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増山法恵さん… [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

今年、大きな話題を生んだ、萩尾望都著「一度きりの大泉の話」。



一度きりの大泉の話

一度きりの大泉の話

  • 作者: 萩尾望都
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2021/04/21
  • メディア: Kindle版



私もさっそく手に入れ、読んで大きな衝撃を受けた。
萩尾望都氏側の一方的な発言だったので、ちゃんとバランスを取ろうと、今、竹宮惠子著「少年の名はジルベール」も読んでいる。読み終わったら、しっかり考察を述べたいと思う。


このふたつの自伝に、深く関りを持ち、それでいて、漫画家でも原作者でもない(最近発刊の「変奏曲」は原作者としてクレジットされているらしい)立ち位置の人…彼女がいなければ、「風と木の詩」は生まれなかったし、少年愛という少女マンガの大きなジャンルも誕生しなかったー増山法恵さん、そんな人がいたんだ[exclamation]と、驚いた。


どんな人なんだろう…と、ネットで検索してみたが、ほとんど情報が得られず、音楽評論をされていたこともあった…くらいのことしかわからなかった。


少女マンガの大きな歴史を作った中の一人…かつて二人三脚で作品を作ってきた、竹宮氏が、そんな増山さんの訃報を明らかにした。6月末に亡くなられていたそうなので、噂を聞いて私が「一度きりの大泉の話」を読み始めた頃には、とうに亡くなられていたことになる。
「一度きりの大泉の話」出版と、増山さんの死ー大泉サロンの幻が、遠い昔のことなのだな…と、改めて、深く胸に染み入るような秋の夜ー


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