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松坂城 [┣百名城]

百名城を訪ねる旅に行ってきました。


が…行きの新幹線の中で、ツイッターのニュースに、言葉を失いました。


百名城のNo.100、首里城が…[もうやだ~(悲しい顔)][もうやだ~(悲しい顔)][もうやだ~(悲しい顔)]


本当に、いつまでも、あると思うな、百名城。ひとつひとつの出合いが、一期一会。大切に巡らなくては…と、あらためて感じる事件でした。
早々に必ず復元させる[exclamation]と力強く宣言された玉城デニー知事、そして、次々と表明される寄附の声…私もおよばずながら、協力したいと、心に誓ったのでした。


松坂城‐1.jpg今回は、名古屋まで新幹線で行き、そこから在来線に乗り換えて、松阪まで。途中、夜間工事の終了時間が遅れたことにより、到着時間が遅れたり…というアクシデントもあったけど、無事、松阪駅に到着。
駅から城までは、約15分とのことで、歩いて城まで。
駅からの道のりは、鳥取に近い感じでアーケード通りを延々と歩いていく。途中から民家の間を進む。ほんとにここで大丈夫かな[exclamation&question]と、不安になったあたりで、石垣が見えてきた[exclamation×2]


松坂城‐2.jpgスタンプは、松坂城に隣接する「本居宣長記念館」の入口に設置されていた。入館しなくてもスタンプは押せるものの、本居宣長にも興味があるので、もちろん入館。


松坂城‐3.jpgそれほど期待していなかったのだが、めっちゃ嵌まりました。
本居宣長、ハンパない。
てか、オタクだ[exclamation]
「源氏物語」が好きすぎて、二次創作しちゃうとか、どうしてそういうこと、教科書で教えてくれなかったの[exclamation&question]


本業は医者。
記念館の隣に宣長が12歳から72歳まで住んでいた住居が保存されていて、こちらは、入口を入ってすぐのところ。
自宅で開業していて、西洋医学ではなく、薬箱ひとつでお仕事をしていたみたい。店の間は明るいが、奥の部屋は暗くて、でも、研究は暗い方の部屋で、夜やっていたようだ。


松坂城‐4.jpg宣長に興味が膨らみすぎて、危うく城を忘れるところだった。


松坂城は、蒲生氏郷が天正16(1588)年に築城した平山城。三層の天守と多数の櫓がそびえていたらしいが、現在、建物は何もない。が、ものの、石垣は相当保存されている。
石垣があれば、ここが虎口なんだな…とわかるので、建物なくても大丈夫[るんるん]


しかも、ここ、ただの石垣ではない[exclamation×2]


松坂城‐5.jpg見よ、この文字を[exclamation×2]
(字が小さいか…)
「刀剣乱舞FILMED HERE!!」ですよ[exclamation×2]もう、私にはこれがただの石垣には見えない。
この前で、三日月宗近さまが微笑んでいるようにしか見えない[exclamation×2]
(本居宣長の妄想力が私にも宿ったらしい…)
主にアクションシーンで使用されていたそうなので、あのシーンかな[exclamation&question]このシーンかな[exclamation&question]と、想像を(妄想を)巡らしながら、石垣を熱く見つめてきました。


松坂城‐6.jpg天守はないものの、天守台はありました。
天守台にも登ったけど、上は、けっこうな広さがあったので、さぞ立派な天守があったんじゃないか…と思います。


ほかにも多数の櫓があった…と、先ほど書いたが、そのひとつ、「月見櫓」は見晴らしのいい位置にあり、いざという時は物見櫓にもなるだろうな…という感じ。
そこに、作家・梶井基次郎の文学碑がある。


松坂城‐7.jpg「城のある町にて」という小説に、この松坂城が出てくるのだそうだ。
松阪は、文学的な街でもある…ということね。


松坂城‐8.jpg最初に立てたスケジュールでは、10時前に松阪に着き、12時半過ぎに松阪を出発する予定で、片道徒歩15分だから、城に2時間か…時間持つかな…などと考えていた。
足りなかった…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
こちらは、御城番屋敷。どうやら米蔵だったようで、県指定の有形文化財。てか、松坂城関係の唯一現存する建物…[ぴかぴか(新しい)]
その他、武家屋敷を住民の方が公開されているところもあったのに…時間がなくてしっかり見られなかった[もうやだ~(悲しい顔)]


松坂城‐9.jpgでも、急いでもゴハンだけは忘れないのだった…[あせあせ(飛び散る汗)]


やっぱり、松阪まで来たら、松阪牛よね。
奮発して、いただきました[黒ハート]
松阪牛をいただくと、証明書も付けてもらえるのです。今回、テーブルに乗っているのは、生前「ままな号」と呼ばれていたそう。そんな風に証明書をいただいてしまうと、絶対に残せないですね…[爆弾]
美味しくいただきました。ありがとう、ままな号[exclamation]


松坂城‐10.jpg駅に着くと、なにやら「鈴」のモニュメント。特に由来などは書かれていなくて唐突なのだが、本居宣長が鈴のコレクターだったことと関係あるのかな[exclamation&question]
なんて、思ってしまった私は、松阪市に来て、すっかり本居宣長に心を奪われてしまったようだ。城好きから、神話好きに転身するかもしれません[爆弾]


 


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決済も表現の自由 [┣かんがえごと]

10月1日から消費税10%が導入され、早くも1ヶ月が経とうとしている。


さて、消費税アップと同時に、キャッシュレスポイント還元制度が導入されている。
これは、中小・小規模店舗や一部のフランチャイズ店において、決済手段にキャッシュレス決済(クレジットカード・デビットカード・電子マネー・QRコード)を行うと、最大5%のポイント還元が受けられるという制度。差額は国が補填する。
8%時代から2%のアップなのに、5%の還元が受けられれば、逆に消費は活性化するのでは[exclamation&question]という、試算なのだろう。実際、ポイント還元による補填額は、早くも国の予算を超えているという。


しかし、国の予算を超えている…ということは、使用を想定していなかった人が、少しでも決済額を安くしようとして使用している…ということだ。簡単に言えば、高齢者などだ。現金決済以外の決済手段を持たなかった人々が、急にこれを使用することによって、おサイフの中身と銀行口座の中身のバランスが悪くなるんじゃないかな~と老婆心…[爆弾]


私自身は、ポイント還元制度には乗らないことにしている。
スマホ決済は絶対にしないし、デビットカードには意味がないと思っている。電子マネーもほぼ使用していない。(スイカは持っているけど、チャージ額が少なすぎてお買い物には使用できない。)
つまり、現金/クレカの二択だ。
それを、現在の手許金の残額で振り分け、給料日までの日々をしのいでいる。手元不如意な月は、少額でもクレカになるし、でもそれは、2ヶ月後の自分を確実に追い詰める。そうやって細々と暮らして行って、ボーナス時にホッと息をつく。
そういうのが私のお金の使い方だ。そのために、通常しようする口座は一ヶ月に使っていいだけの残高しか残らないように設定してある。
もちろん、急な出費とか交際費のため別にキープしている銀行口座もあるが、時々、おサイフの中に千円しか入ってなくて友人をドン引きさせてしまうことも(汗)


それぞれの人が、それぞれのお金の使い方をして、その決済手段(現金かカードか…ってことね)もまた、ひとつの自己表現ではないか、という気がする。還元しますよ~と、お金で頬を叩くようなやり方には、素直には従えない。ペースを狂わされ、カードの支払いに追われても、どうせ「自己責任」と言われるのだから。


ちなみに、このキャッシュレスポイントの還元、還元方法は色々あって、その場で支払額が減額されるケースもあるという。
1000円(税抜き)のものを購入して、1100円のところ、5%の55円減額され、実際の支払額は、1045円という感じ。
ところで、もし、このお買い物が、仕事上の経費に当たり、消費税の課税事業者であれば、それは「値引き」ではなく、あくまでも決済手段による減額なので、購入額は、110円として税額控除できるんだとか。
仕訳でいうと…
〇〇〇〇費 1000
仮払消費税   100 / 預金 1045
           雑収入  55(←課税対象外)
こんな感じ。
値引きの仕訳をたててしまうと、
〇〇〇〇費 950
仮払消費税     95 / 預金 1045
ということになり、1回の取引で仕入税額控除5円の差が出る。
会社員の方なら、自分の会社が支払う消費税額などどうでもいいかもしれないが、個人で商売されている課税事業者の方は、注意してほしい。


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2020年ラインアップ発表 その5 [┣宝塚情報]

2020年 公演ラインアップ【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】


2019/10/28


2020年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。   


宙組公演


主演・・・真風 涼帆、星風 まどか


宝塚大劇場:2020年6月5日(金)~7月13日(月)
東京宝塚劇場:2020年7月31日(金)~8月30日(日)


ミュージカル 『アナスタシア』
ANASTASIA THE MUSICAL Book:TERRENCE McNALLY Music:STEPHEN FLAHERTY Lyrics:LYNN AHRENS Inspired by the Twentieth Century Fox Motion Picture by special arrangement with Buena Vista Theatrical From the play by Marcelle Maurette as adapted by Guy Bolton
潤色・演出/稲葉 太地


ちょうど先日、日本公演のチケットが取れたばかり。
おお、宝塚でもやるのね[exclamation]


まだ、私が宝塚に嵌まる前ですが、たしか、アナスタシアをヒロインにした作品があったはず…


ちょっと調べてみたら、「彷徨のレクイエム」(1981・雪組)という作品がヒット。
植田先生の1本物オムニバス作品。ちょっと変則的な作品だったようで、第1部の主演が2番手スターの寿ひずるで、第2部・第3部の主演がトップコンビ麻実れい・遥くららだったようです。


今回の「アナスタシア」は、どんな舞台になるのか、今から楽しみです。
「神々の土地」でまどかちゃんが演じたオリガの妹になるんですよね、アナスタシア。


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「ブルーアワーにぶっ飛ばす」 [┣本・映画・テレビその他エンタメ紹介]

シム・ウンギョンが出ていて、主演が夏帆ということで、観たいな~と思っていた「ブルーアワーにぶっ飛ばす」、どうにか時間を見つけて、さっくりと観てきました。
夏帆については、ぶっちゃけ、そもそもは、新井さんの彼女(すみません、蒸し返して[あせあせ(飛び散る汗)])ということで、認識したわけですが、「いだてん」で、何、この、超池波志乃と二人一役全然違和感ない女丈夫[exclamation]と、突然目覚めまして。


そして…上映後-


かわえぇ~


ほぼすっぴんで、どアップNGじゃなくて、しかも、小鼻の黒ずみとかが映り込んでてもいいんだ[exclamation]という度胸もさることながら、それだっても、めっちゃ可愛い[揺れるハート]
24時間、至近距離から眺めていたい可愛さ…[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]
(かなり、やばい…)


CM監督の砂田(夏帆)は、穏やかな幸せを共に育める相手、篤(渡辺大知)という夫が居ながら、仕事仲間の冨樫(ユースケ・サンタマリア)と不倫を続けていたり。
皮肉たっぷりな言葉で、電話の相手を痛めつけるなんて朝飯前。でも、大御所俳優(嶋田久作)相手には、腫れ物に触るように持ち上げて、どうにか撮影を終わらせる。周囲の男たちは、砂田を持ち上げたり、遠巻きに見守るだけで、誰も助けてくれない。砂田は、ガンガン酒を飲み、酔いつぶれ、帰宅は明け方。
なのに、冨樫は、子供が生まれるという。もう夫婦関係は破綻しているとか、言っていたくせに…
ビデオカメラを借りに来た友人のキヨ(シム・ウンギョン)が、中古車を買ったというので、二人は当てもなくドライブに出かける。なぜか、その行き先は、砂田の実家ということになり…
実は、茨城県出身という、トラウマを抱えている砂田。「何もない」という故郷へ帰ると、すっかり老いた母(南果歩)、相変わらずの父(でんでん)、ヤバイ兄(黒田大輔)、そして、施設で日々を過ごしている祖母。実家で過ごす、いつもと違う時間。そこにちょうどよい距離感で立っているキヨ。
砂田は、少女の頃の時間を思い出していたー


完成した絵画というよりは、デッサンを並べていくような、淡々としたシーンの積み重ねによって、何も変わらない日常の、それでもどこか変わりそうな、ちょっと切ないけど、大切なものを手の中に暖めているような、そんな映画。でもタイトルは、「ブルーアワーにぶっ飛ばす」なんだよね。
夏帆さん、これからも応援しちゃおうかな。
シム・ウンギョンは、もう中毒になっている可能性が…(笑)


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Jr.5「明けない夜明け」観劇 [┣演劇]

演劇企画集団Jr.5
「明けない夜明け」


脚本・演出:小野健太郎
美術:Hajime Kinoko
照明:横原由祐
照明オペレーター:遠藤宏美
音響:島猛
音響オペレーター:芹澤悠
舞台監督:倉本徹
撮影:大参久人
宣伝美術:藤尾勘太郎
パンフレットデザイン:宇佐見輝
文芸協力:望月清一郎(鬼の居ぬ間に)
制作:山崎智恵
企画・プロデューサー:奥田努


物語は、現代と、事件のあった時代ー約20年の歳月を行ったり来たりする。
引きこもりの長女・愛(福圓美里)、花屋に勤め始めた恵(大内唯)、夜のお店で働いている美優(秋月三佳)。ヒロインは次女の恵。家でも、仕事場でも、貼りついたような笑顔で、対応している。
それって、実は、心を閉ざしているってことだから、人をものすごくイラっとさせる。事実、姉の愛は、恵にだけブチ切れている。
恵の職場での人間関係も微妙。花屋の店長(中山裕康)は、先代から花屋を引き継いだものの、やる気ナッシング、人望ナッシング、店長の立場を利用して若い店員にセクハラを続けている。店員の高原誠一(梅木駿)は、やる気はあるが店長があれでは…というところ。今は、恵の存在がモチベーションになっている。その高原に岡惚れしているのが、先輩店員の立花春花(野崎詩乃)。野原が恵を気にしているので、恵への意地悪は忘れない。恵を庇ってくれているのが、先代時代から弟子入りしている山田光子(佐藤友美)という状態。それでも、恵は、働けるだけ幸せだと言う。その卑屈な態度は何処から来るのか。


すっかり冷え切って、離婚直前の夫婦。夫(奥田努)は、時々妻のもとに戻って来るが、そのたびに揉めている。妻(山元由湖)は、夫の顔を見ると悪口雑言。
ある夜、妻は、夫にカレーを振る舞い、酒を勧め、遅くなったから泊っていけと伝える。恵は、父に帰ってくれと懇願するが、父は寝床へ。おそらく、その夜が惨劇の夜だったのだろう。
父は殺され、母は服役中。もうすぐ、母が出所する。
花屋に記者の貝山(安川純平)が訪れ、そこから恵の両親のことが知れ、優柔不断な店長がこういうことだけはきっぱりと恵に退職勧告する。
三姉妹の中で、唯一といっていい稼ぎ手の三女・美優は、とうとう家を出ると宣言する。そのことによって、何が変わるのか[exclamation&question]でも、少なくとも、何かが変わっていきそうな、気配のある終わり方ではあった。


30分前の開場時間から、舞台には、恵役の大内唯がいて、テレビを見ている。
そのテレビで、殺人事件のニュースをやっていて、それを見咎めた姉の愛がリモコンを取り上げ、ザッピングをする。その結果、「おそ松さん」が流れるのだが、その映像と芝居のタイミングがピッタリで、演出の間の良さに、まず感動した。
回想シーンにしか登場しない、奥田山元の芝居は、めっちゃリアルで、このリアル感が、Jr.5の真骨頂だな、と思う。
花屋での人間関係は、主題とは直接関係ないが、ここもしっかりと人間関係が書き込まれていて、サイドストーリーとして面白い。特に店長と光子の関係性が、心に刺さる。
そして、心の闇が深すぎる長女、愛役の福圓に目が行く。特に似ているわけでもないのに、福圓を見ると、必ず、寺島しのぶが思い浮かぶ。何故なんだろう[exclamation&question]ヒリヒリとかザラザラとかしたものを演じられる女優だから…かな[exclamation&question]
そして、美優の働く店のマネージャー、加藤を演じたオノケン、チャラさと誠実さが入り混じった役作りがたまらない。舞台での居方が見事だった。(演出だから当然かもしれないけど、自分を客観的に観られる人なんだな…と思う。)


今回もよい芝居を観せてもらった。次は、シモキタで、姜くんも参加する舞台、楽しみにしたいところだが…できれば、寺岡くんも観たいな…[黒ハート]


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文春砲はいいんだけど… [┣ヅカネタ]

文春砲と言われる突撃取材によって、公職選挙法違反が確定的となった経産大臣の菅原氏が辞任を発表した。相手が公権力であっても、忖度せずに突撃するスタイルは、素晴らしいと思う。しかし、同じくらいの時期に、とても残念なニュースが宝塚ファンの間を駆け巡った。


文春オンラインで、「推せるジェンヌ・推せないジェンヌ」の投票を行う…というのが、その原因だった。
オンラインアンケートで、「推せるジェンヌ・推せないジェンヌ各3名」を投票してもらい、その結果を宝塚歌劇団に送るという企画が、宝塚ファンの逆鱗に触れた。
まあ、そりゃそうですよね…とは思うが、文春さん、どこで間違えちゃったんだろう[exclamation&question]


少し前に、同じ文春誌上に、現役生徒の下級生時代の水着写真流出という記事が掲載される…という事件があった。イメージを大事にする宝塚なので、昔ならこのような記事は、掲載前に「どうにか」していたはずだが、そういう手が使えない世の中になったのか、あるいは、そういうコネクションを失ったか…どちらにしても、ショックな事件ではあった。
ただ、宝塚ファンが大人だったせいか、このニュースは、ほとんど顧みられることなく、時が流れて行った。
そしたら、今度は、こんなファン投票である。これは何かあるな…と、思わざるを得ない。


文春の周辺で、昨今の人事に不満を漏らしている人がいて、それを「これはネタになる[exclamation]」と飛びついたってことかな。それとも、先日の記事を読んだ読者の提案だったのかな。


まあ、ファンも人間なので、自分が応援している(推しているという表現は、そもそも宝塚用語ではない)生徒さんの同期とか下級生が抜擢されて、何度も主演したりすると、あまり平静ではいられないこともある。
「うちの贔屓(「推し」ではなく「贔屓」ですよね)より、〇〇さんがそこまで推される(むしろここで“推す”って出てくるかも…)理由がわからない」って思うことは、大空祐飛ファンゆえに、そりゃ、ありました、私も。


ただ、多くの宝塚ファンの方は、同意していただけると思うのですが、それって、〇〇さんが叩かれてほしいとか、〇〇さんがひどい目にあってほしいっていう意味では全然なくて、大空祐飛を使ってくれれば、いい仕事するよ、やらせてくれよ[exclamation]って思っていただけだった…ということ。
不満があるとすれば、〇〇さんに対してではなく、大空さんを使ってくれない劇団に対してだった。
(そもそも、同組のスターは、あんまり観ていないので、評価しようがない[あせあせ(飛び散る汗)]だからこそ、劇団に推される理由もわからないんだろうけど。)


なので、そもそも、今回のオンライン投票は、的外れっていうか、推せないジェンヌを投票する意味がわからない。(誰が好きですか[exclamation&question]って投票のランキングだけで、ファンにはある程度、「なるほどね」という数値にはなるし、でも、それは母数の少ない偏った数値だから…って片付けられるものでもあるので、まあ、その辺でお茶を濁していれば、炎上もそこまでではなかったと思うけど…。)
⇒実際、年末のネットde宝塚も、好きなスターランキングを行っているし、大昔から「宝塚ふぁん」誌はランキングをしていたし。
もし、推せないジェンヌがいる…というファンの方がいらしたら、長く応援していれば、その気持ちは変わるよ、とだけお伝えしておきたい。
このブログでも、「推せない」ってわけではないが、今回、全然よくなかった[exclamation]と書いた生徒さんは、けっこうの数にのぼる。でも、その人達のポケットカレンダー、いつの頃からか、毎年買ってたし(笑)「好きじゃない」は恋の始まりです。


そういうわけで、文春さんには、もうちょっと、宝塚とファン心理を理解していただきたいし、宝塚ネタで文春砲を発砲するのは、やめてね[exclamation×2]と心から願っております。


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宇都宮隆バースデーライブ [┣コンサート・スポーツその他のパフォーマンス]

宇都宮隆ファンの友人にチケットを取ってもらい、今年も、ツアー公演に参加してきた。
キーボード担当のニシケンのにわかファンなのに、なんと、参加日は、宇都宮隆さまのお誕生日…すみません、知らなくて、参加してしまいました[あせあせ(飛び散る汗)]


宇都宮.jpg


デビュー35周年記念のツアーということで、懐かしい「GET WILD」も歌ってくれた。
その、間奏のキーボード独奏部分をニシケンが担当していて、なんか、感動した。(そこ[exclamation&question]


途中、PVのダンスシーンが流れてて、これは、何年前のなんだろう[exclamation&question]
決してダンサーではないのだけど、ダンスセンスあるなぁ~と、思いながら、眺めていた。ってか、若い[黒ハート]外見はだいぶ変わっていると思うけど、歌声は、全然変わっていなくて、よい声だなぁ~[揺れるハート]


公演終了後に、サプライズのケーキを持って現れたのは、なんと、よっちゃん[exclamation](野村義男)
あ~このためだけに来てくれたのか、相変わらずの関係性に嬉しくなった。(TMNよりグッバイが好きだったのよね。)


色々疲れる週末だったけど、おかげで元気が出ました。
また、誘ってほしいなぁ~とあくまでも他力本願な私なのでした。


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月組振り分け発表 [┣宝塚情報]

現在大劇場公演中の月組が、東京共演終了後の来年、別箱で公演する作品の振り分けが発表された。


まずは、トップコンビが出演する御園座公演「赤と黒」の出演者は…


(月組)夏月 都、千海 華蘭、珠城 りょう香咲 蘭、輝月 ゆうま、晴音 アキ、月城 かなと、夢奈 瑠音、颯希 有翔、蓮 つかさ、周旺 真広、蒼真 せれん、美園 さくら、桃歌 雪、夏風 季々、空城 ゆう、天紫 珠李、結愛 かれん、礼華 はる、甲海 夏帆、天愛 るりあ、大楠 てら、白河 りり、彩路 ゆりか、羽音 みか、瑠皇 りあ、まのあ 澪、あまの 輝耶、きよら 羽龍、真弘 蓮、咲彩 いちご、美海 そら、一羽 萌瑠、夏凪 せいあ
(専科)一樹 千尋、夏美 よう


ああ…まゆぽんは宇宙人役じゃないのね…[あせあせ(飛び散る汗)]
一方、鳳月杏主演のドラマシティ&Brilla Hall公演「出島小宇宙戦争」の出演者は…


(月組)光月 るう、紫門 ゆりや、白雪 さち花、鳳月 杏楓 ゆき、春海 ゆう、桜奈 あい、海乃 美月、佳城 葵、朝霧 真、姫咲 美礼、暁 千星、麗 泉里、清華 蘭、英 かおと、朝陽 つばさ、蘭 尚樹、風間 柚乃、妃純 凛、彩音 星凪、花時 舞香、菜々野 あり、蘭世 惠翔、柊木 絢斗、一星 慧、爽 悠季、毬矢 ソナタ、月乃 だい亜、詩 ちづる
(専科)梨花 ますみ


こちらは、梨花さんの出演が安心感…ですね。


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「ごーRock」観劇 [┣演劇]

多田直人案第4回発表会
「ごーRock」


舞台監督:村岡晋
音響:早川毅
オペレーター:高島斎
照明プラン:松本大介
オペレーター:長谷川楓


協力:スターダス・21、ラッパ星、ワタナベエンターテインメント、(有)レトル、ナッポスユナイテッド、キャラメルボックス


5人の出演者が、それぞれ1作の脚本を書き、6つのショートストーリーを演じる「ごーRock」。
ごー(5作品書き)ろっく(6作品出る)という意味なのだろうと思う。
私が観たのは初日だったので、おそらく、すべての作品が一番「むき出し」の状態で提示された気がするが、この実験的な舞台を観て、出演者(として舞台に生き続けている人)が書く作品はこうなのか…[ひらめき]というのが、一番大きな感想。
ぶっちゃけ、意味がよく伝わらなかった部分もある。
それは、一番大事なセリフや場面が、「立って」いないから。すーっと流れたり、客席の笑いに紛れたり、出演者のセリフが割れてしまって聞き取れなかったり。けっこう残念だったかも。
その一方で、いつも私たちが観ている演劇というのは、「分かりやすい」ものなんだな…と、あらためて感じたし、その分かりやすさを、役者の方々は、もしかして「まだるっこしい」と思っているのかな[exclamation&question]なんて思った。出演者と観客の間の溝は、思っているより深いのかもしれない。そして、そこを繋ぐ仕事こそが「演出」ってことなのかな[ぴかぴか(新しい)]


では、個々の作品感想
浦川拓海作・演出「みかん」
とある会社のとある休憩室。誰も知らない間に結婚して、誰も知らない間に離婚しようとしている一組のカップルと何も知らない同僚たちの物語が、ブレストのアイデアだしと「なにかに反応してピンポン鳴る機械」で紡がれていく。アイデアが面白い小品。


鬼頭真也作・演出「トリプルアタック」
女性のアルコール依存症が中心にある作品…だと思う。実は、テーマを私はとらえることができなかった。
あと、セリフがところどころ聞きづらくて、よくわかっていない。
なんとなく料理している雰囲気が面白かった。今回は手元が隠れていたが、実際に料理しながら作品を作るというアイデアは、面白い気がする。


小林春世作・演出「サプライズが必要だ」
東京オリンピックが舞台。特にその競技が観たいわけではなく、当たってしまったから観に来た「近代五種」競技会場。レーザーラン協議が行われている。選手が「時々」しかスタジアムに来ない設定なのだと思うが、別のことに夢中になっている間に、選手が射撃をして去って行ってしまう繰り返し。
オリンピックに対する乾いた目が秀逸だと思った。


堀夏子作・演出「reico」
特に仲が良かったわけでもない同僚のゲイ青年。自殺したとは聞いていたが、ある日、レイコの部屋に彼の幽霊が住み着いてしまった。
あるよね、そんなに好きだとも、親しいとも思っていない人との別れの場で、号泣すること。人って不思議だな…と思う芝居。ラストがステキ。


多田ヒカリ作・多田直人演出「しりとり」
手前で暇を持て余しているプータローっぽい二人の青年と、奥で妹のとりなしで旅行に行こうとしているが、もはや風前の灯状態の夫婦が、それぞれしりとりをする…というシュールな展開。手前側の二人は、ほぼ、ストーリー的に意味がないが、ところどころで後ろのトリオと回答が一致するようになっているところが面白い。
セリフの言葉選びとか、分かりやすいな…と思った。


多田直人作・演出「恋」
高校生になって、さあ、恋をしよう!と意気込んでいる少年の物語。
シーンが変わるごとにテーマソングを全員で歌ったり、学生服とスカートをその場で着て役が変わったことを分からせたり、演出が面白い。男女を男優・女優の性別とは関係なく配役し、キスシーンも手でクチバシを作って演じることで、多感な青春時代のリビドーを重くなく見せる工夫は秀逸。
しかし、演劇という枠の中で、これほど、記号ほどの意味もない「愛している」を聞くことになろうとは。
「書く」ことから「見せる」ことへの転換が見事だったと思う。
まあ、あんまり知りたくなかった男心の身も蓋もないハナシではあった。


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即位の儀式 [┣写真ネタ]

本日、即位の礼に伴い、会社はお休み。
ちょうど、正殿の儀が行われる頃、私は有楽町駅付近にいたので、号砲を生で聴くことができました。その瞬間、有楽町付近、日が射したんですよね。なんかすごいもの見た、っていう感じ。


さて、即位礼正殿の儀、以前、国際フォーラムでジオラマを見たので、ここにもう一度貼っておきます。


フォーラム9.jpg


これが、高御座と御帳台。
たしか大正天皇の即位式を再現した…と書かれていたので、現在とは、位置が逆ですね。


フォーラム10.jpg


これは、正殿前のジオラマ。あいにくのお天気のため、このように皆さんが庭に並ぶ版にはならなかったですね。


フォーラムー13.jpg


こちらが、萬歳旙などの幟。フォーラムの記事では、なんだか分かっていなかったのですが、このような色鮮やかな幟を26本庭に立てていたとのこと。
太陽や月を表すものや、菊花紋の幟…たしかに…今ごろ納得…[exclamation×2]


フォーラムー21.jpg


こちらが、陛下がお召しになっていた、黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)ですね。


それにしても、SNS上には、前回の即位の礼を見てない世代がいっぱいいて…隔世の感があります[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
(前回は、私達若い世代(=当時)も、おじさん・おばさん世代も、お爺さん・お婆さん世代も、誰も即位の礼を知らなかったので、ある意味一体感があったんですよ。)


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