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「ラヴ・レターズ」 [┣矢崎広]

6回目の「ラヴ・レターズ」。前回は、TOSHI-LOW×大空祐飛(現・ゆうひ)。感想は、こちらです。


「ラヴ・レターズ」は、アメリカに住む男女の約50年におよぶ手紙のやり取り、という設定の戯曲を、男女の朗読という形式で、ステージ化した作品。


今回の出演は、矢崎広×妃海風。


パルコ劇場が建替中ということで、今回は、草月ホールでの開催となった。また、演出の青井陽治さんの死去により、演出家が藤田俊太郎氏になっている。藤田演出での「ラヴ・レターズ」は初観劇だ。
青井さんの時は、リハーサル以外に出演者へのレクチャーを行っていた(若手の俳優の場合は8時間くらい)そうなのだが、藤田さんはどうなんだろう[exclamation&question]初演からの年数が経過するにつれ、作中に登場する言葉の意味は、どんどん分かりづらくなっていくように思う。


会場が変わったせいか、演出が変わったせいか、新鮮な気持ちで観劇。
矢崎の持ち味って、アンディっぽいな~と、あらためて思う。揶揄されるくらいに真面目で、真摯で。でも、それだけじゃない…みたいな。妃海の持ち味も、メリッサかもしれない。オタクな芸術家って感じで。
6回目ともなると、ああ、どこですれ違っちゃったんだろう…みたいな、忸怩たる思いは、すっかりなくなっていて、こういう二人だから、すれ違うのも必定、結婚してたら、ラヴ・レターズは続かなかったし、これでよかったんだよ…という視点になってくる。
そういう目で観ているせいか、それとも、本当にキャラが合っているせいか、見事なアンディとメリッサだった。


唯一の失点は、照明が溶暗していくラストの長い手紙を読む場面で、テキストの文字が見えなかったのか、矢崎が読み違いをしてしまったことかな…。
これは、ちょっと、トラウマになりそう…[爆弾]あそこまで暗くするの、必要あるかなぁ~[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]


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