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いまごろインボイス? [┣かんがえごと]

先日、軽減税率の話で今ごろトレンド入りしているという話を書いたら、今度は、インボイスがバズっていた[右斜め上]


軽減税率が伝わっていないなら、インボイスだって伝わってないよな、そりゃ…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]


インボイス制度というのは、消費税制度の根幹をなすもので、欧米では、これによって消費税を納めている。
消費税というのは、消費者が支払った「消費税」を、そのまま100%納税させるのがキモなのだが、現在の日本の消費税納税制度において、それは不可能な状況になっている。
我が国の消費税法では、前々年度の売上高が1000万円以下の事業者については、納税が免除されているが、免税事業者は、それを告知する必要がないので、相手が免税事業者であっても消費者は、税込1,080円と言われれば、本当は1,000円の商品だったとしても、1,080円を支払うことになってしまう。消費税として払ったはずの80円は、納税されないままだ。
では、そのお店は、1,000円の商品につき80円ずつ得をしているのか、というとそうではなくて、仕入れにかかる消費税については、満額支払っているため、もし、売上を1,000円にしてしまうと、利益が課税事業者を下回ってしまう。なので課税庁としては、その80円が納税されないことがわかっていても、消費税の免税事業者が消費税込みで売上を受け取っていることを承認してきた。
それは、買う側が企業であることも考えてのことだった。
つまり、免税事業者がそれゆえに消費税を受け取らないことになると、買った方は、仕入についての税額控除を受けられない。たとえば、500円の仕入れを課税事業者から仕入れると、納付する税額は40円で済むが(納付税額=売上の消費税80円ー仕入れの消費税40円)、免税事業者から仕入れると、納付する税額は80円になってしまう(納付税額=売上の消費税80円ー仕入れの消費税0円)。だったら、免税事業者から仕入れるのをやめよう…ということになってしまうのだ[がく~(落胆した顔)]


そんなことから、日本の消費税は、零細企業やフリーランスにもやさしい体で30年間続いてきた。


しかし、3%や5%時代ならともかく、10%ともなると、そうも言っていられない。
とうとう、課税庁は本気を出してきた。
e-Taxの普及もあった。これまでは、全事業者が窓口に来て納税をされたら、税務署がパンクするかも[exclamation&question]という思いがあったが、昨今、e-Taxで申告する事業者が増え、インターネットならすべての事業者を課税事業者にしても問題はない、と考えたのだろう。


はい、そうなんです。
全国の免税事業者、フリーランスの皆様[exclamation]
嘆く前に、手はあります。課税事業者になってしまえばいいのです[exclamation×2]
税務署に届出をすれば、売上1000万円以下の事業者も課税事業者になることができます[手(チョキ)]


しかも、インボイス開始は2023年から。
考える時間は、まだたっぷりあります[るんるん]課税事業者になれば、仕入れの税額を控除することもできます[黒ハート]


でも、やっぱり納得いかないあなた[exclamation]
2023年まで4年あります。ということは、必ずその間に総選挙(衆議院議員選挙)があります。
ここで減税・インボイス廃止を訴える政党に投票し、法律を変えればいいのです。まだ、ノーサイドじゃないですよ[黒ハート]


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2020年ラインアップ発表 その3 [┣宝塚情報]

2020年 公演ラインアップ【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】


2019/07/29


2020年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。   


花組公演


主演・・・柚香 光、華 優希


宝塚大劇場:2020年3月13日(金)~4月20日(月)
東京宝塚劇場:2020年5月8日(金)~6月14日(日)


ミュージカル浪漫 『はいからさんが通る』
原作/大和 和紀「はいからさんが通る」(講談社KCDXデザート) (c)大和 和紀/講談社
脚本・演出/小柳 奈穂子


2017年に柚香光主演、華優希ヒロインで上演されたDC&青年館作品を1本物の大劇場作品に仕立て直し、二人のお披露目作品にすることになったらしい。
すごく好評な作品で、観劇できなかった人も多かったと思うので、そういう意味では、これもありなのかな…と思う。二人にとっては、出逢いのような思い出の舞台だと思うし…。
でも、上演時点では3年近い時が経過している。
伊集院伯爵夫人(芽吹 幸奈)、牛五郎(天真 みちる)、青江 冬星(鳳月 杏)、花乃屋 吉次(桜咲 彩花)、ばあや(新菜 かほ)、印念中佐(矢吹 世奈)、北小路 環(城妃 美伶)、高屋敷 要(亜蓮 冬馬) 
こんなに多くのメンバーが、花組にいない。
もちろん、この作品は、大劇場公演ではなかったので、出演していないメンバーも多く、その人達がメインキャストの一角を担うのだろうし、マイティや聖乃くんは、違う役で活躍するのかもしれない。
一抹の寂しさと、それでも続いていく宝塚への期待を胸に、来年を待ちたいと思う。


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「追憶のバルセロナ」主な配役発表! [┣宝塚情報]

宙組全国ツアー公演「追憶のバルセロナ」の主な配役が発表された。
これ、2002年に雪組で上演された作品なんだけど、この年の宝塚は、“ワン切り”に荒れた年で、ようやくトップになった当時研16の匠ひびきと絵麻緒ゆうが、大劇場公演1作で退団するという前代未聞の事態が発生した。
その絵麻緒ゆうの1作きりの大劇場公演の芝居が「追憶のバルセロナ」です。
で、その当時、宝塚には、“新専科”なる制度があって…[爆弾](※新専科は、専科=ベテラン脇役的イメージだった我々に、そうじゃなくてスターとしての専科異動だよ、という意味で劇団が言い出しただけで、新専科という組織があったわけではない。)
今にして思えば、スターが団子状態になっていて、勢いのある77&78期を早くトップにしたかった劇団執行部が、当時の各組2番手&3番手を根こそぎ専科に異動させ、その中からトップにならずに退団する生徒や、トップになれてもすぐ退団する生徒を作ることでスターの若返りを図った…ということなんだけど、当時は、そこまで酷いことになるとは思っていなくて、“新専科”として、色々な組の公演に次々投入されはしても、やがて、日の目を見ることもあるだろうと思っていた。
絵麻緒ゆうは、星組の2番手から新専科になり、2公演連続大劇場に出る…とか使い倒された末に、ようやく雪組でトップに就任することになったものの、1作で退団することになった。
後任は、当時の雪組2番手、朝海ひかるだったが、実は、この絵麻緒サヨナラ公演に、“新専科”騒動から一歩遅れて、専科(新専科)異動していた朝海の同期生、成瀬こうきが出演し、退団することになった。というわけで、この作品では、次期トップの朝海の演じる役より、退団する成瀬の役の方が美味しい役どころになっている。
おいしいどころか、ぶっちゃけ、成瀬の方が2番手役だったんだね…[ぴかぴか(新しい)]と、今回、確認することとなった。17年ぶりに[あせあせ(飛び散る汗)](キキちゃんが演じるから。)
というわけで、当時の配役を含めて、全ツの配役表です。


役名 解説 出演者 2002
フランシスコ・アウストリア カタルーニャ貴族
アウストリア家の一人息子
真風 涼帆 絵麻緒ゆう
イサベル ジプシーの娘 星風 まどか 紺野まひる
アントニオ・ヒメネス 貴族。フランシスコの親友 芹香 斗亜 成瀬こうき
~*~*~*~
イアーゴー クリストフの部下 寿 つかさ 未沙のえる
テレサ フランシスコの母 花音 舞 灯奈美
エスメラルダ ジプシー 花音 舞 森央かずみ
ルクレツィア セシリアの母 綾瀬 あきな 美穗圭子
マリエッタ ジプシー 綾瀬 あきな 汐夏ゆりさ
ジャン・クリストフ フランス軍大尉 凛城 きら 貴城けい
アズナワール フランス軍司令官 星吹 彩翔 飛鳥裕
レオポルド フランシスコの父 美月 悠 美郷真也
カーラ ジプシー 桜音 れい 澪うらら
クレメンティナ ジプシー 愛咲 まりあ 千咲毬愛
ロベルト ジプシーのリーダー的存在 桜木 みなと 朝海ひかる
フィリップ フランス兵 七生 眞希 風美佳希
フェイホオ アウストリア家の使用人 和希 そら 音月桂
エンセナダ ジプシー 秋音 光 未来優希
ガブリエラ ジプシー 里咲 しぐれ 麻樹ゆめみ
オリバレス セシリアの父 秋奈 るい すがた香
ミゲル ジプシーの親方 留依 蒔世 風早優
アンジェリカ ジプシー 遥羽 らら 五峰亜季
モレノ 店の主人 穂稀 せり 麻愛めぐる
セシリア フランシスコの婚約者 華妃 まいあ 白羽ゆり
ロジェ フランス兵 澄風 なぎ 悠なお輝
ビアンカ ジプシー 天瀬 はつひ 愛燿子
ロザリンド ジプシー 天彩 峰里 有沙美帆
アルバラード ジプシー 琥南 まこと 立樹遥
フェルナンド ジプシー 惟吹 優羽 壮一帆
アンジェロ ジプシー 湖風 珀 天勢いづる
ロベール フランス兵 風色 日向 天希かおり
バトロ - 琉稀 みうさ -
グラシアン - 真白 悠希 -

2002年の配役になつかしい名前がいっぱい[黒ハート]


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「TAMAGOYAKI」観劇 [┣Studio Life]

Studio Life公演
「TAMGOYAKI Time Ago Year Key」


作・演出:倉田淳


美術/舞台監督:倉本徹
照明:山崎佳代
音響:竹下亮(OFFICE my on)
衣裳:竹内陽子
ヘアメイク:木村真弓、山本仁美
演出助手:宮本紗也加
制作:Studio Life/style office


何年ぶりの再演かな[exclamation&question]
前に観た時は、吉田隆太が百合子先生を演じていたから、それくらい昔である。
今回は、上演時間を短く設定し、コンパクトサイズでの上演となった。一応Wキャストだが、Wになっているのは、博士役だけ。ここに大村浩司を持ってくることが重要だったかもしれない。前回上演(当時の感想はこちら)されたのは、11年前で、当時も博士役は藤原啓児だった。「TAMAGOYAKI」を今後も上演していくため、後任という意味でのWキャストだったのかな[exclamation&question]
(劇団的には、オリジナル脚本を上演する劇団としての地位を固めた作品として、記念碑的なものかもしれないけど、ファン的にはそれほど上演続けてほしい作品でもないな…と思っているのだけど。というのは、いじめとか暴力のアウト度が、昔とは大きく変わってしまっているから。)


ストーリーは、11年前にも記載しているので、今回は、変更点などを中心に。
まず、これまでの「TAMAGOYAKI」は、現在(ぼったくりキャバクラ)⇒タイムマシンで10年前の小学生時代へ⇒タイムマシンで現代に戻り、堅気になってそれなりに生きているところで完…というストーリーだったのが、その前後、つまり、冒頭とラストシーンにそれからさらに10年ほど経過した時代(=現代という設定)を追加し、すべてを時男(仲原裕之)の思い出話にしたところが大きな違いになっている。
現代にいる時男は、最後に、博士が世界一周の旅に出て死んだことや、翔や蟻巣が結婚して子供を設けたことを語る。自身の務める新聞社が倒産したことも。このモノローグで、ドラマはすっかりシリアスなテイストになってしまった。それが、11年前と違う世の中の空気感なのかな…と思った。
まあつまり、11年前の「TAMAGOYAKI」のラストシーン=現代にできない時代の流れが顕著になったのでしょう。そして、主演の仲原には、この"会社が倒産した"エピローグが、実によく似合っていた。まあ、普通なら蛇足と言うべきシーンだと思うけど、そこを力業でしっかりと纏めたのだから、やっぱり、いい役者なんだな、地味だけど…とあらためて感じた。


というわけで出演者感想。
仲原裕之(時男)…主役を演じる力量と、スタジオライフの役者としては圧倒的に地味な個性が同居する稀有な俳優。どんな役を演じていても優しさが滲み出てしまうのが、今回も作品の持つ痛みを和らげていたように思う。ちなみに11年前もWキャストで時男役を演じているんだよね。11年経っても同じ役を演じられる…さすがライフ役者[exclamation]


若林健吾(翔)…11年前は、対人恐怖症みたいな役どころだったが、今回は、人前で話すのが苦手キャラという感じ。ちょっと内弁慶というか。その辺、若林のキャラに合っていたように思う。


宮崎卓真<客演>(蟻巣)…調子いいイケメン役で、11年前は青木隆敏と三上俊が演じていた。三上の意外な好演が今も忘れられなくて、それは、ライフを卒業した三上に当てられるキャラクターのひとつでもあるなーと思っていて、けっこう重要な役だった気がする。
宮崎は、3人並んだ時に、唯一のイケメンであるか…というとちょっと疑問だけど、キャバ嬢に人気が出そうな軽さはうまく出ていたと思う。


千葉健玖(小学生の時男/アップルちゃん)…アップルちゃんのアコギなキャラが、いかにも…だった。女役としてのダンスとお化粧もよかった。時男のやんちゃさは、お手の物だったね。


高橋里央<客演>(小学生の翔)…お弁当箱にお母さんの作った卵焼きを入れていて、それを大人の翔に食べさせるところがポイントなんだけど、可愛かったです[黒ハート]お弁当箱買っちゃったし。


前木健太郎(小学生の蟻巣/パインちゃん)…すっかりライフ役者らしくなったなぁ~[黒ハート]パインちゃんのえげつないキャラもしっかり出せていたし、小学生のノリもバッチリ出ていた。


吉成奨人(真似木/キャバレーの店長)…真似木は、吉成らしい真似木になっていたし、キャバレーの店長は、ここまでベツモノになれるのか[exclamation×2]と驚いた。今回の殊勲賞[ぴかぴか(新しい)]藤原さんと組んだ前説も頑張ってました[黒ハート]


宇佐見輝(百合子先生/レモンちゃん)…素直に百合子先生を演じていて、その作っていない感が恐ろしかった。レモンちゃんは、宇佐見の真骨頂[揺れるハート]


甲津拓平<客演>(堤先生)…しっかりとした大人の男性が堤先生を演じると、すごく現実的な芝居になるな~と、あらためてライフの特殊性を感じる。そして現実的な芝居であっても、普通に繋がる宇佐見って…[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]天才か[exclamation&question]百合子先生が亡くなった後の堤先生の悲しみ、何度見ても泣けました[たらーっ(汗)]


藤原啓児/大村浩司(博士)…博士といえば、藤原さん[exclamation]というくらいピッタリ。もはやアドリブなのか、地なのか、役なのか、セリフなのか、そんなのどうでもいいという感じ。
大村の博士は、藤原を観てしまうと、「演じている」感が強く、それは当然なのに、なにか分が悪く感じてしまう。ライフあるある、かもしれない。


真似木を苛め抜いた過去が、現在の三人の心を歪めている。
タイムマシンで過去に行き、その場面に遭遇した三人は、小学生時代の自分達を止めようと必死になる。そして、真似木がオルガンを弾けることがわかり、一同は、百合子先生に教えてもらった「故郷を離るる歌」を歌い、一緒に帰り、翔の母親の作った卵焼きを食べることになる。歴史は塗り替わり、博士との交流は続き、それもまた、夢の彼方に過ぎ去る。
それは、河内さんを失ったスタジオライフが、もう、かつての「TAMAGOYAKI」を上演できない…ということなのかな、なんて思ってみたり。


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「ポーの一族」展 [┣行ってきました!(旅・花・名所・展覧会)]

銀座松屋で開催されている「デビュー50周年記念『萩尾望都 ポーの一族展』」に行ってきました[黒ハート]


もう、とにかく、想像以上、おびただしい数の原画に、感動で涙が出そうになりました[ぴかぴか(新しい)]
特に、デビュー前後の原稿から「ポーの一族」の最初の頃の原画は、ペンの線の細さ、柄の緻密さ、そしてトーンを使わずに手描きで背景の模様が描かれていたり、目の輝きも服の襞も、ホワイトではなく、ペンでその部分だけを描き残す形で描いていたり…とか、とにかく細かくて、点描とか、どれだけ細かいんだよ…と気が遠くなって、先生の若さゆえの情熱に胸が熱くなった。


写真は、宝塚歌劇団提供の衣装部分のみ撮影OK。


ポーの一族11.jpg エドガーと薔薇。


ポーの一族12.jpgホテル・ブラックプールに麗しの4名様が御到着された時の再現図。これ、マンガから出てきたのかと思うくらいの麗しい構図でしたね。


ポーの一族15.jpgアランを迎えに来たエドガー。


ポーの一族16.jpgマントなしの図。


ダイジェスト映像も流れていて、宝塚ファンにも楽しめる内容になっていると思う。


それ以外の作品も「トーマの心臓」などは、原画も多く展示されていて、こちらは、スタジオライフの舞台を思い出した。「メッシュ」や「マージナル」、「訪問者」の原画もあったし。懐かしすぎる…[揺れるハート]
いつか、「残酷な神が支配する」もどこかで舞台化してほしいな…。


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全ツ千秋楽で… [┣宝塚人事]

宙組 退団者のお知らせ


2019/07/25


下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。   


宙組 華妃 まいあ


2019年9月23日(宙組 全国ツアー公演千秋楽)付で退団


まいあちゃん、99期だよね…
色々考えた末のことだとは思うけど、これだけの中堅娘役で、本公演でも、それなりに配役されている生徒さんが、全ツ千秋楽の退団というのは、本当にどうにかならないかな…と思います。
ちゃんとお別れしたい…と泣いているファンが多いと思うので。


「群盗」の好演で、私の中での注目度の上がっていた娘役だっただけに、無念です…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]  


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2020年公演ラインアップ(花組) [┣宝塚情報]

2020年 公演ラインアップ【シアター・ドラマシティ公演/日本青年館ホール公演】


2019/07/24


2020年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【シアター・ドラマシティ公演/日本青年館ホール公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。   


花組公演


主演・・・瀬戸 かずや


シアター・ドラマシティ:2020年1月5日(日)~1月13日(月・祝)
日本青年館ホール:2020年1月20日(月)~1月27日(月)


ミステリアス・ロマン 『マスカレード・ホテル』
~原作 東野圭吾「マスカレード・ホテル」(集英社文庫刊)~
脚本・演出/谷 正純


おお!あの「マスカレード・ホテル」を宝塚で!キムタクをあきらが!
ところで、谷先生、引退じゃなかったの[exclamation&question]
(複数のOGが「ANOTHER WORLD」の時に、谷先生の引退について言及していたと思うのですが…)


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花組副組長 [┣宝塚人事]

花組 副組長の就任について


2019/07/24


このたび、下記の通り、副組長の就任を決定しましたのでお知らせいたします。   


花組 副組長就任 冴月 瑠那・・2019年11月25日付で花組副組長に就任


※なお、現・花組副組長 芽吹幸奈は、2019年11月24日付で退団いたします。


おおー、るなちゃんが、副組長[exclamation×2]
デビュー当時、花組に明日海りおがいる[exclamation×2]と思っていて…みりおくんが花組に異動した時、やっぱり似てるな~と思っていたけど、そのみりおくんが卒業する時、るなちゃんは副組長になるんだな…
歴史だな[ひらめき]


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参議院選を振り返って [┣かんがえごと]

参議院選挙が終わった。
参議院選挙は、衆議院選挙と違って政権交代に直接関係がない選挙なので、衆参W選挙とかでもない限り、投票率は高くない。でも本当に今回の投票率は低かった。国政選挙で50%を割るというのは、さすがになかなかない。
これには、有権者の年齢を18歳に引き下げたことも大きく作用しているようで、年齢別投票率を見ると、19歳の投票率が特に低くて、なんと28%ほどだったそうだ。(18歳も34%くらい)
これって、ただ「選挙に行こう」と言うだけじゃ、ダメなんじゃないか…という数字だと思う。
大人の低投票率は、行こうと思えば行けるけど、あえて行かなかった人が多かったと考えられるが(だって過去にはもっと投票率が高かったわけだから、その時は行ってた人が今回行ってないってことだもんね)、18歳、19歳に関しては、初めての国政選挙、もしかして、投票方法がわからないとか、投票所を知らないとか、投票所入場整理券が送付されてきたのに、気づいてないとか…あとは大学生で住民票を移転してなくて、わざわざ実家帰って選挙なんかしないわ…みたいなことも多いかもしれない。
低投票率については、我々大人が、若者の投票行けなかった理由をしっかりヒアリングして、行こうと思えば投票に行ける人が増えてくれるようにしていかなきゃな~と、それには、国も民間も関係ないな~と思う。一般人の私も、できることをやっていきたい。
投票率って高ければいいわけじゃないとも思う。
旧ソ連とか、めっちゃ投票率高かったと聞いたことがある。だから投票に行かない自由があるって素敵なことだ。
でも、せっかく、国政に参加できるチャンス、できれば、意志を表明してほしい。「棄権」は「反対票」ではない、「現状をまんま肯定する」意味だということを理解してほしい。
つまり、今回の選挙に棄権した方は、「安倍自民党を中心とする連立政権」に今後も政権を委ね、一連の不祥事については、特に問題なしと考え、とはいえ、今すぐ憲法改正したいってほどでもない…まあ、そんな感じのご意見なのでしょう。


そして、これが、今回の選挙における民意とも言える。
まあ、日本人らしい落としどころだという気もしています。


とはいえ、与党は本当に勝ったのでしょうか[exclamation&question]
新聞は、勝ったと書いています。なぜなら、安倍首相が、事前に、勝敗ラインを「過半数」と言っていたから。
でも、新聞、これを検証してなかったんですよね。事前に検証してないから、与党で「過半数」取ったので、与党勝利と書いている。
私は、これ、おかしいと思っている。


なぜなら、今回の選挙、安倍首相は、各地で下記の2点しか演説していない。
[1]憲法改正について、議論を開始する[ひらめき]
[2]民主党政権はひどかった。あの頃にもどしてはいけない[むかっ(怒り)]


ということは、今回の選挙、「憲法改正、待ったなし」であるかどうかが争点のひとつだったと言える。
これに対して、参議院における与党の勢力は、憲法改正発議に必要な、2/3を達成できなかった。また、自民党単独では参議院の過半数に到達しなかった。与党とはいえ公明党は、憲法改正の内容について必ずしも安倍首相と同意見ではない。
つまり、民意がこの数字であるならば、安倍首相にとって、これは「敗北」なのだ、と思う。
(特に、自民党改憲草案をまとめた礒崎陽輔議員が落選したことは、自民党草案自体が民意に沿わないと考えちゃだめだろうか[exclamation&question]


まあ、もちろん、敗北といっても、差はごくわずか。
これから、この差をひっくり返すために、自民党は、懐柔工作を仕掛けてくるだろうし、一部野党にアプローチをして、2/3を超えようとしてくるかもしれない。そうしたら、時間を置いて、やっぱり勝利になってしまうのかもしれない。
これまで、そうやって民意は踏みにじられてきたからね。


あと、れいわ新選組の戦略は、すごいと思った。マジで。
今後に注目していきたい。


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「storyA 大悲 31mm」観劇 [┣演劇]

舞台「大悲」[story A 大悲 31mm ]


脚本・演出:西森英行
音楽:遠藤浩二
舞台監督:筒井昭善
舞台美術:松本わかこ
照明:川口 丞((有)キングビスケット)
音響:天野高志
映像:富田中理(Selfimage Produkts)
衣装:鈴木真育
ヘアメイク:工藤聡美 
演出助手:きまたまき
宣伝美術・写真:古田 亘(ゴーグル) 
題字:丹羽文雄
プロデューサー:丹羽多聞アンドリウ(BS-TBS)
主催・企画・制作:BS-TBS、オデッセー


2001年6月8日、白昼の小学校に一人の男が乗り込み、児童8名を刺殺、15人の児童・教師に重軽傷を負わせた。 日本犯罪史上空前の無差別殺傷事件に世間は震撼した。
[story A 大悲 31mm ] 弁護士・新谷重雄(西村まさ彦)は、事件の犯人・佐久間護(玉城裕規)の国選弁護人を依頼される。妻・和江(久世星佳)は強く反対するが、結局、家訓に従い、新谷は弁護を引き受ける。
これだけの犯罪となると、死刑はほぼ免れない。免れるとしたら、犯行時に心神耗弱状態であったことを証明しなければならない。が、佐久間は、新谷に反抗的で、死刑になりたいと言い、法廷でも被害者遺族を挑発するような態度を続けている。
新谷は、真実が明らかにならないまま、佐久間を死刑にしてはならない、との思いを胸に、不毛とも思える弁護を続けるのだった。


2001年ー
21世紀の始まったこの年といえば、日本国内では、この池田小事件、世界的には、アメリカの同時多発テロ事件を思い出す。ちょうど、ゆうひさんが初めてのDS「Selfish…」を開催したのが、7月。その時、具体的な事件名は挙げなかったが、池田小の犠牲になった子供たちのことに言及していて、幸せなDSの中、「あ…」と、事件のことをあらためて考えた瞬間があったことをハッキリと憶えている。


この舞台では、学校名は石田小学校、犯人の名前は佐久間護(実際は宅間守)…と、かなり近いが一応仮名のスタンスを採っている。この近さは、池田小の事件をモチーフにあらたに創作したのではなく、この事件とは何だったのか、そして、関係者の心にどんな傷を残したのか…ということを、できるだけ生の形で提示しようとしたから…かもしれない。


そして、本作は、事件を「A 大悲 31mm」と「B 大悲 37m」の2作で表現しようとしている。
Aは、事件後、弁護人という形でこの事件に対峙することになった新谷を主人公とする物語だ。(Bは、事件で犠牲となった一人の少女の家族の物語。)
新谷は、何度も被告の面会に行く。面会室の二人を隔てる壁の厚さは31mm、その3センチの壁は、実際の壁の厚み以上に、被告と弁護人、被告と世界を隔てている。死刑になるとしても、なぜ8人の罪のない子供たちが殺されてしまったか、その真相究明と、被告から謝罪の言葉を引き出すこと、それが、弁護士としての義務だと新谷は思っていた。
しかし、佐久間は、法廷で奇行を繰り返し、遺族を愚弄し、金持ちの子供たちだから殺してやったと言って挑発する。佐久間は親の愛を知らずに育ち、大人になって結婚もしたが、今は妻から絶縁され、よりを戻す希望も失われていた。
それが免罪符になるわけではないが、自分を大切にできない人は、他人の命の大切さも分からないことがある。死刑が刑罰になるのは、それを失いたくない相手に対して…であって、自分の命にも他人の命にも何の意味も持っていない相手を死刑にするのは、刑とはいえない。
そして、そんな悪魔の様な男を弁護しているだけで、新谷もまた人非人のように言われ、世間の攻撃の対象になる。その一方で、佐久間と獄中結婚をしようとする「死刑廃止運動家」が現れ、彼との交流について一生懸命に語る。彼女の口からは、被害者への視点が完全に抜けているのだが、それは彼女のやっている運動上仕方がない。しかし、余裕を失くしている新谷は、その女性を怒鳴りつけてしまう。


何から何まで貧乏くじを引いているような、それでも一生懸命な新谷を、西村が誠実に演じている。
妻の和江とは、「しげおさん」「かずえさん」と呼び合っていて、それが、沁みる。和江役の久世は、家族のことを考えて最初は反対するものの、夫の決断は、尊重する。いい距離感の夫婦だな~と思って眺めていた。
最後に、被害者の母親の一人、清水(壮一帆)が、彼を罵倒したことを詫び、その尽力に感謝する場面が、唯一の救いとなった。でも、の声のトーンがめっちゃ低くて、激怖かったけど…[あせあせ(飛び散る汗)]
佐久間役の玉城は、ついこの間、だんだん狂っていく羽柴秀勝役を印象的に演じた(「錆色のアーマ」)が、また、このような役で一カ月もしない間にお目にかかれるとは…[あせあせ(飛び散る汗)]てか、すこい精神力[exclamation×2]何を考えているのか分からない佐久間という男を、ものすごいエネルギーで演じ切っていた。佐久間なくしては、この舞台は成立しない。この難しい作品に挑戦し、佐久間を体現した玉城には、感服しかない。


当初、久世の出演しているこの舞台だけを観るつもりだったが、出演者の芝居に胸を動かされ、急遽、「storyB」も観劇することにした。その感想は、また別記事で。


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