


最後のご挨拶、天飛は、しっかり課題に気がついている客観性もよかったし、アクシデント発生のお詫び、その時の周囲や自身の状況、そしてお客様の暖かい拍手によって助けられたこと等を一言一言噛みしめるように語り、そこから用意してきた挨拶に繋げるところが自然で、ぐっときているのは伝わりつつ、最後までしっかりと発声していたのは、初主演なのにすごいと思った。


みなさん、お疲れ様でした。


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