SSブログ

ブロードウェイ・ミュージカル「THE PROM」観劇 [┣ミュージカル・音楽劇]

ブロードウェイ・ミュージカル
「The PROM」
Produced by 地球ゴージャス


日本版脚本・訳詞・演出:岸谷五朗
演出補:寺脇康文、寺﨑秀臣
音楽監督:福井小百合
訳詞:長島 祥
美術:石原 敬(BLANk R&D)
音響:武田安記(エス・シー・アライアンス)
照明:日下靖順
映像:石田 肇
電飾:小田桐秀一(イルミカ東京)
衣裳:十川ヒロコ
ヘアメイク:宮内宏明
振付:藤林美沙、三井 聡
音楽制作:カンパニーAZA
演出助手:森田香菜子
舞台監督:藤井伸彦
宣伝美術:中野淳仁
宣伝写真:角田修一
宣伝映像:石田 肇
宣伝:柴崎公毅、蛭子野裕也、村田健太朗、株式会社ディップス・プラネット
票券:インタースペース
営業:木田波子
マーチャンダイジング:中川美紀、船曵真奈
監修:森永貴彦(LGBT総合研究所)
制作:伊藤宏実、山浦依里子、福島美咲、齊藤有佳、秋葉真央
アシスタントプロデューサー:松本有希子
プロデューサー:多田里奈
エグゼクティブプロデューサー:小見太佳子
後援:WOWOW
特別協賛:大和ハウス工業株式会社
企画・製作:株式会社アミューズ


インディアナ州の高校に通うエマ(葵わかな)は、レズビアンであることをカミングアウトしている。校内に彼女がいるのだが、相手は、エマとの交際を周囲に隠している。エマは、ハイスクールの卒業前のパーティー、“PROM”に彼女と一緒に参加して、二人の交際をオープンにしたい。でも、おかたいPTAのせいでPROMが中止になってしまって悲しい…そんな思いをSNSに投稿した。
その頃ブロードウェイでは、初日のパーティが開かれていた。が、恒例の劇評の早刷りが届けられると、その酷評に、パーティ客は次々に消えていった。D.D.アレン(大黒摩季・草刈民代・保坂知寿)、バリー・グリックマン(岸谷五朗)の主演コンビは、荒れまくり、万年アンサンブルのアンジー(霧矢大夢)、脇役俳優のトレント・オリバー(寺脇康文)以外誰もいなくなった会場で、起死回生の手段を考え始める。
自分たち有名人が、一般の人の夢を叶えることで、好印象とビジネスチャンスを[exclamation×2]という、あさましいアイデアの犠牲になったのが、エマだった。頼んでいないのに、エマの住むインディアナ州に押しかけ、学校とPTAを相手に空回りするメンバー。
D.D.アレンは、自分のファンだという校長先生(佐賀龍彦/TAKE)を切り崩しにかかり、アンジーは、万年アンサンブルの「諦めない心」をエマに教え込み、とうとう、PROMが開催されることになるが、なんと、当日、エマ以外の全員が、別会場で開催されたパーティーに参加し、PROMの会場でエマは一人ぼっちになってしまう…という最悪の結果に…。
傷ついたエマは立ち直れるのか、母親の力に屈したエマの恋人アリッサ(三吉彩花)は、母(藤林美沙)を乗り越えて愛を貫くことができるのか…[exclamation&question]


ブロードウェイからやってきた4人のスターとシェルドン(小浦一優)は、ほぼほぼ、邪魔なことしかしていないのだが、そのめちゃくちゃなところが、エマを元気づけ、アリッサに勇気を与える。
保坂さんと、きりやん(霧矢)の確かな実力に裏打ちされた、D.D.アレンとアンジーのものすごいプラス思考の前に、コロナ禍さえ、消し飛んでしまうような、そんな気がするほど。
エマは、騙されて一人ぼっちになってしまう、PROMの場面では、少女らしいドレスを着て行くのだが、最後の、大団円のパーティーでは、ファンシー・タキシード(色物のタキシード)で参加する。エマ役のより、パーティードレスを着たアリッサ役の三吉の方が、かなり背が高いのだが、自分の着たいものを着て、自分の好きな人を好きだと言う、「いちばん大事なこと」を表現するためには、宝塚みたいに男性のかっこうをしている方が長身みたいな、ステレオタイプにならない方が、伝わるんだな~と思った。
ダブダブのタキシード姿のわかなちゃん、可愛かったです[黒ハート]


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。