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月組トップコンビ退団発表(涙)と、海乃美月円熟のヒストリー [┣宝塚人事]

月組トップスター・月城かなと 退団会見のお知らせ


2023.09.25


月組トップスター・月城かなとが、2024年7月7日の東京宝塚劇場公演 ミュージカル・ロマン『Eternal Voice 消え残る想い』、レビュー・アニバーサリー『Grande TAKARAZUKA 110!』の千秋楽をもって退団することとなり、2023年9月26日(火)に記者会見を行います。
なお、会見の模様は当ホームページでもお知らせいたします。


月組トップ娘役・海乃美月 退団会見のお知らせ


2023.09.25


月組トップ娘役・海乃美月が、2024年7月7日の東京宝塚劇場公演 ミュージカル・ロマン『Eternal Voice 消え残る想い』、レビュー・アニバーサリー『Grande TAKARAZUKA 110!』の千秋楽をもって退団することとなり、2023年9月26日(火)に記者会見を行います。 なお、会見の模様は当ホームページでもお知らせいたします。


作品タイトルと、直前コンサートの存在から、もしかして…と思っていましたが、やはり、でしたね。
れいこちゃんは、雪組「黒い瞳」全国ツアーで、ゆうひさんの演じたトマーノフを演じていて、めっちゃキレイな子だなーという印象でした。あれから幾年月…立派なトップさんになって…[もうやだ~(悲しい顔)]
うみちゃんは、月組バウホール公演「春の雪」でリボンにまみれてたなぁ~とか、そんなことが思い出されます。抜擢は早かったけど紆余曲折あって、最後に多彩なヒロインを演じられるステキな娘役さんになって卒業していくんだなぁ~と、しみじみ嬉しく感じています。


<うみちゃんヒストリー>


2011年 4月、星組大劇場公演『めぐり会いは再び』で初舞台。6月、A班メンバーとして、同東京公演に出演。
10月、宙組大劇場公演『クラシコ・イタリアーノ/NICE GUY!!』出演。11月、同東京公演。
2012年 2月、月組配属[ひらめき]ただし、2月3日から始まる大劇場公演には間に合わず、月組97期生は出演していない。6月、大劇場公演『ロミオとジュリエット』出演。8月、同東京公演。10月、バウホール&日本青年館公演『春の雪』出演。最下級性ながら、主人公清顕(明日海りお)の少年時代を演じ、鮮烈な印象を残す。
2013年 1月、大劇場公演『ベルサイユのばらーオスカルとアンドレ編ー』出演。幼少時代のアンドレ役。新人公演ではロザリー役(本役・愛希れいか)で、いきなりトップ娘役のポジションに[exclamation×2]ヒロインがオスカルという役回りのため、トップ娘役の役なのにヒロインではない…という微妙なポジションではあったものの…。2月、同東京公演。5月、梅田芸術劇場メインホール公演『ME AND MY GIRL』出演。7月、大劇場公演『ルパン/Fantastic Energy!』出演。新人公演でフラヴィ役(本役・憧花ゆりの)。8月、同東京公演。11月、シアター・ドラマシティ公演『THE MERRY WIDOW』出演。フルフル役。12月、同東京特別公演参加。
2014年 1月、バウホール公演『New Waveー月ー』出演。3月、大劇場公演『宝塚をどり/明日への指針/TAKARAZUKA 花詩集100!!』出演。アンジェラ役。新人公演でレイラ役(本役・愛希れいか)となり、事実上の新公初ヒロイン[ぴかぴか(新しい)]同時に上演されたショーの新公でもほぼトップ娘役のポジションに入った[ぴかぴか(新しい)]5月、同東京公演。7月日本青年館大ホール『THE KINGDUM』出演。ジェニファー役で、Wヒロインの一人となる。8月、同シアター・ドラマシティ公演参加。Wだけどドラマシティ初ヒロイン[ぴかぴか(新しい)]ということでいいのかな。9月、大劇場公演『PUCK/CRYSTAL TAKARAZUKA』出演。草の露役。新人公演ではハーミア役(本役・愛希れいか)で、文句なく新公ヒロイン[ぴかぴか(新しい)]11月、同東京公演。12月、『タカラヅカスペシャル2014』出演。
2015年 2月、中日劇場公演『風と共に去りぬ』出演。メイベル・メリウェザー役。4月、大劇場公演『1789』出演。オランプ・デュ・ピュジェ役で、早乙女わかばとWキャストながら大劇場ヒロイン役[ぴかぴか(新しい)](トップ娘役の愛希れいかは、マリー・アントワネット役を演じた。)6月、同東京公演。11月、大劇場公演『舞音/GOLDEN JAZZ』出演。ホマ役。新人公演で張紫微役(本役・憧花ゆりの)。クールでかっこいい女ボスという感じ。こういう役柄が似合うところは、トップになっても変わらなかったな[黒ハート]12月、『タカラヅカスペシャル2015』出演。
2016年 1月、舞音/GOLDEN JAZZ東京公演出演。3月、赤坂ACTシアター公演『龍真咲コンサート「Voice」』出演。ミツキ役。4月、同シアター・ドラマシティ公演出演。6月、大劇場公演『NOBUNAGA<信長>/Forever LOVE!!』出演。お市役。浅井長政役の宇月颯とお似合いな雰囲気がステキだった。8月、同東京公演。10月、文京シビックホール&シアター・ドラマシティ公演『アーサー王伝説』出演。ヘラヴィーサ役。モーガン(美弥るりか)の手下(小悪魔)として、早乙女わかばとコンビで登場。12月、『タカラヅカスペシャル2016』出演。
2017年 1月、大劇場公演『グランドホテル/カルーセル輪舞曲』出演。フリーダ・フラム(フラムシェン)役(早乙女わかばとWキャスト)。新人公演ではエリザヴェッタ・グルーシンスカヤ役(本役・愛希れいか)で、久しぶりの新公ヒロイン[ぴかぴか(新しい)]2月、同東京公演。4月、シアター・ドラマシティ公演『瑠璃色の刻』出演。ヒロイン、アデマール役[ぴかぴか(新しい)]5月、同赤坂ACTシアター公演出演。7月、大劇場公演『All for One』出演。スペイン王女マリア・テレサ役。新人公演では、モンパルシェ公爵夫人役(本役・沙央くらま)。9月、同東京公演。11月、全国ツアー公演『鳳凰伝/CRYSTAL TAKARAZUKA』参加。あれ、研7で初全ツだったのかな[exclamation&question]12月、『タカラヅカスペシャル2017』出演。
2018年 2月、大劇場公演『カンパニー/BADDY』出演。瀬川由衣役。原作小説では、女性側の主人公的な役。挫折を抱えたスポーツトレーナーが、ベテランのバレエダンサーを担当することで、自信を取り戻していく。脚本の石田先生が、彼女の物語も取りこぼさずに描いてくれたため、海乃の硬質な芝居が生きていた。3月、同東京公演。6月、日本青年館ホール&シアター・ドラマシティ公演『THE LAST PARTY』出演。ゼルダ・フィッツジェラルド役。この公演で、月城かなとの相手役を務める[ぴかぴか(新しい)]ジャズエイジの衣装がとても似合っていたのが印象的。8月、大劇場公演『エリザベート』出演。ヴィンディッシュ嬢役。退団する愛希れいかと鏡になる役を演じたことは、大きな財産になったと思う。10月、同東京公演。12月、『タカラヅカスペシャル2018』出演。
2019年 1月、バウホール公演『Annna Karenina』出演。アンナ・カレーニナ役でヒロイン&タイトルロール[ぴかぴか(新しい)]3月、大劇場公演『夢現無双/クルンテープ 天使の都』出演。吉野太夫役。この公演から、下級生の美園さくらがトップ娘役になったため、娘役としての居方が問われる時代に突入。5月、同東京公演。7月、梅田芸術劇場メインホール公演『ON THE TOWN』出演。役替わり実施公演のため、3カップルの一人、人類学者のクレア・デ・ルーン役を夢奈瑠音とWキャストで。そして、タクシードライバー・ヒルディのルームメイトのルーシー役を白雪さち花とWキャストで。10月、大劇場公演『I AM FROM AUSTRIA』出演。主人公の母親、ロミー・エードラー役。かっこいい女社長役で見せ場もあり、存在感が素晴らしかった。11月、同東京公演。
2020年 2月、シアター・ドラマシティ&東京建物Brillia HALL公演『出島小宇宙戦争』出演。タキ&カグヤ役おも。ヒロイン役だったが、相手役が主演の鳳月杏ではなく、組長の光月るうという変わった作品。どこかネジの外れた部分のある作品だったが、海乃の真摯な演技には、涙ぐんでしまった。3月、トップ娘役の美園さくらが退団を発表。が、コロナ蔓延の影響で、宝塚公演も全国で一斉に中止となり、公演スケジュール全体が見直される異例の事態に…[爆弾]9月、大劇場公演『WELCOME TO TAKARAZUKA/ピガール狂騒曲』出演。ラ・グリュ役。11月、同東京公演。
2021年 2月、TBS赤坂ACTシアター公演『ダル・レークの恋』出演。ヒロイン・カマラ役[ぴかぴか(新しい)]月城主演のこの作品でヒロインを務めることで、次期確定の雰囲気ができた。3月、同シアター・ドラマシティ公演出演。4月6日、月組次期トップ娘役に就任決定[exclamation×2]5月、大劇場公演『桜嵐記/Dream Chaser』出演。百合役。楠木三兄弟の次男、正時の愛妻。愛を貫く強さが印象に残った。7月、同東京公演。10月、博多座公演『川霧の橋/Dream Chaser』でプレお披露目[ぴかぴか(新しい)]お光役。健気な江戸娘がぴったり。新トップコンビとして安定の滑り出しとなった。
2022年 1月、『今夜、ロマンス劇場で/FULL SWING!』で、新トップコンビの大劇場お披露目。美雪役。2月、同東京公演。5月、舞浜アンフィシアター公演『Rain on Neptune』出演。氷の女王、ネプチューン役など。後半のショーで、力強くモアナの「How Far I’ll Go」を歌ったのは、すごく感動的だった。セーラームーンも可愛かったけども[わーい(嬉しい顔)]7月、大劇場公演『グレート・ギャツビー』出演。デイジー役。9月、同東京公演。11月、全国ツアー公演『ブラックジャック 危険な賭け/FULL SWING!』参加。アイリス/如月恵役。
2023年2月、『応天の門/Deap Sea』出演。昭姫役。トップ娘役がトップスターのバディ役というのは、すごく珍しいが、そんな関係性もステキに見せていた。そういえば、私は観劇できていないが、「ブラックジャック」のアイリスも相手役ではなかったな…。(そのために元恋人・如月恵の登場シーンがあるとも言える…)3月、同東京公演。6月、東急シアターオーブ公演『DEATH TAKES A HOLIDAY』出演。グラツィア役。8月、大劇場公演『フリューゲル/万華鏡百景色』出演。9月25日、退団発表。


可愛い系の娘役が多い中、大人っぽいけど色っぽくはない異色のキャラクターは維持したまま、様々な役を表現してくれた、宝塚の歴史に残る娘役だったなーと個人的に思っています。少なくとも、こういうキャラでもヒロインでいけるんだ、と思わせてくれた功績は計り知れない。今まで楽しませてくれてありがとう[黒ハート]


今後の公演は下記のとおりです。
(1)2023年10月14日(土)~11月19日(日)<東京宝塚劇場> ミュージカルフリューゲルー君がくれた翼ー作・演出/齊藤吉正 東京詞華集『万華鏡百景色』作・演出/栗田優香
(2)2023年12月21日(木)~12月22日(金)<梅田芸術劇場メインホール> 『タカラヅカスペシャル2023 Open the Future~未来へ~』構成・演出/中村一徳、藤井大介、稲葉太地
(3)2024年1月17日(水)~1月31日(水)<梅田芸術劇場メインホール> 『G.O.A.T』~Greatest Of All Time~ 監修・演出/石田昌也 構成・演出・振付/三井聡
(4)2024年3月29日(金)~5月12日(日)<宝塚大劇場> ミュージカル・ロマン『Eternal Voice 消え残る想い』作・演出/正塚晴彦 レビュー・アニバーサリー『Grande TAKARAZUKA 110!』作・演出:中村一徳
(5)2024年6月1日(土)~7月7日(日)<東京宝塚劇場> 演目は(4)に同じ


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