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「パセリがすねた」配信観劇 [┣演劇]

「劇メシ」というのがあるらしい。
レストランを舞台にした演劇。食事を楽しみながら、その空間で行われる演劇を同じ目線の高さで楽しむ…という。
さすがにこの時期なので、「食事を楽しみながら」は無理だったようだが、観客に配布されたマスクの色で、「かぼちゃ」を表現するなど、転んでもタダでは起きない姿勢を見せる作品だった。


というわけで、配信で観劇。
ひさしぶりに、しずくこと中島亜梨沙の美しい姿を観ることができて、眼福。
レストランが舞台ということで、今が旬の食材、新じゃが(濱田龍臣)メインのフルコース料理がふるまわれることになったが、なんと、常に残されることに絶望したパセリ(宇佐卓真)が、その大舞台を前に失踪してしまう…というストーリー。中島は、登場までの間に鮮度を保つため、顔にパックした状態で登場する人参役。
せっかくの美人がもったいない…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
まあ、顔を見せた時に、アッと驚く美貌だから、それはそれでいいのかも。
失踪したパセリは、「キミがいなければ食卓は成り立たない」と、みんなが探してくれることを望んでいたが、メンバーは、今夜のディナーのためにパセリの代役を探し始める。
バジル(坂田隆一郎)やパクチー(國島直希)が呼ばれたということは、同僚の野菜たちにとってパセリの存在価値って、緑の香菜ならなんでもいいっていうレベルだったのね…[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]
さらに、女王然とした牛バラ(久保田磨希)まで登場、新じゃがの主役は、もはや風前の灯。
なーんて物語が、ミュージカル形式、というか、ショーを挟んだ芝居形式で進んでいく。玉ねぎ(パパイヤ鈴木)や、トマト(佐藤日向)などの食材のほか、塩コショウ(中心愛)、砂糖(ゆな)、エクストラバージンオリーブオイル(佐竹桃華)などの調味料も登場する辺り、くすぐりが効いている。
最後に、デザートが登場、ゲストがミント役で登場、各テーブルにキラキラを振りまいていた。私が見た回のミントは、高橋健介くん。爽やかな好青年でした[揺れるハート]
登場人物が食材というと、食べられたら死んじゃうんじゃないの[exclamation&question]とか、なかなか世界観に辿りつけない部分があったが、途中で、まいっか、楽しいし[るんるん]と思えてきた。客席と同じ高さのステージだけでなく、2階のベランダ部分なども使って、食材たちがあーだこーだ盛り上がったり反発したりするのは、素直に面白かった。


宝塚時代…それも、研1の頃のしずくを思うと、今でも女優を続けていることが、不思議にもなるけど、いい意味で、ふてぶてしさのある怪演が、心地よかった。
時期的に、狭いレストランでの公演は、二の足を踏むところがあったが、事態が落ち着いたら、中島亜梨沙の出演する公演をがっつり観に行きたいな~[黒ハート]


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