もしかしたら…

「EXCITER!!」のチェンジボックスの場面を観て、再演の理由に気づいた、と思った。
桜一花、天宮菜生、芽吹幸奈のコーラス場面がすばらしかった、という意見をもらった、と公平先生がうれしそうに「花の道より」に書いていたのをふと思い出したのだ。
海軍兵学校出身の公平先生たっての企画だったという「愛と青春の旅だち」が上演されるのだから、「EXCITER!!」の再演だって公平先生の希望をかなえての企画、というのは十分考えられる。
今となっては追悼だが、企画当時は、少しでも公平先生に元気になってほしくて、公平先生が観たいと思うような作品でラインアップを構成したのではないか、と考えた。
企業としてはいかがなものか、だと思うが、現理事長が息子として先輩プロデューサーの父を思う気持ちは純粋で温かい。と、今は思える。
「銀ちゃん…」も公平先生がもういちど御覧になりたかった作品だったとしたら、うれしいけど、ま、そこまでは、ないか。

そういえば併演の「麗しのサブリナ」でも、クラブシンガーの場面があって、天宮菜生、芽吹幸奈、仙名彩世の3人が、こちらもドリーム・ガールズばりの衣装で「In the Mood」を歌っている。これも中村A先生から公平先生へのプレゼントなのかな？
だったら、もう少し三重唱にしてほしかったけど…。