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張良先生茶話会潜入記-1 [┣未涼亜希]

「虞美人」未涼亜希茶に行ってまいりました[揺れるハート]

で、今回も楽しいお話がたくさん聞けた。

まず、役については、大劇場と東京で変更点はなし、とのこと。
東京公演のためのお稽古が一週間位しかないので、昔のようにもう一度練り直して…という感じではないし、別に敢えて変えるところもないと感じている。むしろ、大劇場の勢いを大切にしたいと思う。
ただファンの方からのお手紙では、変わったというようなことも書かれている。
それはたぶん、大劇場と東京で変わったのではなく、毎日違う芝居になっているところなんだと思う。相手とのやりとりとか、その日の気持ちとかで変わっている部分はある。

張良メイクのポイントは、中国ものなので、日本物のメイクに近い。
ただ張良は武人ではないし、“女のような…”と形容されている人なので、眉も太くしないで涼しげな感じになるように、と心がけている。

演じていて、張良って頭いい!と思うところは?と聞かれ、
「役ですから!」
別に頭いいな…と思いながら演じているわけではないとか。
しかし、張良のことは尊敬しているとは言っていた。

張良を見習いたいところは、自分は、アクシデントがあるとテンパってしまうが、張良は常に冷静に判断ができるので、羨ましい。

項伯(煌雅あさひ)が危機を教えてくれて、鴻門の会に臨む時、本当に言ったかどうかは不明なんですが、「明日があると思うな。今日を生きよう」みたいなことを言ったという本があり、その日一日、悔いを残したくない気持ちで演じている。

金印を持って走るところでは、転びそうになったりしないか?という質問には、持っているところではないが、大劇場の千秋楽で、階段にヒールがひっかかり、転ぶ!と思ったが、無事着地できた。その話を真飛さんにしたら、「張良先生が守ってくれたのかも?」と言われ、本当にそうかもしれないと思った。
どうやら、本物の張良先生を感じながら演じているらしい。

鴻門の会の場面では、項荘(祐澄しゅん)をすごく睨むが…という質問には、あれは、項荘がすごくしてやられた!という顔をするので、それに対して、余裕の上から目線ではなく、こちらも本気でやりますよ…という気持ちを込めたにらみ合いだとのこと。

桃娘(望海風斗)のこと(剣舞を踊って守ってくれる)は、別に指示をしているとかではない。準備していたのは、後宮の女たちだけ。これは聞かれると思ったけど、桃娘のことは、たぶん、張良さんとしては、大道の居酒屋で見かけたので知っていたと思う。

范増先生に馬を用意しています、と言う場面では助けてあげたいと思ったのか?と聞かれ、
「ほかにどういうイミが!!」
と突っ込む姿が可愛い。
居酒屋での会話からずっと続いていると感じてもらえたら。
ただ、張良の戦法は本当はやっちゃいけないやり方で、でも、そうしなきゃ勝てないからやったことだった。だから後ろめたい気持ちもある。
「命だけは大切に」と思って声をかけたが、先生は断って亡くなられた。
  ↑
(植田先生ですか?)

劉邦の即位場面では何とも言えない気持ちになる。
張良がいろいろ犠牲にした結果がこれなんだ、という切ない気持も。

フィナーレのパレードを一人で階段降りする気持ちは…
「必死!」
フィナーレのショーの後、役に戻るのは大変。
衣装は紐で結んだり、薄い衣装なので身体に補正用のものを付けているが、それも再び付けたり、最後のスカーフがまたやっかい。さらに髪の毛が邪魔くさい…って自分がやったんですけど。
絶対間に合わないって言ってたんですけど、やれと言われればできるんですよ、タカラジェンヌは。
あと、シャンシャンが紐みたいなので、これを解くのが必死。

「涼しそうに出てこられますが…」と言われて、
「涼しくない!あっつい、あっつい!!!」
と答えて笑わせてくれた。

彩音ちゃんのミュージックサロンと、その他の話題は、後日、ということで。


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