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「愛と死のアラビア」初日報告 [┣大空祐飛]

いや、すごい…
「虹のナターシャ」以来の驚きの結末…あれじゃ、当初の粗筋と全然違うし。
まぁとにかく、ビックリのストーリーなので、少しも早い観劇をおすすめする。この衝撃は、味わえるものなら、味わった方がいい。
さて、祐飛さんは、いきなり銀橋にオケボックスから登場。出てくる場面は、しょっぱなの後は後半に集中していた。なかなかかっこいい、よい役だと思う。場面が後になれば、なるほど、彼がいい人だとわかる、その過程がいい。
出演場面は多くないし、セリフを言う機会も少ないが、一度話しはじめると、センテンスが長く、イスラムの習慣を説明したり、など難しいセリフだったりする。初日の緊張のせいか、少し早口だったかも…と思った。
幕切れも衝撃だったが、イブラヒムの歌もよくわからなかった。どうやら、トマス(真飛聖)のことを、一つの心を分け合った片割れだと信じているらしい。でも、トマスは、トゥスン(壮一帆)には友情を感じているが、イブラヒムには、特に感じていないと思うのだが。(別に嫌ってはいないだろうが)
ネタバレしない程度に、その他の出演者についても、書いておきたい。(「祐飛さん以外」へどうぞ!)

 



トップお披露目のまとぶん。キラキラとした新しい星の誕生。やっぱり、お披露目初日には、独特の温かさがある。
トマスというキャラクターは、まとぶんに似合う性格ではなさそうだが、それを自分のキャラに引き寄せて演じていたように思う。セリフも歌も膨大で、ちょっと噛んでいたかな?でも、堂々としたお披露目だった。おめでとうございます!
彩音ちゃんは、出番も少なく、綺麗な衣装を着るだけで、これといってしどころのない役を、娘役のカガミのように演じていた。一番若い主演娘役なのに、古風だ…。
壮くんは、若く性格のよい、大守の次男。トマスとはすぐ親友になる。まとぶんとはアウンの呼吸を感じる。冷静沈着な長男、イブラヒムとの対比も鮮やか。
みわっちは、トマス同様イギリス軍からエジプトの捕虜となった軍医。気持ちの優しい青年で、彼の存在が、この重苦しいドラマの清涼剤になっている。
一花の演じていた大守の娘が、大きな役だったかな、あとは。ただの我儘娘だが、無駄に小さくて可愛い!その侍女のののすみも、超可愛かった。
専科のお二人は、さすがの存在感。セリフを交わす生徒は、この先輩達から何かを学んでほしいと思う。
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