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吾妻ひでおさん… [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

吾妻ひでおさんが亡くなられた。まだ69歳とのこと、残念な気持ちでいっぱい。


ちょいロリセクシー系の女の子の絵がが可愛い…と思ってしまうのは、我が従兄・草上仁のカバーイラストの印象が強いのかもしれない。(※草上は覆面作家なので、従兄と書いても身バレの心配はない…ハズ[あせあせ(飛び散る汗)]



こちらITT (ハヤカワ文庫JA)

こちらITT (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 草上 仁
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1987/08
  • メディア: 文庫



くらげの日 (ハヤカワ文庫JA)

くらげの日 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 草上 仁
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1988/06/01
  • メディア: 文庫



無重力でも快適 (ハヤカワ文庫JA)

無重力でも快適 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 草上 仁
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1989/02
  • メディア: 単行本



かれはロボット (ハヤカワ文庫JA)

かれはロボット (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 草上 仁
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1989/05
  • メディア: 文庫



時間不動産 (ハヤカワ文庫JA)

時間不動産 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 草上 仁
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1988/11
  • メディア: 文庫

どれも可愛いな~[黒ハート]一冊だけ選ぼうと思ったけど、無理なので、宣伝みたいにリンクを張りまくってしまいました(笑)身内ですが、小説の方も、どの作品を選んでも面白いと思います。


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「パパ、I LOVE YOU!」観劇 [┣演劇]

「パパ、I LOVE YOU!」


作:レイ・クーニー
訳:小田島雄志、小田島恒志
演出:加藤健一


美術:石井強司
照明:古宮俊昭
音響:秦大介
衣裳:加納豊美
ヘアメイク:馮啓孝
舞台監督:鈴木政憲、中瀬古靖


照明操作:木下温、川上真希、小嶋愛梨、熊田勝博(S.L.S)
音響操作:小原誠(TEO)
演出部:笹原久義、細谷春陽、岩城杏梨、松谷香穂、三宅佐知、鈴木弥子
部隊説明ナビゲーター:熊谷真紀子


大道具:俳優座劇場舞台美術部
小道具:高津装飾美術
輸送:新日本物流
制作:加藤健一事務所/長谷清香、北村浩子、渡辺裕美、市川りえ


今年1月の宝塚バウホール公演は、残念ながら観劇できなかったが、なんと、同じ年に別の場所で「パパ、I LOVE YOU!」が上演されることになり、行ってきました[exclamation]


いや~笑った[あせあせ(飛び散る汗)]
ぶっちゃけ、笑いすぎて、後半、笑い疲れてしまったくらい…[爆弾]


クリスマス前のイギリス、セントアンドルース病院の医師談話室が舞台。ずっと、この一部屋だけで物語は進行する。窓の外には雪が降っていて、時計は10時半を少し回った頃。
医師のデーヴィッド・モーティマー(加藤健一)は、病院の講堂で開催される記念講演でメイン講演を引き受けている。12時から講演が始まるというのに、同僚のヒューバート・ボニー(清水明彦)や、研修医のマイク・コノリー(藤波瞬平)、婦長(頼経明子)らは、院のクリスマスパーティの余興のことしか考えていない。
一方、院のオーナー、サー・ウィロビー・ドレーク(田代隆秀)は、今回の記念講演にモーティマーが選ばれたのは自分のおかげだと言い、この講演には、院と君の将来がかかっている、うまくいけば、サーの称号は間違いないと言い、だから、講演の原稿をチェックしてやる、と言い出す。
このドタバタが収束すると、今度は、一人の女が談話室に入って来る。彼女は、ジェーン・テート(加藤忍)、19年ほど前にこの病院の看護婦(現在は“看護師”が一般的だが、初演は25年前で、その時の脚本をそのまま使用している)だった。彼女は、モーティマーの愛人だったが、ある日突然姿を消した。
すると、ジェーンは、あの時姿を消したのは子供を産むためだったと打ち明ける。そして、あなたには、18歳の息子がいる、と伝える。昨夜、そのことを伝えたら、酒を飲んで暴れてその勢いで父親に会いに行くと言い出した…と。
いきなり息子がいる…と言われたモーティマー、決して逃げるような卑怯なことをしたいわけではない。しかし、今は、間が悪い。サー・ウィロビーは、モーティマーが遅いと怒鳴っているし、妻のローズマリー(日下由美)が現れて、ジェーンに挨拶しようとするし、そうこうするうちに、とうとう息子のレズリー(久留飛雄己)が現れる。凶暴なパンクのにいちゃんで、父と知れたら殺される…と思ったモーティマーは、自分は医師ではない、と答える。(ジェーンは、父親が医者だとしか伝えていない。)
そして、にっちもさっちもいかなくなったモーティマーは、“父親”がヒューバートだと、言ってしまう。


ここまでが前半部。
後半で、モーティマーが事態を取り繕うために、あれこれ口から出まかせについた嘘の回収と、講演会の顛末、レズリーに本当のことを言うかどうか…みたいな部分を収拾していくわけだが、収拾どころか、さらなる混乱につぐ混乱。それが意外な形で収束し、最後にはイギリスっぽい皮肉たっぷりのオチまでつく。


笑い疲れてしまって、後半は少し静かに観ていたが、それにしても出演者はすごい運動量だったと思う。本当にお疲れ様です。
これから、全国ツアー(?)に行くようですが、最後まで頑張っていただきたいです。


笑いながらも、色々と考えたりはしていた。


・イギリスでは、シングルマザーは貧困になったりしないのだろうか[exclamation&question]
・看護婦が間違って連れてきてしまった患者の“ビル”は、相当な老人に見えるが、モーティマーの扱いは、老人虐待には当たらないのだろうか[exclamation&question]
・いったい講演会は、どのように成功し、どうして、ほとんど講演していないはずのモーティマーがサーに推挙される運びになるのだろうか[exclamation&question]


後半、声を出して笑わなかったのは、なんとなくモヤモヤが増えてきたせいもあるかもしれない。まあ、そんな部分も、イギリスの喜劇っぽいな…と思う。スッキリした笑いではない…というか。
また、スタジオライフに一時期在籍していた藤波くんは、見事な女装を見せてくれるが、出る時間がものすごく短いのでもったいないな~と思った。


それにしても…宝塚版、今さらながら、観たかったな…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]


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「表現者ノマド」-10 [┣大空ゆうひ]

不定期開催の「表現者ノマド」、まさかの10回目が開催された。
ここまで続くとは…スタッフさんの粘り強さに感動します[揺れるハート](たぶん、講師の方、とっても難しいと思うんですよね、いろんな意味で…)
ここしばらく、年1回程度の開催だったが、10月は、ゆうひさんのお仕事のない月ということもあって、5ヶ月ぶり(たしか前回もお仕事のない月…と油断していた時だった…)の開催。もはや、1ヶ月まるまるお休みする気持ちはないのでしょう…(悟り)[ぴかぴか(新しい)]


今回は、ゲストが宝塚歌劇団の衣装デザイナー・有村淳先生ということで、工学院大学の階段教室がいっぱいになる大盛況。有村先生は、めったに人前に出ない方として有名なので、どんなお話が聴けるか、ワクワクしていたのは、ゆうひさんファンだけではないだろう。
しかし[exclamation×2]
今回の「表現者ノマド」については、レポ禁なのです。
開始前と終了後に朝日カルチャーのスタッフさんから告知があったので、劇団のスタッフワークについては、色々タブーがあるのかもしれない…と感じた。もちろん、宝塚の裏側に潜入というテレビ企画もあるので、すべてがアウトではないのだろうが、劇団側がチェックできない状況で語られた内容が、SNSなどを通して世界発信されるのは、劇団の望むところではないのかもしれない。
感想は大いに書いてくださいとも言われたので、有村先生とゆうひさんのお話の「内容」みたいな部分に触れないように、感想を書いてみたいと思う。


ゆうひさんは、おだんごヘアで前髪は下ろしてました。花島先生がまだ残っているのか、めっちゃ、若い[いい気分(温泉)]お肌ツルツルでした[ぴかぴか(新しい)]
黒いベロアのワンピにぺたんこ靴、と全身黒の装い。でも、顔がツルンと可愛いから、キツめの印象にならず、可愛い印象[黒ハート]


というわけで、今回のゲストは、宝塚歌劇団有村淳さま[黒ハート]
宝塚ファンには、超おなじみ。耽美な衣装で絶大な信頼を寄せられているものの、メディアに出てこない謎のデザイナー。あ、もしかして、そのルックスについて記載するのも、劇団的にアウトなのかしら[exclamation&question]
(終了後、朝日カルチャーとゆうひさんのツイッターで、先生の画像が公開されているので、まさか…とは思いますが、念のためスルーしておきます。)


プロフィールもアウトなのかな[exclamation&question]と疑心暗鬼になりながら、自分の備忘のため、ちょっとだけ。
婦人服のデザイナーを経て、縁あって宝塚歌劇団に入団し、1993年雪組公演『TAKE OFF!』で、デビュー。現在は、劇団内外の様々な作品で衣装デザイナー・プランナーとして活躍中。


有村さんのデザインした在団当時のゆうひさんの衣装も展示されていて、もちろん撮影NGなのだけど、近くで見ることはできます[exclamation]とのことだったので、終了後は、じっくりと観察。
どうしても、公演中は本人が歌ったり踊ったりしているので、衣装の細かい部分まで見られないが、細部まで拘りに満ちた衣装を見て、有村さんの出演者への、そして舞台衣装という存在への愛情をひしひしと感じた。素材の組み合わせや、デザインの細部に、「挑戦」が感じられて、毎回戦っておられるのだな~ということも実感できた。


帰りは、いつもの友人たちと、飲む。


ゲゲゲ4.jpg


鳥取県のお酒みたいなのですが、どれも美味しかったです[黒ハート]
ゆうひさんに関係ないやん…とお思いでしょうが、ゆうひさんのあの可愛さは、妖怪級です[exclamation×2]


有村先生だったからか、ゆうひさんの口から、二度も植田景子先生の話が聞けたのが面白かった。
こだわりの強い、ゆうひさんと有村先生ゆえに「クラシコ・イタリアーノ」は、色々あったそうですが、その中で、「有村くんとゆうひの戦いは忘れない」と、言いながら眺めている景子先生の浮世離れっぷりが、今に繋がっているんだろうな~と。
ちなみに、景子先生の著書「Can you Dream?」で、「THE LAST PARTY」の時の仮縫いが5時間だったと書かれたのは、「盛っている」そうです。(たぶん4時間半程度だったのでしょう[わーい(嬉しい顔)]
⇒私の記憶が確かであれば、「クラシコ…」の時に、衣装のことで色々やり取りがあって、結局「私が着こなせばいいんでしょう[exclamation]」と啖呵を切った話は、一般にも知れ渡っているハズ。また、景子先生の著書については、発売されているものなので、書いても問題ないでしょう…と思いました。



Can you Dream?

Can you Dream?

  • 作者: 植田 景子
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2010/05/26
  • メディア: 単行本



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とうとう映画の助成金まで… [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

映画「宮本から君へ」に対する助成金が取り消された。理由は、ピエール瀧が出演しているため、助成金を支払うことは、薬物使用を認めることになる…だそうだ。


あとから助成金を交付しないというのは、映画を作る者にとっては、あり得ない暴挙だ。しかも、出演者の不祥事なんて、映画の制作者から見たら貰い事故のようなもの。


あいちトリエンナーレ事件もそうだが、内容(出演者も内容の一部だろう)を勘案してあとから助成金を覆すのは、文化・芸術への介入としか思えない。こんなことが続けば、日本の文化は衰退する。


二度とこんなことになりませんように。


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いだてん「懐かしの満洲」 [┣本・映画・テレビその他エンタメ紹介]

NHK大河ドラマ「いだてん」、なぜか今シーズンの大河はしょっぱなに見損ねたまま、しばらく見ていなかった。でも、円生と志ん生の満洲居残り事件をやる…と聞いて、これは見なきゃ~と、今回はしっかり録画して見ました。
あ~本当に、あの物語をやっている…もちろん、「円生と志ん生」のままではないけど、懐かしいな~[揺れるハート]
森山未來の志ん生に、中村七之助の円生。ちゃんと「孝蔵さん」って呼んでるところとか、嬉しかった。あと、落語が芝居になってる円生の芸みたいな部分も、七之助さんだから納得できちゃう。それに「居残り佐平次」をやってくれたのも嬉しかった。宝塚ファンとしても。
最初、東京オリンピックを主題にした大河ドラマと聞いて、プロパガンダ的内容なのかな…って思っていたけど、中盤、ちらほら見ると、そんなことなくて、オリンピックは平和の祭典で、でもそれは、当たり前のことじゃなくて、ほんとに奇跡の様な祭典なんだ…と、いうことがしっかり描かれているというのがわかって、「あまちゃん」好きな私が、どうしてクドカンを信じて初回から観なかったのだろう…と、大後悔している。


今回の「懐かしの満洲」(※タイトルは「満州」と表記されていますが、満洲生まれの親を持つ私は、どうしても「満州」表記がしたくないのです)は、「いだてん」の本編から少し離れた物語でもあり、満洲で終戦を迎えた人たちがどんな目に遭ったか…の一端も描かれていて、その時、最強の関東軍は何処にいたんだよ、ってことも含めて、日本人のことが多角的に描かれた名作だと思う。
「いだてん」ももう終盤になってしまうけど、これからは、一回も逃さずに見ていきたいと思っている。


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電車で降りない人 [┣かんがえごと]

最近、すごく気になっていることがある。


私の通勤事情なのだが、乘る駅も降りる駅も乗降客が非常に多い。
通勤ラッシュの時などは、乘る駅で半分の乗客が入れ替わり、降りる駅でもう半分の乗客が入れ替わるように感じる。もちろん始発から終点まで乗り続けている乗客もいるだろうけど。
まあ、とにかくそんな感じなので、どのドアだって、一人の乗客も降りないということは、絶対にあり得ない。
しかし、ドアセンターに陣取った乗客が、周囲から激しく押されても、仁王立ちして降りないことがある。


あれは…なんなのだろう[exclamation&question]


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宝塚歌劇雪組KAAT公演「ハリウッド・ゴシップ」観劇 [┣宝塚観劇]

ミュージカル・スクリーン
「ハリウッド・ゴシップ」


作・演出:田渕大輔
作曲・編曲:青木朝子
編曲:植田浩徳
録音音楽指揮:橋本和則
振付:御織ゆみ乃、桜木涼介、KAORIalive
擬闘:栗原直樹
装置:大橋泰弘
衣裳:加藤真美
照明:佐渡孝治
音響:大坪正仁
映像:奥秀太郎
小道具:市川ふみ
歌唱指導:KIKO
演出助手:竹田悠一郎
舞台進行:香取克英
舞台美術製作:株式会社宝塚舞台
録音演奏:宝塚ニューサウンズ
制作:谷口真也
制作補:白水亨
制作・著作:宝塚歌劇団
主催:阪急電鉄株式会社


行ってまいりました[exclamation×2]


映画スターを夢見て、エキストラとして撮影所通いをしているコンラッド(彩風咲奈)。ダンスの腕を買われて、主演スターのジェリー(彩凪翔)の吹き替えに抜擢される。が、これを最後の撮影にしようと考えている。というのも、第二のジェリーを探すオーディションに挑戦し、不採用となったため、もう自分には才能がないと思ったのだ。
しかし、自分のダンス場面が吹き替えられることを知ったジェリーが不満を表明して、撮影は中止になる。その時、例のオーディションは形だけで、実は次の映画の主演もジェリーに最初から決まっていたと聞かされ、コンラッドはキレる。しかし、その日、コンラッドは、かつての大女優アマンダ(梨花ますみ)と知り合い、人生が変わることになる。
アマンダは、新人俳優のジェリーをツバメにし、抜擢して売り出した。が、スターになると、ジェリーは、会社の上層部に手を回し、目の上のたんこぶであったアマンダを撮影所から締め出してしまった。
復讐に燃えるアマンダは、コンラッドをジェリーに代わるスターに仕立てようとする。ただし、今度は恋愛抜きで。
アマンダの指導により、スターらしくなったコンラッドは、撮影所近くのダイナーで、会社が次の作品で売り出そうとしている新人女優のエステラ(潤花)に会う。エステラとコンラッドは、初対面なのに、かなり打ち解ける。
そして、新作映画の制作発表の日、いきなり会場に乗り込み、ジェリーとエステラの主演作品に、オーディションで選ばれた新人俳優は自分だ、と勝手に登場するコンラッド。アマンダの計画通り、プロデューサーのハワード(夏美よう)は、事態を収拾できず、コンラッドの出演は既成事実となる。
作品は、「サロメ」。ヘロデ王役で新境地を開く予定のジェリーは、スターとしての重圧に耐えきれず、少し前から薬物に依存していた。体調が悪いのを押して撮影に臨むジェリーだったが、セットから転落して瀕死の重傷を負う。そして、その時、一人の記者の告発により、エステラはコンラッド(とアマンダ)の策略に気づいてしまい…。
映画が中止になり、エステラは再びダイナーで働き始める。そして、そこにコンラッドが現れるが-


1920~30年代の映画もの、けっこう宝塚の舞台に乗っている。
「雨に唄えば」「ヴァレンチノ」「失われた楽園」「ラスト・タイクーン」…
で、テレビがなかったころの映画スターというのは、映画の公開イベントに着飾って現れ、ラジオの中継マイクの前で何かしゃべって去って行く…みたいなことをしていたらしい。これらの作品を観ると。
そして、スターに質問するインタビュアーみたいな人が、すごい個性的な女性ってのも定番なんだけど、これ、モデルがいたりするのかな[exclamation&question]もし、そうじゃないとすると、これって先行作品のパクリなだけ[exclamation&question]
今回の舞台では、キャノン・チェイス(愛すみれ)がその役。色濃いキャラクターが、見事だった。


見事な人を先に挙げていくと、ダイナーの女主人役の早花まここの人の使い方が、往年の正塚先生みたいで、田渕先生、そういうやり方はフェアじゃないよ…と思いつつも、そのキャラだけで、作品の格が上がったような気がしている。
映画監督の真那春人田渕先生、まなはるに頼り過ぎ[exclamation×2]まなはるに頼めばなんとかなると思ってるでしょ[exclamation&question]当たってるけどね。
コンラッドのエキストラ仲間マリオ役の煌羽レオうわー、ずるいわー、エキストラの傍ら、薬の売人やってるとかさ、もう、配役しただけで、作品の質が倍増するじゃん。反対側で、同じくエキストラ仲間ラリーに縣千。コンラッドを含めたトリオのイケメン感がハンパない。
さらにプロデューサーの夏美よう、アマンダの梨花ますみぶっちゃけ、配役した段階でお仕事終わってませんか[exclamation&question]


まあ、その分、冒険は、主演トリオの方にあったかな。
まず、ヒロインにを選んだのは、ひとつの冒険だった。宝塚らしい普通のヒロインが似合わない娘役なので、エステラという役の造形は、ひと工夫されていた。その点は評価したい。も期待に応え、別箱公演ならではのヒロイン像をしっかりと創り上げていた。
ディズニー映画が最近打ち出している、「自らの足で大地を踏みしめている」ヒロイン像。若い田渕先生には、このようなヒロインの方が現実的なのかもしれない。
の硬質な演技が見事にマッチしていたと思う。


そして、2番手に上級生スターの彩凪。下級生である彩風の作品に出る、というのは、もうすでに相手が2番手スターであるとはいえ、ある種覚悟が必要な公演。下級生時代は二人でW主演していたこともあっただけに。
しかも、一癖も二癖もあるようなキャラクターで、美味しくできるかどうかは、本人次第な部分がある役。
かなりインパクトを残した名演で、フィナーレの登場順をヒロインの後にしてあげたいと思える好演だった。


主演の彩風は、そんな彩凪を脇に回して主演するだけの、圧倒的なスター性と演技力が要求される。
が、これを楽々クリアしている辺り、咲ちゃんのスターとしての魅力が際立っているのだろう。


オリジナル作品なので、それほど期待はしていなかったが、思いのほか、よい舞台を見せてもらった。
フィナーレナンバーでは、彩凪がリフトもある男役同士のダンスを見せたり、こちらも楽しませてもらった。


それにしても、かつての大スター役、梨花ますみの、大輪の花が熟れて堕ちる寸前のような魅力は、どこから来たのだろうか[exclamation&question]今回の舞台のMVPはみとさんに捧げたいと思う。


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2020年ラインアップ発表 その4 [┣宝塚情報]

おそろしい勢いの台風…皆様、いかがお過ごしでしょうか[exclamation&question]
そんな中、恐縮ではありますが、2020年ラインアップ記事をアップしたいと思います。


2020年 公演ラインアップ【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】


2019/10/11


2020年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。   


月組公演


主演・・・珠城 りょう、美園 さくら


宝塚大劇場:2020年4月24日(金)~6月1日(月)
東京宝塚劇場:2020年6月19日(金)~7月26日(日) 


JAPAN Traditional REVUE 『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』
作・演出/植田 紳爾 監修/坂東 玉三郎 <特別出演>(専科)松本 悠里


玉三郎さんが監修される…というのが、最大のポイントでしょうかね[黒ハート]
植田紳爾先生は、過去に、尾上松緑さんや長谷川一夫さんを招いて、宝塚歌劇の新たな可能性を開いてきた。
今回、玉三郎さんで、また、新しい世界を開いていただけるのは、とても楽しみ。
端っこに出ている人の衣装にも気を配る玉三郎さんなので、めっちゃ豪華な作品になるのではないか、と期待します[黒ハート]


ミュージカル 『ピガール狂騒曲』 ~シェイクスピア原作「十二夜」より~
作・演出/原田 諒


「十二夜」といえば、ゆうひさんのサー・トービーが忘れられない私ですが、さてさて、どんな作品になるのでしょうか[exclamation&question]初舞台生も交えたレビューシーンが出て来そうですが、楽曲の版権には注意していただきたいものです。原田先生だけに…[むかっ(怒り)][むかっ(怒り)][むかっ(怒り)]


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台風で公演中止… [┣宝塚情報]

【東京宝塚劇場】台風19号の接近に伴う10月12日(土)星組公演(11時/15時30分)の上演中止について

2019/10/11

台風19号が12日(土)から13日(日)未明にかけて東日本に最接近し、広い範囲で猛烈な風が吹き、記録的な大雨となる見込みであることや、公共交通機関等において計画運休が発表されるなど甚大な影響が及ぶことが想定されるため、お客様の安全を考慮し、東京宝塚劇場の12日(土)11時公演および15時30分公演は上演を中止いたします。
ご観劇をご予定いただいておりましたお客様へ深くお詫び申し上げます。
何卒ご了承を賜りますよう、お願いいたします。
チケットの払い戻し方法につきましては、追って宝塚歌劇公式ホームページにてご案内いたします。(振替公演の予定はございません)
なお、本日11日(金)13時時点において10月13日(日)13:30星組千秋楽公演は実施する予定です。

【全国ツアー/首都圏公演】台風19号の接近に伴う10月12日(土)雪組公演の上演中止について

2019/10/11

台風19号が12日(土)から13日(日)未明にかけて東日本に最接近し、広い範囲で猛烈な風が吹き、記録的な大雨となる見込みであることや、公共交通機関等において計画運休が発表されるなど甚大な影響が及ぶことが想定されるため、お客様の安全を考慮し、以下の公演の上演を中止いたします。   

【上演中止】
・雪組全国ツアー公演(カルッツかわさき)【10月12日(土)16時】
・雪組KAAT神奈川芸術劇場公演【10月12日(土)11時/15時】

ご観劇をご予定いただいておりましたお客様へ深くお詫び申し上げます。
何卒ご了承を賜りますよう、お願いいたします。
チケットの払い戻し方法につきましては、追って宝塚歌劇公式ホームページにてご案内いたします。(振替公演の予定はございません)   
なお、本日11日(金)13時時点において雪組全国ツアー・首都圏公演の10月13日(日)の公演は実施する予定です。

台風19号の影響にともなう東京宝塚劇場チケットカウンター営業中止について

2019/10/11

10月12日(土)は、東京宝塚劇場公演中止にともない、チケットカウンターの営業も中止させていただきます。
お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承を賜りますようお願いいたします。

【宝塚大劇場】台風19号の影響にともなう10月12日(土)月組公演について

2019/10/11

本日10月11日(金)17時現在において、月組宝塚大劇場公演【10月12日(土)11時/15時】は通常通りの実施を予定しております。
今後、台風の状況等に変化があり、あらためてお客様にご案内が必要となりました場合には、当ホームページにてお知らせいたします。


宝塚大劇場は、台風の進路的に危険はない…との判断だったのでしょう。


通常の公演だったら、出演者・スタッフの無事を祈り、中止を喜ぶところだが、東京宝塚劇場は、トップコンビのサヨナラ公演…15:30公演は、サヨナラショーのある公演なんですよね。ご覧になられる予定だった方のことを思うと、なんとも…。
そして、雪組全国ツアー公演は、初日が飛んでしまったことに…。
自然災害とはいえ、人気公演だけに、複雑な思いです。
せめて、台風が早めに通過して、千秋楽の朝の行事が行えるとよいのですが…。


ちなみに、関東各地の劇場も軒並み中止を決めつつあります。
こちらのサイトに、中止状況が更新されていくようです。よかったら、参考にしてください。


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次回星組大劇場公演出演者発表! [┣宝塚情報]

現在、東京宝塚劇場では、紅ゆずる・綺咲愛里コンビのサヨナラ公演が終盤に差し掛かっていますが、新トップお披露目大劇場公演の出演者が早くも発表されました[exclamation×2]


(星組)万里 柚美、美稀 千種、白妙 なつ、天寿 光希、音波 みのり、大輝 真琴、輝咲 玲央、紫月 音寧、夢妃 杏瑠、愛月 ひかる(※)、漣 レイラ、礼 真琴、ひろ香 祐、紫 りら、瀬央 ゆりあ、咲 いつき、拓斗 れい、朝水 りょう、桃堂 純、綺城 ひか理(※)彩葉 玲央、有沙 瞳、天華 えま、澪乃 桜季、夕渚 りょう、天希 ほまれ、湊 璃飛、華雪 りら、小桜 ほのか、天路 そら、遥斗 勇帆、蒼舞 咲歩、七星 美妃、桜里 まお、隼 玲央、朱紫 令真、桜庭 舞、二條 華、希沙 薫、極美 慎、きらり 杏、煌 えりせ、碧海 さりお、颯香 凜、夕陽 真輝、彩園 ひな、麻倉 しずく、星蘭 ひとみ、草薙 稀月、舞空 瞳、天飛 華音、紅咲 梨乃、都 優奈、咲城 けい、奏碧 タケル、水乃 ゆり、鳳真 斗愛、澄華 あまね、瑠璃 花夏、侑蘭 粋、星咲 希、紘希 柚葉、羽玲 有華、瑛美花 れな、孔雅 といろ、綾音 美蘭、碧音 斗和、麻丘 乃愛、御剣 海、世晴 あさ、凛央捺 はる、光莉 あん、透綺 らいあ、鳳花 るりな、星影 なな、稀惺 かずと、瞳 きらり、彩夏 こいき、大希 颯、彩紋 ねお、青風 希央
(専科)華形 ひかる
※愛月ひかるは2019年11月1日付で星組へ異動。
※綺城ひか理は2019年11月25日付で星組へ異動。


みつるくんは、またまた星組にご出演…ですね。そして、あいちゃんが組替えしたことで、Wひかるになるんですね。あかちゃんも、ひかるになっちゃう[exclamation&question]


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