2015年の「レ・ミゼラブル」 [┣ミュージカル・音楽劇]
ミュージカル
「レ・ミゼラブル」
作:アラン・ブーブリル&クロード=ミッシェル・シェーンベルク
原作:ヴィクトル・ユゴー
作詞:ハーバート・クレッツマー
オリジナルプロダクション製作:キャメロン・マッキントッシュ
演出:ローレンス・コナー/ジェームズ・パウエル
翻訳:酒井洋子
訳詞:岩谷時子
2015年の「レ・ミゼラブル」を観劇してきました!
観劇時の配役は次の通り。
ジャン・バルジャン:吉原光夫
ジャベール:岸祐二
マリウス:海宝直人
コゼット:若井久美子
テナルディエ:駒田一
マダム・テナルディエ:谷口ゆうな
エポニーヌ:笹本玲奈
ファンテーヌ:知念里奈
アンジョルラス:上山竜治
ガブローシュ:松本涼真
リトル・コゼット:陣あいり
リトル・エポニーヌ:吉村宇楽
配役に関しては、スタジオライフの石飛さんが出演している日、ということしか考えてなかったので、今回も、当日、へえ~と、ロビーの配役表を眺めた感じ。
にもかかわらず、しっかり、「Familia」メンバー(岸さん、海宝さん)に当たる辺り、自分、さすが祐飛ファンかもしれない…と、ちょっと驚く
さて、今回のレミゼ、なんといっても、すごい驚いたのは、ファンテーヌが娼婦になった後、最初の客が“工場長”だったことです
前回公演でも、石飛さんが、工場長とファンテーヌの最初の客を演じていたんですが…一応、それは別人だったんです。石飛さんの二役だったんです。でも、今回は、工場長が最初の客…
わかりますこの悲劇が…
そもそもファンテーヌは、工場長の執拗なセクハラにも負けず、工場の稼ぎだけで自分が生活し、さらにコゼットのために仕送りまでしていたのに…もし、工場長のセクハラを受け入れ、愛人になっていたら、ここまでの苦労はしなかっただろうし、髪を売り、歯を売って、さらに身を売る羽目には陥らなかっただろう。
でも、ファンテーヌは、工場長の愛人になんかなりたくなかった。
その結果が、これ…
でも、それは、自分が選んだ道だから、諦めよう…と思っても…最初の客が工場長なんて、悲劇過ぎる…
もう、ファンテーヌには、選ぶ権利はないのだ。あんなに拒んで、あんなにいやだった男を、拒む術がない…
知らない男なら堪えられる。でも、よりによって、工場長…
救いがない
石飛ファンの私がそう思ってるんだから、ファンテーヌ的にはどんなにつらいか…たぶん、心が死にます
ぶっちゃけ、これで脳がフリーズしました…
今回、一番、ハートに残ったのは、笹本エポニーヌ健気な姿にきゅんきゅんでした。エポニーヌが可愛いと、コゼットも可愛さが倍増マリウスとコゼットの幸せを祈らずにはいられなかった
岸さんのジャベールも素敵でした
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