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ひさびさのクイズ―解答編 [┣勉強]

コメント、ありがとうございます!
そして、理由も答えてくれた菜緒さま、ありがとうございます。

では、解答編です。
まずは、問題を再びご覧ください。


 

先日、頭の体操にいいなーと思った、某幼稚舎の受験問題。

もんだい2.JPG
    A           B          C           D 

絵のように白と黒の帽子をかぶった幼稚園生4人がいます。
A君は一人別のお部屋にいます。
B、C、D君は階段の上に並んでいます。
向きは鼻(ずいぶん高いですが)で判断してください。

この幼稚園生たちに、
1.全員で4人であること。
2.帽子の色は白と黒、2人ずつであること。
3.部屋を出ず、後ろを振り向いてもいけないこと。
4.自分の帽子を取って見てはいけないこと。
を伝えました。
あ、部屋に鏡などはありません。

その上で、自分の帽子の色が何色かわかったら、答えなさい!と言いました。

すると、しばらく沈黙があったのち、一人の幼稚園生がおずおずと手を上げて正解を言いました。

さて、それはだれだったでしょうか?
どうしてそれがわかったのでしょうか?


みなさんのご回答の通り、答えは「C君」です。

実は、このクイズ、昔同じ会社で働いていた人がFACEBOOKに書いていたものです。
そしてコメントは、やはりうちの会社のメンバーがガンガン書いていたのですが、管理職になればなるほど、正答率が下がるんですよ。
それが面白くて、出題してみました(笑)

まず、正解「C君」に関しては、これ、考える必要がないくらいですよね。
理屈じゃなくわかると思います。
だって、A君とB君からは、他の人が見えないんですから、答えるはずがない。そして、D君はすべてが見えていて、だからこそ彼には正解がわからない。よくわからないけど、C君以外いないってことが、まず、その場でみなさんにわかると思います。

では次に、C君がどうやって答えを導き出したか、です。
上記の順番に考えていけば、D君が答えなかったことが答えなわけです。
彼が答えなかったということは、彼(D君)に見えているB君とC君の帽子の色が違うということ。
そしたら、自分(C君)が見えているB君の帽子の色と反対の色が、自分の帽子の色ということになるわけです。

菜緒さま、大正解です!おめでとうございます[exclamation×2]

最後に、なんでうちの会社の管理職の方が正解がわからなかったか…という考察ですが。

この問題、ウラが取れないんですよ。
演繹法で答えを出した場合、帰納法でも同じ答えが導き出せるかって、頭のいい人は考えちゃうんです。そうすると答えが出ない。だから、本当にそれでいいのか!って思っちゃうんですよね。
D君が答えなかったこと、これは100%信頼して、自分の答えを出す!
それができないと答えられないんです。

しかし、もういっこ考えて、自分のチームの仲間を100%信頼して答えを出すっていうことを無意識に排除してしまう人ばかり管理職になる会社って…ちょっと怖いかも?


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コメント 2

菜緒

>夜野さま
17~19日まで名古屋に行っていたので、ブログを見るのが遅くなってしまいました。
やったー!理由も「正解」だったのですねー。
「しばらく沈黙があったのち」がヒントですよね。
しかし・・・D君が「分かっていながら答えていないという可能性」を少しも考えませんでした。
昔から私は「疑うことを知らない。騙されやすい。」と言われていましたので、それが正解への勝因でしょうか(笑)
by 菜緒 (2012-02-20 12:15) 

夜野愉美

菜緒さま
大正解、おめでとうございます!
私も、「しばらく沈黙があったのち」をヒントに考えました。
こういうクイズですら、疑いながら考える人もいるんですねー。
騙されやすい方が人生、幸せだと思います。私達の勝ち!ですよ♪
by 夜野愉美 (2012-02-21 21:23) 

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