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Tri-anGle 1st live「益者三楽」 [┣コンサート・スポーツその他のパフォーマンス]

Tri-anGle 1st live
「益者三楽」


構成・演出:平野華子
振付:干泥遥
宣伝美術:さいとうまゆみ
宣伝写真:kikineko
音響:長柄篤弘(ステージオフィス)
会場協力:澤田写真館


Special Thanks:紗蘭広夢(劇団メリーゴーランド)、長澤まりえ、ゆの


制作:Tri-anGle(劇団メリーゴーランド)


本年12月にいよいよ再出発公演が決まった「劇団メリーゴーランド」。
その男役による派生ユニット、Tri-anGleのライブに行ってきました。
JR田畑駅から徒歩10分くらいの場所にある「澤田写真館」というところでの開催。今回もグーグルマップ様が大活躍したのは言うまでもありません。10分程度の道とはいえ、めちゃくちゃ暑い日だったので、途中マスクを外して歩いてましたね、さすがに。汗がだらだら落ちてくるようなウォーキングタイムだったので、自分的には「やむなし」といった感じです。
あくまでも、人通りのそれほど多くない道&一人=無言という条件下とは思いますが、うだるような日中の暑さの中では、自分の体調を考え、ノーマスクもありかな…と思っています。


会場では、QRコードによる入場者チェック、電子プログラムなど、感染症対策も万全。狭い会場ではあったが、座席もややゆったりめの配置となっていた。さすが、気配りのメリゴ[黒ハート]


さて、「Tri-anGle」というユニット名は、この男役三人だけの別箱作品のタイトルに由来する。ご興味のある方は、劇団HPをご確認ください。過去DVDの通販もやっているそうです。
メリゴの作品はどれも面白いですけど、この作品も大好き[黒ハート]DVDも購入済です[るんるん]


澤田写真館は、スタジオ撮影のできるちょっとレトロな洋館という感じで、中央に大きな階段がある。(ステージ部分の後ろに、横向き<左から右に登り、折り返して左へ登っていく感じ>に存在する階段が背景でもあり、ステージとかぶらない第二のステージにもなる。)
この階段を上手に使って、ライブは構成されていた。楽屋が階段上なので、ハケる先は階段上になるのだが、それ以外にも、高低差を利用した演出があり、飽きさせなかった。


まず、最初は、今回のショータイトルになっている「益者三楽」をテーマにしたオーバーチュアのような場面。主に語りとダンスで「益者三楽」を説明している。論語からとられたタイトルなので、孔子さんもご登場。人生には、楽しみが必要だが、楽しみ方によって、得にもなるし、損にもなる。それを益者三楽(えきしゃさんごう)、損者三楽と呼ぶ。
益者三楽とは、「ひとつ、礼にのっとり、調和のとれた音楽や世界観を楽しむこと」「ひとつ、人の良いところを褒めること」「ひとつ、よき友人をもつこと」…エンターテイメントを愛し、楽しい友人たちと、推しを褒めて生きることは、まさに「益者三楽」というわけですね[exclamation×2]


第一部は、これまでオリジナル曲で勝負していたメリゴにとって初の挑戦、外部作品の楽曲を歌うコーナー、まず、「ノートルダムの鐘」「ライオンキング」「リトルマーメイド」というディズニー・ミュージカルから1曲ずつ。
「ノートルダム…」は、道化(華波蒼)フロロー(斎桐真)ジェアン(月夜見翔)という配役で冒頭の場面を。
フロローがまじめで心優しい青年だった…ということが、しみじみと伝わるショートミュージカルだった。
「ライオンキング」は、スカーの「準備せよ」月夜見さんのソロで。
今回、月夜見さんは、太ももの部分がポッカリ開いたズボン姿だったのですが、そんなセクシーな衣装にもかかわらず、ハードボイルドでかっこいいスカー様でした[揺れるハート]
「リトルマーメイド」からは、さんで、「レ・ポワソン」。そもそもは、宴会芸だったそうで。お魚料理に残酷な個性を発揮するシェフの歌が、楽しく展開されていました。今回は、宿敵・セバスチャンも一瞬にしてシェフの手にかかってしまったみたいです。
ここで、さんがエプロン姿になった…ということを踏まえ、「純喫茶・三角形」コーナーへ。まあ、トークタイムっていうやつですね。トークタイムは次のコーナーを挟んで2カ所設定され、よきスパイスになっていた感じ。三人ともトーク面白いし、誰かに偏ることなく三人のお話が聞けて、楽しい時間でした[かわいい]


続いて、名探偵ホームズの世界観で歌われる4曲。配役としては、ホームズ=、レストレード=月夜見、モリアーティ=華波
楽曲は、「おとなの掟」(Doughnuts Hole)、「Hungry Spider」(槇原敬之)、「Scarlet Game」(Hisoka Mikage&Chikage Utsuki<A3!>)、「DYING WISH」(畠中祐)。
「おとなの掟」は、テレビドラマ「カルテット」の主題歌。Doughnuts Hole(ドーナツの穴)っていうアーティストは、松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平の4名による番組のためのユニット。椎名林檎+斎藤ネコという最強に禍々しいコンビが制作(椎名が作詞作曲、椎名と斎藤が共同で編曲)しただけあって、もう、どろどろ[黒ハート]この曲が聴きたくてドラマ観てた気がします。
「Hungry Spider」は、美しい蝶に恋をした蜘蛛の物語。モリアーティ(原作)って蜘蛛みたいなイメージがありますよね[exclamation&question]
「Scarlet Game」は、演劇をテーマにした育成ゲーム「A3!」に出てくるミックス公演「Scarlet Mirror」の主題歌。ゲームの舞台となる劇団MANKAI COMPANYは、春組・夏組・秋組・冬組に分かれて公演しているのだけど、この作品は、各組から出演者を出すミックス公演だったみたいですね。主演のホームズ役は、冬組の御影密くん。彼は記憶喪失で、わりとしょっちゅう寝てる人のイメージ。舞台版で植田圭輔くんが演じてるのは知ってる。なーんて書いてるけど、映画版の秋・冬組しか見てないので、ミリシラに近い私…。さすがメリゴさんは、あらゆるエンタメに通じておられる様子[黒ハート]
そして、「DYING WISH」は、私の大好きな「憂国のモリアーティ」アニメ版の主題歌(1st Season)。きゃーっ[exclamation×2]と叫ぶのを抑えるのが大変でした[あせあせ(飛び散る汗)]


ここで再び「純喫茶・三角形」トークコーナー」があり、最後は、メリゴの公演からの楽曲。
「月夜のチェシャ猫」(美広まりな作曲)、「秋」(北條来知作曲)、「Tri-anGle」(内海治夫作曲)。特に、「Tri-anGle」は、この三人のテーマ曲でもあるし、他の2曲がストーリーショーの一場面の曲だったのに比べて、芝居の主題歌なだけにインパクトがハンパない。これからも、この三人のテーマ曲として、ずっと歌い継いでほしいと思う。


最後に、次回公演「ライム」の、もう完成している主題歌と冒頭の芝居を見せてもらう。すごいアクションもの[exclamation&question]爆発音とか聞こえましたが、大丈夫[exclamation&question]
次回、メリゴ本公演は、12月2~4日、この澤田写真館での上演とのこと。楽しみにしている。


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