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さよなら中日劇場 [┣ヅカネタ]

この3月末で、とうとう名古屋の中日劇場がクローズすることになる。


中日劇場は、変化の激しい宝塚の公演スケジュールにもかかわらず、少なくとも私が知る限りは、毎年2月には必ず宝塚公演を行ってくれた。(近年は、年2回公演となる年もあったりして。)


名古屋メシ大好きなこともあって、中日公演の時期は、組や演目に関わらず、名古屋を訪れていた。
最後に当たり、私的中日劇場との思い出語りをしてみたい。


初めてこの劇場を訪れたのは、たぶん、2002年の「花の業平/サザンクロス・レビュー」(星組)だったと思う。名古屋に行くと言ったら、当時の上司に「絶対に“ひつまぶし”を食べて来い」と言われ、松坂屋の上の階の「蓬莱軒」をおススメされた。それが、私と名古屋メシとの長い付き合いの始まりだった。
もちろん公演もすごく良かった。前年の12月に観た大劇場公演とは一部キャストも変わっていて…あ、もしかしたら、この時が、南海まりちゃんを見つけた時かもしれない。
何も知らない時で、宿も金山駅に取ったのよね~[わーい(嬉しい顔)]


次に行ったのは、翌年。
「長い春の果てに/With a Song in my Heart」は、メインキャストはほぼ東京公演と同じだったけど、これが、シューマッハの解散公演だったこともあって、すごく盛り上がった。
忘れられない中日公演。
初めて、出のギャラリーをしたのもこの時だったかもしれない。
そしてこの年、たぶん初めて、「手羽先」を食べに行った、と記憶している。(風来坊だったと思う)


そこからちょっと時間があいて、次に行ったのは、2006年の「あかねさす紫の花/Revue of Dreams」の時。ゆうひさんは、この時、この中日にもバウにも出てなくて、星組の「ベルサイユのばら」でオスカルを演っていた。もちろん、大劇場公演を観にも行ったが、その一方で、ちゃんと中日劇場にも行ったし、名古屋メシも食べた。
たぶん、この年は、色々な名古屋メシを提供してくれる居酒屋に行ったんじゃなかったかなー。


続く2007年、「星影の人/Joyful!!」。水夏希・白羽ゆりコンビのプレお披露目公演。
この時は、ラシックで備長炭の鰻を食べたんじゃなかったかな。(かなり記憶が飛んでいるけど。)


2008年は、雪が酷かった。ホテルまで雪中行軍。公演は、「メランコリック・ジゴロ/ラブ・シンフォニー」。これも、真飛聖・桜乃彩音コンビのプレお披露目公演。まっつが、『一発』を連発してたのも懐かしい。あ、すみかが、ティーナを演じてたな~[るんるん] 可愛かったし、あの役に説得力があった。
寒い中、たぶん…世界の山ちゃんに行ったんじゃないかな。


2009年は、宙組公演「外伝 ベルサイユのばら―アンドレ編―/ダンシング・フォー・ユー」。前年、さんざんヤバい外伝を見せられてきた身としては、(前年の全国ツアーは3つとも「ベルサイユのばら」外伝で、どれも酷い作品だった[ちっ(怒った顔)])危険を感じ、この年は、大劇場公演+バウホール公演とセット旅行を計画した。そんな旅行は初めてだった。
中日劇場公演も、日程によっては2泊3日だったり、その間に熱田神宮に行ったり、二見ヶ浦に行ったり…と旅行感覚の時はあったのだが。
ちなみに大劇場公演は、安蘭けい・遠野あすかコンビのサヨナラ公演で、バウホールは蘭寿とむ主演の「逆転裁判」だった。
この年は、世界の山ちゃんで、盛り上がり、翌日のベルばら(呪いのドングリ)がどうであれ、楽しめる旅だった。


2010年は、月組公演「紫子/Heat on Beat」。霧矢大夢・蒼乃夕妃のプレお披露目公演で、この時は、どっしりと名古屋に腰を落ち着けて公演を楽しみ、名古屋メシを楽しんだ。きりやん、おめでとーと思ったステキな夜だった。


2011年は、星組公演「愛するには短すぎる/ル・ポァゾン」。実は、あまり期待できないとか、勝手に思って、この時も強硬スケジュールを組んだ。宝塚大劇場の真飛聖サヨナラ公演「愛のプレリュード/Le Paradis!!」とバウホール公演「メイちゃんの執事」そして、シアター・ドラマシティで上演されていた宝塚OGが出演するショー…と3本纏めて観劇し、それでも名古屋までその日のうちに行き、24時間営業の名古屋メシの店に行く…という…なんか、もうどこを目指しているのかわからない旅をした。
翌日はさすがに、朝はゆっくりして、午後の中日公演を観て帰京した。
が…実は、この星組公演、初演より面白く感じたのよね~[わーい(嬉しい顔)]わからないものです。
秋には、星組公演「ノバ・ボサ・ノバ/めぐり会いは再び」にも。この時は、旅行も兼ねてたかな。


2012年は、宙組公演「仮面のロマネスク/Apasionado!!II」。でも、既に退団が発表されている贔屓の公演だったので、この時は何度も中日劇場に通い、日帰りなんかも多かったので、意外に名古屋メシは食べていない。


2013年は、雪組公演「若き日の唄は忘れじ/Shining Rhythm!」。壮一帆・愛加あゆのプレお披露目公演で、この時は3連休をフルで旅行した思い出の年。名古屋メシは、風来坊だったかな[exclamation&question]
中日劇場公演をダブル観劇し、翌日は大阪のシアター・ドラマシティで「ブラックジャック」を観劇後、まっつのお茶会に行き、翌日、宝塚大劇場の花組公演「オーシャンズ11」を観て帰京。何もかもうまくいったこの旅で、最後の最後に舞台トラブルが発生、予約していた新幹線に乗れず、グリーン車で帰ったのも、今ではよい思い出。


2014年は、宙組公演「ロバート・キャパ/シトラスの風2」。そもそも、この芝居が好きではなかったので、この時も大劇場公演からの旅にした。行った日がものすごい雪だったので、大劇場公演「ラスト・タイクーン」のスタート時間に間に合わなかったという…[あせあせ(飛び散る汗)]でも、蘭寿さんのサヨナラ公演だったので、ダブル観劇にしていたから、あちゃーということにはならなかった。
宝塚も酷い天気だったけど、名古屋はほとんど雪は降っていなくて、けっこう驚いた。
中日の公演は、午後の1回しか観なかったけど、これは1回でよかったかもしれない。


2015年は、月組公演「風と共に去りぬ」轟悠理事がレット・バトラー、トップスターの龍真咲がスカーレット・オハラを演じる豪華版だった。日程の都合で初日しか観ることができず、初日は3時公演しかないので、午前中には岡崎城に行ってくるなんていうことをした。
そして、夜は、久しぶりに名古屋コーチンの和食をたっぷりといただき、英気を養った。
翌日は、バウホール公演「Bandito」を楽しんだ。この順番で行ったのは、これが初めてだったかな。


2016年は、花組公演「Ernest in Love」。この公演は役替りもあって、一度行くだけにとどまらず、何度か訪れた。でも、またまた日帰りとかあって名古屋メシは、そんなに食べていない。風来坊には行ったような気がする。


2017年は、雪組公演「星逢一夜/Greatest HITS!」。この時もバウホール公演「New Wave-雪-」を絡めての観劇。11時のバウを観た後、名古屋に移動することにしていたが、夜も名古屋メシまで、これといって用がなかったので、在来線で名古屋まで移動。在来線だと途中でスイカが使えなくなる事実を知る。(JR西日本も、JR東海もスイカに対応しているが、関ヶ原を越えての使用はできないらしい。)


そして、今年も星組公演「うたかたの恋/Bouquet de TAKARAZUKA」を観てきた。
たくさんの思い出を胸に。
名古屋が大好きになったのは、間違いなく、中日劇場のおかげでした[黒ハート]


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