「表現者ノマド」-13(リモート版) [┣大空ゆうひ]
朝日カルチャーセンター新宿教室「表現者ノマド」シリーズ、13回目。
今回のゲストは、写真家のMARCOさん。ゆうひさんがつけたサブタイトルは、“泳ぐように撮る”
MARCOさんとゆうひさんは、MARCOさんがアシスタントを務めていた、蜷川実花さんの撮影スタジオで出会ったそうだ。ゆうひさんの写真集「I'm here」は蜷川さんが撮影しているが、それより前にも、一度一緒にお仕事をしていて、その時に出会ったそうなので、かれこれ15年くらいのお付き合いになるようです。
ちなみに、蜷川実花×大空祐飛写真集「I'm here」はこちら。
こちらの発売から、もう10年なんですねー
そんな、MARCOさんが、ご自身で撮影のお仕事をされるようになったのは、2004~5年くらいから。
そもそもは、絵を描くのが苦手で、写真で自分の思う世界を表現したいと考え、独学で、カメラマンになったという経歴。
蜷川さんのところでは、蜷川さんがカメラをかまえ、シャッターを切る前のすべてのセッティングを担当されていたとのことで、ゆうひさんは、MARCOさんのセッティングしたセット(特にライティング)が、とてもお好きだったそう。
「どこでも自由に動いてもらえるようなライティング」を心がけているそうで、そういう部分がゆうひさんの感覚とマッチしたのかもしれない。
「自分のイメージで撮られてないとショック」とおっしゃるゆうひさんは、けっこう難しい被写体かもしれない…という気はしている。でも、退団して、新しいスタートを切ったゆうひさんのカレンダーは、なかなか刺激的で、まさに「ゆうひ劇場」だった。
ゆうひさん的には、「宝塚やめて女優になる前の写真は、両性具有的で、生き物が生まれ変わるその時期にしか見られないもの」という認識だったようで、「実は迷いがあったけどそれも撮ってほしい」という意識があったそうだ。
ほんとに両性具有的な、あの時期だからこそのセクシーさ満載の、かなり攻めた写真だったなぁ~
(実際にカレンダーの写真も映像で見せてくれてて、あらためておおーっと感じた。)
MARCOさんから見たゆうひさんの印象は「少女」だそうで、うん、なんとなくわかる
そんなMARCOさん、普段写真は撮らないとのこと。
お仕事では、水中での写真を多く撮っていて、陸地では持てない重いカメラを持って、陸地では撮れない写真をたくさん、撮影しているとか。
MARCOさん、というお名前の通り、おかっぱ頭の、こちらも少女のような素敵な方でした。
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