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「緋色の研究」(配信) [┣演劇]

2012年頃に銀河劇場で上演された朗読劇「緋色の研究」が配信作品として帰ってきた[exclamation]


少年社中の毛利亘宏の演出で、文化放送あさステ!のパーソナリティーを務める俳優ともう一人…という配役で5日連続配信された。
有澤樟太郎×鈴木拡樹
松村龍之介×鈴木勝吾
矢崎広×相葉裕樹
東啓介×橋本祥平
染谷俊之×佐藤流司
なに、この、選べないメンツ…と思いつつ、配信なのに、けっこうなお値段なので、ぴろし×あいばっちの回にした。えーん、全部観たかった~[もうやだ~(悲しい顔)]
実際の舞台でチケットが取れてたら日参したと思うので、その辺が、配信に対する自分の意識かな…と思う。実際、毎日配信だと疲れるし、台本が同じだからダレてしまいそう…。


銀河劇場(だったと思う!)で見た時は、矢崎広がワトソンの方を演じていた回だったと思う。ホームズ役は中屋敷法仁。今回、矢崎のホームズを観ることができて、感動[exclamation×2]
前に矢崎がホームズを演じた時には、ワトソンが村井良大だったそうで…どんだけ、七本槍(笑)
てか、前回のキャスト、今だったら日参だわ[あせあせ(飛び散る汗)](調べた)山田裕貴×池田純矢とか、ゴーカイジャーじゃん[揺れるハート](すでに戦隊ホイホイ[わーい(嬉しい顔)]


2012年の段階で矢崎のワトソンやその他の人物を多彩に演じる姿に感動した記憶があるが、今回のホームズも圧巻だった。配信で画面を一心不乱に見つめることがなかなかできない体質の私としては、ほかにやることを封じられた劇場でこのホームズに出会いたかったな~などと、わがままなことを思う。理路整然、滔々と語るホームズの言葉が、どれだけ難しいか…以前の公演ではホームズ役者がカミカミだったので、よく理解している。それをほぼパーフェクトに語り切り、さらに説得力あり…って、神か[exclamation&question]
対する相葉、この人の受けの芝居は絶品だな、と思う。(注:攻受の話ではありません[爆弾])ホームズに対する敬意が崇拝という雰囲気でなく、冷静な科学者(ワトソンは医者)の視線で客観性があるのだが、その雰囲気が良く出ていた。対等なバディ感は、二人の経歴から来るものなのか。それでいて、能動的なホームズと受動的なワトソンという役割が自然に見えてくる。また、ワトソン役者は、10人以上の人物を演じ分ける必要があるが、そのそれぞれのキャラクターを楽しく作っていて好感が持てる。


芝居(朗読)の出来に大満足の中、行われたアフタートークが、また絶品。
二人の共演歴は、テニミュ⇒戦国鍋⇒スカピン。スカピンの時にはじめてちゃんとした交流ができたそうで、その時のグループラインは今でも活躍しているそうだ。一人だけイキっていた七本槍のひらくん(矢崎)は、実像に近かったのか…[あせあせ(飛び散る汗)]
そもそもは、テニミュの時、初舞台なのに青学メンバー(不二周助)だった相葉に対して、それなりの芸歴があって青学のオーディション受けたのに、バランス的に山吹メンバー(南健太郎)になってしまった矢崎としては、まっすぐ接することができない若さがあったらしい。
それは、SHICHIHON槍のリーダーVS五番槍の関係でも同じような感じで、そこからスカピンまで6年くらい時間があって、矢崎広はその間にたくさん経験を積んで(前回の「緋色の研究」を含む)、ようやく自信をもって相葉に対峙するようになったのかな。一方のばっちは、若い頃から自然体だったんだな。あんまり流ノ介(シンケンジャー)キャラではないのね。
30代になって、ますますいい役者になってきた二人の今後に、期待です。


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