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「冷蔵庫のうえの人生」トークショーメモ [┣大空祐飛]

「冷蔵庫のうえの人生」土曜日のソワレを観劇した。
終演後にトークショーがあったので、私がツボったところをちょこっとおすそ分け。

出席者は、大空祐飛・大野いと・林正樹

祐飛さんから見た、いとちゃんの印象。
「天然[ぴかぴか(新しい)]
時々、ふわぁ~ってなってるらしい。
ちなみに、いとちゃんから祐飛さんへは、
「やさしい」「だいすき」[黒ハート]
とのこと。
いとちゃんが、歌に苦戦していたら、祐飛さんがアドバイスしてくれたそうで…
そんな話をいとちゃんが語り始めたら、祐飛さん、いきなり客席に向かって、
「歌は教えてないから[ひらめき]
と言い出す。
どうやら、歌う時の心構えとか、気持ちの持って行き方とか、そんなアドバイスだったらしい。
いとちゃんは、祐飛さんが一人で歌っている部分を稽古場で録音して、それを夜寝る時に聴いているそうで…
「そんなことしたら音痴になるからっ[あせあせ(飛び散る汗)]
と、祐飛さんを絶叫させてました。

祐飛さんは、こういう劇中歌については、「歌だと思っていない[パンチ]のだとか。
台詞の延長線上に感じている、ということかな。声を張らないで、気持ちを乗せる…あの歌声のヒミツはそんなあたりにあるのかも。

「生まれ変わるなら、何に生まれ変わりたいか」という質問に対して、いとちゃん、「南の国の木になりたい[リゾート]とのお答え。
これ、けっこう、祐飛さん、ツボってたと思う。

今の人生がけっこう大変なので、南の国の木になって、色々な人生をただ眺めていたい…らしい。
童話に出てくる木のようなものをイメージしているような気がしたが、この若さ(20歳)で、その発言が私もツボ。

林さんは、修学旅行の自由時間にも楽器店に行ってピアノを弾いていたくらい音楽が好きな少年だったそうです。
ジャズ=自由という印象がある、と祐飛さんが言っていたけど、自由であるためのテクニックや知識はもちろん必要だし、ジャズやってるからって誰ともいいセッションができるわけではないらしい。
そんな林さんは、祐飛さんの歌がステキだとおっしゃってました。

林さんから祐飛さんへの質問で、「今迄で一番やりにくかった役」というのがあった。

「ずっと宝塚にいて、やめて女優になって2年目なんですけど」
と祐飛さん。なんか計算が合わない…
具体的なことは言わなかったけど、宝塚時代との違いに戸惑った的な回答。でもそれは、演じている性別の違いじゃなくて、劇場のキャパの違いみたいなとこだと思う、とのこと。
あと、台詞が、自分の言いたくない、綺麗じゃない言葉だったりするとつらいそうです。
祐飛さんの作品選びのポイント、その辺かもしれないですね。

この作品に寄せた言葉の中で、記憶に残っているのは、母親の強さについて。
母親は強いと思う。でもそれは、しなる強さだと思う…と。一歩も引かないというのではなく、相手に合わせたり、耐えたりしながら、何かを守る、そんな強さを感じるそうです。

とっても悲しい物語だけど、母と娘、二人の女性の強さと優しさを描く、二人の女優の飾らない美しさと、父親のような音楽家の優しさ、温かさの片鱗に触れたよい時間でした。

“今日は何の日”
【6月11日】
日本初の銀行、第一国立銀行創立。
(現・みずほ銀行)(1873=明治6年)


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