冷静に、深刻に

連休中、総務の私は５連休だったが、イベントスタッフは、文字通り全国を走り回っていた。
連休とともにイベントも終わり、３月から懸案となっていた役員さんとの食事に行くことになった。

場所はスカイラウンジ。こちらは、総務の上司と二人。全員が出向者なので、親会社と子会社の両方の話ができる。
最初に話したのは、たしかに、今はまだ業績が思うようにいかないけれど、社長に出会ってこの場所にやってきて、出来ない経験をさせてもらっていることは、やはり貴重で幸せなことだ、という話。こんなスカイラウンジで東京の街を一望できる場所でゆったり食事など、前の会社ではたしかに思いもしなかった。
それから、掛け違えたボタンの話。社会人経験は長い私たちだが、業界にはうとかった。だから「こういうものなんです」という社長や、業界経験者の人たち（社員・業者）に言われるままにしてしまう部分は多かったし、ヘッドハンティングされてきた社長に遠慮もあった。でも、業界はドッグイヤー。もしかして社長のやり方は、もう古かったのかもしれない。
そして、親会社のこと。もう少し、私たちのことを長い目で見てほしいけれど、どこまで許されるだろうか。
ここから、具体的な仕事の話になり、イベントのことや今後のことなど、話は尽きなかった。あきらめてない。あきらめたくはない。なんとか、起死回生の一発…それがなきゃ、戻るに戻れない。

静かに、でも真剣に、語ったあと、とりあえずは、今の仕事に全力を尽くそうと思った。（とはいえ、１円でも安くしようと努力している傍らで、よけいなこだわりを見せる社長を見ると、時々どつきたくなる今日この頃なのだった。）

【去年の今日】
簡単レシピの紹介。
最近、酒のサカナ、作ってないな～。たぶん去年は家で飲むことが多かったんだと思う。最近、接待があったり、仕事で遅くなったり、と、家での時間が取れず、料理も全然していない。
ストレス解消にいいのだけれど、今はストレスを感じる暇もない感じ…。