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「モニタリンGood!」観劇 [┣演劇]

久馬君と石田君の演
「モニタリンGood! それが大事」


脚本・演出:久馬歩、石田明


企画・制作:よしもとクリエイティブエージェンシー
主催:吉本興業


昨年4月に観劇した「魔王コント」が合わなかったので、今回は、行くかどうか、かなり迷っていた。最終的には、矢崎広が漫才をやる…というのを見たかったので、行ってしまった。ちょろいな、自分。


モニタリング.jpg


会場のオルタナティブシアターは、有楽町マリオン別館7階に新しくできた劇場で、以前は映画館だったのを劇場に転用した…のかな。場所的に。


舞台はカラオケボックス。
部屋の名前がA・B・C・D…なので、あまり大きくないカラオケボックスなんだと思う。平屋かもしれない。
ここにテレビ局のスタッフがやってくる。
各ルームで歌われる楽曲をモニターし、誰かが、大事MANブラザーズの「それが大事」を歌い始めたら、2番から本人が登場して一緒に歌うという素人ドッキリ番組を企画しているらしい。今日は、その収録日なのだ。
カラオケボックスには、店員(お~い!久馬)が一人だけ。これが、けっこうヤバいキャラクター。
テレビ局のスタッフは、ディレクター(石田明)と女性スタッフ一人(ゆめっち)だけ。実は、その他のスタッフがディレクターに怒りを覚えて、ロケをボイコットしているらしい。
やる気満々の店員は、新しい客が入るたびに、「それが大事」を歌わせようとしたり、隠しカメラに映ろうとしたり、行動が変になっている。


そこへ、やたらと暗い青年(矢崎広)、女子会を開こうとしている三人組(松浦志穂・福田麻貴・かなで)、どう見ても不倫カップル(小林健一・小川暖奈)など客がやってくる一方、機械のメンテナンスのおじさん(加藤啓)や、アルバイト志願の青年(植田圭輔)など招かれざる客も訪れる。そして、色恋沙汰かと思いきや、漫才の相方と別れ話をしようとしていた青山(矢崎)のもとへ、整形してまで笑いを取ろうとしている相方(森田哲矢)が現れ…


どこまでもこんがらがっていく物語が、終幕に向かって綺麗に収束していくのが面白い。
そして、若者も、そうでないメンバーも、体育会的な、ガチでやっている感じが、心地よかったりする。若手とベテランの息がしっかり合っている…というか。


そんな、コントから演劇に発展したような、独特の脚本は、とても面白いし、たぶん才能あると思うの、石田さん。なのに、どうして、今年もあのネタをやるかな…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
昨年の「魔王コント」の時も、気分よくないと書いた相方の事故ネタ。あれから、1年以上たって、もういい加減、しつこいよ…と私は思った。むしろ、忘れてる人を思い出させてない[exclamation&question]


あと、最初、部屋に通された時は、なんだかんだ「それが大事」を熱唱していた青山。その後、クライマックスの時には、「歌えない」と言っていた。どっちなんだ[exclamation&question]というのも、地味に気になりました。


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