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「ジャージー・ボーイズ2022」 [┣ミュージカル・音楽劇]

コロナ下で、すべての舞台が中止となった後、帝国劇場で、「ジャージー・ボーイズ」がコンサート形式ながら復活したのは、本当に嬉しかった。が、クリエから始まった「ジャージー・ボーイズ」が、とうとう帝国劇場でミュージカルとして上演されるという奇跡は、一旦お預けになったようだ。
今回の会場は、日生劇場。
チームは、コンサートの時と同じ「グリーン」と「ブラック」。ただ、初演以来ボブ・ゴーディオを演じ続けていた矢崎広は降板し、有澤樟太郎が新たなボブ・ゴーディオ役になった。2年前に太田基裕が降板して以来のショックだな…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]でも、今回から、フランキー・ヴァリ役が中川晃教のシングルから、花村想太とのWキャストになった。
キャス変には寂しさもあるけれど、新しい出会いもある、ものね。


さて、前回のコンサート時、JBの暴れん坊、藤岡正明が、チームブラックなのに、ブラックのペンライトを振ってくれる人がいない[爆弾]という、意味不明な発言をしてくれたので、JBファンとして、ブラックのペンライトを作成してみました[黒ハート]


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(ちなみに、ベースは、「ミュージカル刀剣乱舞」のペンライトを使っております。(パライソのやつです。)


家ではいい感じだったのですが、実際に会場に持っていくと、明るさが足りなくて、再考の必要があると思いました。


JB-2.jpg


こういうのも作って、ペンライトに付けて応援するつもりだったのですが、剝がれやすくて、こちらも再考の必要がありそうです。お手製のものって、奥が深いですね。


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あれこれ下準備をして、劇場へ。


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まずは、チームBLACKから観劇。せっかく黒いペンライトを持って行ったのに、2階席でした。
藤岡くんにアピールするには、1階の前方席である必要がありましたね(笑)全然、自己満足なのでいいんですが。(第一、自分の暴言を忘れてそう…)


コンサートでは観ていたが、ミュージカル版で観るのが初めてなのが、東啓介のボブ・ゴーディオと、大山真志のニック・マッシ。
演じる人によって細部の雰囲気は大きく変わる。
例えば、大山のニックは、初演のRED・吉原光夫とはだいぶ違う過去を持っているように思う。刑務所歴が違いそう…というか。最後の独白しつつ階段を降りてくる場面の、人の好さと、それだけじゃない唯一見せる皮肉な物言い(リンゴ・スターの件)が、なんとも胸を打つ。
のゴーディオは、スマートでジェントル。でも、そんな細部の違いは、コーラスシーンで吹っ飛ぶ。このメンバーもフォー・シーズンズだ、間違いなく。
そして、中川藤岡のハーモニー、曲の合間の居ずまいが、めっちゃ好き。いい音を分かち合って楽しそうだな、この人たち[黒ハート]そして、もっと分かち合いたいから、相手を刺激してハプニングというか、新たなセッションを期待するような貪欲さも好き。まあ、つまり、二人が一緒に立ってるだけで、なんか好きなんです[ハートたち(複数ハート)]
そして、藤岡トミーがほんとにヤンチャで、このメンバーだとなんでもできるって思ってるな(笑)


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さて、一方、チームGREENは、なんといっても、新加入のフランキー、花村想太
フレッシュで、でもしっかり技術を持った新しいフランキーの誕生はマジで嬉しい。これで、中川も過密スケジュールにならずに済む。
尾上右近のトミーは、歴代初の雰囲気。どうしようもない人間失格のような人物のはずが、隠し切れない育ちの良さが誰にも出せないニュアンスを与えている。やんちゃというよりは、怜悧な雰囲気。裏社会に行っても成功したかも[exclamation&question]
有澤樟太郎のゴーディオは、初々しさが出ていて、一番若いゴーディオにピッタリ。spiのニックは、脱退の辺りが切なく、リアリティがあって好き。4年前に観た時は、伊礼トミーの非道に耐え抜いた雰囲気がわかりやすかったが、今回は御曹司右近がトミーなので、spiの演技がより試されるわけだが、一瞬、右近トミーもバスルームでご乱行されているように感じたくらいでした[黒ハート]


本邦初演から、コンスタントに2年おきに再演している「ジャージー・ボーイズ」。2年後も待ってるよ~[黒ハート]
帝国劇場でやってくれないかなぁ…サヨナラ興行の一環で。


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