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「SAKURA’e」第2回公演 [┣コンサート・スポーツその他のパフォーマンス]

劇団メリーゴーランドの娘役、妃桜みおんさんが主宰する音楽ユニット“SAKURA'e”の第2回コンサートが開催されたので、参加してきました[黒ハート]前回は、J-POPなど、身近な曲もいろいろと歌ってくれた「SAKURA'e」だったが、今回は、ミュージカル縛りというテーマで20曲(途中休憩あり)。さらに、出演者も6名という大所帯。1年間準備してきただけのことはある、素晴らしいステージでした[黒ハート]


【第1部】
出演者は、思い思いの衣装で登場。それぞれのセンスが光っていて素敵でした。
「イントゥ・ジ・アンノウン」(アナと雪の女王2)…妃桜みおん
本を開くと柔らかい光が点灯するブックライトを使用した演出がとてもステキ。みおんさんの衣装も、ちょっとフォークロアっぽくて、アナ雪2の雰囲気に合っていた。そして、なにより、その歌声が素晴らしくて[ぴかぴか(新しい)]
あらゆる音域を自在にコントロールして、どこでチェンジしてるかも全然わからなくて、裏声も力強くて、変幻自在。初手から、「参りました[exclamation×2]」と宣言してしまうような、そんな歌声でした。


「Seasons of Love」(RENT)…全員
「RENT」大好きな私、ここで早くも、ノリノリでマスク内で超小さく歌ってました。すみません。
全員のバランスがとてもよくて、コーラスも、ソロも、とてもステキでした[黒ハート]この曲は、ゴスペルっぽい雰囲気なんですけど、そのノリが見事に再現されてました。


「愛していれば分かり合える」(モーツァルト!)…清花紗海&朔良こう
ヴォルフガングとコンスタンツェのデュエット曲なのですが、片方が一人で歌っている時には、もう一人はマイムっぽいダンスを踊っているという構成が神でした[ぴかぴか(新しい)]
タイトルは「愛していれば分かり合える」なのに、そのダンスを見るだけで、愛していても分かり合えないという二人の現実が、一曲だけではっきりと分かる…。一曲だけで「モーツァルト!」というミュージカルを観たような、重厚なナンバーでした。特に、清花さんのダンスが、徐々に壊れていくコンスを見事に描いていました。
[るんるん]あんたのためだけ生きる[るんるん]というフレーズが、しばらく頭を離れなかったです…


「行こうよ どこまでも」(アラジン)…妃桜みおん&戸浪早貴
こちらは、舞台版「アラジン」の曲だそうです。未見なので、知らなかった…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
みおんさんは、フォークロアな上着の下に茶のジャケットを着ていて、茶の帽子姿。お忍びの王女様っぽくて可愛いかったです[揺れるハート]戸浪さんの衣装も、アラジンっぽい[ぴかぴか(新しい)]


「それがニューオリンズ」(プリンセスと魔法のキス)…妃桜みおん・清花紗海・米原恵
娘役三人のキュートなナンバー。これも、ちょっと知らない曲だったのですが、もう、三人が可愛いので、ちゃんとノリ良く楽しめました[黒ハート]


「So Close」(魔法にかけられて)…宵野誘(戸浪早貴・米原恵)
前曲の終わった後、ここで待ち合わせなの…と、留まる米原さんに、頑張れ~と去っていく先輩二人。仲良しの女友達っぽくて、こちらもにやつく。少し遅れて登場する戸浪さん。ちょっと怒っているふりをする米原さんとか…もう、可愛くてたまらんっ[かわいい]
そんな二人の姿をよそに、一人、自分の世界で歌っている宵野さん。思う人は、どこに…憂愁の二枚目姿が、心に沁みます。


「僕の願い」(ノートルダムの鐘)…戸浪早貴&朔良こう
衣装のジャケットやマントをかぶることでカジモトを表現した二人が、自由への憧れを歌い上げる。この作品、アニメ版とミュージカル版で、ストーリーが全然違うんですよね。私は、アニメ版の、原作完全無視のラストシーンが好きだな~と思っているので、二人の歌声に希望が感じられるところが、ちょっと嬉しかったです[黒ハート]


「世界の王」(ロミオとジュリエット)…清花紗海・宵野誘・戸浪早貴・米原恵・朔良こう
ここで、バーンっと、超ノリノリナンバーきましたっ[exclamation×2]
いやーもー楽しすぎる。しかもっ、娘役ちゃんが、低めの音域で、ソロを取ってる[exclamation×2]かっこいいダンス踊ってる[exclamation×2]こういうの、すごく好きです[黒ハート]


「For Good」(ウィキッド)…妃桜みおん&清花紗海
「世界の王」の後には、こういう歌い上げる楽曲が入る…構成もさすがです。二人の本気が伝わる素敵な歌でした。


「スーパーカリフラジリスティックエクピアリドーシャス」(メリー・ポピンズ)…全員
今年、初めて、ミュージカル「メリー・ポピンズ」を観劇したのですが、あの時の楽しさを思い出しました[exclamation×2]


「星から降る金」(モーツァルト!)…妃桜みおん(戸浪早貴)
モーツァルトのパトロンになることを決めた、ヴァルトシュテッテン男爵夫人が、彼の父親に、ヴォルフガングに旅をさせてみましょうと、提案する美しい、歌なのですが…直前に歌って踊ってはねて回っていたみおんさんが、直後に、しっとりと、かつ、たっぷりと、この難曲を悠々歌い切っているのが、すごい[ぴかぴか(新しい)]
そして、王の作った城の奥深く閉じこもる王子の心情を、きめ細かく描く戸浪さん。本当にステキでした[黒ハート]


【第2部】
「悪の力を呼び覚ませ」(ディセンダント2)…全員
2部は全員が黒の少しフォーマルっぽい衣装。悪を楽しんでる感じが、すごく伝わってきました[ひらめき]


「夢はひそかに」(シンデレラ)…米原恵&朔良こう(妃桜みおん・清花紗海・戸浪早貴・宵野誘)
米原さん、可愛い[黒ハート]ティアラも似合う[ぴかぴか(新しい)]
この場面のあと、米原さんと朔良さんの二人がMCで出演者について色々語る場面があり、ニューフェイスの二人が初々しくて、本当に可愛らしかったです。男役としては小柄な朔良さんは、スペンサージャケットの準フォーマルな衣装がお似合いで、そんな朔良さんを引っ張るようにMC頑張ってる米原さん、ナイスでした[グッド(上向き矢印)]


「人生には恋と冒険が必要だ」(CASANOVA)…宵野誘(妃桜みおん・清花紗海・戸浪早貴)
コーラスの3名は、カサノヴァの恋人たちという設定でもあると思うのですけど、そこに、男役の戸浪さんを入れたセンスが素晴らしいです[黒ハート]史実のカサノバには、男性の愛人もいたそうですから。


「In My Dreams」(アナスタシア)…妃桜みおん
「アナスタシア」は、ディズニーのアニメ映画としてスタートし、ブロードウェイで舞台化され、珍しく四季ではなく、宝塚&東宝で本邦公開された作品。
記憶をなくしたアーニャの歌い上げる世界が、可愛らしくて、舞台というより、ディズニーを感じた。みおんさんにはディズニーが似合う[exclamation×2]


「顎で受けなさい」(ME AND MY GIRL)…清花紗海&米原恵
可愛い、可愛い、可愛い~~~[揺れるハート][揺れるハート][揺れるハート](ジタバタ)
最高OF最高でした[黒ハート][ぴかぴか(新しい)][グッド(上向き矢印)]
この二人に歌わせた構成も神ですね。


「謎解きのゲーム」(スカーレット・ピンパーネル)…妃桜みおん・戸浪早貴・朔良こう
これも名曲よね~[揺れるハート]
大人の雰囲気が伝わってきました。


「悲しみの報い」(1789)…清花紗海&宵野誘(戸浪早貴)
この曲も、耳から離れない、謎のインパクトがありました。この方たちが、「1789」の舞台でこの歌を歌っているような、そういうドラマ性を感じました。


「私が踊る時」(エリザベート)…妃桜みおん&宵野誘
イントロだけで「おおっ!」となる曲。みおんさんはドレスもエリザベート風のものに変えて、もうシシィにしか見えない[exclamation]宵野さんのトートが長身にピッタリのロングコートと相俟って、かっこよすぎた[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]


「夢やぶれて」(レ・ミゼラブル)…妃桜みおん(清花紗海・戸浪早貴)
そこからの、「夢やぶれて」ですよ。本当に素晴らしかったです。もう、ファンテーヌが帝劇の舞台に一人立ってるシーンが浮かんできたもん。
黒とグレーの同じ衣装に着替えた清花さんと戸浪さんのダンスにも心打たれました。こちらは、帝劇じゃなくSAKURA'eオリジナルの、曲のイメージでのダンスだったのだけど、これもまた素晴らしかったです。


「SAKURA'e」…全員
全員でのオリジナルソングは、ミュージカルの名曲に負けることなく、すごく心を打つ曲でした。


これだけの楽曲を歌って踊ることは、準備期間1年でも大変な作業だったと思います。本当にお疲れさまでした。
そして、早くも次回公演を楽しみにしております。


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