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世界に一つだけの花 [┣祐飛さんの思い出]

ツイッターのTLに不穏な空気を感じた13日深夜、SMAP解散の臨時ニュースが流れた。(既に日付は変わっていた。)
解散に対して、私に何か言えることがあるなんて、さすがにちょっとないかな…だから、ふと思い出したことを書いておきたい。

SMAPが「世界に一つだけの花」をリリースしたのは、2003年3月だったとのこと。
その少し前から、大空祐飛ファンは、“オンリーワン”を合言葉にしていた。祐飛さんが、オンリーワンを目指したいと言っていたからだが、オンリーワンしか目指せないような位置にいたのも事実だった。
そもそも“オンリーワン”発言は、同期の瀬奈じゅんの方が先だったと思う。もしかしたら、当人達の間ではそうではないのかもしれないが、メディアで発言したのは瀬奈が先だった。沖縄出身の盲目のテノール歌手新垣勉さんの言葉に感銘を受けた、ということだった。
ところが、瀬奈はその後、オンリーワンじゃなく、ナンバーワンを目指せるところにまっしぐらに行ってしまって、オンリーワンは争うまでもなく大空のところに残った、というのが、当時の状況だった。

なので、「世界に一つだけの花」を初めて聴いた時、祐飛ファンは誰しも「祐飛さんの歌だ」と思ったに違いない。
そして、2003年5月、宝塚ホテルで開催された「シニョール ドンファン」のお茶会において、この歌が「歌のプレゼント」として歌われることになった。
祐飛さんは、公演の歌とかを歌うことはあまりなくて、J-POPの曲を歌ってくれることが多かった。いつもは、自分から曲紹介をするのだが、この時は、司会から「皆さんからたくさんのリクエストが来ているので歌ってください」というカタチでの歌唱だったと記憶している。
で、その時、客席を見回して、「聴きたくないなら歌わない」とか、けっこうゴネていたのを思い出す。

突然、オンリーワンがメジャーになっちゃって調子が狂ったのかな、もう言いたくない気分なのかな、とそれを見て感じた。
でも、今にして思えば、いくら「オンリーワン」を標榜してても、そこまで、ナンバーワンの対極にあるオンリーワンと言われなくたって…みたいな気持ちもあったのかもしれない。
とはいえ、歌い出したら、それはそれは素敵な歌のプレゼントだった。

この時のお茶会は、お手伝いをしてくれてる初舞台生(89期生の妃宮さくら・桜寿ひらり・羽桜しずく)が来てくれたり、ピンクの着物姿で城咲あいちゃんが来てくれたり、客席もほっこりと楽しい時間を過ごすことができた。
ゲーム大会は、持ち物ゲームだったんだけど、私はラスト10人以内には入っていた。
で、その日、私は七分袖位の服を着ていて、ふと、自分の手首を見た時、腕時計って言われたらアウトだな…と思った。つけていなかったのだ。その時、祐飛さんがこっちを見たような気がした。で、「腕時計」ってけっこう勝ち誇ったように言ったような気がする。
僻みかもしれないけど(笑)

いいんです。それから8年後、持ち物ゲームでちゃんとリベンジしましたから[わーい(嬉しい顔)]

“今日は何の日”
【8月14日】
日本初の専売特許が公布される(1885=明治18年)。


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そらわんこ

なんだか素敵な話ですね。
祐飛さんらしいなと、感じました。

by そらわんこ (2016-08-20 08:47) 

夜野愉美

そらわんこさま
コメントありがとうございました。
私もそれがお茶会参加2回目とかなのに、なぜか素直に祐飛さんらしいなとか思っていた記憶があります。
by 夜野愉美 (2016-08-20 08:54) 

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