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「シン・ウルトラマン」 [┣本・映画・テレビその他エンタメ紹介]

映画「シン・ウルトラマン」を見てきた。


「シンゴジラ」から6年、満を持して…という感じで公開された、あの「ウルトラマン」のリメイク作品になる。
「ゴジラ」との違いは、あちらは、ゴジラVS人間の戦いだったが、ウルトラマンは人間の味方だ、という点にある。そういう意味で、主演は、ウルトラマンに変身する斎藤工なんだろうが、「シンゴジラ」との対比で見ているせいか、西島秀俊の方が気になってしまう。
ゴジラでは、政治家である蘭堂(長谷川博己)を中心に物語が進むが、ウルトラマンは、国家公務員である禍特対(禍威獣特設対策室専従班)を中心に物語が進む。(もちろん、この禍特対は、かつての「ウルトラマン」に登場する科特隊ー科学特捜隊ーのオマージュになっている。)
あの長谷川と西島の立ち位置がリンクする…というか。
巻き込まれ型のヒーローだよな…と思う。私の中で、同じ棚に入っている俳優は、あと、眞島秀和だったりするので、次に、シン〇〇が出てくるなら、ぜひオファーを受けていただきたいです[黒ハート]


元祖ウルトラマン は、初めて地球にやってきた時、科特隊のハヤタ隊員と接触しハヤタを死なせてしまう。そこで、ウルトラマンはハヤタ隊員の体に寄生して彼を生かしつつ、よきところでウルトラマンに変身していた。
シン・ウルトラマンも、同じような経緯で神永(斎藤工)に寄生する。
元祖ウルトラマンの時は、ゼットンに敗れたウルトラマンのもとにやってきたゾフィーが、「命を二つ持っている」という謎の設定で、ハヤタ隊員も生かし、ウルトラマンも故郷に帰れることになったのだが、そこは、少し違う設定になっていた。まあ、全部同じでは、「シン・ウルトラマン」ではないわけで。
あと、メフィラスという宇宙人(山本耕史)が、登場シーン以降、観客のハートをすべて持って行っていたような気がするが、浅見(長澤まさみ)の巨大化や、地球人を騙して征服する…みたいな設定も、ほぼ原作オマージュになっているらしい。ゼットンは覚えていたけど、メフィラスは知らなかったなー。


映画のノベルティはメフィラスさんの名刺。3種類あるらしいです。


メフィラス.jpg


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壮馬さんきたー! [┣本・映画・テレビその他エンタメ紹介]

昨年から河出文庫で行われていた、声優の斉藤壮馬さんフェア。
7冊購入して申し込んだ、朗読DVDが到着しました~[るんるん]


これは、声優の斉藤壮馬さん(ものすごい読書家)がお勧めする本の中から7冊選んで購入すると、朗読音源+フェアPVを収録したDVD(非売品)をゲットできるというもの。
朗読したい本5冊は、すべて壮馬さん表紙のカバー付きだったので、これはすべて購入し、それ以外2冊は、悩みに悩んで選びました。


斉藤壮馬.jpg


壮馬さんのおかげで、絶対買わないタイプの本で楽しませていただいた上に、こんなプレゼントまで…[黒ハート]
まだまだ積読中の本たち、これからさらに読んでいきたいと思います。


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「群青領域」注目! [┣本・映画・テレビその他エンタメ紹介]

NHKで放送が始まった(毎週金曜日OA)「群青の領域」、初回から、どっぷりとハマった。


やっぱり、シム・ウンギョン、好きだわ~[黒ハート]
彼女が起用されている段階で、見ないという選択肢はないわけだけど、細田善彦も出演してるし、これは、以前ハマったNHKドラマ「だから私は推しました」の世界線に繋がるな…と勝手に思っている。


バンドのボーカル、ハルキ役には、柿澤勇人。キーボードのジュニ(シム・ウンギョン)の恋人だったが、バンドから脱退、ジュニからも離れていく、じこちゅーなヤツ。
バンドメンバーには、細田のほか、「銀河鉄道の父」でゆうひさんと共演した田中俊介くんも。
バンドのマネージャーは、板谷由夏さま[るんるん]
キャスティング担当、誰なん[exclamation&question]どストライクなんですけど…[揺れるハート]


というわけで、NHKドラマ、恐るべし、なのです。


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「こう見えて元タカラジェンヌです」 [┣本・映画・テレビその他エンタメ紹介]

見てなくてもアナタの瞳にダイビング!でおなじみ、花組の視線ドロボウだった、たそこと、天真みちるの「こう見えて元タカラジェンヌです」、シャンテでフェアをやっていた時に購入しました。



こう見えて元タカラジェンヌです

こう見えて元タカラジェンヌです

  • 作者: 天真みちる
  • 出版社/メーカー: 左右社*
  • 発売日: 2021/04/07
  • メディア: Kindle版



いやー、おもしろい。
WEBで連載していた時も楽しく読んでいたのだが、本になっても、やっぱり笑った。


購入した帰りの電車で読み始めたら、電車の中でとてもアヤシイ人になってしまったので、残りは家で読んだ。
たそのことは、ゆうひさんが花組に異動してから、パレードで男役なのに、挨拶の時、首を傾げて可愛い笑顔を見せる…ということに気づいたファン仲間の言葉で、注目するようになった。
それから、ころんとした体形なのに、ダンスが綺麗なこと、セリフの間がめちゃくちゃいいこと、もちろん声もステキなことなど、どんどん、瞳に(も、耳にも)ダイビングされていった。退団はめっちゃショックだったが、その後の活躍を考えると、よいことだったのかな…と思う。
これからも、才能を生かして、ステキなお仕事を[exclamation×2]


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「一度きりの大泉の話」 [┣本・映画・テレビその他エンタメ紹介]

少女マンガ界のレジェンド、萩尾望都による回顧録「一度きりの大泉の話」を読んだ。



一度きりの大泉の話

一度きりの大泉の話

  • 作者: 萩尾望都
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2021/04/21
  • メディア: Kindle版



この回顧録が書かれる背景について少し。
このブログをご覧になっている方で、漫画家の萩尾望都先生を知らない方は、まあほとんどいないと思うが、少女マンガを読む人なら、誰でも知っているレジェンドのような作家。
こちらも誰もが知っている漫画家、竹宮惠子先生が5年ほど前に、「少年の名はジルベール」という回顧録を出版した。そこに、竹宮先生と萩尾先生が同居していた“大泉サロン”でのことが、書かれていた。
少年マンガ界における伝説の“ときわ荘”のようなものが、少女マンガ界にも存在していた[exclamation]その名も、“大泉サロン”[exclamation×2]
これを読んだマスコミ各社が、今こそ、竹宮先生、萩尾先生の対談を[るんるん]とか、かなり盛り上がっていたらしい。
そして、それに対して、竹宮先生が「萩尾先生さえよければ…」という回答をしたらしく、萩尾先生が断っても、断っても、この手の依頼が後を絶たなかったそうだ。
そこで、萩尾先生が、なぜ自分はこの手の依頼を断るしかないのか、ということを、一冊の本にしてしまったのが、本作。そこには、竹宮先生とは、20代前半に決裂してから、没交渉だということが明らかにされている。
50年の没交渉…少女マンガ家としてトップを走り続けた二人が[exclamation]


読んでいる間、とても苦しかった。
萩尾先生の痛みや苦しみが自分のものであるかのようだった。
萩尾先生が、マンガ家になることを認めてくれなかった両親への確執を抱えている、ということは、以前から知っていた。「残酷な神が支配する」などは、家族の中での子供の生きづらさを描く(描かれている内容は、非常に特殊なものだが)秀作だが、そこに、萩尾先生が抱える、家族内の確執や軋轢がなんとなく感じられるように思った。


親から子への愛情は、見返りを求めない無私の愛情と言われるが、そうでない場合、正確には、子がそうでないと感じてしまった場合、その子は、愛を条件付きのものとして、受け取る。
「いい子じゃなかったから、愛してもらえなかった」
という感覚だ。
それは、長じて、誰かに嫌われてしまったと感じた時に、「自分が嫌われる原因を作ってしまった」と反省し、「私なんか、目に入ることも不愉快だろう」と勝手に遠ざかり、ついには、相手が関心を持ちそうなこと自体、恐ろしくて手が出せなくなる。
相手からすると、「意識的に避けられている」としか思えない状態。


竹宮先生から萩尾先生の受けた仕打ちは、後に竹宮先生が告白しているように、竹宮先生側の一方的な嫉妬心に端を発している。それを自分のせい…と受け止めてしまった萩尾先生は、その後、ひどい体調不良に悩まされる。
そして、原因を探るうち、「少年愛」という分野に踏み込むと、地雷だということに確信を持つ。
それは半ば正しいのかもしれないが、その後も、竹宮さんが関心を持っていると聞くだけで、そこから逃げてしまうのだから、当時、萩尾先生とお仕事をされていた各界の方々は、突然萩尾先生に逃げられて、呆然としたかもしれない。その方たちが、萩尾先生と同じトラウマの持ち主だったら、また新たに萩尾先生のような被害者を生んでしまったかも…[爆弾]
本に記載されているだけでも、光瀬龍先生、寺山修司先生など、著名な被害者が…[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]お二人とも故人なので、その後トラウマに見舞われたかは、わからない。
また、「少年愛」は自分に関係がない、理解もできないと言い、竹宮先生が関心を持つ分野から逃げるようにしていると書いた萩尾先生だが、一方で、少年が登場し、同性愛の関係を持つ物語も、積極的に描いている。あれから、何十年も経ち、少年間の同性愛の登場する作品を描いても、竹宮先生の作風とは一線を画すものになると、確信したのだろうか。


萩尾先生をスタジオライフに結び付けてくれた、小学館の編集者、山本さん。この方が、小学館としての最初のコミックスを萩尾望都で発売したことが、すべての始まりだったのではないか…という気もして、山本さん、ツミだなぁ~とも思ったり。
少女マンガ好きな方は、ちょっと重いお話ですが、熟読をお勧めします。


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「ボヘミアの醜聞」を勉強! [┣本・映画・テレビその他エンタメ紹介]

宙組公演「シャーロック・ホームズ」は、ホームズシリーズの短編「ボヘミアの醜聞」に登場する、アイリーン・アドラーがヒロインになっている。



コミカル・ミステリー・ツアー コミック 1-4巻セット (創元推理文庫)

コミカル・ミステリー・ツアー コミック 1-4巻セット (創元推理文庫)

  • 作者: いしい ひさいち
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2006/07/11
  • メディア: 文庫



憂国のモリアーティ 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)

憂国のモリアーティ 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2018/07/04
  • メディア: Kindle版



アイリーン・アドラーのことは、こちらの漫画で知っていたが、本当の物語は知らなかったので、この際、ちゃんと勉強しておこうと、ちょうどNHK BSプレミアムで放送が始まった、ジェレミー・ブレッド主演の「シャーロック・ホームズの冒険」を見ることにした。


あー、なるほどね、だいたい想像通りの物語。
てか、「憂国のモリアーティ」は、原作のポイントを外さないなぁ~[るんるん]


ボヘミア王の人間としての器の小ささと、とはいえ、王族の鷹揚さが、なるほど…と思わせる秀作でした。
アイリーンは、美しいけど、若くはない。色々過去もある。でも、心から愛してくれる男性と結婚して、新しい人生を歩みだす。40年以上前に、こんな物語から番組をスタートするんだから、英国はオトナよね。


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「夏への扉ーキミのいる未来へー」 [┣本・映画・テレビその他エンタメ紹介]

子供の頃から大好きだったロバート・A・ハインラインの「夏への扉」。日本映画になったというので、行ってきました[exclamation]どうして、この作品を邦画にしたか…というと、キャラメルボックスの舞台化で、「これができるなら、映画もできる」と考えたからだそうで…繋がってるんだな~[黒ハート]


高倉宗一郎(山崎賢人)は、27歳の若き天才エンジニア。幼い頃に両親を亡くした宗一郎は、松下家に引き取られ、本当の息子のように成長、松下の会社で研究に没頭していた。松下が亡くなってからは、松下の弟、和人(眞島秀和)が経営を引き継いでいた。
松下の娘、璃子(清原果耶)は、ずっと宗一郎を慕っていたが、宗一郎は妹としか思っていない。彼は、美人の白石鈴(夏菜)と結婚するつもりだった。
しかし、和人と鈴は裏で結託、宗一郎を罠にかけ、会社も研究も奪っていった。
すべてを失った宗一郎は、コールドスリープ(冷凍睡眠)に入る決意をする。が、ここでも鈴の罠にかかり、自分の契約した会社ではなく、彼女の息のかかった生命保険会社のコールドスリープにより、30年の眠りにつくことになってしまう。
宗一郎が目覚めた30年後の世界(2025年)では、人間型のロボットが病院の助手などの仕事についていた。そこで最初に出会ったロボット(藤木直人)は、なぜか、宗一郎の後をついてきて、彼が再び過去に向かう時も、後を追う。これは原作にはないキャラクターで、ほかにも、受付嬢のロボット(中島亜梨沙)などが登場、人間型のロボットは眉目秀麗なのね…と思った。
戻った世界で宗一郎をサポートするのは、佐藤太郎(原田泰造)。妻役の高梨臨ともども、宗一郎と璃子の大きなサポート役に。過去に飛んでから再度コールドスリープに入るまで、あまりに時間が短い。多くのことを佐藤に託すしかなかったが、善意の限りで支えてくれる。


原作では璃子に当たるリッキーは10歳の少女だったが、本作では17歳に。しかも、本編の中では、二人は恋愛関係にはならない。璃子はずっと宗一郎が好きだったが、宗一郎は、最後の最後にようやく璃子を一人の女性として考えるようになる。
また、原作で、ダン(=宗一郎)最初のヒット作品だったハイヤードガール(女性型の掃除ロボット⇒家事ロボット)は登場しない。このあたりに、時代(原作は1956年発表)の流れの影響があるのかな…と思った。
大好きな小説の映画化(しかも、日本の話に!)だったが、納得できる、よき映画化だったと思う。


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ラジオミュージカル? [┣本・映画・テレビその他エンタメ紹介]

NHK FMで放送されているラジオドラマ各種、元タカラジェンヌが登場するものが多い。
8月から放送される「青春アドベンチャー」枠の放送は、『1848』というオリジナル作品。かつてオスマン帝国、そしてハプスブルク家の支配を受けたハンガリーを舞台にした作品とのこと。
(今、脳内で、「ヴェネチアの紋章」から「エリザベート」が再生された皆様、私も同じ気持ちです。)


こちらに、宝塚を退団したばかりの、元雪組トップ娘役、真彩希帆が主演することが発表された。


で、その他の出演者は…というと。


【出演者】 真彩希帆、海宝直人、霧矢大夢、野々すみ花、石川禅、中河内雅貴、入野自由、石橋徹郎、桜咲彩花、山本郁子、水野ゆふ、大滝寛、清水明彦、井内勇希、梶原航、横山賀三、井手柚花


元タカラジェンヌがいっぱい[黒ハート]


しかも、なにげに、メインキャストの皆様、ミュージカル畑じゃないですか[黒ハート]


この際、ミュージカル作品でも、まったく問題ないと思います[exclamation×2]


2021年8月16日(月)~8月20日(金) 午後9時15分~午後9時30分(1-5回)
2021年8月23日(月)~8月27日(金) 午後9時15分~午後9時30分(6-10回)
2021年8月30日(月)~9月3日(金) 午後9時15分~午後9時30分(11-15回) 


聞き逃し配信もあるようなので、NHKラジオのアプリをダウンロードして、ぜひ、お聴きいただければ…と、NHKの回し者になってしまう私なのでした。


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「憂国のモリアーティ」Season2終了! [┣本・映画・テレビその他エンタメ紹介]

アニメ「憂国のモリアーティ」Season2が終わってしまった…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]



憂国のモリアーティ 1 (特装限定版) [Blu-ray]

憂国のモリアーティ 1 (特装限定版) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: バンダイナムコアーツ
  • 発売日: 2021/01/27
  • メディア: Blu-ray



終わってしまった…というか、雑誌(ジャンプスクエア)連載に追いついてしまったので、もう、このキャスト・スタッフでの作品はここまでかもしれない。
シャーリーとリアムが、建設中のタワーブリッジからテムズ河に……というところから、現在連載中の、生きていた[exclamation&question]に繋がりそうなラストシーンをちょっとだけ見せていたが…いつか、せめて、声優さんだけでも同じで、続きを見たい[exclamation×2][exclamation×2][exclamation×2]


とりあえず、この寂しさを、鶴丸国永を近侍にしてやり過ごしています[もうやだ~(悲しい顔)]


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「クルエラ」 [┣本・映画・テレビその他エンタメ紹介]

映画「クルエラ」を見た。
主演がエマ・ストーンだし、クルエラをヒロインにした物語なので、たぶん面白そうだと思って。


物語は、クルエラ(エマ・ストーン)のナレーションで綴られていく。
本名は、エステラ。ディケンズの「大いなる遺産」で、主人公が憧れる高慢な少女の名前と同じ。正確に難があり、なかなか幸せになれない…というところは似ているかも。
生まれつき、白黒に色分けされた髪の色だったことや、個性的すぎて小学校を退学になったことがまず語られる。
そして、母に連れられて、海沿いの崖に造られた洋館で開かれたパーティーに行き、車の中で待っているようにと言われていたのに、ほんの少しだけ…と、車から抜け出してパーティーを眺めているうち、アクシデントが起き、追われる身に。
逃げている間に、母が誰かと話しているのを見かけたが、そこで、凶暴なダルメシアンが突然飛び出し、母は、崖下に転落した。自分のせいで母が死んだーと、クルエラはショックを受ける。


町に戻ってきた孤児になりたてのクルエラは、ジャスパーとホーレスという浮浪児の少年二人に出会い、彼らの一味になる。そして、浮浪児ならではのお仕事(スリ・かっぱらい)の邪魔にならないように、髪を赤く染める。
エステラは、ファッションに興味を持ち、いつかリバティ百貨店で働きたいという夢を持つ。
そんなエステラのために、ジャスパーとホーレスは、彼女の履歴書をうまく紛れ込ませ、リバティ百貨店で働けるようにしてくれるのだが、与えられた仕事は掃除婦だった。が、ふとしたキッカケで、才能を認められ、当代一のファッションデザイナー・バロネス(エマ・トンプソン)にスカウトされる。
バロネスのもとで、順調に成長するエステラだったが、ある日、母のネックレスをバロネスが持っていることに気づく。さらに、バロネスが使う犬笛が、母が死んだ時にも聴こえたことを思い出し、バロネスが母を殺したのだと知る。
ここから物語は、エステラの復讐劇に様相を変える。エステラは、バロネスのもとで働きながら、白黒の髪の「クルエラ」というファッションデザイナーとして、バロネスのライバルにのし上がる。そんなクルエラを陰で支援しているのが、タブロイド紙の記者となった、小学校時代の友達、アニータだった。
クルエラの痛快な復讐劇は、バロネスの反撃もあって、二転三転するが、バロネスがクルエラの実母だったという、とんでも展開からの、実子さえも殺そうとするバロネスのキャラクターと、そんなことはお見通しのクルエラのキャラクターのガチ対決へ。


ここから「101匹わんちゃん」に繋がるんだなー、このクルエラが、ああなっちゃうんだなー…と一瞬思うが、クルエラがアニータとロジャー(クビになったバロネスの弁護士)にダルメシアンの子犬、ポンゴとパーディタをそれぞれ贈るラストシーンで、「いやいや…」と思った。
この「クルエラ」に登場するアニータは、アフリカ系なのだ。
「101匹わんちゃん」のロジャーとアニータは、二人とも白人…ということは、この「クルエラ」と「101匹わんちゃん」は、似て非なる世界ということが言えそうだ。この世界のクルエラは、このままずっとヘルハウスで、クルエラの正義を貫いてほしい。


しかし…エマ・トンプソンのバロネスはすごかった[あせあせ(飛び散る汗)]夢に見そう…[爆弾]


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