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丹波屋八右衛門様 お茶席報告 [┣未涼亜希]

まっつ茶.jpg

「心中・恋の大和路」東京特別公演の未涼亜希お茶会に参加してきました。

いつものように、簡単ですが、覚書程度の記事を残しておこうと思います。

和ものの作品ということで、まっつは和服姿でのご登場。若旦那といういでたちでした。

冒頭、「乾杯のご発声を」となった時、まっつのテーブルには、飲み物が置かれていなかった。

「乾杯したいんですけど…」

と、会場のスタッフに訴えるまっつ、超ラブリー[揺れるハート]

係の男性が、ダッシュでアイスティーを取りに行っている間、壇上で立ったまま、まっつは、両手をペンギンみたいにぴらぴら[かわいい]している。どこの愛玩動物?そして、なかなか戻ってこないスタッフに、ぼそっと、

「どこまで行ったんだろう?葉っぱから?」

とつぶやいていた。姿が可愛いので、発言も毒舌ながら、可愛いように感じてしまった[たらーっ(汗)]

その後、無事乾杯が終わり、司会が「どうぞお座りください」と言ったら、
「座ってます[わーい(嬉しい顔)]
と、すでにどっかりとお座りになっていたのだった。立ってる時間、長かったもんね[あせあせ(飛び散る汗)]

最初の質問は、「青年館に出演されるのは最後ですが…」というもの。
実は、「ブラックジャック」の時にも、青年館が取り壊されるので、おそらくそれが最後の青年館だろうという話が出ていた。今回は、
「何回も立ってるので別に」
というお答え。あの時は、自分が主演で立っていることに感慨があったようなので、今回は、
「最後なんだな―」
と思う程度だとか。あれからオリンピックも正式に決まり、今度こそ最後の青年館公演になるだろうとのこと。

続いて、「大阪弁と船場言葉の違いについて」
「わかんないって言ってるんで」
と、少々突き放したようなお答え。まっつ的には、関西弁を普通に話して、特に直されもしていないらしい。
「わたしもわかりませんよ。言い回し?」
ということで、船場言葉の謎は、残ったまま。
そして、これは大阪でも言ったけど…と前置きして、“おおきに”のイントネーションが思っていたのと違ったとは語ってくれた。
私たちがよく知っている“おおきに”のイントネーションは京都弁だとか。
大阪では、おきに、と、最初が高くて強いんだとか。

「忠兵衛さんとは、いつからのお友達ですか?」という質問には、
「4年前から」
具体的な数字に会場が沸いた。
壮さんがおっしゃるには、忠兵衛さんが亀屋に来て4年らしいです。その時からの友達という設定だとか。

「忠兵衛さんが、五十両のことを頼んできた時のお気持ちは?」
「またそれか[ふらふら]結局は女かよ[バッド(下向き矢印)]


「八右衛門さんは結婚してますか?」
「結婚してると思います」
「夫婦仲は?」
「いい感じ」

「忠兵衛さんが、たった一人の友達とのことですが…」
「向こうにとってはそうかもしれないですけど[爆弾]
八右衛門さんには、ほかにも、幼馴染など、お友達は多いそうです。

新町にもしょっちゅう遊びに行っているような設定を心配するムキにも、
「米問屋は堅実なんです。お金持ってるし[有料]
と、忠兵衛との違いを強調していた。

続く質問は、「ビン水入れのその後について」
忠兵衛が、五十両の代わりにビン(鬢)水入れを渡してきたことを、槌屋の見世先で暴露した八右衛門。その時、女将に見せた証拠のビン水入れは、あの騒ぎの後、どうなったか、という質問だった。
「槌屋に置きっぱなしじゃないですか」
と言いつつ、「みんな変なことばっかり見ている…」とつぶやいていたような[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]

そして、「預かり証文の言葉は、その場で書かれているようですが?」という質問には、
「毛筆好きです。習っていて、適当なとこでやめましたけど。『仁』の時に、客席に飛ばす紙ヒコーキ用に、筆ペンを使ってから、また嵌まりました」
との回答。
司会がスルーしたため、「それについてはコメントないんだ[爆弾]と、ぼそっ。
なので、「今度見せてください」と司会が振ると、
「裏から見えるでしょうー?そのためにわざわざ書いてるんだから[爆弾]
と、見せる気はなかったらしい。

さて、逃げた忠兵衛を追って、飛脚宿衆は変装しつつ大和路にやってくる。
「そんな皆さんの変装のうち、やってみたい変装は?」という質問には、
「ない」
と即答。つか、これ、絶対、その答えを狙っての質問だよね?[わーい(嬉しい顔)]

「あのメンバーの中で、誰が一番、なりきってるか?」の質問には、
「藤屋さん(香稜しずる)。むしろ、古手買いが、成り上がって飛脚屋になったとしか思えない
とのこと。がおりくんも、ここまで言ってもらえて、嬉しいことでしょう[あせあせ(飛び散る汗)]

「忠兵衛を捜しに行ってる間、米問屋の方は大丈夫なんでしょうか?」
捜索期間は、晩秋から冬にかけて、けっこう期間があったという設定らしい。
「うちは優秀だから、大丈夫です」
だそうです。

この辺でちょっと真面目な質問も。
「宿衆に囲まれた時、手を合わせるのは、どういう意味があるんですか?」
「理由がふたつあって、ひとつは、宿衆たちへの二人を逃がしてやってほしいという懇願。そして二人への思い、です」
「最後の、『この世にただ一つ』を歌っている時のお気持ちは?」
けっこう無心。役を超えたところ、一人の人間として、歌っている。役だけの感情では、歌いきれない

「好きな台詞は?」
「おはよう」(わりと即答)
槌屋に行った翌朝、あらためて五十両の話をするために、亀屋を訪れた時の第一声とのこと。

「振付・演技指導の初代八右衛門、峰先生はどうおっしゃっていましたか?」
「あーしろこーしろとは言わない。私のやりたいことを認めてくれて、その上で、欲を言えば…と、実現するためのアドバイスをくれる感じ」

最後の質問は、米問屋の八右衛門さんということで、お米つながりで「好きなおにぎりの具は?」だった。
「今はめんたいこ」
好きな具は、その時々で変わるとのこと。で、今は、めんたいこだそうです。ただ、最後の質問がそれ、という件については、かなり疑問を感じているようだった[爆弾]

作品については、だいたいこんな感じだったかな?
続いて、100周年関係の質問。
4月4日、6日の祭典、『時を奏でるスミレの花たち』と、5日に行われた100周年の式典について。

まず、感想は、「大変だった[ダッシュ(走り出すさま)]
鬼のかつらは自分で用意したとのこと。特に演出指示はなく、「なんでもいいよ」と言われたらしい[爆弾]
で、「ここぞとばかり」色々拘ったら「あーなった」そうで、他の鬼さんたちは、みんな意外とシンプルだったとか。その中で、真風涼帆さんがちょっと派手だった。
ゆりかさん(と、なぜかサン付け)とずっとしゃべっていた。
「あの人、面白い。変に気が合っちゃって、友達一人できた」そうです。
みやるりかちゃん、かちゃ(いずれも本人による呼称)など、鬼六人はいつも一緒でなにかしゃべっていた。
祭典の稽古は、鬼⇒白燕尾⇒鬼⇒白燕尾で、化粧替えしてるかしゃべってるか、OGさんを観るか、という感じで過ごしていた。
OGさんとは「いろんな方とちょいちょい」しゃべったそうで。
名前を挙げていたのは、春野さん、真飛さん、ヤンさんとうこさんケイとなみ、あすかも来てたので(しゃべった)。(ここも呼称は本人による)
「知り合いじゃないんですけど、かりんちょさんとお話させていただいて。あと先生。祐飛さんもパーティーにはいらしてて」
祐飛さんのことも、忘れずに言ってくれたのが、ちょっと嬉しかった。
(上演中は)花道とかも見に行って。
その中で、感じたのは、OGのてきとーさ加減。おおざっぱ。ゆるーい空気感に慣れてしまって、鬼っ子6人、このゆるさから抜けたくないそこまで言うか!
「ほんとにてきとーだった。(やることになってたのに)三方礼やんないんだー、手振っとく?」という最後だったらしい。
「今の現役生とは全然違う」OGの姿に、なにやら感じるものがあったようでした。

抽選会では、クリアファイルとセットになっている写真について、「こんなのあるんだ?」と驚いていた。クリアファイル自体は、発売記念にキャトルからもらったらしく、「使ってない、つかえないよー[ダッシュ(走り出すさま)]だそうです。
「宝塚おとめ」にサインを入れたものも抽選の対象になっていたが、「おとめ」での“やってみたい役”がチェーザレ・ボルジアだという件については、
「なんとなく。私、いつも、なんとなくなんです」との弁。

最後のコメントは、こんな感じだった。
「こんなに面白い作品ってない。(八右衛門的には)自分の思いとは違ったけど、幸せだったんだなーと最後にはわかる。忠兵衛門の信念が伝わる。その信念に打たれたから、宿衆も最後、みんな帰っていく。もしかしたら、寄合もお仕置きがあるかもしれないけど、それでも帰っていく。そんな芝居を最下級生まで集大成をお見せしたい」

【今日の言葉】~宝塚日めくりカレンダーより~
「私の目にも、心にも美しい光が返つて来た。二つとない、永久の光がね」byセデイ@『私のアンジェラ』
作・演出:高崎邦祐
星組 1956年

掲載されている写真は、寿美花代さん、夏亜矢子さんでした。


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