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大空祐飛ディナーショー「YUHizm」 [┣大空祐飛]

宝塚ホテルのディナーショー、「YUHizm」、行くことができたので、レポートしておきたい。

まずは、お約束のメニューから。

フォアグラテリーヌのマルブルマンゴーのキャラメリゼ 前菜ですね。わりとフォアグラ出ることが多いかも?ですが、タカホのフォアグラは好き。マンゴーもおいしくいただきました。

鰆と手長海老のポワレ ポワロークレーム添え 鰆がおいしかった。手長海老はコレかーと言いながら、こちらもおいしくいただいた。たぶん、私はここの魚料理+クリームソースが好きなんだと思う。

牛フィレ肉のステーキ レフオールの香り さすがにこうしょっちゅう(10日ほど前にみりおDSに行ったので)だと飽きるけど、完食しました、すみません!

201205161921000.jpg

そして、『赤のユーヒズム(ウォリスキーの宝石)』と名付けられたすごく凝ったデザート(写真) こちらは、上の赤いゼリーとムースを食べ、下の板チョコを外すと、中のルビーの指輪(これも食べられる)が登場する仕掛け。すごく面白かったし、味も変化があっておいしかった。

それでは、本題でございます。

「大空祐飛 ディナーショー YUHizm」

出演:大空祐飛、美風舞良、蓮水ゆうや、凪七瑠海、純矢ちとせ

構成・演出:藤井大介
音楽:青木朝子
振付:若央りさ
美術:新宮有紀
衣装:有村淳
照明:佐渡孝治
舞台美術製作:(株)宝塚舞台
演奏:宝塚ニューサウンズ

都会の雑踏の中、一人の男(大空祐飛)が佇んでいる。『カサブランカ』を彷彿とさせるタキシードの上からコートを羽織って。

YUHI's Bar [A] YUHizm(1) 鼓動

まず、『カサブランカ』の主題歌、「As Time Goes By」を歌い、“キミの瞳に乾杯”とか言って、そこから「Cry Me a River」を歌い踊る。コートを脱ぐと下は、白タキシードに黒ズボン。『カサブランカ』以外でこの衣装というのは、宝塚では実は非常に珍しい。((通常白タキシードでも、ズボンは黒に決まっているのだが、宝塚という世界では、白タキは白ズボンになってしまうのだ。)
ここで、コーラスも登場して、「Americano」へ。
初めてのDSでジャズを歌ってすべってたのが嘘のような、ノリ。安心して聴いていられる。それはもちろんコーラスの力もあるのだけど。
また、コーラスの4人がバラバラの衣装で登場したのが、とても印象的だった。
ここで、もう一度、祐飛さんのソロ、「Speak Low」。途中で、MCにより、ここが大空祐飛をオーナーとするバー、YUHizmという設定だということがわかる。朝になったら、幻と消える一夜の夢の店。

そこへ客(凪七瑠海)がやってくる。

客がやって来ると、上手側にあるバーカウンターに呼んでトークをし、一緒に歌う、という設定で、4人のコーラスが一人ずつ登場するわけだ。
これは意外だったが、面白い。
祐飛さん以外B型という4人をコントロールするには、1対1の方がいいかも。(4人揃ったトーク場面は誰が何を言っているのか全然わからなかったし。)

YUHI's Bar [B] YUHizm(2) 情熱

このバーはYUHizmで、店のオーナーが祐飛さんで、カチャはお客さんなわけだが、なぜか、このオーナー、自分だけがお酒を飲んでいる。
(コーラスが順番に出てくる間、出ずっぱりなので、人前で喉を潤す必要があるのが祐飛さんだけ、なのでしょうがないのだが、それにしてもものすごい摂取量なのだった!
カチャの話は、二人の出会い。
二人は出身校が一緒。
先輩に、こんな素晴らしい方がいらっしゃるんだ!と一方的に知っていたと語るカチャ。
祐飛さんは、後輩に成績1番の人がいるんだ、私とは大違いと思っていたとか。
そして、カチャの初舞台は、祐飛さんのいる月組。当時初舞台生の間では、祐飛さん演じるスティーブの“OK、わかってる”が流行っていたとか。
この時、初めてロッカーで話し掛けたカチャへの返事が、たった一言だった[爆弾]
シンプルな方だなーと思ったらしい。

そして、カチャが祐飛さんにプガチョフのコートを掛け、二人で、「ニコライとプガチョフ」(『黒い瞳』)を歌う。祐飛さんのプガチョフが素晴らしいのは言うまでもないが、カチャのニコライのまっすぐさが、すごくピッタリで、この二人でこの歌が聴けてよかったと思った。
ここでカチャが下がり、祐飛さんは、続けて、「炎の巫女」(『太王四神記』)、「恋の歌」(『あかねさす紫の花』)→「うす紫の恋」(『大江山花伝』)を歌いながら、客席をぐるっと回る。

3回位で報告終わらせたいと思います。続きはまたいずれ。


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モモチン

ゆうひさんのDS、よかったみたいですね。ゆうひさんが退団されると、男役トップの方(ミズさんや、とうこさんたち世代と私は勝手にイメージしているのですが…)が入れ替わってしまうみたいで、めちゃめちゃさみしいの一言です。ゆうひさんも大変な苦労をされましたからね。

私は、来月、阪急阪神HDの株主総会に行くか?、思案中。もちろん仕事も有給を取らなければなりませんし、今月バウホール公演(花組「近松・恋の道行」)に遠征したばかりなので。「恋の~」は、みわっちの役所がぴたっとツボにはまっていてとてもよかったです。植田先生の和物の脚本もポイントだと感じました。

株主総会に行ったら、宝塚のことで意見を言ってこようかな?去年も言ってみましたが、阪急の中でも宝塚だけは別物みたいのように意見が通りにくいという印象を受けます。電鉄事業に対しては、比較的株主総会での発言が反映されているのですが(駅の禁煙や携帯電話電源オフ車両、車内の空調、車内アナウンス等々)。

ところで、阪急阪神HDの株主優待の一つにプチミュージアムに無料入場ができるチケットがあります。大劇場に行ったときにプチミュージアムにも寄りますが、株主優待の無料入場をされている方はほとんど見かけないですね。この優待も5、6年前の株主総会で名古屋から来たという男性ファン(中日劇場公演でファンになったとおっしゃられていました)の発言から実現しました。

長々とすみません。

来週あたり、「TOKK」をもらいに行くついでに東京宝塚のあたりにフラッと行ってみるつもりです。
by モモチン (2012-05-19 18:07) 

夜野愉美

モモチンさま
コメントありがとうございます。
HDになって以降は、グループの中で宝塚歌劇の比重も下がっているのでしょうね。プチミュの入場無料の件は知りませんでした。それはかなり良心的な優待ですね!
by 夜野愉美 (2012-05-19 22:01) 

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