腐ってもベルばら [┣宝塚観劇]
「ベルサイユのばら」が東京にやって来た!
植田紳爾先生が初演の「ベルばら」を書いてから、もう39年。
クオリティが変わってくるのは仕方がないが、時の流れの残酷さを感じる脚本ではある。
そして、鈴木先生の演出も、植田クオリティをどうにかできる力はなく…
それにしても、トップ娘役がロザリーなら、どうして、初演の花組(雪組)版をやらないんだろう?
あれはロザリーの出番が一番多いバージョンなのに…。たしかにアントワネットがロザリーとは別に君臨しているが、月組には裏トップ娘役、稀代の姫役者の花瀬みずか様がいらっしゃるし、そのあーちゃんのサヨナラ公演なのだから、アントワネット位させてあげてもいい気がする。
(初演の花Ver.であって、再演の雪Ver.ではない。やっぱり、オスカルの女装シーンは入れたい。)
その場合、役の比重が今回とは違うので、配役は少々変わることになるかな?
現在、3番手の美弥るりかがフェルゼン、ベルナールは華央あみり、とか。
とはいえ、懐かしい歌やダンスには自然と身体が動く。バスティーユのダンスは、今観ても神振付!
「隊長、見て下さい、バスティーユに白旗が!」
は鉄板ですねー
そういえば、今回、バスティーユ攻撃の前のオスカルのセリフに説明部分が加わった。
そこ、説明するんだったら、もっと説明すべきことがあるだろう
夜野さま
あーちゃんのアントワネット、それ、すごく同意してます!
『マリーアントワネットは、フランスの女王ですからっ』、と大見得切った、
最後のあーちゃんの晴れ姿、目に浮かぶようです。
二つの恋愛が織りなすことによって、舞台も深みが出ますね。
杜さんアンドレの雪組、きゃぴきゃぴの娘役、鮎ゆうきさんに対する、
仁科有里さんの誇り高い姿を思い出します(生は観てませんが)
あーちゃんと、みやちゃんのカップルも美しかったに違いない。
夜野さまに、劇団演出部に入っていただきたい位です。
by でるふぃ (2013-02-23 21:11)
でるふぃさま
コメントありがとうございます。
いいですよね、あーちゃんのアントワネット!
それに、それだけじゃないんです。初演の花・雪版は。
オスカルがドレスを着て舞踏会でフェルゼンと踊ります。そして、ハンカチを落としたその女性を求めて、控室を訪ねるのです。この時の貴公子フェルゼンは、本当に素敵なんです。きっと美弥さんに似合ったと思うんですよねー。
by 夜野愉美 (2013-02-23 22:33)
夜野さま
はじめまして。
初演花組は小学生の時観ました!
本当に何故、あれ以来ドレスのオスカルやらないのでしょうね。
フェルゼンへのオスカルへの思いが切なくて好きだったな。
オスカルとロザリーの場面も夢々しくてよかったですよね。
ベルばらの良さを本当に生かした作品が観たい。
by みつ (2013-02-24 20:04)
みつさま
はじめまして。コメントありがとうございます。
あのVer.は、平成初再演の雪組で一度上演されたきりですね。でも、あの時はトップがアンドレ役の杜さんだったので、オスカルの一路さんに、目立ち過ぎるドレスのオスカルはさせられなかったのでしょう。
その後のオスカル編はどれも気に入らない設定で残念です。
トップ娘役がロザリーの時は、あのVer.が観たいです。
by 夜野愉美 (2013-02-24 23:15)
ベルばらは、オスカル、アンドレ、フェルゼン、アントワネットの4人全員を出して欲しい!!
オスカルが主役ならドレス姿も欲しい。でもって、あのドレス姿の目的(フェルゼンと踊って、気持ちにケリをつける)も取り入れて欲しい。でもってでもって、長年思っているのだけど、原作通りの「オダリスク風ドレス」をまとって、あの髪型にして頂きたい!ワッカのドレスじゃなくて。
でも、夢見心地で一人踊りながらコケる安奈淳さんオスカルは可愛かった…。
by 祐飛鉄線 (2013-03-05 00:16)
祐飛鉄線さま
たしかに4人全員が出る“ベルばら”がベストですよね。
原作通りのドレス姿も、今の男役さんなら似合うでしょうね。
私も、コケる安奈さんの可愛さが好きでした。コケる汀さんは、超面白かったですが♪
by 夜野愉美 (2013-03-05 00:32)
祐飛鉄線様のコメント見て出て参りました。
普段は愛想がなくて怒っているのかと思わせるオトミのお茶目な可愛いオスカルは忘れられません。歌もピカイチでしたね。
祐飛さんの「上方花舞台」に出演されていた初代オスカルちょうしゃんを見てサインを弟さんにお願いに行ったおバカな子供時代を思い出しました。アポなしなのにちゃんと預かってくれました。
by July (2013-03-05 19:32)
すいません。タイプミスしちゃいました。
訂正。しょうちゃんですね。
恥ずかしい。
by July (2013-03-05 19:36)
Julyさま
コメントありがとうございます。
榛名さんのサインを貰いに行かれたのですか?すごいですねぇ♪
あの当時は、月組でオスカルを演じた榛名さんが、花組でアンドレに回るということで、ファンの間で大騒ぎだったらしいですね。
今だったらネット炎上してたかもしれないですね。
by 夜野愉美 (2013-03-05 23:13)
Julyさま お久しぶりです!安奈さん=おトミさん、汀さん=ジュンコさん。等号の結び方をよく混乱してしまいます(^^;
トップ娘役がロザリーの場合、ジャンヌ、シャルロット、ポリニャック夫人も登場させて、血縁関係の苦しみ悲しみも描いて欲しい…。昔はありましたよね。
…こんなにコメントしているのは、ヅカばらを愛していると言うより、劣化っぷりが悲しいからです(>_<)
いつぞやの、ロザリーへのベルナールの台詞「お前はジャルジェ家の小間使いをしていた…」には立ち上がって「何じゃそりゃ!」と叫びたくなりました(+_+)
by 祐飛鉄線 (2013-03-05 23:28)
皆様、お久しぶりです。
祐飛鉄線様、同感です。
確かにすごい劣化っぷり、悲しいですねぇ(泣)私も「ジャルジェ家の小間使い」には「は?何、それ?」となりました。
私は平成元年の再演からしか、生では知らないですが、まだ雪と星は、昭和版の良さが残っていますよね。
花以降なんだかおかしくなって、月で、アントワネットとフェルゼンを出さずにディアンヌをヒロインにしたあたりから完全に暴走状態になったような・・・
それでも、再演される度に、ブランク時代も、これだけは観ていた自分が悲しいです・・・(外伝全ツ・中日を除く)
by msy (2013-03-06 09:00)
祐飛鉄線さま
「母なのです、この人はやっぱり、私の母なんです!」「母と、母と呼んでくれるのですか?」「おかあさまー」
みたいな場面、ありましたよね?すごく好きでした♪
シャルロットもいい役ですよね。
msyさま
平成の再演、雪と星は、昭和のほぼ再演だったんですよねー。花と月が新作で…。それでも、21世紀のベルばらに比べるとまだどうにかいいような気がします。つまり、劣化の一途?
にもかかわらず、外伝三部作&中日まで観劇した私は、負け組でしょうか?
by 夜野愉美 (2013-03-07 00:12)
夜野さま 記憶が曖昧ですが、母娘のそんな会話があった様に思います。今どき「母恋い」シーンはウケないのかもしれませんね。
msyさま 回を重ねる毎に謎の台詞が増えて行く気がします(x_x)
さてさて、ムラも東宝も大賑わいなところに水を差すのはこの辺りにしておきますか…。
by 祐飛鉄線 (2013-03-08 07:28)
祐飛鉄線さま
ウケませんか?
残念!植田先生オリジナルの中で、ここは、本当に好きな場面です。だって原作ポリニャックは心底悪役で、ロザリー可哀想すぎなんだもの…
そして母子の会話をそっと引き取って、「ポリニャックさん、あなたはもう一度母親に立ち戻って、考えなおすときが来ているのでは、ありますまいか。私も同じことを考えていました」と、決意を語るアントワネット様が素敵すぎます。
アントワネット様自身が毅然とフェルゼンを切ることで、「オスカル・アンドレ編」は、革命のその後の物語を語る必要がなくなるんですよね。初演版は植田先生の、いい意味での割り切りがそのバージョンならではの切り取り方になっていて、今でもうまいなーと思っています。
by 夜野愉美 (2013-03-09 23:41)
こんなに登場してよいものか…。
夜野さま あの母娘の会話がそこに繋がって行くんですか!確かにそうすると、オスカルとアンドレにスポットを当てたVer.でもアントワネットの見せ場がしっかりありますね。初演一巡作品は植田先生オリジナル部分に「こういう描き方も有りだな」と思わせるものがあったのですが…。
by 祐飛鉄線 (2013-03-10 21:25)
祐飛鉄線さま
久々のコメント応酬になりましたね。
なんか、カウントダウンを思い出します。なのに内容はベルばら(笑)
劣化する植田先生にどこまで付き合わされるのか…それもまた、興味がつきないかもしれません…
by 夜野愉美 (2013-03-12 21:02)