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朝からディズニー(3) [┣行ってきました!(旅・花・名所・展覧会)]

エレクトリカルパレードドリームライツの続きです。


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チェシャ猫。表情がなんともいえないですよね。


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ティンカーベル、可愛い[黒ハート]


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ピートとドラゴン。
らくだの頭、ワニの首、牛の耳…とか歌われているドラゴンくん。鼻息荒いです。


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さあ、フック船長がやってきました[exclamation×2]


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ピーターパンもウェンディも。


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トイストーリーのフロートがやってきました。お子様たち人気がすごいです。


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アラジンとジャスミン。


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ジーニー登場[ぴかぴか(新しい)]


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ジーニー、マジで七変化してます。


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行ってしまった…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]


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ラプンツェル。「輝く未来」の曲がすてき[黒ハート]


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シンデレラも登場です[黒ハート]


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可愛すぎる[ぴかぴか(新しい)]


続きます。


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朝からディズニー(2) [┣行ってきました!(旅・花・名所・展覧会)]

昼ごはんのあとは、主にアトラクション巡り。
17時から始まる夕方のパレードの前に、友人の希望していた「蒸気船マーク・トウェイン号」に乗船しました。


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デッキからだと、色々な景色が見えるんですね。ビックサンダー・マウンテン。


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反対側にはスプラッシュマウンテン。しかもウエスタンリバー鉄道が前を走っています。まさに絶景!


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こちらは、トム・ソーヤー島。


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これが、燃えている家。


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粉ひき小屋。


船を降りるとちょうどパレードの始まる時間…のはずが、なにやら待機列が解散している雰囲気…
なんと、気温が高すぎて、パレードは中止になってしまったと…[もうやだ~(悲しい顔)][もうやだ~(悲しい顔)][もうやだ~(悲しい顔)]
そのまま、「ピーターパン空の旅」に並び、(これまた暑かったけど)無事フライトを楽しんだ。


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少し疲れたので、キャプテンフックス・ギャレーで休憩。これは、期間限定なのかな。ベイマックスのカップで飲むスパークリングゼリードリンク(ハニーレモン)。
かなりすっぱくて途中でギブアップしましたが、後を引き継いだ友人によると、底の方に甘いのがたまっていたいたらしい…[もうやだ~(悲しい顔)]


順不同だけど、夜までに楽しんだアトラクションは、「カリブの海賊」「魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!”」「カントリーベア・シアター」「イッツ・ア・スモールワールド」「プーさんのハニーハント」「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」。おお、けっこう楽しんでますね。


19時半に、エレクトリカルパレードドリームライツのDPA入口へ。
待ち時間少なく、いきなりこの景色はやばい…[ぴかぴか(新しい)]


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さあ、始まりました[黒ハート]


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ブルー・フェアリーで始まるところだけは、スタート当時から変わらないですね。


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幻想的すぎる…[ぴかぴか(新しい)]


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チェシャ猫に乗ったアリス登場。
続きます。


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朝からディズニー(1) [┣行ってきました!(旅・花・名所・展覧会)]

ここのところ、ディズニーのご縁があって。
中学時代の友人と、数年前から約束していた東京ディズニーランド。ようやく、叶いました。


朝9時に舞浜駅で待ち合わせ、まあ、疲れるくらいまで居ましょうか、っていう話だったんですが、余裕で夜9時まで居ました(笑)
入園したら、朝ごはんを食べていないという友人に付き合って、まず、リフレッシュメントコーナーで軽食を取りながら、今日の予定を決める。この時に、ディズニー・プレミアアクセスにチャレンジしようということが決まったような気がしてます。


10時45分~の美女と野獣“魔法のものがたり”をゲットし、とりあえず、その時間まであちこちを回ろうということに。


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いやー、もう、暑いんですよ。
実は、6月に行くはずだったんですが、台風接近でキャンセルになって、たまたまこの日になったんですけど、無謀でした。いろんなとこに水が噴き出す装置があって、気持ちよかったです。


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ベイマックスも水撒きしてくれました。ちょうどいいタイミングで遭遇できました。


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ガーゴイルみたいの、ありますね。
今回、初めて、ディズニー・プレミアアクセス(DPA)を利用してみました。(別料金で予約時間にアトラクションやショーが利用できるというもの。これはこれでアリですね。


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ディズニーランドの中とは思えない…


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美女と野獣のお城って、こんな感じなんですね。ちょっとおどろおどろしさがあって、ドキドキします。


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遠くからだと、おとぎの城みたいで可愛い。


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前回行った時、「涼んでいってください」と言われ、5分で乗れたスターツアーズ。調子に乗って、また行ってみました。今回は、少し並んだけど、でも楽しかった。前とは違う冒険ができました。R2D2可愛い。


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C3POは、ここ数年、田中涼星を思い出さずにはいられない…(わかる人にはわかる…)


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お昼は、最近のお気に入り、クイーン・オブ・ハートのバンケットホールにて。
TDL40周年のホールケーキ食べました[黒ハート]


(続きます)


 


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夜のディズニー [┣行ってきました!(旅・花・名所・展覧会)]

諸般の事情により、夜ディズニーしちゃいました(笑)


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40周年ですね[黒ハート]


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シンデレラ城前。5時からのパレード待ちのようです。


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ウェンディちゃん。


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薄暮のトゥーンタウン。


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エレクトリカルパレード。形を変えながら、長く続いていますね。


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城先生… [┣ヅカネタ]

宝塚歌劇団の作曲家、高橋城先生が6月22日、亡くなっていたことがわかった。


「心の翼」(テンダー・グリーン)「かわらぬ思い」(ブラック・ジャック)などで知られる。


寂しいな…大好きな曲、いっぱいあった。
歌い続けてほしい。


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刀剣乱舞な日々 [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

初めて刀ステを見たのは、2020年1月。「維伝」の千秋楽ライビュだった。
これは、生で見たことのない岡田達也の坂本龍馬を見たいという思いからであって、「刀剣乱舞」というコンテンツに対しては、「あの映画のアレだよね」というくらいの気持ちだった。
映画「刀剣乱舞」は、ちゃんと見ていたし、すごく好きな作品だったことは、申し添えておく。
それから数ヶ月、コロナ禍ですべての演劇が止まった頃に、DMMが「刀ステ」の無料配信をしていて、それを見たのが、ちゃんとコンテンツとしての刀ステを知った最初だった。
あの時も毎日1作の無料配信だったが、あれから3年、再び、毎日1作の無料配信が始まった。


でも、あの頃とはこちらの事情がだいぶ変化している。
既に審神者歴3周年を超えたし、今は、仕事も観劇もめちゃくちゃ忙しい。
そんな中、毎日決まった時間に始まる配信は、全部を最初から観るのは難しくて。でも、途中からでも、やっぱり観てしまうのよね。
ツイッターだかXだかのタイムラインには、毎日配信用の解説もアップされていて、勉強もできるし。ニューカマーさんの悲鳴も読めるし。


感謝祭に向けて、まだまだぼんやりしている刀ステ脳を少しでもクリアにしていかなきゃ…ね。


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綾凰華DS「Pautas」 [┣コンサート・スポーツその他のパフォーマンス]

綾凰華DS「Pautas」


音楽監督:竹内一宏
出演・振付:森優貴
主催:株式会社阪急阪神ホテルズ


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行ってまいりました[黒ハート]
新生あやなちゃんのファンになって、まだ間がないので、かなりドキドキしながら会場に向かいました。


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こちらは、オリジナルカクテル「Buena Suerte!」幸運を祈るという意味だそうです。


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サーモンと野菜のゼリー寄せ 赤ピーマンとオレンジのソース キャビアを添えて


一緒に行った友人曰く、「第一ホテルのDSには何度も来たけど、お料理まで可愛いのは初めて」
たしかに、すごく可愛いオードブルでした。可愛いあやなちゃんに合わせて…なのかは、不明ですが。


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鯛とオマール海老のナージュ仕立て


ここからドリンクを白ワインにしました。ゴージャスな魚料理来ました[exclamation×2]
海老で鯛を釣るとか言いますが、どっちも来ちゃった[揺れるハート]


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牛フィレ肉のポアレ マスタードソース 茄子のピューレと温野菜添え


さすがにメインは普通の牛フィレでした。特に可愛くはない…かな。


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パッションのクリーム パンナコッタとブルーベリーのマカロン


さいっこうに可愛いヤツ、来ました[黒ハート]
ご本人のサインで飾られてるとか、嬉しすぎる[ぴかぴか(新しい)]


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人が居ない隙に撮影してみました。


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こちらは、オリジナルノンアルコールカクテル「Esperanza」。正塚先生の花組公演「La Esperanza」を思い出してしまいました。あやなちゃんが入団するはるか昔の話ですが。


白×紺に分かれたスレンダーなドレスで客席から登場したあやなちゃん。「ダンシング・フール」で、まず、客席を温める。「コパカバーナ」にはご縁がなかったような?と思ったが、このビッグバンドジャズのリズムに乗って登場したかったらしい。
2曲目は、「たとえたとえ」。こちらはステージの上で。ようやく安心して、オペラグラスをのぞいていたら、この曲で踊れと言い出す。あやなちゃん…[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]
あやなちゃんが簡単だと言った振りは、ちっとも簡単ではなかったが、振付意図を説明してくれたら、すんなり入ってきた。なるほど。振付ってそういうことなんだな。


ちなみに、ここからは普通にディナーショーでした[わーい(嬉しい顔)]
「Stand By You」
「Just The Way You Are」
のあと、1回目のお着換え。その間、バンドの演奏で繋ぐのですが、「ファントム」のナンバーだったので、次のコーナーへの橋渡しが、すんなりいった感じ。


お着換え後は、ターコイズカラーのオールインワン。


「世界のどこに Where In The World」(ファントム)
「炎の中へ」(THE SCARLET PIMPERNEL)
「Such a Night」(Music Revolution!)
「阿弖流為テーマ」(阿弖流為)
「ル・ポァゾン」(ル・ポァゾン 愛の媚薬)
「Sensational Wind 風神(3)」(Sensational!)


どれもあやなちゃんにとって思い入れのある曲なんだなー[黒ハート]
宝塚の曲になると、歌い方があの頃に戻っちゃって、ああ、そういうものなんだなー[もうやだ~(悲しい顔)]
「Sensational!」の星と雪が出てくる曲は、あやなちゃんが詞を書いたんですね。ファンとして初心者過ぎて、知らなかったです。


ここで再びあやなちゃんのお着換えタイム。
サン・サーンスの音楽に乗せて、ゲスト&振付の森優貴さんのダンス、「瀕死の白鳥」。
あやなちゃんが、黒のワンピースで登場して歌い、森さんが躍る。
「As Time Goes By」
歌詞は、小池先生作詞の宝塚バージョンによるもの。
ゆうひさんファン的には、この選曲はとても嬉しかったです[るんるん]
続いて、
「Feeling Good」で、森さんとあやなちゃんのデュエットダンス。
たぶん、音源は、マイケル・ブーブレのだと思います。
この曲も、超懐かしい「レ・ビジュー・ブリアン」のフィナーレナンバーを思い出して、今回、ゆうひさんファン、大喜びでした[黒ハート]
森さんとあやなちゃんのデュエットダンスも本当に素敵で、リフトもかっこよかったです[揺れるハート]


再び、お着換えタイムを経て、最後にあやなちゃんがお召しになったのは、白地に青い花のふわっとしたドレス。


「マイラブ・マイライフ」 (マンマミーア2)
「マイ・ウェイ」
平井堅さんの歌った歌詞が一番胸に沁みたので…と、[るんるん]今、船出が…[るんるん]の歌詞で歌ってくれました。これ、サビのところが「私には愛する歌があるから」になるので、歌手の方にはいいですよね。
原曲を歌った、フランク・シナトラさん、すごいすごいって言ってましたね。


最後は、オリジナル(本人作詞)の「ポータス」
帰りに歌詞カードをいただきました[黒ハート]この歌詞が、「Sensational Wind」の歌詞に呼応しているのだそうです。
トークのひとつひとつが可愛くて、楽しく、幸せな時間でした[ぴかぴか(新しい)]


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「明けない夜明け」(再演)観劇 [┣演劇]

演劇企画集団ジュニアファイブVol.15
「明けない夜明け」


作・演出:小野健太郎
演出助手:鷲見友希、赤松真治
舞台監督:倉本徹
大道具:倉本工房
舞台美術:寺田万里奈
照明プラン:横原由祐
照明オペレーション:國吉博文
音響プラン:島猛
音響オペレーション:芹澤悠
方言指導:山下タクロウ
企画・製作:演劇企画集団Jr.5


母が父を殺したー
三姉妹は、その時から、加害者家族で被害者家族になった。


初演は2019年。
モデルになる事件(久留米看護師連続保険金殺人事件)があり、そのうちの一つの家庭の「その後」を描きながらも、わざと設定を変えている部分があった。特異な事件であるため、テーマが分離しそうになるのを防ぐ必要があったのだろう。
で、昨年、事件そのものを描いた「白が染まる」を上演したことで、再演となる今回は、「白が染まる」の続きであることを示唆したセリフなどが追加されている。とはいえ、この一家の名前は、「河内さん」のまま。
そこだけは、拘りだから変えられないんだろうな、と思った。
(Jr.5の公演は、必ず主役級の人物に「河内」姓が使われるのです。)
「白が染まる」のヒロイン、イシイヒトミの子供たちが「河内」を名乗っていても、犯罪者家族であることを隠すために、姓を変えている可能性はあるし、そこは気にしないことにした。


三人姉妹の名前は、上からアイ(誠子<尼神インター>)、メグミ(小島藤子)、マナ(吉本実憂)。すべて、「愛」の読みだ。子供たちに「愛」の読みを持つ名前を付けた両親が、こんな末路を迎えるなんて。(どうやら、パンフによると、三人の本当の名は、愛・恵・茉菜らしいけど。)
長女のアイは、引きこもり。前は会社員だったらしいが、身バレが原因で退職、外へ出られなくなった。次女のメグミは、最近、花屋でバイトを始めた。人をイヤな気持ちにさせないことばかり考えているところがあり、それがアイをイラつかせる部分でもある。社員の高原(鈴木勝大)から好意を持たれているのに気づきながら、こちらの気持ちは相手に気づかせない。三女のマナは、キャバクラで働いている。こちらは、自分の意見をハッキリ言うタイプ。店でも「母が父を殺した」ことは話しているらしい。アイはメグミには癇癪を起こしているが、マナとはうまくやっている。おそらくメグミのいい子ぶっている(ように見える)ところに反発を感じるのだろう。
メグミのバイト先では、二代目の店長(佐藤達)が適当に店を経営していて、ベテラン店員の山田(成田沙織)が、そんな店長を補佐している。店長よりはマシな仕事をする高原は、メグミに気があるらしく、メグミより前から働いている若い女子、春花(石森咲妃/井筒しま)は、高原が好きなので、それが気になっている。店長は、若い女の子たち(メグミと春花)が気に入っていて、山田は店長が気になっている。こんな日常風景は、客を笑わせるポイントになりながら、後の冷酷な結末とのギャップ作りにも貢献している。
母の出所の日が近づいていることから、貝山(岩瀬亮)という男が、メグミやマナの職場に現れて、聞き込みのようなことをしている。職場である程度カミングアウトしているマナはともかく、メグミは犯罪加害者家族であることが露見し、結局、職を失ってしまった。が、貝山は記者などではなく、メグミたちと同じような身の上だった。貝山の前で、メグミがひたすら走る場面は、演じる小島さん自身のひたむきさまで浮かび上がるような、気持ちの良いシーンだった。
花屋の若い女の子が好きな店長も、気があったはずの高原も、仲良く働いていたはずの女性陣も、だれも助けてくれなかったのには、こちらまで苦しくなってしまったが、こういう時、当事者に寄り添えないのは、それだけ、周囲の人々(観客である我々)が、寛容であれない生きづらさの象徴でもあると思う。ここで逆の意見を言ったら、自分も職を失うかもしれないという恐怖。それだけギリギリのところで生きている人が多いのだ。
マナは、姉二人がケンカばかりしている家から、出ていくと宣言する。店のボーイ、加藤(赤松真治/鷲見友希)と一緒に暮らすのかと思いきや、彼はただの同僚だと言う。周囲に期待せずに生き抜くマナがかっこいい。マナの逞しさの前に言葉もない姉二人だが、身バレした以上は、また違う土地に行くしかないー


母(宮田早苗)が父(奥田努)を殺すーこの事件は、こちらの「白が染まる」記事を読んでいただけるとわかるが、保険金目当ての殺人を計画した友人の女性に騙されて、夫に愛人がいて多額の借金があると思い込んだ末の殺人だったという少し特殊な話だが、夫婦間の愛憎によって母が父を、あるいは父が母を殺すというのは、それほど極端に珍しい話ではない。
そして、犯罪加害者家族へのバッシング、犯罪被害者家族への同情まじりの興味本位の目…そんな二次加害は、日本のどこでも普通に起きている。自分は、そんなことをしないと断言していた高原が、現実を前に、メグミに背を向けるのは、人間の本性をこれでもか、と見せつける。
貝山が三姉妹に向ける心配の目も、却って三人を窮地に陥れるものなので、なかなか、善意というのは伝わらないものだと実感した。


マナ役の吉本さんの真っ直ぐな前向きさが心地いい。
アイ役誠子さんのイラつきっぷり、メグミ役小島さんのなんとなく謝っちゃう感じ、全部バランス良くて納得の再演でした。


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音楽劇「ダ・ポンテ」観劇 [┣ミュージカル・音楽劇]

音楽劇
「ダ・ポンテ」~モーツァルトの影に隠れたもう一人の天才~


作:大島里美
音楽:笠松泰洋
演出:青木豪


美術:杉山至
照明:原田保
音響:山本浩一
音響効果:青木タクヘイ
衣裳:半田悦子
ヘアメイク:林みゆき(スタジオAD)
映像:松澤延拓
振付:新海絵理子
擬闘:栗原直樹
歌唱指導:満田恵子
稽古ピアノ:松木詩奈
監修:小宮正安
演出助手:陶山浩乃
舞台監督:中西輝彦
プロデューサー:仁平知世、田中利尚


後援:公益財団法人としま未来文化財団
主催:キョードーファクトリー
企画製作:東宝


今年、ダ・ポンテを主役にした公園が2つ独立して上演される運びになり、それじゃあ、両方観てみるか、となったので、こういう競合はアリだなと思う。


で、観劇してみたら、これ、両方とも日本オリジナル作品。以前観劇した「マドモアゼル・モーツァルト」といい、日本人、モーツァルト好き過ぎ[exclamation&question]もちろん、本作も「親友(同志)」という立場でモーツァルト(平間壮一)が登場する。
そして、全編を通して、モーツァルトの珠玉のメロディーがBGM的に使用されている。
こういう作品で音楽担当するって、どういう気持ちだろう…勇気あるよね[exclamation&question]でも、それぞれのナンバーは、とても美しい楽曲だった。笠松さん、ナイス[るんるん]


ロレンツォ・ダ・ポンテ(海宝直人)は、父の後妻に来て、召使のように使われているオルソラ(田村芽実)に思いを寄せていた。しかし思いは届かず、やがて、神学校に進学する。元々ユダヤ人の家系だったのにキリスト教の神学校に行ったため、ロレンツォはかなりのいじめを受け、そのうっぷんからか、女遊びに走り、とうとうヴェネチアを追い出される。
神学校時代、詩の才能を見出されたロレンツォは、その才覚を生かしてウィーンの宮廷劇場詩人を目指す。そのために、詐欺まがいのことにも平気で手を出したりも。ウィーンの宮廷で、ロレンツォは、アントニオ・サリエリ(相葉裕樹)に出会い、彼の指示するまま、オペラの作詞を手掛けることになる。
作品は不評で、するとサリエリは、その責任をダ・ポンテに押し付ける。
が、そんなときに出会ったヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとコンスタンツェ(青野紗穂)の夫婦。ロレンツォとヴォルフガングは、「フィガロの結婚」という傑作を世に送り出す。そして、次には、「ドン・ジュアン」を。そして「コジ・ファン・トゥッテ」…
しかし、サリエリが再びロレンツォに接近したり、庇護者だった皇帝ヨーゼフ2世(八十田勇一)が亡くなったり、ヴルフガングもシカネーダーとドイツ語のオペラを作るようになったり、世の中が大きく変わっていく中、ダ・ポンテもウィーンを離れることになる。
その後、イギリスで、初恋の人によく似た女性(田村の二役)と結婚し、アメリカに渡って余生を過ごすのだが、ダ・ポンテが去ってすぐ、盟友のモーツァルトは死去してしまって、心に大きな傷を抱えながらの余生だったのかな…という気がした。(モーツァルトの倍以上生きたそうです。)


2月に観劇した「逃げろ!」ほどヤバい男でもなく、まあ若干詐欺的ではあったけど、女にもだらしなかったけど、才能もあり、不幸な生い立ちもあり、ミュージカル作品の主役っぽかったダ・ポンテさん、とっても素敵でした[黒ハート]
そして、モーツァルトをはじめとする周囲のキャラクターが、みんな素敵だった。
コンスタンツェも、悪妻モードでなく、心情が伝わりやすい。プリマドンナで居続けるために政治的に生きるフェラレーゼ(井上小百合)も逞しくて素敵。ここに出てくる女性、みんな魅力的だな~[黒ハート]と感じた。妻となるナンシー(田村)も明るくて優しくてほんと可愛い。
男性陣も適材適所。海宝直人の新しい魅力が感じられたし、相葉っちは、新機軸。とはいえ、サリエリも従来のイメージと違い、天然味のある憎めないキャラ。
そして、なんといっても平間モーツァルトが魅力的。これまで観てきたモーツァルトで一番、こういう人物だったらいいなーと思うモーツァルトだった。


よき観劇でした。


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2024年公演ラインアップ(月組) [┣宝塚情報]

現在、大劇場公演のお稽古中の月組の公演後の別箱が発表された。もう、来年のことになるんですね。


2024年 公演ラインアップ【梅田芸術劇場メインホール公演】


2023.07.14


2024年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【梅田芸術劇場メインホール公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。   


月組公演


主演・・・月城 かなと


梅田芸術劇場メインホール:2024年1月17日(水)~1月31日(水)


『G.O.A.T』 ~Greatest Of All Time~
監修・演出/石田 昌也 構成・演出・振付/三井 聡


“G.O.A.T”とは“Greatest Of All Time”の略語であり、史上最高の~といった意味を持つスラング…だそうです。
ヤギかと思ってしまった…[あせあせ(飛び散る汗)]
今回は、ちなつちゃんもこっちにご出演でしょうね。
110周年ということで、コンサートイヤーになるかもですね。


2024年 公演ラインアップ【宝塚バウホール公演】


2023.07.14


2024年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚バウホール公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。   


月組公演


主演・・・彩海 せら


宝塚バウホール:2024年1月24日(水)~2月4日(日)


ミュージカル 『Golden Dead Schiele』
作・演出/熊倉 飛鳥


同期の天飛華音くんがエドガー・アラン・ポーで、あみちゃんはエゴン・シーレか。
実在の近代人物を主人公にした作品が多いだけなのか、なんとなく共通点を探ってしまいますね。
あみちゃん、バウ主演、本当におめでとうございます[exclamation×2]


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