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スータンさん... [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

元宝塚トップスター眞帆志ぶきさん(愛称・スータン)が亡くなった。
87歳だったとか。


私が最後に、生の眞帆さんを観たのは、2007年だったらしい。その時の記事はこちら。その後も、2014年の100周年イベントで元気なお姿を中継で拝見したが、あれから6年。あの時、既に80代だったのか…。
スータンさんは、宝塚歌劇団39期生。
退団されたのは、1975年3月。東京では、その前年に「ベルサイユのばら」初演の東京公演の前もの作品『ザ・スター』に主演。その作品を大劇場では古巣の雪組で上演して退団した。自身のヒット作を繋げたようなショーで、1時間のサヨナラショーを1ケ月上演した破格のスターということになるだろう。(東京では、チケ難中のチケ難、「ベルばら」と抱き合わせになったので、ファンの方にはお気の毒だったかも。)
初舞台が1952年だから、退団は研23だった…と。研11でトップになり、研19の時に専科に異動、その後も、各組に降臨しながら、4年後に退団…という歴史。私が大昔にテレビで観た、『愛のコンチェルト』という作品は、専科時代に星組に降臨した作品だったのね…。『ノバ・ボサ・ノバ』もそうなのか…なるほど。眞帆志ぶきと鳳蘭、安奈淳が同じステージに立って普通に1ヶ月公演するとか、今思うと、すごい贅沢だったのね[exclamation]


私の記憶に残っているスータンさんは、もうお年…というイメージだったが、「シナーマン」になるとスイッチが入る驚異のスターさんでした。私の宝塚人生のゼロ章にいらっしゃる永遠のスターです。


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