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キントリと歩んだ3ヶ月 [┣本・映画・テレビその他エンタメ紹介]

元月組トップスター、天海祐希主演のドラマ、「緊急取調室」。今回が第3シリーズだったが、これまでは見ていなかった。
見ようかな…と思ったのは、次のゆうひさん主演舞台「今日もわからないうちに」で、W主演する鈴木浩介さんが出演しているから。
見始めた時は、「『相棒』でいうと、伊丹&芹沢ポジなのかな、モツナベって」とか言っていた私。


まさか、ここまでハマるとは…[exclamation×2]
脚本がいいし、出演者が毎回すごいし…途中、キントリファンの友人家で、第1シリーズからのレクチャーを受け、過去のDVDも見て、すっかりキントリに詳しくなりました[るんるん]


最終回もイミシンだったので、2年後くらいに新シリーズやるんじゃないかと信じてます。真壁様と梶山管理官、そして、モツナベの二人の関係性[爆弾]がどうなるか、楽しみでなりません[揺れるハート]


そして、鈴木さんの舞台が心底楽しみになった[るんるん]キントリ総見とか、あったりして…[わーい(嬉しい顔)]
(天海さん来たら、ゆうひさんが壊れるな…[爆弾]


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友達申請 [┣かんがえごと]

平成のはじめ、経理のケも知らない私に、根気よく指導してくれた大先輩が、定年後の再雇用期間を満了され、退社される…ということで、送別会を開催した。
当時、私を導いてくださった先輩方は、もう会社にいらっしゃらない方が多く、その中でも、当時の課長は、その後、副社長にまで昇りつめ、数年前に退任されている。
で、その送別会で、そのお偉い方が、最近Facebookを始められ、みんなのところに、友達申請をしている…という話が出た。そうなのだ…私のところにも、友達申請が来ているのだ…[爆弾]


私、たしかにSNSも使っているが、FBは、ほぼ外食の記録用になっていて、私のFBを見たら、どんなに食いしん坊なんだろう…と思われてしまうから、会社の上司や元上司とかには、友達申請してほしくないんだよね…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
さて、どうしたものか…と思い、今は、外食記録のアップをやめている。
使っているのに、申請を無視しているのは感じが悪いかな…と思って、登録はしているけど、最近使っていないというアリバイ工作をしてみたのだ。で…このままフェードアウトしちゃおうか、どうしようか、でも、FBだけで近況を知る友人も多いので、難しいところなんだよね…どうしましょう…[exclamation&question]


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年金足りない問題 [┣かんがえごと]

人生100年時代、とか、耳障りのいい言葉が聞こえてきたかと思ったら、もし本当に100歳まで生きるのなら、年金だけでは2000万円ほど足りない、という話が聞こえてきた。
現在の年金支給額の平均値と年金世帯夫婦の平均支出額の差が月額5万円ほどだそうで、それを30年間単純に合計すると、2000万円になる、という話は、突然でてきたわけではなく、以前から言われていたらしい。
この「夫・65歳、妻・60歳の家庭で、年金だけだと月額5万円不足していて、それを貯金の取り崩しで補っていると、寿命が尽きる前に、預金が尽きてしまうかもしれない、だから、2000万円くらいは、今から自己資金を用意しておいた方がいいですよ」という、キリギリスじゃなくて、アリさんになりましょうね的金融庁の報告書は、驚きをもって報じられた。
で、それまで、この話を普通に語っていた麻生大臣が、騒ぎが大きくなると、突然、くだんの報告書の受取りを拒否、それで、さらに大騒ぎになった。


これ、金融庁の報告書に携わった人々は、本当に、キリギリスじゃなくて、アリになりましょう[exclamation]と思っていたのかもしれないが、現在の日本では、老後のために2000万円を残すどころか、貯金100万円以下の人が半数以上なのだという。
給料は上がらない一方、消費税は上がっている。そりゃ、貯金も減るわ。
こんなところに、老後のために2000万円なんて言ったら、そりゃ、大騒ぎ…[ひらめき]


案の定、あちこちでデモが起こっている、とニュースが伝えている。
その一方で、証券会社は思わぬ需要にウハウハなんだとか。貯金が少しある人々は、金利ゼロの銀行から、投資に回そうと考えるのでしょうか、リスクはとっても。でも、これだって100万円が1000万円になるわけじゃなし…。庶民は、長生きが不幸…なんて、いやな国だな。どうにかならないのかな。


老後が不安だと、消費が冷え込む。それって、日本全体の不幸だと思うんだけど、企業の皆様はどう考えているのだろうか[exclamation&question]


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宝塚花組東京特別公演「花より男子」観劇 [┣宝塚観劇]

TAKARAZUKA MUSICAL ROMANCE
「花より男子」


原作:神尾葉子
脚本・演出:野口幸作
作曲・編曲:青木朝子、長谷川雅大
作曲・編曲・音楽指揮・演奏:宮崎誠
振付:麻咲梨乃、三井聡、Oguri(s**t kingz)、永野亮比古
擬闘:清家一斗
装置:大橋泰弘
衣装:加藤真美
照明:勝柴次朗
音響:大坪正仁
映像:九頭竜ちあき
小道具:三好佑磨
歌唱指導:ちあきしん
演出助手:熊倉飛鳥
舞台進行:政村雄祐
舞台美術製作:株式会社宝塚舞台
演奏コーディネート:ダット・ミュージック
制作:藤枝太一
制作補:恵見和弘
制作・著作:宝塚歌劇団
主催:阪急電鉄株式会社、TBS、BS-TBS、TBSラジオ
衣装協力:JOSEPH HOMME/JOSEPH(株式会社オンワード樫山)


原作もドラマも見ていなくて、ついて行けるか不安になりながらの観劇。
結果、ちゃんとドラマもわかったし、熟知している「はいからさんが通る」と同じレベルで楽しめた。


とはいえ、ツッコミどころは満載で、それは、原作由来なのか、野口先生のせいなのか、不明。でも、たとえ原作由来だったとしても、連載当時(1992~2004年)と現在とでは、社会情勢も大きく変わっているので、とりあえず、法的に問題があるところなどは、修正した方が、原作者のためにもなるんじゃないかな…と思ったが、どうなんだろう。(高校生がシャンパン飲んでるとか、今は、舞台でやっちゃダメなレベルだと思う。)
名家の御曹司と平凡な女子高生の恋愛事情を、大金持ちの子女しかいない英徳学園を舞台に描く。少女マンガなので、主人公は、平凡な女子高生の牧野つくし(城妃美伶)なのだが、ここは、宝塚、主役は、名家の御曹司、道明寺司(柚香光)となっている。
でもそれは、ポスターの構図とか、プログラムの写真の多さとか、の話であって、素直に観劇している分には、つくしが主人公の少女マンガ的舞台に仕上がっていて、違和感はなかったし、つくしを応援したい気持ちになる展開だったのは、なにより良かったと思う。
そんな中、デートの待ち合わせ時間に遅れるつくしを、雨の中待ち続ける司の場面で、ぐっと彼に心を持って行かれる演出はさすが。主人公と同じ気持ちになって彼女を応援しながら、彼女よりちょっと早く相手役の心情にも触れて、それが柚香光だから、彼にも感情移入して、ドキドキしながら二人の恋を応援してしまう…とってもステキなロマンスを経験させてもらった。


あまりに荒唐無稽な物語なので、その辺へのツッコミをするつもりはない。そういう、現代ニッポンとは別の世界=パラレルワールドだと思って観劇していたし。
マンガとの親和性という部分では、バックにCGで映像を出したり、色々考えられていたな~と思う。
大劇場では舞台セットをしっかり作ってほしいと思う派だが、別箱の短い公演では、映像をうまく使っていくのも今の時代、必要なことかもしれない。(大道具の輸送費とか考えると…)


では、出演者感想。
まず、大敢闘賞のヒロイン、牧野つくし役、城妃美伶について。
たしかな演技力と身体能力の高さを見せつけ、今後の花組になくてはならない存在と感じた。花娘にしては、乾いた質感のある娘役という印象だったが、麗しのF4に囲まれて、ちょっと潤いのある娘役になったのでは[exclamation&question]
けっこうひどいいじめの場面も登場するのだが、決して負けてない城妃つくしだったからこそ、観劇中にいや~な気持ちにならなかったんだと思う。マンガも読んでない私だけど、つくしちゃん、大好き[黒ハート]
そして本作の主役、道明寺司役、柚香光
「はいからさんが通る」では、伊集院少尉だったんですよね、この人。1970年代の少女マンガでも、1990~2000年代の少女マンガでも、この顔が王子様、世代を超えたイケメン顔、それが柚香光なんだと思って間違いない。ほんと、宝塚に入るべくして入った人だと思う。ありがとう、宝塚を選んでくれて。
で、なんだろうね、この人の芝居の魅力…うまく言葉にできないけど、リアルじゃないものをリアルにするすごい力を持っている人だと思う。観劇中は、この人が道明寺司という男子にしか見えない…というか。そこに道明寺が存在しているんだよね。観覧車から降りて、「寒い…」と言い出した道明寺に、全私が救急車呼んでました、そんな感じ。これからも、ずっと見つめていきたいスターの一人です。
柚香光には、もう、なんにも不満はございませんが、道明寺…てか、そのパパ[exclamation×2]息子に経営を学ばせるとか言う前に、息子がかなりアホだということを知るべきでは[exclamation&question]と思ったぞ。漢字も知らない金持ちのボンボンの末路とか…笑えないぞ…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
つくしをめぐって道明寺とライバル関係になりそうな…という役どころ、花沢類役、聖乃あすか。「はいからさん…」の時は、藤枝蘭丸役を演じていて、その時は、正直、全然響かなかった。それが、今回、白い衣装がめっちゃ似合って、けだるげな雰囲気でありながら、ものすこい純なハートを持つ花沢類がピッタリ来て、きゅんきゅんしてしまった。よいではないの~[黒ハート]
F4の一人、美作あきら役、優波慧。髪形とか、衣装とか、微妙に違和感があった。あんまりカッコよくしない設定なのかな。原作知らないからよくわからないけど。F4の中では、ちょっと残念なパートを引き受けている感じがした。
そして、西門総二郎役、希波らいと。たぶん、こんなに大きな役自体初めてだと思うのだが、可愛いし、物怖じしない感じで、好感度大。彼も髪形が微妙だったけど、茶道家元の家柄…ということで、衣装はチャラさがなく、その分、少しポイントがアップしているかも。今後が楽しみな生徒を見つけた。
つくしの家族。お父さん(高翔みず希)はもうダメが服を着ているような雰囲気が、めちゃくちゃ伝わった。思い切ってマンガチックな役作りをされていて、情けないけど笑ってしまった。お母さん(美花梨乃)は、可愛くて元気で、かなりめちゃくちゃな性格だけど、それすらも不思議なパワーに包み込んでいて、しかも嫌味がない…という、娘には迷惑だけど外面めちゃくちゃよさそうな、「あるある」ママ。見事な怪演でした[るんるん]美花は、ヒーローショーのおねえさんといい、ACTに怪演が多いな[わーい(嬉しい顔)]弟くんは、青騎司くん…か。可愛かった[黒ハート]
女子キャラ。とても高校生徒は思えない、濃いキャラの浅井百合子おねえさまは鞠花ゆめさま。夢に見そうでした(褒めてます[揺れるハート])。花沢類を翻弄するいい女、藤堂静さんは華雅りりか。お蝶婦人的キャラなのかな[exclamation&question]ちょっと、やぼったさが見える瞬間が惜しかったけど、頑張っていた[黒ハート]そして、底知れないキャラ、三条桜子は、音くり寿。いや~、女は怖い。素晴らしかったです[黒ハート]この公演の裏ヒロインでした[るんるん]歌えるくりすちゃんだからこそ、の存在感だな~と思って、震えながら観ていた。彼女も別箱作品のヒットが多い人だな。
ティーン・オブ・ジャパンに出てくるいろんな高校の制服が…色々思い出させてくれました[わーい(嬉しい顔)]
そして、この時、久保和子を演じた美里玲菜ちゃんが、まあ、お姉さん(綺咲愛里)そっくりで、可愛かったです[黒ハート]黒いドレス、すごく似合ってた。


というわけで、原作知らず、リピートもしていないため、いささか薄い感想ではありますが、けっこう楽しんだ「花・男」によるハナダンでした[黒ハート]


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かいちゃんの再出発 [┣ヅカネタ]

3月に宝塚を退団したかいちゃんこと七海ひろきさんの再出発TEA PARTYに参加してきました。


元FCメンバーの友人からお誘いいただいて、参加してきたのですが…いきなり、東京千秋楽の入りに着ていた真っ白な新郎衣装で登場したかいちゃんに度胆を抜かれました[exclamation]


私は、男役さんのファンになっても、その方が男性だと思うことはもちろんないし、男性の代わりに愛してもいなくて、そもそも宝塚の作品に登場する男性像って、見た目はともかく、考えとか行動はちっともかっこいいと思えないことが多く(作・演出家のせい[exclamation&question])、それでも輝く「男役」というフィクションをこよなく愛していて、そこに向かってすべてを投げ打って努力している生徒さん(女性)がすごく愛しいからファンをやっている。
なので、退団して女性に戻ってもまったく問題なし[exclamation]
もちろん、昔は、ステキな男役さんだった〇〇さんが、女性の役を演じているのを観に行ったら、どんな気持ちになるだろう…とか、思っていたこともあったが、行ってみたら、変わってなかった。よく考えてみれば、役者としてのその人を好きになったのだから、変わるわけないわ、と気づかされて今日に至っている。
久世さん、ありがとう[黒ハート]


まあ、そんな私なので、かいちゃんが変わらないことに、むしろ心配になった。
ファンが「王子様」じゃなくなったかいちゃんから離れて行かないように、営業で男装してるの[exclamation&question]と。
難しいもので、退団直後からミニスカートで肌露出させて女子力見せられると、それはそれで、これまで無理してたんか[exclamation&question]と、胸が潰れそうな気持になったりもする。
つまるところ、本人の意に反した「男性装」を強要する空気感をファンが醸し出しているのだとしたら、それはちょっと辛いな…というのが、いつも根底にある。


なのですが、かいちゃんは、無理してないそうなので&今後、舞台もやりたいと思っているし、そしたら女性の役が来ると思うので…とのことなので、ゆる~く変化していくかいちゃんを見守ることになりそうだ。


それより、CDデビューの方が驚いたけどさ[あせあせ(飛び散る汗)]
え、そこ、そこなの[exclamation&question]
声優デビュー(デビューじゃないか、前もやってるから…)の方は、なるほどね~[るんるん]と思ったけど。


ファンの皆様は、翌日の大阪イベントに向かってダッシュしていったので、残されたゆひ友とゴハン。ゆうひさんが退団して7年、どうにかこうにか、あの難しい人が頑張ってこれて、その仕事ぶりに我々がついて行けているのだから、かいちゃんも大丈夫。
と、甘々なアイスを食べながら、懐かし語りをする夜でした。


かいちゃんの帰り.jpg


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不正転売防止法施行 [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

いよいよ「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」、通称「不正転売防止法」の施行日がやってまいりました。


この法律、来る2020年の東京オリンピックチケットが不正に高騰するのを防ぐのが第一目的ではないかと、私は考えています。たしかに、一時、アーティストの方達が、チケットの不正転売に対して一斉に声をあげるというニュースがありました。とはいえ、こんなに早く、法律として成立するというのは、やはり東京オリンピックあってのことではないか…と。オリンピックは世界規模でチケットを販売しますから、そこで不正転売などあっては、国の威信にかかわりますもんね。
まあ、そもそも、発売当日、観る気もないのに、チケットを大量購入して不正に高値で転売する…という商売が存在しているのは事実。そして、そのような不正転売が、闇の資金ルートになっているのかもしれません。かつて、ダフ屋が反社会勢力の資金源だったように。
で、そもそも、そのように大量にチケットを購入し、高値で転売したりしない一般庶民の我々にこの法律がどのように影響するか、さしずめ、知りたいのは、そこですよね。


我々庶民としては、主に、ふたつの点が気になるところだと思います。
ひとつは、どうしても見たくて、多少積んで購入したあのチケット、入場を断られたらどうしよう[exclamation]問題。
もうひとつは、観るつもりで購入したチケット、ダブってしまった、または、事情で観に行けなくなってしまったから、転売したいけど…問題。


最初の問題については、断られたら仕方ない…くらいの気持ちで購入する…ということしかないでしょうね。
ただ、入場を断られるようなチケットは、だいたいネット上で高額で売られているのが確認されており、それを見た人が通報することにより、観劇が断られる流れになっています。前方席を相当の高額(10万円とか?)で購入したのでなければ、通報の対象にはなっていないように思います。
とはいえ、これに関しては自己責任。断られたら、自分が悪いと思うしかありません。


ふたつめの問題は、ふたつの不安要素を孕んでいます。ひとつめは、処罰の対象になるかも…という恐怖、もうひとつは、チケットの入手先(俳優さんのFCとか、宝塚友の会とか)を退会させられるかも…という恐怖。
まず、最初の方ですが、これは、「業として」「繰り返し」「高額」転売をしている…ということが認められれば…ということなので、まず、安心していいと思います。あくまでも、自分が観たいと思って取ったチケットが、「たまたまかぶった」「たまたま行けなくなった」という転売なのですから、上記の条件にあてはまるハズがありません。特に定価以下で販売していれば、まったく当てはまりません。
で、退会させられるかも…問題は、やはりネットという証拠の残る場所に出してしまったら、どういう処分をされても仕方がないというのが、現状だと思います。さまざまな事情で観劇できない時は、個人の伝手で転売するしかないのかな…と思います。


ただ、宝塚の場合は、あれですよね…
チケットなんて、その料金が無駄になってしまうのを諦めたら済むもの…と思っている方も多いかもしれませんが、宝塚ファンはそうではないのです。自分が座らなかったら「空席」になってしまう…真っ赤なシートを観たら、出演者が可哀想…というこのファンの心意気。だから、転売するという側面もあるんですよね。(この場合の転売は「高額転売」じゃないですよ。)
そして、誰だって、友達百人いるわけじゃないし、いや、たとえ百人いたとしても、チケットの当たり外れって、均等じゃないから、友達のチケットばっかり当たって、友達は当ててくれない…ということになれば、友情にひびがはいることもあるかもしれない。(だから、ネットでやり取りできるチケットサイトって便利ではあるんですよね。)
宝塚の世界には、長年、「サバキ」というよい相互扶助の場があったのに、それもダメになって、次は、ネット…観たい人にチケットが行き渡るなんて、夢のまた夢かもしれないけど…切ないですね。


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宝塚歌劇団からのお知らせ [┣宝塚情報]

「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」の施行にともなう宝塚歌劇公演チケット販売のサービス内容一部変更について

2019/06/13   

いつも宝塚歌劇をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
宝塚歌劇はこの度の「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」の施行にともない、以下の通り、チケット販売におけるサービス内容を一部変更いたします。   
一般前売チケットご購入時におけるお客様の氏名取得およびチケット券面への記載… 6月27日より宝塚歌劇Webチケットサービス(電話受付も同様)にて、一般前売チケットをご購入の際にお客様の氏名を取得させていただきます。
それにより、ご購入いただいたチケットには券面にご購入者の氏名が表記されます。
※劇場窓口での販売時やWeb上でのお客様情報入力画面の操作方法等については、後日、宝塚歌劇公式ホームページ内にてご案内いたします。   
なお、上記の「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」において、違反者は「1年以下の懲役若しくは100万円以下の罰金又は併科」に処される可能性がございます。お客様におかれましては、本法律の内容をご確認のうえ、法令を遵守いただきますようお願い申し上げます。
また、チケット裏面に記載しております通り、不正に転売されたチケットや、券面記載事項が改ざん・改変されたチケットは無効となり、当日は入場をお断りさせていただく場合がございますので、予めご了承ください。
皆様のご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

「宝塚友の会 チケット先行販売」チケット引取方法の一部変更について

2019/06/13

いつも宝塚歌劇ならびに宝塚友の会にご愛顧を賜り、心より感謝申し上げます。
宝塚友の会では、以前より転売を目的としたチケットのご購入を固くお断りしてまいりましたが、現在も不正な転売によるトラブルが後を絶たないため、今般、トップスターの退団が発表されている下記の千秋楽公演はSS・S・A・B席のお引き取り方法を「入場認証または当日発券のみ」とさせていただきます。   
対象公演: 星組 東京宝塚劇場公演『GOD OF STARS-食聖-』『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』
10月13日(日)13:30公演 《第1抽選方式申込み期間 6/28~7/1》
:花組 東京宝塚劇場公演『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』『シャルム!』
11月24日(日)13:30公演 《第1抽選方式申込み期間 8/9~12》   
会員の皆様におかれましては、SS席と同様に会員様ご本人がご観劇される前提でお申し込みください。
上記公演の全席種については郵送でのお届けはございません。
(電話購入の際は、必ず結果照会を行い、ご観劇日を忘れないようご注意ください。)
入場認証はシステム対応の会員証カード(ロゴが白字)に限ります。 申込方法等の詳細については、デジタルカタログ98号(最新号)をご覧ください。 宝塚友の会会員の皆様へは後日ハガキまたはメール配信にて、あらためてご案内いたします。 皆様のご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
宝塚友の会   


6月14日から施行となる通称「不正転売防止法」対応策として、宝塚歌劇団からリリースが行われました。


いろいろ書いてありますが、ポイントを簡単に纏めると…


〇6月27日以降、歌劇団が発行するチケットについては、友の会先行予約、webチケット予約分ともに、すべてチケット券面に購入者の指名が印刷される。(←不正転売防止法の対象チケット条件)
〇当日券の販売等、窓口販売チケットについては、今後、宝塚歌劇HPで対応を発表する。あと、webチケット申し込み時の氏名入力方法も。
〇これまで、チケット券面に記載された名義をマジックで消したチケットがあったりしましたが、そういうチケットを持ったお客さんについては、入場を断る場合があります…ってか、間違いなく事情は聞かれるでしょうね。
〇紅さん、明日海さんの東京宝塚劇場千秋楽公演については、「入場認証または当日発券のみ」となる。


という感じになります。


千秋楽チケットが当日発券しか対応しない…というのは、ちょっとビビりますが、宝塚友の会が発行しているチケット枚数は、2000席のうち、多くて数百枚と考えられるので、まあ、どうにか、間に合うんじゃないかと思います。
とはいえ、こうなったら入場認証できるカードを、カード有効期限にかかわらず、全員に送付すべきなんじゃないでしょうかね。


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大賀蓮 [┣行ってきました!(旅・花・名所・展覧会)]

友人に誘われて、千葉公園に大賀蓮を見に行ってきました。
なんか、“ヨハス”というイベントがあるらしいけど、昼でも蓮は見られるから…ということだったんだけど…どうやら、まだ満開には遠かったらしい。
たぶん、満開前に、“ヨハス(夜ハス)”イベントをやって盛り上げて、その後、満開を迎えるという流れだったのかな…と、後になって気づいた。ヨハスは、夜には決して咲かない蓮の花が、池の水面を使ってプロジェクションマッピング映像となる…という内容だったらしい。(寒かったので、夕方までで帰って来ました。)
でも、一応、少しだけ蓮も咲いていたので、ご紹介です。


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明日の朝には咲くかな[exclamation&question]あるいは、今朝咲いて閉じたのかもしれない。
露は、葉の上にコロンと溜まっています。


千葉2.jpg


2日目くらいの咲き具合でしょうか。
ちなみに、夕方の4時くらいに行ったのですが、噂ほど蓮は、閉じてません。


千葉3.jpg


3日目の閉じたハスかな[exclamation&question]


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とにかく、葉が大きくて、花も隠れてしまっている感じです。


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1日目の閉じたところですかね。


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こちらは3日目くらいかな。


千葉7.jpg


葉の大きさがハンパないです。


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ほら、夕方でも開いている花もあるのです[黒ハート]
このまま散ってしまうのかな…[もうやだ~(悲しい顔)]


千葉9.jpg


荒木山という小高い山があり、まあ、たいがい、これだけの土地があって高低があると、陸軍の用地になっている…というお約束通り…[あせあせ(飛び散る汗)]
そして、その上にあった銅像が接収されたという説明書きを見つつ、ほんと、あの戦争ってあかん…と思った。銅像ごときで何を作れるっていうんだよ…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]


千葉10.jpg


紫陽花も綺麗[黒ハート]


千葉11.jpg


こちらはガクアジサイ。


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土の酸性度によって、色が違うんですよね。


千葉13.jpg


どれも綺麗[黒ハート]


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「最遊記歌劇伝」観劇 [┣2.5次元系舞台]

「最遊記歌劇伝ーDarkness-」


原作:峰倉かずや『最遊記』『最遊記RELOAD』(一迅社刊)
脚本・演出:三浦 香
音楽:浅井さやか
アクション監督:栗田政明(倉田プロモーション)
振付:後藤健流
照明:川口 丞(キングビスケット)
音響:門田圭介(K2sound)
美術:岡田志乃
衣裳:小泉美都
ヘアメイク:工藤聡美
京都弁指導:黒木敦史
舞台監督:ザ・サムシングエルス
演出助手:神野真理亜
グッズ制作:サカキハジメ
フォトグラファー:渡部俊介
デザイン:渋谷悠子
現場制作:アプル
制作統括:CLIE
宣伝:荒井沙樹(CLIE)、巽 千夏(CLIE)
プロデュースコーディネーター:今藤佳美
アシスタントプロデューサー:田加井愛穂(CLIE)/赤坂茉里奈(Frontier Works)、陣野真実(Frontier Works)
プロデューサー:渡辺詩織(CLIE)/岩崎 卓(Frontier Works)
協力:オウサム、GVM、S、アミュレート、ブルーエール、オフィス・モレ、インパクトワン、テアトルアカデミー、タイムリーオフィス、倉田プロモーション、ブロッサムエンターテイメント、アルファベットプロモーション、放映新社、スーパーエキセントリックシアター、えりオフィス
特別協力:峰倉かずや/一迅社
主催:最遊記歌劇伝旅社


鈴木拡樹主演の「最遊記歌劇伝」、初めて観てきました[黒ハート]


鈴木拡樹氏が2.5次元の帝王と呼ばれているのは、把握していたが、ずっと見ていなかった私の中では、蘭丸(「戦国鍋TV」内ユニット“信長と蘭丸”)のままで…。で、先日、映画「刀剣乱舞」を見て、ド嵌まりしたため、ミカシュン枠で取れたチケットながら、けっこう拡樹氏目当ての観劇だったかも。


「最遊記歌劇伝」は、峰倉かずやさんのマンガ「最遊記」シリーズを原作とし、2008年から上演されている。…ということは、「信長と蘭丸」の方があとだったのか…[あせあせ(飛び散る汗)](彼らのデビュー曲は『敦盛2011』)もう10年以上の長期シリーズだったんですね…[目]
サイユウキというタイトルから分かるように、玄奘三蔵(鈴木拡樹)・孫悟空(椎名鯛造)・沙悟浄(鮎川太陽)・猪八戒(さいねい龍二)が主な出演者。ただ、従来の西遊記と違って、玄奘三蔵もめっちゃ戦っている。強い[exclamation]
そして、三蔵というキャラが他にも出てくる。光明三蔵(三上俊)と、烏哭三蔵(唐橋充)…光明三蔵は、どうやら、もう死んでしまったキャラクターらしい。金髪で後ろ髪を三つ編みにしていて、いつも物腰柔らかな光明三蔵だけど、動きは俊敏で目を引く。烏哭の方もダークなキャラでかっこいい。
そして、主な出演者4名も、イケメンばかり(悟空はちょっと小さいけど)で、しかも、アクションシーンがめちゃくちゃすごい。色々な場面で、思わず息をのんでしまうことが多かった。
そして、何にも増して、鈴木拡樹の偉大さが、尊かった[黒ハート]
映画でも思ったのだけど、役によって、声がまるで変わる。でも、いつもいい声。この作品では、鋭い声がすごく効いていて、それが作品のアクセントになっていた。あー、嵌まる…ずるずる…[台風][台風][台風]ずぶずぶ…[爆弾][爆弾][爆弾]
とりあえず、「刀剣乱舞」の円盤を買おう[黒ハート]


ところで、どうして、ミュージカルにしたんだろ[exclamation&question](真顔)


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「BACKBEAT」観劇 [┣演劇]

「BACKBEAT」


作:イアン・ソフトリー、スティーヴン・ジェフリーズ
翻訳・演出:石丸さち子
音楽:森大輔
振付:三井聡 
美術:伊藤雅子 
照明:吉川ひろ子 
音響:山本浩一
衣裳:前田文子 
ヘアメイク:鎌田直樹 
演出助手:伊達紀行 
舞台監督:山本圭太
音楽監督補:磯貝サイモン
ドラム指導:赤迫翔太 
楽器:岸拓央、塩屋高嗣
舞台製作:クリエイティブ・アート・スィンク 加賀谷吉之輔
宣伝美術:永瀬祐一 
宣伝写真:西村淳
宣伝衣裳:関けいこ 
宣伝ヘアメイク:奥山信次、国府田雅子、chiyo
協力:ザ・ビートルズ・クラブ 
版権コーディネート:シアターライツ 
演奏利用許諾:日本音楽著作権協会
宣伝:ディップス・プラネット 
票券:インタースペース
制作:伊藤夏恵、竹葉有紀 
プロデューサー:江口剛史


5人目のビートルズの物語を観に行ってきました。


ビートルズ(THE BEATLES)は、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの4人組のバンドだと、みんな思っている。でも、5人目のビートルズと呼ばれた男がいたんだよ…という物語は、この作品だけではない。デビュー直前にメンバーから外されたピート・ベストこそ5人目のビートルズだという意見もあるし、ビートルズを世界的なスターに押し上げたマネージャーのブライアン・エプスタインが5人目のビートルズなのだ、というドラマもあった。
今回の5人目のビートルズは、彼らのデビュー前、まだ10代だった頃に、ベースを弾いていたスチュアート・サトクリフにスポットを当てている。当時のビートルズは、本当に5人組のバンドだった。彼らは、リバプールで出会い、ドイツのハンブルクのショーパブで1日6時間という過酷な演奏を続け、にもかかわらず、最年少のジョージが17歳だということがバレて強制送還される。
このハンブルクでの日々、サトクリフは、アストリッドという女性と恋に落ち、彼女の存在と芸術への情熱が、図らずも、彼をバンド活動から遠ざけていく。サトクリフをバンドに入れ、誰よりもサトクリフを愛したジョン・レノンのショックは大きかった。しかも、そのサトクリフ、ビートルズのメジャーデビュー直前に若くして急死しているのだ。
サトクリフの脱退は、ポール・マッカートニーには朗報だった。レノンの関心を惹くには、サトクリフが邪魔だった。自分の方が音楽性ではレノンと通じているのに、サトクリフがいる限り、レノンは自分を振りむいてくれないから。でも、これから数年後、レノンもまたオノヨーコという女性と恋に落ち、彼女の存在とアートへの興味が、彼をビートルズとマッカートニーから遠ざけていくのよね。歴史は繰り返す。そして、さらに十数年後、凶弾に斃れてしまうし。


有名グループのバックステージものは、フォーシーズンズを描いた『ジャージーボーイズ』が有名だが、あの作品は、彼らのグループ名に因んで、彼らのグループとしての活躍を春夏秋冬の4つの時代に分けて描いている。
今回の「BACKBEAT」は、季節でいったら、初夏で終わるような物語。ビートルズとしては、これから大成していく、その前に、舞台は終わる。
フォーシーズンズのヒット曲をこれでもか、聴かせまくる「ジャージーボーイズ」に対して、オリジナルソングだけで勝負させてもらえない時代を描いているため、ビートルズのヒット曲をガンガン聴かせるミュージカルにはなっていない。「ジョニー・B・グッド」とか、「マイ・ボニー」を演奏しているビートルズというのも、楽しかったけど。(本当にトニー・シェリダンのバックバンドとして「マイ・ボニー」を歌っていたそうです。)
私はビートルズ世代ではなく、ちょっと早めにラジオっ子になり、ちょっと早めに卒業してしまったので、洋楽は、同世代よりちょっとお姉さんが好きなクイーンなどがリアルタイムだった。その時代って、ポール・マッカートニーはウィングスというバンドをやっていたし、ジョン・レノンは、奥さんがオノヨーコだった関係で、日本によく来ていて、ラジオで目撃情報を聞いたりしていた。ビートルズの音楽は、当時全盛期だったカーペンターズを通して知ったような気がする。(両方を聴き比べて、「ヘルプ!」はビートルズが好きだけど、「ミスター・ポストマン」はカーペンターズの方が好きだな~なんて思っていた記憶がある。)ビートルズが天才だな~と思い始めたのは、21世紀になっても色褪せないどころか、むしろ、今聴いた方が刺さる[exclamation]と気づいてから…。だから、10年前にこの企画があっても観に行かなかったかもしれない。
私の中では、そういう意味で、とてもグッドタイミングな上演でした[るんるん]
そういえば、男性出演者は、特に髪を染めたりしてなかったけど、ビートルズのメンバーって髪の色は何色なんだっけ[exclamation&question]と、劇中考えた。それくらいビートルズの資料って、白黒のイメージがある。リアルタイムじゃないせいかな…。ビートルズとクイーンの間に世の中がカラーになったのかしらん…[目]


では、出演者感想。


戸塚祥太(スチュアート・サトクリフ)…パントマイムでよく出てくる「ない壁とか鏡を触る」演技がうますぎる[目]と驚いたオープニングから、スチューの人生を駆け抜けていた。
そもそもスチューは、音楽に興味がなく、ジョン・レノンに誘われて、ほぼ強制的にバンドのベースに就任した。なのに、過酷なハンブルクでの生活にもめげず、頑張ったと思う。
ちなみにビートルズというバンド名は、スチューの命名とか。虫の名前(Beetleはカブトムシ)が当時は流行っていたらしい。BEATLESと、中に「BEAT」を入れ、バンドらしいダブルミーニングになっている。センスもいいみたい。
いつの間にか、音楽と絵画の両立がスチューの人生にとって当たり前のことになっていくが、やがてどちらかを選択しなければならない時が来る。
もしバンドを選んでいたら、彼は若くして死ぬことはなかったのだろうか。
なにか、そういう運命が似合う俳優だな…と思った。


加藤和樹(ジョン・レノン)…加藤和樹とジョン・レノンの共通点が見当たらない…と思ってしまうくらいには、私はジョン・レノンを覚えていて、加藤和樹が好きなんだと思う。あ…共通点…なんか、わりと、フルネームで呼んでしまうところか[exclamation&question]
私の中のジョン・レノンは、ビートルズ解散後の、髪をのばして丸眼鏡をかけた、あのジョンなので…すごいとんがってるレノンを想像するのは難しい。若い頃は、あんな感じだったのかな[exclamation&question]
「顔がいい」=女の子の支持を集めそう…というだけの理由で、ジョンは、スチューをバンドに誘う。絵画にしか興味がなく、ベースのコードすら知らなかったのに。そして、常に強引に彼の人生に割り込む。スチューに恋人ができてからの物語は、スチューを挟んでの三角関係かと思うほど…。
乱暴者で熱くてスチューが好きすぎるジョンを全身で表現し、声の限りに歌い続ける加藤和樹は、(ライブに行かない)私にとってすごく新鮮で、すごく得した気分。
圧巻は、スチューの死後、彼の葬儀に訪れた場面の慟哭。場面自体もすごくよかったが、観ているこちらも、胸をえぐられるような気持ちになった。
ここまで書いておいてなんですが、この座組で和樹がジョン・レノンなのは、石丸さんの拘りとしか思えない。ジャニーズの人達がカッコよく見えないスタイルは、はたして必要だったのだろうか[exclamation&question]


上口耕平(ピート・ベスト)…いや、もうね、素晴らしい存在感。
ビートルズの歴史には疎いが、ビートルズの各メンバーの名前は知っているから、ドラムのピートについては、どこかの段階で離脱するメンバーだと分かって観ている。途中、何度も、リンゴ・スターの名前は出てきて、早い段階から目を付けられてたんだな~と理解。じゃあ、どこで入れ替わるのかな…と思ったら、デビュー直前とか…そりゃないわ…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
「キミがいるとメジャーデビューさせられない。一人だけ辞めてほしい」って、バンドものマンガやドラマの定番ネタだと思っていたが、まさか、過去の実例に根ざしていたのか[あせあせ(飛び散る汗)]
この作品でのピートは、かなりの自信家。ビートルズを本当に支えているのは、自分だと確信している。なのに、この仕打ち…定説では、ピートが外されるにはそれなりの理由があった(そんなに演奏がうまくない&ライブの参加率が低い)が、それらは、この作品ではスチューのキャラになっているため、ピート、なぜ[exclamation&question]と思ってしまった。
クビを宣告された後のドラムソロに込めた、怒りと悲しみ…にもかかわらず、スチューの葬儀に現れ、メンバーと悲しみを共有する人間の大きさに惚れてしまった。最後まで、ロッカーを貫いたヘアスタイルもステキでした[黒ハート]


JUON(ポール・マッカートニー)…本作では、ポールとジョージはニコイチな感じで、それほど描かれていないが、それでも当時のビートルズが、既にジョンとポールのバンドと認識されていたというくだりは出てくる。また、スチューの脱退について、ポールだけが明確に歓迎の意志を表明している。
オレはジョンにぞっこんなのに、才能的にもオレとジョンのコンビは無敵なのに、ジョンは、スチューしか見てないんだぜ[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
という、ポールの嘆きを聞きながら、罪な男だぜ、ジョン・レノン…と思った。
オノヨーコとの交際がビートルズ解散の引き金というのも、納得できるエピソードだった。


辰巳雄大(ジョージ・ハリスン)…ハンブルクで、徐々に人気バンドになりつつあったビートルズが強制送還されるキッカケは、ジョージが17歳でまだ労働年齢に達していなかったこと。そういう末っ子キャラな部分は理解したけど、それほど大きな役ではないのかな…という感じ。


夏子(アストリッド)…スチューの恋人。最初にビートルズのファンになったっぽいクラウス(西川大貴)の恋人だったはずが、気がついたら、スチューの恋人に。写真家で、彼女の写真が初期のビートルズの宣伝写真などに使われていたらしい。まだあまり演技経験がないのかな…という感じ。でも、ひんやりとした美貌が作品に似合っていたと思う。
ラストシーンの衣装は、それほど似合っていると言い難い。あの衣装はめちゃくちゃ痩せている人でないと着こなせないと思う。演出家、女性なんだから、もっと気づいてあげてほしいと思った。


鈴木壮麻(トニー・シェリダン/ブライアン・ウェブスタインほか)…ちょっともったいない使われ方かな…と思ったが、トニー・シェリダンの歌唱は見事だったし、ウェブスタインは、めちゃくちゃ芝居を〆ていた。


尾藤イサオ(ブルーノ・コシュミダー/医師)…ロカビリーを実体験したキャストを起用したのは、すごくいいと思った。あの時代の雰囲気を伝えることができる。そして、歌が、まさにあの時代。感激しました[黒ハート]尾藤さん、ビートルズの武道館公演にも出演されていたしねー[黒ハート]


鍛冶直人(ベルト・ケンプフェルトほか)…ビートルズを見出した一人なんだけど、それより、前半の水夫に全部持ってかれた…[わーい(嬉しい顔)]すごく、すごく楽しんでたよね[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]
しかし、なんで鍛冶さんが出てるのかな[exclamation&question]と思ったけど、石丸さんご指名なのかも。


西川大貴(クラウス・フォアマン/リンゴ・スター)…クラウス…恋人を取られたのに、全然スチューを責めないし、それからもビートルズとアストリッドに変わらぬ態度で接して…神なんじゃないか、と思う。(その後、ビートルズをやめたジョンのバンドにミュージシャンとして参加したんだとか。ほんとにビートルズが好きだったんだね…)
リンゴ・スターは、マッシュルームカットがよく似合ってて可愛かった[かわいい]


結局のところ、ジョン・レノンは、スチュアート・サトクリフを愛していたんだよね、ということを2時間かけて聞かされたような時間だったが、それはそれで楽しかった。
また、そういえば、この芝居紅一点なんだよね…と途中で気づき、ということは…と、ハンブルクでの若き日、演奏の合間にグルーピーとお愉しみだったジョンとスチューのアレ、男性キャストかいっ[exclamation]と色めき立った私は、まだ現役の腐女子だったみたいです。


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