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緞帳お披露目 [┣宝塚観劇]

子供のためのシェイクスピアカンパニー「シンベリン」について書いてみたした。こちらです。

東京宝塚劇場の緞帳が新しくなった。
偶然、新緞帳お披露目公演(7/17 18時半公演)を観劇することになっていたので、昼、スポーツ新聞で情報を知り、緞帳も楽しみにしつつ観劇した。

今回新しくなったのは、資生堂から寄贈された緞帳
前はたしか、赤地に黒が鋭角的に広がっていて、そこに幾何学模様(三角とか四角とか)がたくさん描かれているようなそんな柄だったような記憶が微かに…

今回の緞帳は、「ビューティー唐草」というネーミングで、資生堂の宣伝制作部クリエイティブディレクターの澁谷さんという方がデザインを担当され、株式会社長谷川つづれによって、西陣本綴錦織の緞帳が完成。
あれ1枚で950キロの重さがあるんだとか。ほぼ1tか…下敷きになったら確実にアウトだな…。

公演に先立って、緞帳のお披露目会があったらしく、月組から瀬奈じゅん、越乃リュウ、花瀬みずかが出席して華を添えたらしい。(楽屋の祐飛さんとも交流があったに違いない)
前回、高砂熱学工業から寄贈された緞帳のお披露目の時には、花組の夏美よう、真飛聖、桜乃彩音が出席していたから、ここは本来、花瀬ではなくトップ娘役が出席するのが正しいのだろう。
2004年の運動会といい、トップ娘役不在時には、なぜか、かならず、あーちゃんが代役だなっ!
ある意味、すごい!

緞帳の感想は…一昔前のモダンって感じ。今、いい感じにレトロなんじゃないかと思った。

以下、経理屋さんのつぶやき…
緞帳は、もちろん超お高いので、固定資産に該当する。固定資産をもらった場合、企業は受贈益を計上しなければならない。
なんですが、専ら広告宣伝用に使われる看板、ネオンサイン、緞帳等の提供である場合は、受贈益の計上は不要ということになっています。どれだけ効果があるかは不明ですが、あの緞帳は資生堂が広告宣伝目的で寄贈したもの…ということになるわけです。税法上は。
緞帳の耐用年数は5年。この場合、贈り主の資生堂は、その7/10の年数で繰り延べ償却することになるので、3年間で均等償却ということになります。前回の寄贈が2001年の劇場竣工時だから、耐用年数をはるかに超えて使用されていたわけで、今回の緞帳もやっぱり7年位は使用するんでしょうかねー。

高砂熱工業の緞帳は、「Horizon」という名前で、白から薄いすみれ色へのグラデーションが美しい。東宝では、演目によって、この二つの緞帳を使い分けていくらしい。
ちなみに本公演は、開演前「ビューティー唐草」幕間「Horizon」終演後「ビューティー唐草」だった。


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