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「経世済民の男・小林一三」 [┣本・映画・テレビその他エンタメ紹介]

2週連続で放映された「経世済民の男・小林一三」、ご覧になりましたか[exclamation&question]

星南のぞみちゃん(鳥井春子役)の出演時間は、なんかあっという間だったような気がするのですが…[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]

現役生が登場する当時のレビュー場面(イメージ)がけっこうあって、なかなか楽しかったです。小林一三さんがいたからこそ、宝塚歌劇100年の歴史があるわけで、正座して見てました。
ナレーターを担当した長男の冨佐雄は、ドラマの最後に癌で入院する場面が出てくるが、一三が急死した年の10月に死去している。次男・辰郎は松岡家に養子に出ており、小林家は三男の米三に引き継がれる。米三の養女(辰郎の実子)喜美の婿となったのが、公平氏で、三菱の大番頭・三村家の出身。(「猛き黄金の国」という作品がなぜ上演されたのか、なんとなーく邪推したくなる話ですね)

一三が亡くなったというナレーションの後、大階段を軽やかに上っていく一三(阿部サダヲ)を見ながら、主人公が死んだあとにフィナーレになる宝塚歌劇そのものだなーなんて感じました[黒ハート]振付にAYAKOさんが入っていたからか、違和感の少ないレビューシーンでした。

日本が戦争に向かっていく中で、あくまでも、人間の根本的な幸福追求への欲求を訴える一三のシンプルな考え方が素晴らしいと思った。
頭でっかちな官僚トップの小憎らしい男(大東駿介)との対立に血が騒いだが、もちろん、彼のモデルは、岸信介…ですよね[爆弾]

NHKなのに、やること大胆だわ~[わーい(嬉しい顔)]

阪神電鉄との合併話を、“阪急が吸収するなら”と一蹴する話に、思わず、ニマニマしてしまった。今のホールディングスについて、一三さんは、どう思っているのだろう…[exclamation&question]

一三の最後のスピーチの言葉が素晴らしかった。

夢を描いて、知恵を絞る、努力をする
そのはてに笑ってくれる人がいる
そしてその対価として報酬がついてくる
これがね、実に楽しいことなんです

努力はね、絶対に報われなきゃいけません

彼の哲学は、戦中戦後を通して変わることがなかった。宝塚歌劇団100年の礎を創った男―さすがです。


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