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「世襲戦隊カゾクマンIII」観劇 [┣演劇]

プリエールプロデュース
「世襲戦隊カゾクマンIII」


作・演出:田村孝裕


音楽:石山理(音楽工房シュノツサム)
美術:田中敏恵
照明:稲葉直人(ASG)
音響:今西工(山北舞台音響)
映像:ワタナベカズキ+CO2
衣裳:竹内陽子
ヘアメイク:奥野展子
演出助手:村野玲子
舞台監督:村岡晋


演出部:峠田悠
照明操作:濱口暁(ASG)
音響操作:岸田直人
映像操作:山口加菜
衣裳進行:松浦美幸
プロンプター:伊藤桃花
殺陣指導:佐藤雅樹


2年前に観た「カゾクマンII」の感想はこちら
すごく楽しかったので、今回も早々に観劇を決めた。


会場は、赤坂RED THEATER。ここもわりと勾配のある劇場だからか、前のめり観劇への注意喚起はなかった。開演前は、ひたすら戦隊シリーズの主題歌がかかっていて、シュールだった。


地球防衛軍日本支部は、長年佐久間家が世襲で担っていた。彼らは、世襲戦隊カゾクマンと名乗っていた。今は、リーダーのレッドは、父・佐久間一郎(山口良一)が担当しているが、そろそろ、息子の大輝(現在はブルー・曽世海司)に譲ろうと考えている。
そして、隠居に向け、長年の懸案だった腰痛の手術を受けたところ、一郎は、手術室から誘拐されてしまう。
一郎を誘拐したのは誰なのか[exclamation&question]動揺する佐久間家。
ピンクである母・多津子(熊谷真実)は、自身の還暦の誕生日を夫婦で迎えることに強い拘りがあった。それは、高校時代、当時ブルーだった一郎と付き合っていたが、世襲戦隊に入れて危険にさらしたくないという一郎に、絶対死なないから、死なないで一緒に還暦迎えるから[exclamation]と言い張って結婚した経緯があるので、すごく重要なことだったのだ。
一郎をさらったのは、宿敵ミドラー(西山水木)。ミドラーは、一郎を改造人間にし、悪の心を植え付けていた。
前作で死んだはずの怪人・男前男(岡田達也)も再び登場し、大輝の嫁・詩織(上田桃子)の心を揺り動かす。(自分を守るために死んだ男前男を今度は守りたいと思ってしまう)
ミドラーは、いつの間にか、手下のハズの怪人・イーゲン(塚原大助)のモラハラを受けていた。
…と、今回も盛りだくさんの物語が収束していくのは、とても面白かった。


最後は、ミドラーが改心して大団円かと思わせてからの悲劇…でも、ラストシーンは、映画「キャリー」の衝撃のラストシーンと同じなので…もしかして、もしかするかも…ですね。


爆笑に次ぐ爆笑、そして、チクリと今の日本への皮肉も込められていて、安定のカゾクマンテイストでした[黒ハート]
熊谷真実さんのセーラー服が拝めたし、岡田達也さん(キャラメルボックス)が元気に活躍しているのが嬉しかったし、イエロー役の梨澤慧以子さんがスリムになってすごく綺麗になっていたのにもビックリ。これはグリーン(小浦一優=芋洗坂係長)が浮気を疑っても不思議はない[わーい(嬉しい顔)]
ミドラーの悲哀も、コメディの中でほろりとさせられるし…[もうやだ~(悲しい顔)]
一応、カゾクマンシリーズは、これで三部作が終了とのことだが、また、何かの機会に佐久間家の皆さんに会いたいな~と思う、そんな楽しい作品だった。


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