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選挙が終わりました。 [┣かんがえごと]

皆様、投票には行かれましたか[exclamation&question]


私は、土日、九州に行っていたので、期日前投票に行ってきました。


20歳で選挙権を得てから、ウン十年…
実は、一度も逃さずに投票をしているのが、密かな自負であります。


投票率は、6割に到達してなかったそうですが、今回は、


[1]日程の決定から投票までの期間が短かった[exclamation]
[2]ゆえに、在外邦人の投票は間に合わなかった[爆弾]
[3]さらに、事前に告知することなく、早めに投票所を閉めたところが多かった[むかっ(怒り)]


という要素もあったので、国民の意識の低さだけのせいにされてもね…ってなところはあります。
少なくとも、前回選挙よりは上がっていたので、まあ、少しずつよね…[ぴかぴか(新しい)]


与党が多数を占めたので、政権はこれまで通りということになるが、とはいえ、自民党が勝利したというわけでもない感じ。これまでの衆院選の議席の割合を実施年度順にまとめてくれたツイートを見たら、あきらかに2012年・14年・17年に比べて自民党の割合が減っている。
立憲民主党は、敗北と言われているが、実際には、2017年の獲得議席より多くの議席を獲得している。これはどういうことかというと、2017年選挙では、「希望の党」事件というのがあって、都議選で躍進した都ファが国政に打って出ることになり、そこに唐突に民進党が解党して合流する…と突然発表された。その際、リベラル系の議員を「排除します」って小池さんが言ったので、行き場をなくした議員がいっぱい出て、それで、「枝野立て!」という市民の声に押されて、枝野さんが代表になって選挙前に結党したのが、現在の立憲民主党なわけ。
2107年の選挙の際、立憲は、希望の党より少し多いレベルの議席(55)を獲得、野党第1党になった。(その時は、55議席で、すごい[exclamation×2]と言っていたマスコミが、96を敗北と言うのが、意味不明)その後、立憲は、民進党の残党や、自由党・希望の党から流れた議員を受け入れて、解散時には、2倍の勢力になっていた。
というわけで、立憲民主党は、リベラルすぎる政策とか、共産党と共闘してるから…とか、選挙後に敗北の原因をあれこれ言われているけど、そもそも、投票で立憲が得た議席の数は大幅に伸びてる。改選前の議席数には、選挙で立憲が支持された数(55)+途中で立憲に入党した数(55)だったわけで、途中で立憲に入党した人が、2017年に受けた票が、そのまま2021年に反映するとは限らないのは自明なわけだし。
立憲の実力は、2017年には55議席だったわけで、それが、+41になったのだから、本来なら「健闘」と言われるべきだと思う。


選挙.png


あと、リベラルとか、共産党と組んだとか、敗因を言われているけど、希望の党から「リベラルを排除」されて、行き場をなくした民進党のメンバーが、結党時の立憲の主力メンバーなのだから、立憲がリベラルなのは、当然なわけで、それで得票を減らしても、特に問題はないと思う。
連合が票の行き先をなくしたと批判しているようだけど、この先、連合は、どうするんだろうね[exclamation&question]立憲が連合に迎合した党になるなら、党名は変えた方がいいと思う。てか、比例で「民主党」と書かれた投票用紙、国民民主党と案分されるそうなので、それももったいなかったよね。あと、小選挙区で得票率のめちゃ低い人を1位にしちゃった比例区(規則で当選できず)とか、たしかに幹事長ミスは大きかったかも。


維新は、自民党にNO、でも共産党と組むリベラルな立憲もイヤですよね、そんなあなたに第三の選択肢があります[ひらめき]という分かりやすい選挙活動が見事だった。あと、子供の未来のために効果的にお金を使いますというのも、伝わりやすかった。選挙がうまいな…と思う。
維新の政策には、うなずけるところは1個もないけど、選挙で勝って、民主主義的に、「維新の政策」を実現していこうとする姿勢は見事だと思う。ただ、大阪で独占的に勝ってた維新だけど、大阪都構想は、もう2回も失敗しているのよね。そう考えると、与党+維新で改憲勢力が揃い、国民投票実施されるかも[exclamation&question]と不安になっている人も多いけど、実際に国民投票になったら、大阪都構想のように否決される可能性もあると思うので、ここは頑張りどころだと思う。
国>国民という、自民党が考える改憲には、強く反対する私です。


あと、個人として、落選した方々、自民党は、「やっちまった…」と誰もが認める方々には、厳しい審判が下った。
野党は、議会で、ガンガン自民党にモノ申していたり、ツイッターで政府批判が激しかった方々が、落選している気がする。皆さん、「野党は反対ばかり」、「そうじゃなくて、国難の時は国を良くするために協力を」みたいな気持ちになっていたのかもしれないですね。
あと、与野党とも、世代交代も意識されていたように思う。自分で気づかないなら、我々が引導を渡そう、みたいな。


私は、自民党が派閥でバチバチやっていた時代の日本が一番、安心して暮らせたな…と思うので、本当は、自民党に入れたいんですよ~。でも、民主主義って、多数決で少数意見を切り捨てるってことじゃないので、そういう風潮の続いている今の日本では、リベラル、がんばれ~と思っています。
切り捨てられる人々を少しでも救う方法は、選挙に限らないと思うので、これからも、アンテナを立てて、日々を暮らしていきたいな。


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