「Delight Holiday」感想 その2 [┣宝塚観劇]
その1はこちらです。
平成30年間のヒットソング・メドレーは、圧巻だった。
あー、この年に、この曲が流行ったのか…とか、これは、誰かのDSでやったよな…とか、ケロさんの最後のお茶会で歌った曲だった…とか、もう、本当に色々…。平成の30年は、私の宝塚ファンとしての歴史とかぶるので、余計、そう感じたのかも…。
最後に全員で歌ったのが、今年の大ヒット曲「U.S.A.」。この曲に関しては、DA PUMPの原振付を忠実に再現していて、あの微妙にダサい振りをタカラジェンヌが踊るというのが、なんともクセになるダンスでした。だって…通常の舞台で、カニ歩きとか、振付にないじゃないですか
ダンスシーンを引っ張っていたのは、もちろん、公演2番手の鳳月杏だったのだが、彼女のダンスは、見事にDA PUMPのあの振付を宝塚の男役に変換していて、かっこいい部分、可愛い部分、など、自身の魅力をしっかり見せつけてきて、さすが実力派と感心してしまった。
一方、トップスターの明日海りおは、ものすごくシンプルに楽しそうにこのダンスを踊っていた。どんなダサい振付でも、楽しそうな明日海が踊っていると、全力で可愛いと思えてしまう。そして、可愛いだけで成立するなんて…と、明日海の円熟ぶりに茫然となった。
もう、男役であることなんて、重要じゃなかったんですね、この人には。明日海りおでありさえすれば、それはもう、絶対エースってことなんですね
続いての場面は、トップスター明日海りおの思い出の公演を振り返る場面。
この場面が、【A】【B】の2パターンあって、それぞれ、当時の映像も映され、楽しめる内容になっていた。
【A】パターンは、「アリスの恋人」「エリザベート」から。「エリザベート」では、優波慧と「闇が広がる」、芽吹幸奈と「私が踊る時」を披露。相手役の仙名彩世とは、ちゃんと共演作「ハンナのお花屋さん」の曲でデュエットをしていた。
【B】パターンは、「春の雪」「ロミオとジュリエット」から。「ロミオとジュリエット」では、明日海の「僕は怖い」に、ロミオの影という役柄で鳳月がダンスを披露、その後、城妃美伶とのデュエットで「いつか」が歌われた。
もったいないから、【A】と【B】繋げて毎日してほしかった…
でも、ほんとにステキだった
そして、舞浜開催の公演ということで、ディズニー作品のテーマ曲が歌われた。
まあ、色々権利関係があったりするのか(よくわからないけど…)、ディズニーのまんまというよりは、なんとなく、あの作品らしい…という衣装と、背景映像の前での歌唱だった。(背景のアニメーションがとても美しかった)
「アラジン」のところでは、仙名様のナマ腹も見せていただきました
「It's a Small World」は、皆さん、とっても可愛かったです。あと、「Let It Go」の仙名は、圧巻
映画は全然ヒットしなかったのに、「ヘラクレス」の主題歌は、なぜか、こういう時、絶対歌われるな~と思いつつ、みりお様の歌声に、思わず手を合わせてしまいました…
続くクリスマスソング・メドレーも、楽しかった。みんなで歌う「ハッピー・クリスマス」には、じーんとしてしまい…
War is over if you want it…
ジョン・レノンが亡くなって、もう38年になるのかな…今も、戦争はどこかで起こっていて、でも、タカラジェンヌがこう言ってるんだから、みんなで止めようよと思って、うるうるしてました。
フィナーレは、やっぱり、Tシャツなんだ…(コンサートのフィナーレは、なぜか、いつもTシャツになる宝塚。)
でも、楽しかった。本当に楽しかったです。
来年も、やってください
幸運にもテープが降ってきました
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