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中止期間の延長 [┣宝塚情報]

宝塚歌劇公演の中止期間延長について

2020/03/30

宝塚歌劇では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月31日(火)までの公演を中止させていただいておりましたが、その後の政府および地方自治体の方針を踏まえて、公演中止期間を以下のとおり4月12日(日)まで延長させていただくことといたしました。ご観劇を心待ちにしておられたお客様には深くお詫び申し上げます。
今後も新型コロナウイルスの感染状況や政府および地方自治体の方針等によっては、再度変更となる場合もございますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
なお、下記公演の中止に伴うチケット料金の払い戻し方法につきましては、後日、宝塚歌劇公式ホームページにてご案内いたします(振替公演の予定はございません)。払い戻しの際には、お手持ちのチケットが必要となりますので、大切に保管くださいますようお願いいたします。

【中止対象公演】
〇花組宝塚大劇場公演 『はいからさんが通る』(貸切・新人公演含む) 3月13日(金)~4月12日(日)
〇星組東京宝塚劇場公演 『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』『Ray -星の光線-』(貸切・新人公演含む) 3月27日(金)~4月12日(日)
〇宙組TBS赤坂ACTシアター公演 『FLYING SAPA -フライング サパ-』(貸切公演含む) 3月30日(月)~4月12日(日)
〇宙組日本青年館ホール公演 『壮麗帝』(貸切公演含む) 3月28日(土)~4月4日(土)
〇宙組梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演 『壮麗帝』中止についての詳細はこちら

また既に、4月9日(木)までの宝塚大劇場公演、東京宝塚劇場公演およびその他の公演(TBS赤坂ACTシアター公演、日本青年館ホール公演)については、ご観劇を取り止められるお客様へチケット料金の払い戻しをご案内しておりますが、この度、当社主催公演の払い戻し対象期間を4月30日(木)まで延長いたします。払い戻し方法は、後日、宝塚歌劇公式ホームページにてご案内いたします。
なお、公演中止期間延長に伴い、3月31日(火)より予定しておりました、4月1日(水)~9日(木)公演の当日券の事前販売はございません。 今後の予定につきましては、変更がございましたら、随時、宝塚歌劇公式ホームページにてお知らせいたします。


※太字は夜野。


中止期間が延長され、本当に無念だけれど、もはや仕方ない域になっていると思う。
それより、東京都や大阪府の感染者数急増、志村けんさんの訃報……こうなってくると、400人もいる生徒、それを支えるスタッフに一人も感染者がいない…とは言い切れなくなってくる。


命懸けで舞台を創っている生徒たちだと分かっているから、こんなことは言いたくなかったが、もはや、上演中止だけでなく、稽古を続けることについても、考えなければならない時が来ていると思う。
休憩時間にロビーでぺちゃくちゃおしゃべりしたり、公演後に食事や飲みに行ったりしなければ、観客が観劇で感染する可能性はとても低い。そして、宝塚は、再開以来、観客に対してそういう観劇態度を求めていた。だから、会社に行くより、宝塚を観る方が安心だと思って、駆け付けていた。
しかし、それは観客の話。
舞台上の生徒は、唾が飛ぶように歌い、汗が飛ぶように踊る。若くて元気いっぱいの生徒が多い宝塚ゆえに、無症状のまま周囲に感染させることがあるかもしれない。
稽古に入っている月組公演には、松本悠里先生も出演される。失礼ながら先生のお年では、感染は命取りになりかねない。命懸けで舞台を務めるタカラジェンヌだけれど、今は、彼女たちの命を守ってほしい…心から、そう思う。今後の公演の大胆な後ろ倒しや、退団公演の延期など、真剣に検討した上で、今は、すべてを凍結してほしい。


そして、それは、宝塚だけじゃなく、今、稽古している、多くの演劇やその他のパフォーマンスにも当てはまる。
真剣に芝居してれば、セリフの応酬で、唾が数メートル飛ぶし、ラブシーンや乱闘シーン…いくらでも濃厚接触が起きる。しかも狭い稽古場、劇場、いくら稽古しても幕が開かなかったり、資金繰りに困窮したりしたら、疲労が重なって、さらに発症の危険性が増加する。


もし、ここで立ち止まったら、コロナの問題がおさまった後、すぐに幕を開ける舞台はなくなる。
それは、つらい。本当につらい。
でも、私は、これ以上、大好きな人たちを危険にさらしたくない。そのために、私に何ができるのか。そう考えると居ても経っても居られない。


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