SSブログ

柴田先生… [┣宝塚情報]

宝塚歌劇団の演出家、柴田侑宏(しばた・ゆきひろ)先生が本日、亡くなられた…との情報が…[もうやだ~(悲しい顔)]
87歳だったとのこと。ジャニーさんと同じお年だったんですね…。


1958年に宝塚歌劇団に入団されたということなので、61年の長きに亙り、宝塚に貢献されたということになる。
演出家デビューは、1961年、宝塚新芸劇場公演「河童とあまっこ」。
大劇場デビューは、1962年「狐大名」。
主な作品に、「フィレンツェに燃える」「あかねさす紫の花」「星影の人」「バレンシアの熱い花」「新源氏物語」「うたかたの恋」「琥珀色の雨にぬれて」「哀しみのコルドバ」「川霧の橋」「花の業平」など。
1992年の旧宝塚大劇場ファイナル公演で、一本もの「忠臣蔵」にチャレンジ、演劇としての宝塚歌劇をステップアップさせた功労者。この年入団したゆうひさん、この作品で初台詞(いってぇー)だったんですよね。
ゆうひさんのプレお披露目公演「大江山花伝」、プレさよなら公演「仮面のロマネスク」、そして大劇場公演「誰がために鐘は鳴る」…すべて再演ものだったけど、柴田作品に出演できてファンとして幸せでした[黒ハート]
最後の脚本は、2015年「黒豹のごとく」。
生前最後の上演作品は、5月の全国ツアー公演「アルジェの男」、最後の大劇場公演は昨年の「凱旋門」だった。
お通夜は21日、告別式は22日(エテルノ西宮)。喪主はご令室・柴田英子(しばた・ひでこ)さん。


初めて宝塚に触れた頃から、柴田先生の作品にどっぷりつかっていました。長い間、本当にありがとうございました[ぴかぴか(新しい)]謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


nice!(1)  コメント(2) 

nice! 1

コメント 2

でるふぃ

私も、柴田作品が大好きでした。
台詞が美しく格調があって、ヒロイン像が毅然として、かっこいい作品が多かった。
目を悪くされてからもずっと、生徒たちを指導してくださいました。宝塚をずっと愛してくださいました。ほんとに感謝しています。
豊かな楽しみをありがとうございました。先生のご冥福をお祈りします。
by でるふぃ (2019-07-21 02:12) 

夜野愉美

でるふぃさま
コメントありがとうございます。
先生の作品は子供の頃から観てきて、これがタカラヅカの芝居なんだな…と、刷り込まれてきました。
植田先生の歌舞伎的外連味とは別の、馥郁たる宝塚らしい作品世界でした。そういう意味での後継者が今のところ見当たらないのは、残念なことだと思います。
by 夜野愉美 (2019-07-22 22:08) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。