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「壽乱舞音曲祭」配信鑑賞 [┣2.5次元系舞台]

昨年春から「刀剣乱舞」なるものにハマってしまったわけだが、チケットが取れないものだと思い込んでいたら、抽選に当たり、「壽乱舞音曲祭」という、年に一度行われる「ミュージカル刀剣乱舞」のイベント的舞台を観に行くことになってしまった。


演劇ファンなので、同じ「刀剣乱舞」でも、「ミュージカル刀剣乱舞」(以下刀ミュ)の方がハードルが高い。
なぜなら、刀ミュには“ライブパート”があるからだ。
この、ライブパートとは何か…というと、団扇やペンライトを振って出演者を応援しながら、ステージを楽しむという時間帯だ。アイドルのコンサートなどに行ったことのある方なら、違和感がないだろうが、若かりし頃より現在まで、そのような時間を過ごしたことがないので、もはや、ライブパート=詰んだ感がハンパない。


しかし…コロナのおかげで(おかげ言うな[むかっ(怒り)])、ライブパートといえども、客席降りなし、観客の発声禁止、である。さらに、マスク必須なので、恥ずかしさも少ない。もし、挑戦するなら、今しかない[exclamation×2]


そうは思って、早々と応援グッズ(公演専用のペンライト、もっくん(太田基裕)演じる千子村正のマスクなど)を購入したものの、公演内容を把握し、適切にペンライトを使用しなくては…と思うと、とてもぶっつけ本番などできない気分になってしまうのだった。
まあ、そんなわけで、実際に公演を観に行く前に、配信で確認し、ペンライト術も予習していこう、と考えるに至った。幸い、既にDMMは会員である。


というわけで、以下は、「ミュージカル刀剣乱舞」の五周年を祝う「壽乱舞音曲祭」の配信鑑賞記録となる。


大前提として、もっくんは、1月中旬まで、博多座公演「ローマの休日」に出演していた。その出演中に、この「壽乱舞音曲祭」は既に開幕している。そういうこともあって、公演は、膝丸(高野洸)が出演する前半日程と、千子村正(太田基裕)が出演する後半日程に大まかに分かれ、さらに、日替わりメニューも用意されている。
そんな前半日程の千穐楽が配信されることになったので、後半日程の初日を観劇する私が、ちょうどよく予習できる機会となったわけだ。


誰に対してかわからないけど、ありがとう[黒ハート]


第一部が始まる前に、日向正宗(石橋弘毅)と浦島虎徹(糸川耀士郎)が、前説に登場し、ペンライトを使用するタイミングを教えてくれる。なるほど、消灯するべき時もあるわけね。
第一部は、これまでの公演(ミュージカル)で使用された楽曲のダイジェストという感じ。背景の映像が美しい。映像と出演者を楽しむだけの時間も確保されているのね~と、納得。歌だけではなく、「手合わせ」と称して、二振りの男士が、殺陣を披露してくれる場面もある。
幕末に活躍した刀たちが、わちゃわちゃやっている場面もある。仲の悪い長曽祢虎徹(伊万里有)と蜂須賀虎徹(高橋健介)を、二人が大好きな弟の浦島がとりなして、三人仲良く帰っていく…という場面もある。三日月宗近(黒羽麻璃央)と小狐丸(北園涼)が鍛刀する場面もある。(これ、パリ公演の時に用意された場面かな?)篭手切江(田村升吾)がエンターテイメントを展開する場面もある。まあ、盛りだくさん。
購入したペンライトも、誰の時に何色を振ればいいか、だんだん覚えていく。よしよし[黒ハート]


休憩をはさんで第二部が始まる。
おいっ、おいっ、ちょっと待て。
第二部の衣装は、全員が黒燕尾…と思いきや、なにやら、ちょっと違う。
燕尾服なのに、なんで、ホワイトタイじゃないんだよ[exclamation×2]なんでインナーに白ベストを着てないんだよ[exclamation×2]


私の中の黒燕尾意識が爆発してしまった。
刀剣男士は、それぞれのキャラクターに見合った、ネクタイやチーフのアレンジが施された黒燕尾を着ている。なんなら、テール部分の裏地が、その刀剣を表している。(加州清光が赤と黒の市松とか)いや、それがもう燕尾服じゃないんだって[exclamation]
そりゃ、宝塚だって、キラキラのラインストーンのついた黒燕尾着てるけどさ…(ちょっと弱気)
ネクタイやチーフでアレンジできるのは、むしろ、タキシードなんだってばっ[exclamation×2]
第二部のショー部分の演出から言っても、絶対、タキシードの方がかっこいいって。上着を半分脱いで見得を切る演出なんて、もうタキシードの専売特許よ[exclamation×2]燕尾だと、上衣丈短くてやりづらいやん[爆弾]
(2011年上演の「NICE GUY!!」をご覧ください。)



宙組大劇場公演ライブCD NICE GUY!!

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NICE GUY!!-その男、Yによる法則-('11年宙組・東京・千秋楽) 宙組 東京宝塚劇場

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この白いジャケットも、裏地が柄の赤になってますね。
写真は、スーツとタキシードの中間っぽい仕立てで、細身&ベルト使用ですが…このショーは、タキシード天国になっていて、スタンダードに近いタキシードも出てくるので、よかったら、ぜひご覧ください。


一番、イラッときたのが、インナーにカマーバンドを使用していること。(これは全員共通)
途中で上着を脱ぐと(そもそも燕尾は上着を脱がない[むかっ(怒り)])、黒いサスペンダーをしている。
カマーバンドも、タキシードの専売特許だからっ[exclamation×2](タキシードは、ベストと合わせるのもOK[exclamation]
そして、黒いサスペンダーもタキシードの専売特許だ。燕尾服のインナーは、白サスペンダーが正しい。(脱がないし、ベストも着るけど、それでも白のサスペンダーを用意するのである。)


一方、上着を脱いでサスペンダーを見せる演出があるのであれば、サスペンダーには、XタイプとYタイプ(背中の交差部分が文字の「X」、「Y」に見える)があり、これも個体によって、分けてもよかったのでは[exclamation&question]とも思った。
(Y型の方が、より逆三角形に見える。)
演出なのか、出演者のアドリブなのかは不明だが、長曽祢虎徹がサスペンダーを外して垂れ下がるようにしていたのは、ピッタリだな、かっこいいな、と思った。


そして、本番前に、黒燕尾を見ておいてよかったな…と、少し冷静になってから、思った。
ぶっつけ本番だったら、客席で文句をでかい一人言していたかもしれないもの。


そんな、黒燕尾を見た本番の感想は、また、別記事で。はたして、私の刀ミュデビューは、どんなものになりましたか…[わーい(嬉しい顔)]


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