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偕楽園と水戸城址 [┣百名城]

七海ひろき退団まであと一週間…ということで、かいちゃんの故郷、茨城県水戸市に行ってまいりました[exclamation]


季節は梅の美しき頃…最初は水戸駅に向かうつもりでしたが、偕楽園臨時駅にも特急が停まると聞き、途中下車してみました[黒ハート]


偕楽園1.jpg偕楽園だというのに、なぜか椿に目が行ってしまう私。
やはり、かいちゃん演じる竹中半兵衛を思い出しちゃうから…かな。


偕楽園6.jpg偕楽園は、無料開放されており(園内施設の好文亭は有料)、老若男女で賑わっていた。
そんな中、アニメ「刀剣乱舞」のスタンプラリーをやっていて、若い女子がスタンプ台紙を持って景品交換をしていた。わー、こんなイベントがあったのか…[わーい(嬉しい顔)]
JRともばっちりコラボしているようで、特急「ときわ」の停車駅8駅でもスタンプが貰えるらしい。期間が次の日曜までなのでどうにもならないが、いくつかスタンプ押してもらえたら面白いかも…と、台紙だけはゲットしてみた。品川と上野くらいなら、押せるかも[るんるん]
(一応、JRの駅2つと施設1か所で、貰える賞品もあるのだが、それ、JR水戸駅でなきゃ交換できないのよね。来週水戸は無理でしょ[ふらふら]


と、こんなところで、刀剣乱舞ネタを楽しみつつ(とはいえ、アニメ版は全く知りません…)梅を見ながら、歩を進める。


偕楽園2.jpgこちらは、水戸の六名木のひとつ、「烈公梅(れっこうばい)。
烈公というのは、徳川慶喜の父・水戸藩主・徳川斉昭のことだそうで、その名を冠した梅は、薄いピンクの大ぶりの花が、とても華やか。桜でいえば、染井吉野のようなものかな[exclamation&question]


偕楽園3.jpg期間中は、交代で水戸の梅大使が来てくれるようで…。お揃いの振袖なのね~[かわいい]すごく豪華[黒ハート]
お願いすれば、一緒に写真を撮ってもらえるようですが…さすがに若い美女と一緒に写真を撮るというのは、残念な想像しかできないので、軽くスルー。


私が入ったのは偕楽園の東門で、これを含めて、全部で5つの門があるらしい。
東門から入ると、右手が梅林、左手に色々観光名所がある作りのようだったので、まずは、好文亭の方に直進してみた。


好文亭は、後に水戸城が控えているので、今回は入るのをやめ、その周囲の記念碑などをチェックしてみる。


まずは、こちら。
偕楽園4.jpgこれが斉昭公直筆の「偕楽園記碑」。
名前の由来(多くの人と楽しみを共にしたい)とか、利用の心得などが書かれているとか。
斉昭の宇宙観や人生観、藩主としての姿勢、偕楽園が弘道館と一対の施設であることなども。今のところ、斉昭といえば、伊武雅刀さんしか浮かびませんが[わーい(嬉しい顔)]


偕楽園7.jpgこちらは、菁莪遺徳の碑。
あれ、たしか竹中半兵衛の町、垂井町を訪れた時、竹中陣屋近くで見たのは、「菁莪記念館」…同じ“菁莪”の文字をここ、かいちゃんの故郷・水戸で見るとは…すごい偶然[exclamation×2]
こちらは、慶喜公のブレーンであった原市之進の顕彰碑とのこと。
“菁莪”は、市之進の号および経営した塾の名前なんだって。
垂井町の方は、竹中氏の藩校の名前が菁莪堂で明治以降も菁莪学校という名前で引き継がれたとのこと。
菁莪とは、詩経の一節で、人材を育成すること、という意味なので、もしかしたら、全国至る所に菁莪ありかもしれない。
でも、私が目にした“菁莪”は、水戸と垂井だけなの[exclamation×2]これって、なんかあるって、思いたいじゃない[exclamation×2][exclamation×2][exclamation×2]


偕楽園5.jpg思っただけじゃなくて、ちゃんと梅も満喫してます[かわいい]


梅林って、桜みたいに鬱蒼としないのかな。あまり背が高くならないから[exclamation&question]それとも、低い木だけを選んで植林しているのかな。
これだけの木があったら、桜なら完全に森になっている。苦しいほどの桜の妖気を感じるだろう。梅は、ひたすら、温かい。デトックス効果がありそう。
あー、だから、梅の好きな人は、桜が好きな人より年齢層が高いのかな。(そして、梅の良さが分かり始めている私は、既にBBA…[爆弾]


水戸城1.jpg適当なところで偕楽園を切り上げ、電車で水戸駅まで。
水戸駅の前には、もちろん…水戸黄門さま御一行が[exclamation×2]
やはり水戸といえば、ご老公様と、かいちゃんですもんね[exclamation]
(ツッコミは受け付けません)


城好きとしては、水戸城に行こうと思ったわけですが…
水戸市民は、水戸城を最大限、市民生活に活用していて、遺構になっていない…[がく~(落胆した顔)]


水戸城9.jpg


ちょうど、大手門が復元工事中だったので、今年の秋には、なんとなく水戸城な写真も出せると思うので、もう一度行ってみたい。
江戸時代にも、天守はなく、左のような三重櫓を天守代わりに使っていた水戸藩の精神だけを感じて、あとは、あちこちに散らばる門をご紹介したい。


水戸城そのものが、ほぼ存在しないため、 スタンプは、先ほどの斉昭公の偕楽園紹介の碑に記載されていた「弘道館」で押させてもらう。
なので、まずは弘道館を見学。


水戸城2.jpgここは、對試場跡。
武術の試験をしていた場所らしい。藩主自ら臨席して武術に優れた藩士を見出していたのかな。
弘道館の庭も梅が満開だった。
斉昭公の書いた弘道館の梅についての漢詩も掲示されていた。
「弘道館賞梅花 
弘道館中千樹梅
清香馥郁十分開
好文豈謂無威武
雪裡占春天下魁」


水戸城3.jpg水戸の徳川といえば、水戸光圀公は、「大日本史」を編纂させている。この大事業を成し遂げた場所が、こちら、彰考館。
現在は、水戸市立第二中学校になっている。


こんな風に、水戸城の本丸・二の丸・三の丸は、行政機関や学校に姿を変えているところが多い。
あといくつか、門を紹介したいと思っているが、門は昔からのものなのに、その横に学校名が書かれているのが、かなりツボだった。


水戸城4.jpgこちらは、大日本史編纂の地という碑。


大日本史といえば、全397巻226冊(目録5巻…とウィキ先生に書かれているが、たしか西郷どん、それを完読してましたよね[exclamation&question]
(なぜか、西郷どんネタが多いな、今回は。)


水戸城5.jpgこちらは、見晴らし台。それほど高台というわけでもない感じ。


水戸城6.jpg続いて、杉山門。
この手前側に杉山坂が左側に伸び、右側には、二の丸が広がっていたようだ。二の丸は、現在、県立水戸第三高等学校の敷地になっている。


水戸城7.jpg一方、こちらが、水戸城として現存する唯一の建造物、薬医門。
こちらは現在県立水戸第一高等学校の敷地になっている。


…と、ここまで書いて来て、そしたら、水戸第二高等学校はどうなってるの[exclamation&question]と思いますよね、宝塚ファンとしては。
(七海ひろきさんは、県立水戸第二高等学校の出身)


第二高等学校は、弘文館の向こう側、ちょうど空堀のある辺りのさらに向こうとのこと。今回は、空堀の方まで行けなかったので、次に行く時は、絶対にかいちゃんの出身校も訪ねてみたいと思っております。


水戸城8.jpg最後に、水戸光圀公の生誕地。JR水戸駅のすぐ近くでした。
偕楽園のそばに常盤神社というのがあり、その祭神が、光圀公(義公)と、斉昭公(烈公)。この生誕地は、その分社という扱いになっているみたい。
こちらで、かいちゃんのラスト一週間が幸せなものでありますように…とお祈りしてきました[黒ハート]


 


 


 


 


 


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