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「スマホを落としただけなのに‐囚われの殺人鬼‐」 [┣本・映画・テレビその他エンタメ紹介]

前作、「スマホを落としただけなのに」で、事件を解決に導いた刑事、加賀谷(千葉雄大)が今回の主人公。
ドラマ「おっさんずラブ-in the sky-」を見た後だと、前作のカップル(田中圭・北川景子)の結婚式に、加賀谷が恋人の松田美乃里(白石麻衣)を連れていく場面にムズムズする。とはいえ、田中と北川は特別出演なので、そのムズムズが長続きすることはない。
教会での結婚式からのガーデンパーティーという流れだったので、披露宴のように、出席者がガチガチに決まっているわけではなかったようで、加賀谷は、その場で美乃里を紹介する。「じゃあ、次はあなたたちね」みたいに新郎新婦に言われた時、加賀谷の顔が曇る。
結婚式に連れていく相手、というのは、公式なイメージ。だから、加賀谷にとって美乃里は、ステディな彼女なわけだ。にもかかわらず、“結婚”に踏み切れない。それは、前作の逮捕前のシーンに出てくる加賀谷自身のトラウマにつながっているー
加賀谷は、警察に入る前には、IT企業にいた。社長の笹岡(鈴木拡樹)と二人で会社を立ち上げ、そこへ入社した美乃里と付き合うことになった。もう3年にもなるのに、まだ警察内部では交際相手として登録してもらっていない。


一方、逮捕された浦野(成田凌)が多くの死体を埋めていた丹沢で、偶然、若い女の白骨死体が出た。しかし、長い黒髪に執着する浦野にしては、今回の被害者の生前の写真は、茶髪のショートだった。
浦野への余罪追及を行おうとする捜査陣だが、浦野は、加賀谷になら話す、と条件を付ける。浦野は、自分にネット犯罪のすべてを教えてくれた師匠、“M”の存在を示唆する。
一方、美乃里の周囲に謎の男が現れ、彼女を付け狙う。
さらに、仮想通貨大量流出事件にも、“M”はかかわっていたらしい。ただ、消えた仮想通貨は、JK16というホワイトハッカーによってマーキングされてしまい、どこかで換金されるとすぐに分かるようになっていた。“M”は、今すぐマーキングを外さないと殺す、とJK16に警告を出した。その警告文をネットにさらしたJK16こと神宮寺紗綾子(高橋ユウ)は、数日後、遺体で発見される。
神奈川県警の威信をかけて、事件の早期解決をはかりたい、加賀谷の上司、牧田(田中哲司)は、浦野の求めるネット環境を用意し、彼に捜査協力をさせるよう、加賀谷に指示を出す。
浦野と対峙することは、同じように母親からのネグレクト体験を持つ加賀谷にとって、記憶を呼び覚ますつらさがあった。今は、ホスピスに居る、加賀谷の母。美乃里は、加賀谷のもとを訪れた女性(今田美桜)に不審を抱いて、彼女の勤める介護施設を訪ね、母親の現状を知る。
そんな美乃里が謎の男に付け狙われていることに気づいた加賀谷。警察に警護されながらも、“M”をおびき出すためのブログを開設したり、美乃里は危険をかえりみず、加賀谷に協力する。が、謎の男に尾行されていることに気づき、慌てて勤めている会社に飛び込むがー


いやー、怖い[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]
けっこう、本気で目を覆って見てました。


でも、前作に負けず劣らず、面白い映画でした[黒ハート]
てか、この映画のキャンペーン自体が、壮大なミスリーディングだったな~と思う。
とはいえ、ラスト付近の告白が衝撃的にならないのは、鈴木拡樹と千葉雄大だから…かしらね。


まだまだ続きができそうな…そんな予感[るんるん]です。


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その他の公演 [┣宝塚情報]

宝塚歌劇公演(その他の公演)実施について

2020/06/29

宝塚歌劇では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、現在、全ての公演を中止させていただいております。ご観劇を心待ちにしてくださっているお客様に、長らくご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。
5月25日に全国で緊急事態宣言が解除されたことを受け、今後の公演について、政府や各自治体より発表されました対処方針等を踏まえ、慎重に検討を重ねてまいりましたが、このたび宝塚大劇場および東京宝塚劇場における公演再開に続き、その他の公演につきましても、以下の通り、順次公演を実施してまいります。
公演実施にあたっては、政府および自治体等による感染拡大予防のための各種ガイドラインに基づき、公演を実施する施設の協力のもと、施設内の感染予防対策を徹底することに加え、チケットの販売方法や劇場内の各種サービス、舞台の演出や上演体制等につきまして、感染拡大予防のための取り組みを行ってまいります。
お客様により良い舞台をお届けできるよう、また、安心してご来場いただけますよう、出演者・スタッフをはじめ関係者一同、全力で努めてまいりますので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
なお、今後の感染状況ならびに政府および自治体等の対応方針によっては、公演スケジュールや実施方法が変更となる可能性もあるため、当面の間、各公演の実施概要やチケット販売方法等の詳細については、決定次第、都度ご案内させていただきます。


いよいよ、大劇場以外の公演についても始動したようです。
以下、発表された内容をまとめて記載していきますね[黒ハート] 


宙組『FLYING SAPA -フライング サパ-』
日程:8月1日(土)~11日(火)
場所:梅田芸術劇場メインホール
詳細についてはこちら
※9月上旬から首都圏においても上演予定。


宙組『壮麗帝』
日程:8月14日(金)~18日(火) 
場所:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
詳細についてはこちら


雪組『炎のボレロ』『Music Revolution! -New Spirit-』
日程:8月17日(月)~25日(火) 
場所:梅田芸術劇場メインホール
詳細についてはこちら


雪組『NOW! ZOOM ME!!』
日程:9月11日(金)~19日(土) 
場所:宝塚大劇場
日程:9月26日(土)~10月3日(土)
場所:東京宝塚劇場
※詳細については後日発表。
※チケットの販売方法等は通常の宝塚大劇場公演・東京宝塚劇場公演とは異なる場合あり。


轟 悠 ディナーショー
日程:8月26日(水)・27日(木) 
場所:ホテル阪急インターナショナル
※当初予定しておりました7月20日(月)、21日(火)から変更。


真彩 希帆 ミュージック・サロン
日程:9月6日(日)~8日(火) 
場所:宝塚ホテル
9月13日(日)・14日(月) 
場所:第一ホテル東京


DSなど、どのような形態で実施されるのか、まだまだ不安はあるけれど、とにかく上演してくれることが嬉しい。毎日、感謝、です。


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出演者の調整… [┣宝塚情報]

星組 東京宝塚劇場公演 出演人数について

2020/06/26

星組 東京宝塚劇場公演『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』『Ray -星の光線-』では、舞台上および舞台裏での密集状況を避けるため、1公演あたりの出演者を減員するとともに、演出を一部変更します。
各日程の出演者ならびに出演日程の詳細は、以下のとおりです。

(全日程出演)華形 ひかる、万里 柚美、美稀 千種、白妙 なつ、天寿 光希、音波 みのり、大輝 真琴、輝咲 玲央、紫月 音寧、夢妃 杏瑠、愛月 ひかる、漣 レイラ、礼 真琴、ひろ香 祐、紫 りら、瀬央 ゆりあ、音咲 いつき、拓斗 れい、朝水 りょう、桃堂 純、綺城 ひか理、彩葉 玲央、有沙 瞳、天華 えま、澪乃 桜季、夕渚 りょう、天希 ほまれ、湊 璃飛、華雪 りら、小桜 ほのか、遥斗 勇帆、桜庭 舞、極美 慎、碧海 さりお、舞空 瞳、天飛 華音、水乃 ゆり(37名)
(A日程のみ出演) 蒼舞 咲歩、桜里 まお、朱紫 令真、きらり 杏、煌 えりせ、夕陽 真輝、彩園 ひな、麻倉 しずく、奏碧 タケル、鳳真 斗愛、澄華 あまね、瑠璃 花夏、星咲 希、羽玲 有華、麻丘 乃愛、御剣 海、凛央捺 はる、稀惺 かずと、鳳花 るりな、星影 なな、彩紋 ねお(21名)⇒【出演日】7月31日(金)~8月9日(日)、8月18日(火)~8月23日(日)、9月1日(火)~9月6日(日)、9月15日(火)~9月17日(木) 
(B日程のみ出演) 七星 美妃、隼 玲央、二條 華、希沙 薫、颯香 凜、草薙 稀月、紅咲 梨乃、都 優奈、咲城 けい、侑蘭 粋、紘希 柚葉、瑛美花 れな、綾音 美蘭、碧音 斗和、世晴 あさ、光莉 あん、透綺 らいあ、大希 颯、彩夏 こいき、瞳 きらり、青風 希央(21名)⇒【出演日】8月11日(火)~8月16日(日)、8月25日(火)~8月30日(日)、9月8日(火)~9月13日(日)、9月18日(金)~9月20日(日)


※出演者ならびに出演日程の記載方法は、公式HPと変え、このブログで大劇場公演の出演者発表をするときのものに準じています。


既に大劇場公演を終えている星組公演なので、主な配役の変更まではしないものの、場面ごとの出演者を減らす…という作戦に出たわけだ。大劇場比73%…というのは、我々が職場で言われている50%減には及ばないものの、大劇場と同じ公演を上演するという状況下では、もうギリギリのしぼり方なんじゃないだろうか。
とはいえ、これって、半分以上の生徒に、「あなたがいなくても舞台は成り立ちます」と言っているようでもあるから、生徒の気持ちが心配。劇団がちゃんとフォローしていかないと…そのへん、よろしくお願いしますね[exclamation×2]


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ライブ中継! [┣宝塚情報]

「有料配信等、それでなくてもプラチナチケットなのだから、なにがしかの方法を考えていただきたい。専門チャンネルだけでは、利益構造的にまだ足りないと思うので」と、書いたばかりだったが、さっそく手厚い対応[exclamation×2]に感動しました。


花組 宝塚大劇場公演『はいからさんが通る』特別番組の放送・ライブ配信・ライブ中継実施のお知らせ

2020/06/27

以下の通り、花組 宝塚大劇場公演『はいからさんが通る』について、特別番組の放送・ライブ配信・ライブ中継の実施をお知らせいたします。   

タカラヅカ・スカイ・ステージ 
宝塚大劇場公演再開初日特別番組 宝塚歌劇専門チャンネル「タカラヅカ・スカイ・ステージ」にて、宝塚大劇場の公演再開初日にあわせた特別番組を放送いたします。なお、当番組内にて、花組宝塚大劇場公演『はいからさんが通る』初日のフィナーレからカーテンコールまでを生中継いたします。
■放送日:2020年7月17日(金)
※放送時間、特別番組放送にともなう番組変更の詳細等は、確定次第お知らせいたします。

花組 宝塚大劇場公演『はいからさんが通る』全編ライブ配信
宝塚歌劇の動画配信サービス「タカラヅカ・オン・デマンド」にて、宝塚歌劇としては初の公演全編ライブ配信を実施いたします。花組宝塚大劇場公演『はいからさんが通る』を、お手持ちのパソコンやスマートフォン等でお楽しみいただけます。   
対象公演 (1)2020年7月18日(土)13:00公演
■視聴方法:「Rakuten TV」にて配信
■視聴料:3,500円(税込)
■販売期間:7月11日(土)午前10時~7月18日(土)正午
※視聴方法等の詳細は、確定次第こちらでお知らせいたします。
対象公演 (2)2020年9月5日(土)13:00公演 千秋楽
■視聴方法:「Rakuten TV」および「U-NEXT」にて配信
■視聴料:3,500円(税込)
※配信方法、販売開始日などの詳細は、確定次第お知らせいたします。   

花組 宝塚大劇場公演『はいからさんが通る』千秋楽ライブ中継
花組宝塚大劇場公演『はいからさんが通る』千秋楽の模様を全国各地の映画館にてライブ中継いたします。
■日時:2020年9月5日(土)13:00 上映開始
■料金:4,700円(税込/全席指定)
■会場:全国各地の映画館
■配給:ライブ・ビューイング・ジャパン
※チケットの販売開始日、具体的な会場等の詳細は、確定次第こちらでお知らせいたします。 


※各連絡先等、一部情報を割愛しております。読みやすいように、文字を大きくしたりしております。


ほんとにありがたい。
チケットが取れない人、まだ大劇場までの移動が心配な人、みんなに対してありがたい措置だ。
そして、ライブ・ビューイング・ジャパンさんも、使用客席数が大きく違う現在の映画館でのライブ中継をよく受けてくれたと思う。(もしかしたら、売上配分を変えたりしたのかもしれないが…)
本当にありがとうございます[黒ハート]


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東京宝塚劇場再開! [┣宝塚情報]

宝塚大劇場に続き、とうとう東京宝塚劇場も再開が決まった[exclamation×2]


東京宝塚劇場の営業再開について

2020/06/26

宝塚歌劇では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、現在、全ての公演を中止させていただいております。ご観劇を心待ちにしてくださっているお客様に、長らくご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。
5月25日に全国で緊急事態宣言が解除されたことを受け、今後の公演について、政府や各自治体より発表されました対処方針等を踏まえ、慎重に検討を重ねてまいりましたが、このたび宝塚大劇場に続き、東京宝塚劇場の公演を7月31日(金)より再開することといたしました。
再開にあたっては、各公演のスケジュールを全面的に見直すとともに、政府および自治体等による感染拡大予防のための各種ガイドラインに基づき、施設内の感染予防対策を徹底することに加え、チケットの販売方法や劇場内の各種サービス、舞台の演出や上演体制等につきましても、感染拡大予防のための取り組みを行ってまいります。
お客様により良い舞台をお届けできるよう、また、安心してご来場いただけますよう、出演者・スタッフをはじめ関係者一同、全力で努めてまいりますので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
なお、今後の感染状況ならびに政府および自治体等の対応方針によっては、公演スケジュールや実施方法が都度変更となる可能性もあるため、当面の間は、各公演の実施概要やチケット販売方法等の詳細については、各公演ごとにご案内させていただきます。   

公演スケジュールについて

東京宝塚劇場公演
星組『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』『Ray -星の光線-』
7月31日(金)~9月20日(日)[新人公演:8月20日(木)]
詳細はこちら

なお、年内は、花組公演『はいからさんが通る』、月組公演『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』の上演を予定しておりますが、公演日程等は改めて当ホームページにてご案内いたします。


※宝塚大劇場、その他の劇場公演については、すでに発表済のため、記載を割愛しました。


次々とエンターテイメントが再開を発表しているけど、本当の再開ではない。
なぜなら、営業を再開するというだけで、利益を度外視した状態だからだ。宝塚大劇場は、小林一三が企画した時は、客席稼働率70%で黒字という試算だったそうだ。現在は、当時に比べて座席数が減少しているため、もう少し損益分岐点は高いかもしれない。
1席ずつ前後左右あけるということになると、稼働率は50%台と思われる。それでは、上演=赤字垂れ流しになってしまう。いつまで、このままでもつのか、不安もある。それでも開けるのは、ただもう、


待っている人のため[黒ハート]


だ。ありがたすぎて、涙が出る。
早く、稼働率を上げられますように。
また、有料配信等、それでなくてもプラチナチケットなのだから、なにがしかの方法を考えていただきたい。
専門チャンネルだけでは、利益構造的にまだ足りないと思うので。


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旧古川庭園その2 [┣行ってきました!(旅・花・名所・展覧会)]

旧古河庭園のバラ、まだまだ続きます。ここからは、少しマニアックに。


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こちらは、ブルー・ムーン。1ヶ月に2回満月が訪れること、つまり、めったにないこと…みたいな意味の英語。
ブルー・ ムーンというジャズの名曲があって、大昔、宝塚のショー「With a Song in my Heart」の中で湖月わたるさんが歌い、汐美真帆さんや、大空祐飛さんなど大勢が踊っているシーンがあったんですよね。当時、一緒に観劇していた仲間のお気に入りの場面。懐かしさMAX[exclamation×2]


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続いては、オクラホマ。こちらも、同じショーの中で、汐美さんと大空さんがカウボーイスタイルで銀橋を渡った時のナンバー。この「長い春の果てに/With a Song in my Heart」は、「血と砂」でW主演したケロゆうひコンビ最後の作品…というか、シューマッハ(この二人に霧矢大夢・大和悠河を加えた4人グループ)の解散公演だったので、忘れがたいです。


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こちらの美しい黄バラは、インカ。黄金の帝国ですものね、分かる気がします。インカといえば、「EL DORADO」を思い出します。さらに大昔、前世紀ですね。ゆうひさんは、東京公演の新公で皇帝役(2番手)を演じたのですが、その時、セリフが飛んで真っ白になったという恐ろしい伝説を持っています。


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こちらは、リンカーン。ぐっと新しく、2016年の花組公演(轟悠主演)「For the people」で、リンカーンの生涯が描かれました。リンカーンの情熱を表すような深紅の力強いバラです。


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こちらは、リオ・サンバ。リオでサンバといえば、「ノバ・ボサ・ノバ」。ゆうひさんファン的には、1999年の月組公演が印象的です。ゆうひさんは、可愛いボールソくんを演じて、ケロさん演じるメール夫人の前にタジタジでした[黒ハート]


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こちらの紅バラは、イングリット・バーグマン。ゆうひさんのトップ時代に、映画でおなじみの作品を大劇場で2作、上演したのですが、どちらもヒロイン役はイングリット・バーグマンでした。
自分だけのマニアックな思い出でバラを紹介してしまいました。すみません[あせあせ(飛び散る汗)]


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バラがあるのは洋風庭園で、旧古河庭園には、実は和庭園もある。こちらは、滝。かなり本格的なもので、大正初期の庭園ということで、時代の近い、「春の雪」の松枝侯爵邸の滝を思い出した。


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都心とは思えないうっそうとした木々に囲まれた心字池。舟着石などもあるので、かつてはボートで散策できたのではないかと。ますます松枝邸だわ…[揺れるハート]


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低地にある和庭園から、洋館を見上げる。
この洋館は、鹿鳴館を設計したジョサイア・コンドルの設計。鹿鳴館といえば、昨年上演された「壬生義士伝」にも登場しましたね。


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6月下旬、町は紫陽花が満開でした。てか、でかくない[exclamation&question]


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旧古河庭園 [┣行ってきました!(旅・花・名所・展覧会)]

バラが綺麗だという声に誘われて、15年ぶりくらいでしょうか、旧古河庭園に行ってきました[exclamation]


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ここ旧古河庭園は、都立文化財9庭園のひとつだそうで、そういう風に紹介されると、残りの8つも行ってみたいな~と思ってしまう。最適な時期を狙って、今年は身近な散策地を訪ね歩くというのもよいかもしれない。


旧古河庭園は、100種類を超えるバラが有名。今回はバラを中心に回ってみようと思います。


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こちらの白いバラは、ロイヤル・プリンセス。
愛子様に捧げられたバラなのだそうです。たしか、プリンセス・アイコというバラもありましたよね…。新宿御苑で昨年見かけました。こちらが、その時の記事。果たしてどちらが愛子様の雰囲気に近いでしょうか[exclamation&question]


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こちらのバラは、エグランタイン(マサコ)。皇后陛下に捧げられたバラのようです。
エグランタインはイギリスの慈善事業家の名前だそうで、後付けで、皇后陛下に捧げられたんですかね。
典型的なイングリッシュローズですね。


04エレガント・レティ(ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ).jpg


こちらのバラは、エレガント・レディ(ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ)。
故ダイアナ妃に捧げられたバラ。ダイアナさんが、プリンセス・オブ・ウェールズの称号を使えなくなった後、名前が変更されたのでしょうか。


クレオパトラ差し替え.jpg


こちらの真っ赤なバラは、クレオパトラ。情熱的な雰囲気ですね。


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こちらのバラは、プリンセス・ミチコ。皇太子妃時代の美智子上皇后様に捧げられたバラです。なんて、エレガント[黒ハート]


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こちらの清楚なバラは、プリンセス・オブ・ウェールズ。こちらも故ダイアナ妃に捧げられたバラなのですが、固有名詞が入っていなかったために、改名を免れたというところでしょうか。


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ロイヤルには関係ないですが、服飾界の帝王、クリスチャン・ディオールに捧げられた深紅のバラです。


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こちらは、クイーン・エリザベス。25歳で即位、英国の女王として今なお現役の94歳。可憐なピンクのバラです。


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この濃厚なバニラアイスクリーム色のバラは、ヨハネ・パウロ2世。2代前のローマ教皇で、その偉業を称えるためにバチカン庭園に植樹するために法王庁に選ばれたバラとのことです。


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この場所!(映画「刀剣乱舞」ロケ地) [┣写真ネタ]

Amazonのプライム会員サービスで、映画の無料配信というのがあるらしく、これまで見たことがなかったが、「刀剣乱舞ー継承ー」が演目に入っていることを知り、見ることにした。
そして、松坂城に行った時、ここが映画のロケ地と書いてあったが、それを確認することができた。
おうちで映画、こういうところがよいかも[黒ハート]


ちなみに、松坂城に行った時の記事はこちらでございます。残念ながらこの写真は使用してなかったのね[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
いつか、「写真帳」の方で紹介します。
(この頃は、三日月宗近さんくらいしか、刀ステメンバーを知らなかったんですね。)


まんばちゃん2.jpg


右端に「FILMED HERE」の看板があります。


まんばちゃん1.jpg


(映画「刀剣乱舞ー継承ー」(2019東宝)より)


こうやって見つけると、さらに身近な感じがします。
写真の通り、石垣の上には建物はないのですが、映画では、CGで安土城の一部があるように見える。違和感なく。
いやー、映画ってすごい。そして、この映画撮影のために、刀剣男士の皆さんが、松坂に行ったんだな~と思うと、映画の撮影って大変なのね…と思う。ピッタリのお城を見つけるための、ロケハンだって大変だったと思うし…やっぱり、映画ってすごいなー。(大変さは、TVドラマも同じですが、スケールがよりすごいというか。)


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配信「ノンセクシュアル」感想(クローバー&スペード) [┣演劇]

大空ゆうひ様、お誕生日、おめでとうございます[exclamation×2]


ファンになって以降、年初からお誕生日までの間、一度も生のお姿を拝見できない…なんてことはなかった…
(退団から女優復帰までの期間は1年を超えたが、玉三郎さんとご一緒した日舞の舞台がお正月過ぎにあったので、辛うじてお姿を見ることはできたのだ[ひらめき]
今は、配信のカルチャー教室やFCイベントなどで、ご無事を喜ぶのみ。
今後、コロナウィルス感染症対策が続く中、どのような応援方法があるのか、ファンとして悩ましいけれど、こういう時、「こうしてください」と指針をくれるFCがあることって、ひとつの安心材料になるな、と思う。
今までと応援のやり方は変わるかも…だけど、気持ちは変わらず、応援します[黒ハート]


では、配信で観劇した「ノンセクシュアル」の感想をあらためて。
私は観劇予定だったので、配信に変更した差額補填の一環としてプログラムが送られてきたので、他の配信では記載していないスタッフ表を記載しますね。ちなみにこの作品は、「おうちで演劇」作品ではなく、上演されるはずだった劇場を使用して録画し、公演が行われたと同じ回数、配信したもの。
(プログラムだけでなく、グッズとしてカモノハシクリップなんかももらったんだけど、メリゴ解散しちゃって、スタアに渡すチャンスなくなっちゃったなぁ~[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]


「ノンセクシュアル」


原案:森奈津子


脚本:潮楼奈和
演出:西沢栄治


美術:片平圭衣子
照明:稲葉直人
音楽:川野直輝
音響:加藤温
衣裳:小泉美都
ヘアメイク:sleep
演出助手:石井麻莉
舞台監督:鳥養友美


プロデューサー:三宅優
企画:Zu々
共催:横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)


<配役>
藤木瑛司(バイセクシュアル)…相馬圭祐[クラブ]相葉裕樹[スペード]
村山蒼祐(ノンセクシュアル)…相葉裕樹[クラブ]鯨井康介[スペード]
秋野侑李(アセクシュアル)…鯨井康介[スペード]相馬圭祐[クラブ]
浅井塔子(ヘテロセクシュアル)…さかいかな
富永秀樹(ゲイ)…松村龍之介


登場人物はそれぞれ違う性的指向を持つ6人の男女。
ちなみに原作は、女性のバイセクシュアルを主人公とした物語なので、設定等まったく違っている。その辺は、原作者とプロデューサーの間の信頼関係でクリアされているとのこと。発端は、相馬、相葉、鯨井の三人が、ストレートプレイで共演したい…というところから始まっているので、男性を主人公にした物語にするのは決定事項。
わざわざ女性主人公の舞台をひとつ奪うなよ…という考え方もあるかもしれないが、この成功を機に、女性版の舞台を作っていただけたらな~と要望を書くに留める。
(それくらい、女性を主人公にした良質の作品は少ない。)


主人公の藤木瑛司は、ビジュアル系ロックバンド、ネメシスに所属している。(プログラムによるとボーカル&作詞担当で絶対音感があるらしいが、それはセリフにはない。)
過去に新聞記者の浅井塔子と恋人関係にあったが自然消滅し、今は、デパートの外商部に勤める富永秀樹と同棲している。物語は、ネメシスのライブを見に来た塔子との関係が復活し、それを秀樹に告白するところからスタートする。
瑛司は、男の恋人は秀樹、女の恋人は塔子、と、どちらも手放したくない。
しかし、秀樹は逆上し、自分は誰かとパートナーを共有なんてできない[exclamation×2]と、瑛司に別れを告げる。
一方、塔子は、ちょっとしたケンカで別れたりしないように、結婚か、同棲か、とにかくもう一段上の関係になりたいと、希望している。そんな塔子だって、もちろん、男と瑛司を共有するなんて、もってのほかだ。
作詞中で部屋に塔子を入れたくなかったため、外で待ち合わせた瑛司は、自分の希望を述べて逆上され、襲われているような形になったところで、村山蒼祐という男に救われる。
男が女に襲われているところを助けてくれるなんて…と驚く瑛司に、蒼祐は、初対面とは思えない親密さを見せる。
瑛司には、子供の頃からの腐れ縁ともいえる友人、侑李がいる。彼は恋愛や性欲に無縁のアセクシュアルだが、男にも女にも見境なく恋を仕掛ける瑛司は、そんな侑李にとって、面白い観察対象なのだった。
蒼祐は、瑛司に、強い友情を感じているようだったが、彼のプレゼント(金の指輪)は友情の証としては、ちょっと重すぎる…と、瑛司は拒否する。それとも、これは恋愛ということなのか[exclamation&question]と聞かれ、蒼祐は、怒る。僕たちの友情を汚らしい色恋と一緒にしないでほしい、と。
瑛司に話を聞かされた侑李は、蒼祐が自分の同類なのでは[exclamation&question]と興味を持つ。
一方、瑛司から距離を置かれた蒼祐は、それが、塔子や秀樹の影響ではないかと思い、二人を殺害する。蒼祐の家庭の事情(両親と弟が昨年同時に亡くなった)を死ぬ少し前の秀樹から聞かされていた瑛司は、蒼祐から自殺をほのめかす連絡があった時、つい彼の家に向かっていた。
そこで蒼祐から猟銃で足を撃たれた瑛司は、彼の身に起きた悲劇を聞かされる。
彼は、父に疎まれた継母から犯され、弟は生物学的に彼の息子だった。そのことが村山家の悲劇の発端だった。(恐ろしすぎて記憶があやふやだが、蒼祐が弟を2階から投げ落として殺し、息子の死にショックを受けた父親が母親を殺して自殺したんだったかな、たしか…)
彼は、性と性欲を嫌悪し、女に襲われて拒んでいる瑛司を同類だと思って近づいたのだと。(真逆の人に近づいてしまったのね[ひらめき]
もうあと少しでTHE ENDというところで、侑李が助けてくれ、瑛司は命拾いをするが、蒼司は、もう一度瑛司を手に入れるため、警察の手を逃れるためにその場を離れる…というところで物語は終わる。


衣裳とメイクもちゃんとした状態で、それぞれの俳優が前後左右をアクリルで覆ったボックスに入って台本を読む。拒絶された蒼祐が、ナイフでアクリルを刺して絶叫するシーンは、こういう上演形態だったからこそできる演出で、災い転じて…というか、こういうところに演出家の手腕が発揮されるのを見るのは気持ちがいい。


さて、セクシュアリティをテーマにした作品は、センシティブというか、作る側も、鑑賞する側も、その人の人間性とか、社会性のアップデート状態とかを注視される機会になり得るので、考えれば考えるほど逃げ腰になってしまいがちだが、見たからには、逃げずに、そこも含めて感想を書いていきたい。
この芝居は、各セクシュアリティことに一人のキャラクターが出てくるが、そのキャラクター(性格づけ)が、そのセクシュアリティの代表的な人物像であるわけではもちろん、ない。たとえば、バイセクシュアルの人間が、常に同時に男女それぞれに対して性的欲求を持つかというと、そんなことはない。(これは、プログラムにも書かれている。)
ヘテロセクシュアルしか登場しないドラマの中では、普通に、あの人はこういう性格で浮気性で、あの人は一途な人…みたいに納得されるのに、セクシュアリティを纏った途端に、その性指向の代表として受け止められないか…と、主催側が心配してプログラムに書き込んでしまうほどに、この問題はセンシティブである。
それはたぶん、性の多様性と言いながら、「とはいえ、私の周りには、そんな人いないから」と誰もが思い込んでいるからじゃないだろうか。だから、創作上の人物にしか多様性を想像できない。
かく言う私は、LGBTアライとして、自分に何ができるだろう[exclamation&question]と考えて、「LGBTとはなにか」みたいな講座を受けに行ったことがある。当事者の方にもいろんな考え方の人がいて、たとえば、自分を「LGBT」と表現するのがありかなしか、というところでも意見が食い違っている。(そのまま受け取ると、“私はLGBTです”というのは、レズビアンでゲイでバイでトランスジェンダーなので、そんな人いないから…ということだ。ただ、LGBTのどれかに当てはまる当事者です、という意味に受け取れば、ありになると思う。)
当事者ではないから、もっと当事者の意識を知りたいと思って、講座を受けてみたら、現在の性的指向インタビューに自分を当てはめると、なんと、私は、“ノンセクシュアル”の概念に該当することが分かった。しかも、講師いわく、「大学でもこのテストをすると、女子学生の半分くらいはノンセクシュアルですね」。
これは、現在のテストが、「異性に恋愛感情を持つ/異性に性的欲望を感じる」=ヘテロセクシュアルになっているからで(以前は、「異性に恋愛感情を持つ/異性に性的魅力を感じる」=ヘテロセクシュアルだった)、性的指向と恋愛指向についても分けて考える最新の考え方に基づいているらしい。
もっとも、狭義のノンセクシュアルは、異性・同性のどちらにも性的欲望を感じない、というよりは、性的なものに嫌悪を感じると言われているので、性指向のグラデーションの中では、私など風が吹けば飛ぶようなもので、LGBTQ当事者です、と公表したいわけではない。ただ、これを聞いて、ある種納得できたものがあったのは事実で、もっと早く知っておけばよかったな~とは思った。(短大卒業時に学内報に掲載された小論文、あれ、カミングアウトじゃん[あせあせ(飛び散る汗)]
簡単にセクシュアリティ診断ができるサイトも見つけたので、皆様もよかったら、ご確認ください。いろいろなジェンダーやセクシュアリティに関する用語も学べて、初心者には良いと思います。


セクシュアリティ診断サイト


瑛司は、バイセクシュアルであるのをいいことに、二人の人間と同時に付き合おうとする身勝手な男である。男と女は(恋愛対象として)別のものだし…と、バイの自分には二倍の権利があるようなことを平気で言う。このドライな身勝手さには、相馬のカラッとした芝居の方が相性がいいように思えた。相葉は、彼自身の優しさが反映してしまうのか、自分勝手になれないリーダー気質のせいなのか、キャラが合わない感が終始付きまとった。
これはもしかしたら、舞台で見ると(全身で演技をすると)、全然違ったものが見えるのかもしれない。
一方、粘着質で、潔癖でピュアな蒼祐には、相葉のウエットな芝居が映える。高校生時代の蒼祐は、さぞ襲いたくなる美少年だったであろう、ということも想像に難くない。鯨井の蒼祐は、結果としての、頑なで思い込みの激しい、心を閉ざした青年像が見事に表現されていた。この蒼祐という役は、俳優によって、振り幅が出てくる部分だな、と感じた。
侑李役は、鯨井相馬も大差ないな、と思った。キャップを後ろ向きにかぶって、大きな眼鏡をしていて顔や髪型がよく見えなかったせいもあるかもしれない。あと、演出のせいか、違いがほとんど感じられなかった。
ゲイの秀樹を演じた松村は、簡単におねえっぽい芝居をするのではなく、男性として仕事をし、男性を生涯のパートナーに選ぶ一人の人間(オネエキャラを否定したいのではなく、この作品の秀樹は、そういう役柄だったのね)を敬意をもって演じていたのが印象的。
さかいは、まだこんなことになる前の2月に、「弁当屋の四兄弟」で観劇していて、この作品でまた会えるのを楽しみにしていた。今回は映像だったけど、またきっと舞台で会えると信じている。というファン心は置いておいて、きっぷのよい、能動的なヘテロセクシュアル女性で、かといって色気過剰ではないかっこよさがあって素敵だった。声優さんもやっているので、口跡鮮やかなのも魅力。


来年、同じ場所で、上演されると聞いている。どうか、チケットが取れますように。
その時は、普通に満席の座席で見られるといいな。


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「緋色の研究」(配信) [┣演劇]

2012年頃に銀河劇場で上演された朗読劇「緋色の研究」が配信作品として帰ってきた[exclamation]


少年社中の毛利亘宏の演出で、文化放送あさステ!のパーソナリティーを務める俳優ともう一人…という配役で5日連続配信された。
有澤樟太郎×鈴木拡樹
松村龍之介×鈴木勝吾
矢崎広×相葉裕樹
東啓介×橋本祥平
染谷俊之×佐藤流司
なに、この、選べないメンツ…と思いつつ、配信なのに、けっこうなお値段なので、ぴろし×あいばっちの回にした。えーん、全部観たかった~[もうやだ~(悲しい顔)]
実際の舞台でチケットが取れてたら日参したと思うので、その辺が、配信に対する自分の意識かな…と思う。実際、毎日配信だと疲れるし、台本が同じだからダレてしまいそう…。


銀河劇場(だったと思う!)で見た時は、矢崎広がワトソンの方を演じていた回だったと思う。ホームズ役は中屋敷法仁。今回、矢崎のホームズを観ることができて、感動[exclamation×2]
前に矢崎がホームズを演じた時には、ワトソンが村井良大だったそうで…どんだけ、七本槍(笑)
てか、前回のキャスト、今だったら日参だわ[あせあせ(飛び散る汗)](調べた)山田裕貴×池田純矢とか、ゴーカイジャーじゃん[揺れるハート](すでに戦隊ホイホイ[わーい(嬉しい顔)]


2012年の段階で矢崎のワトソンやその他の人物を多彩に演じる姿に感動した記憶があるが、今回のホームズも圧巻だった。配信で画面を一心不乱に見つめることがなかなかできない体質の私としては、ほかにやることを封じられた劇場でこのホームズに出会いたかったな~などと、わがままなことを思う。理路整然、滔々と語るホームズの言葉が、どれだけ難しいか…以前の公演ではホームズ役者がカミカミだったので、よく理解している。それをほぼパーフェクトに語り切り、さらに説得力あり…って、神か[exclamation&question]
対する相葉、この人の受けの芝居は絶品だな、と思う。(注:攻受の話ではありません[爆弾])ホームズに対する敬意が崇拝という雰囲気でなく、冷静な科学者(ワトソンは医者)の視線で客観性があるのだが、その雰囲気が良く出ていた。対等なバディ感は、二人の経歴から来るものなのか。それでいて、能動的なホームズと受動的なワトソンという役割が自然に見えてくる。また、ワトソン役者は、10人以上の人物を演じ分ける必要があるが、そのそれぞれのキャラクターを楽しく作っていて好感が持てる。


芝居(朗読)の出来に大満足の中、行われたアフタートークが、また絶品。
二人の共演歴は、テニミュ⇒戦国鍋⇒スカピン。スカピンの時にはじめてちゃんとした交流ができたそうで、その時のグループラインは今でも活躍しているそうだ。一人だけイキっていた七本槍のひらくん(矢崎)は、実像に近かったのか…[あせあせ(飛び散る汗)]
そもそもは、テニミュの時、初舞台なのに青学メンバー(不二周助)だった相葉に対して、それなりの芸歴があって青学のオーディション受けたのに、バランス的に山吹メンバー(南健太郎)になってしまった矢崎としては、まっすぐ接することができない若さがあったらしい。
それは、SHICHIHON槍のリーダーVS五番槍の関係でも同じような感じで、そこからスカピンまで6年くらい時間があって、矢崎広はその間にたくさん経験を積んで(前回の「緋色の研究」を含む)、ようやく自信をもって相葉に対峙するようになったのかな。一方のばっちは、若い頃から自然体だったんだな。あんまり流ノ介(シンケンジャー)キャラではないのね。
30代になって、ますますいい役者になってきた二人の今後に、期待です。


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