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宝塚星組梅田芸術劇場メインホール公演「オーム・シャンティ・オーム」観劇 [┣宝塚観劇]

マサラ・ミュージカル
「オーム・シャンティ・オーム~恋する輪廻~」


脚本・演出:小柳奈穂子
作曲・編曲:青木朝子
振付:御織ゆみ乃、AYAKO、KAZUMI-BOY
殺陣:栗原直樹
装置:二村周作
衣装:有村淳
照明:笠原俊幸
音響:大坪正仁
小道具:西川昌希
インド舞踊指導:野火杏子
歌唱指導:彩華千鶴
映像:奥秀太郎
演出助手:野口幸作
舞台進行:阪田健嗣
舞台美術製作:株式会社宝塚舞台
録音演奏:宝塚ニューサウンズ
制作:西山晃浩
制作補:中下駿
制作・著作:宝塚歌劇団
主催:株式会社梅田芸術劇場


1月に東京で上演されたプレお披露目公演「オーム・シャンティ・オーム」を大阪でも上演することになった本作品、トップコンビ以外の配役が大きく変わったことも話題となっている。
この公演をさっそく観に行って来ました。
なお、前回公演の感想はこちらです。


内容は、1月公演の通りなので、あらすじ等は、上記感想を読んでいただければ幸いです。


ということで、さっそく、出演者感想を役替り中心に。
まず、なんといっても、ムケーシュ役に七海ひろきについて。


ムケーシュは、悪役。
どこをとっても「悪」なキャラクター。
そんなムケーシュを、まさかの、説得力のある「悪」として造形してきた「脚本の読み込み能力」と「演技力」には、脱帽。
まあ、演技力については、前から感じていたものの、芝居が盛り上がったところで歌になる、という宝塚では、そこでだいぶトーンダウンしてしまっていた。
しかし、スカピンを経ての今回、すっかり歌えるようになったかいちゃん、特に2幕のソロが素晴らしくて、そうなったことで、俄然演技にも説得力が増した。
「悪の魅力」でガンガン押してくることちゃんのムケーシュも素敵だったが、オーム・マキージャーと同じように、金もコネもない状況から、プロデューサーにまでのし上がるためには、そうするしかなかった、裏切り、蹴落とした人々の屍の上に今の自分がある、と自覚し続ける七海ムケーシュは、その半生を身に着けた凄味のようなものがあって、これまた魅力的だった。


続いて、オーム・カプールの父親、ラージェシュ・カプール役の天寿光希。1幕では、超イケメン。臨月の妻が階段降りてるのに、サポートもしないでポーズを取っているというところに、どんだけイケメンなんだ…[バッド(下向き矢印)]と、思った。彼にとって、妻も生まれてくる子供も、この時点ではアクセサリーだったのね。
2幕になると、当然、イケオジになっていて、しかも、超子煩悩。カプール家の人間関係がより濃密に、リアルになっていて面白かった。


カプール家の秘書、アンワルは大輝真琴。コミカルな芝居で、場を盛り上げていた。本役以外のダンスシーンなどでも、小柄ながら、やたら目立っていた。


スパーシュ・ガイ監督の瀬稀ゆりと。前回はアンワル役だった。どちらの役も、的確に演じていてピッタリで、しかもスターの邪魔にならない居方をしていて、尊敬しかない。それでいて存在感はあるんだよー[グッド(上向き矢印)]


パップー役の麻央侑希なんともゆる~い感じが、のオームとよい対になっていた感じ。おじさんになっても、全然変わってなくて…この人の人生が少し心配になった。
その分、リシ役の十碧れいやの方が、イケオジを目指したけど、ボンボン感の抜けてない、愛すべきキャラになっていて、素敵だった。


SP役の紫藤りゅう遥斗勇帆SPじゃない時も踊りまくって目立っていた。しどりゅーは、ちょい悪イケメンで目が離せず、遥斗くんは、30年後のオヤジっぷりが、あまりにも堂に入っていて、目がテン。これは、ちょっと目が離せない。


そして、トップコンビは、さらに息がピッタリで、現代のおとぎ話がよく似合う。


フィナーレナンバーで客席も一緒に踊るところも楽しかった。


みなさまも、暑い夏が、もっと熱くなる梅田に皆様もGO[exclamation×2]


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