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今年観た舞台、総ざらい [┗エンタメへの想いとか薀蓄とか]

宝塚以外の舞台の総括、3回目です。


(1) ミュージカル作品
観劇したのは、次の作品です。
1月 HEADS UP!(ツアー~赤坂ACTシアター)
2月 マタ・ハリ(東京国際フォーラムホールC)、BEFORE AFTER(キンケロシアター)
3月 Romale(東京芸術劇場プレイハウス)
5月 よろこびのうた(坊っちゃん劇場)、アメリ(銀河劇場)
9月 王様のピッツァ他(文化シャッターホール)、ナイツ・テイル(梅田芸術劇場メインホール)、ジャージー・ボーイズ(シアター・クリエ)
10月 るろうに剣心(新橋演舞場)
11月 マリー・アントワネット(帝国劇場)
12月 キャッツ(キャッツシアター)


全部で12作品。去年より、減ってますね。今年はチケットが厳しかったです。
この中で、私的に、これはっ[exclamation×2]と、評価したい作品は…


うーん…どれも良かったと言えば良かったのですが…
ダントツの作品がなかった…ような気がします。(「HEADS UP!」は前年の作品ですしね。)


佳作として、「BEFORE AFTER」、「よろこびのうた」、「王様のピッツァ」、「マリー・アントワネット」の4作を挙げたいと思います。

(2) 演劇作品(中劇場レベル)
観劇したのは、次の作品です。
1月 TERROR(紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA)、黒蜥蜴(日生劇場)、戯伝写楽2018(東京芸術劇場プレイハウス)
3月 閉店拒否(シアターサンモール)、夏への扉(サンシャイン劇場)、怪人二十面相(サンシャイン劇場)、修羅天魔~髑髏城の七人 Season極(ステージアラウンド)
4月 PHOTOGRAPH51(東京芸術劇場シアターウエスト)、火星の二人(シアター・クリエ)
5月 人形の家(東京芸術劇場シアターウエスト)、無伴奏ソナタ(サンシャイン劇場)、ハングマン(世田谷パブリックシアター)
6月 黒蜥蜴(三越劇場)、肉の海(本多劇場)
7月 老いらく長屋騒動記(本多劇場)、モニタリンGood!(オルタナティブシアター)
8月 青空(三越劇場)
9月 サメと泳ぐ(世田谷パブリックシアター)、新版 現代能 安倍晴明(新宿文化センター)
10月 はみだしっ子(シアターサンモール)
11月 ペコロスの母に会いに行く(四谷区民ホール)、さよならチャーリー(三越劇場)、犬神家の一族(新橋演舞場)、民衆の敵(シアターコクーン)
12月 ロミオとジュリエット(本多劇場)、有頂天団地(新橋演舞場)


全部で26作品…今年は、ミュージカルより演劇作品を観ていたようです。
この中で、私的に、これはっ[exclamation×2]と、評価したい作品は…けっこうあるんですよね…


「戯伝写楽2018」「修羅天魔」「人形の家」「無伴奏ソナタ」「サメと泳ぐ」「犬神家の一族」「民衆の敵」…なんと7作品もありました。なんですけど、このうち、「修羅天魔」は初めてお邪魔したステージアラウンドという劇場への評価も含めて…になります。また、「人形の家」は、ゆうひさん初キスシーンへの評価もプラスしています。そして、「犬神家の一族」は劇団新派の今後へのエールも含めての評価です。


なので、純粋に演劇としての評価という意味では、


「民衆の敵」[exclamation×2]
2時間15分という上演時間を全く感じさせない濃密な芝居、トリッキーな演出、終演後、席を立てなくなったのは久しぶりでした。
田中哲司主演の「サメと泳ぐ」も、「死と乙女」レベルのハードな芝居で、椅子からお尻が浮くほどの緊張感でした。田中の主演作といえば、今年は「ハングマン」もブラックでとても好みの作品で、今年はパブリックシアター×田中哲司の当たり年だったと思う。
「サメ…」は、今年大ブレイクした田中圭の好演も忘れられない。


(3)演劇作品(小劇場以下)
小劇場の区分が、昨年と再び少し変わっています。色々試行錯誤…朗読も今回は劇場サイズで分けて入れています。
観劇したのは、次の作品です。
1月 R&J(シアタートラム)、妻らない極道たち(あうるすぽっと)
2月 阿国華舞台(日暮里サニーホール)DRACULA(ウエストエンドスタジオ)
3月 岸リトラル(シアタートラム)、真説・春琴抄(ワニズホール)
5月 アンナ・カレーニナ(あうるすぽっと)、サウンド・オブ・三度笠(劇場HOPE)
6月 星くず爆笑寄席(劇場HOPE)、ラヴ・レターズ(草月ホール)、グッド・バイ(ザ・ポケット)、ニューレッスン(シブゲキ)
7月 カリフォルニア物語(ザ・ポケット)
8月 さくら流し(シアター・グリーン)、Who am I?(ウエストエンドスタジオ)
9月 言葉の奥ゆき通(ウエストエンドスタジオ)、化け猫ロッキーホラーショー(劇場HOPE)、12人の怒れる男(サンモールスタジオ)、まさに世界の終わり(DDD青山クロスシアター他)、14歳の国(早稲田小劇場どらま館)
11月 徒然アルツハイマー(ウエストエンドスタジオ)、男おいらん(ワーサル八幡山)、右まわりのおとこ(あうるすぽっと)
12月 善悪の彼岸(ザ・ポケット)、幻獣(SUMUZO STUDIO)、Happy Families(ウエストエンドスタジオ)


こちらも全部で26作品…しかも、この中で、私的に、これはっ[exclamation×2]と、評価したい作品が、また、目白押し…[爆弾]


「岸リトラル」「真説・春琴抄」「アンナ・カレーニナ」「グッド・バイ」「ニューレッスン」「さくら流し」「14歳の国」「徒然アルツハイマー」「善悪の彼岸」「Happy Families」


とってもここから1作とか選べないし…[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]


ということで、さらに厳選して、


「ニューレッスン」
「徒然アルツハイマー」
「善悪の彼岸」
「Happy Families」


の4作をベストにしたいと思います。
「徒然アルツハイマー」を落として3作にしようかと思ったんです、実は。家族ものとしては、後から見た「Happy Families」の方が印象が強くなってしまったから…。でも、20年以上色褪せない小劇場作品の金字塔のような珠玉の作品と並んでしまうこと自体、Jr.5の小野健太郎作品はすごいかもしれない…と思い直し、今後への期待も含めて、4作にしました。


たくさん観た外部公演、どれが一番なんて決められないですが…誰かに、賞をあげるとしたら…


そんなわけでスタジオライフの小野健太郎さん[exclamation×2]
Jr.5は、スタジオライフの5期生という意味なのですが、退団者、幽霊部員含めて活動している「ジュニアファイブ」に、進化を遂げていたのですね。今年、ようやく観ることができてよかった~[揺れるハート]
オノケンは、「徒然アルツハイマー」の脚本・演出を担当。最近、ライフには出演していないが、出ていた時は、パックをやったりしていた。そういうキャラクターを演じていた小野は、いつしか大劇作家になっていた。もしかして、現代のシェイクスピアなのかもしれない…なんつって。


そして、俳優さんという意味では、多田直人さんに、マイフェイバリットアクター賞を差し上げたいと思います。
(どっちも副賞ないけどね)


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