雪組大劇場公演 [┣宝塚観劇]
雪組大劇場公演に行ってきました。
朝7時の新幹線で関西へ。関東はものすごい雨だったけど、宝塚は晴れて暑い。晴雨兼用の傘をわずか3時間で本当に兼用してしまった
いつもより10分遅い新幹線だったので、劇場に到着すると、ちょうど開場時間。いつものように、友の会カードをスキャンして入場。何度も確認しているけど、実券がないと、実際入場するまで不安ですね。(日頃、日時や会場を間違えているヒト…)
劇場で、お友達にも会えたし、(東京で上演される公演のチケット受け渡し。なんで、わざわざムラでやるんだ、私たち…)短い滞在時間だったけど、満喫できた。
お芝居は、「シティハンター」。齋藤吉正先生脚本なので、いろいろ不安を抱えての観劇。以下、恒例により、箇条書きで感想を記載していきたい。
・情報量多すぎ
・香の100tハンマーは随所に登場したものの、例の単語は、すべて「ハッスル」に置き換えられてた。意味は通じるし、あの単語が示す直接的な雰囲気がなくなったことで、宝塚的に成立する作品になり得たと思う
・齋藤先生らしく、映像を使ったシーンが多い。オープニングナンバーのところは、開演アナウンスも含め、ものすごくかっこいい特に「雪組の彩風咲奈です」の後に拍手が入るとかいうダサさがまるでなく、バーンっと映像が出た瞬間に拍手が起きるの、すごく自然でかっこいいあ、でも、今回、お披露目公演だから、本当は、今回こそ、そこで拍手入ってよかったかも…なんだけどあと、指揮者への拍手もバッチリ入っていて、本当によき開演アナウンスタイミングでした
・槇村(綾凰華)が幽霊刑事みたい…てか、齋藤先生、槇村、好きでしょ
・冴羽獠言板、ここにいろいろ書き込まれていて、もし、目に余裕が出たら、ぜひ見てほしい。ここは、どんどん進化しそう。たぶん、生徒さんに開放されていくと思うので、期待
・ショーは、稲葉先生の「Fire Fever!」。プロローグのダンスから、ものすごくかっこいい。特に、トップ娘役の朝月希和が、男役たちと一緒に踊る場面、同じ振付を同じ力強さで踊っていて、こういうかっこいい場面ってステキだな~と思った
・その一方で、滑稽な貴公子というサブタイトルを持つ場面は、滑稽ではすまない失敗場面。ここは、東京公演でシーンごと差し替わるんじゃないかな
・ドン・ジョヴァンニ(ドン・ファン/ドン・ジュアン)がテーマの場面なので、主人公(朝美絢)がサイテー男なのは、そんなに気にならないが、最後に現れる騎士団長ならぬ組長演じるプリマドンナが、女装した男性という設定。「男はイヤだ」と逃げるドン・ジョヴァンニに無理やりキスをして終わる。これは、後味が悪い
・ロケットと、それに続く8シャルマンは圧巻でも、そこからの早替りでスーツで踊る綾は、かなり気の毒だった
・新生雪組の魅力は伝わる両作品。ブラッシュアップして、より良き作品として東京に来てほしい。無事、千秋楽まで完走できますように
駅前のベルサイユのばらは、特にカットされることもなく咲いていた。秋に大きな花を咲かせるためには、6月のよき頃に花を切るんだけどな。ちゃんと面倒見てくれているのかしら
帰りの新幹線では、特に眠ることもなく過ごせたので、かなり久々に車中から富士山を見た。夏だから、まったく雪を冠していない富士山。
私が富士山を撮影すると、必ず、雲をかぶってしまうんですけど。