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シャングリラ・空茶 その1 [┣大空祐飛]

→Pia-no-jaC←の「台風」の曲に合わせて祐飛さん登場。
なんとなくアーミー風のお洋服。今回は特にこれといってイベント(入場の盛り上げ練習)はなく、普通の登場だった。

いつものように、本人の発言は太字、司会の発言は緑の斜字で要旨、その他の発言があった場合は細字、会場の動向とか私の感想は( )の中という感じでお送りします。

司会:本日も2回公演お疲れ様でした。
ゆ:お疲れ様でした。
(拍手)
ゆ:ありがとうございまーす。
司会:それではみなさまにご挨拶と乾杯の発声をお願いします。
ゆ:はい…え?乾杯?(笑)
(若干ツッコミな気配)
司会:皆様には、ペットボトルで乾杯をしていただきます。
ゆ:あ、そうなんですか?…みんなペットボトルで…(見まわして)水じゃないんですね?でも。(笑)
(やっぱりツッコミたかったらしい…)
ゆ:みなさん、じゃあ…準備は…
(ガサゴソ準備している人々)
ゆ:何ですか、それは?あ、午後の紅茶?全然、水とは関係ないけど…ま、いいか。みなさま、今日は、大阪まで…というか、大阪の方が近い人もいるかもしれませんが、お集まり頂き、ありがとうございます。始まったばっかりなんですけれども、もう明日が中日ぐらいなんですかね。今日はみなさんと一緒に「シャングリラ」の話で盛り上がりたいと思います。では、久しぶりに、楽しんでいってくださーい。かんぱーい!
客席:かんぱーい!
(客席、拍手)

司会:まずは公演のお話から。あのポスターのビジュアルはどのように決まったのでしょうか?
ゆ:えーと、どのように決まったんでしたかね?はてさて……(沈黙)
(どうやら、記憶喪失したらしい…)
ゆ:そうですね、今回は…もうね、はるか昔のことで…。(溜息)どうやった…?…まずは、近未来であるところから始まって、で、少しアジアっぽい香りのする…ということで、で、衣装もちょっと変わった感じだったんですけれども、レザーと着物を合わせるとか、いろんなお話をしていて。で、なんて言うんでしょう?少しこう…ま、今、ファイナルファンタジーとかはやってますけれども、そういうちょっとゲーム的なキャラクターじゃないですけれども、ちょっとそういうビジュアルにも凝った感じで、まずポスターのインパクトを作ろうみたいなところから始まって。ほんとに漠然と、まだ、ね、ホン(脚本)もなくて、どんなキャラクターか、なんとなく、先生とのお話の中で、作って行った中で、ちょっと、水にかかわってくるだろうということで、なんかちょっと青い毛なんかが生えてたりするようなイメージで…っていうぐらいの漠然としたものだったんですけれども。でもなんか、自分の中で、今回は、そういう、ちょっと今までにないビジュアルを見せたいなー、という思いもあって…。髪形とかメイクに関しては、自分でイメージして、自分で勝手に作ったみたいな。(笑)そこから生まれてきた空、みたいな。そうですね、いつもより逆なのかもしれないですね。先生が、私ありきで書いたっておっしゃってくださったんですけれども、その時のビジュアルがまず生まれて、そこから動き出したみたいな感じなのかもしれないですね。
司会:役作りもそうすると、いつもと逆パターンで作っていくので難しかった点はありましたか?
ゆ:そうですね。役作りは逆っていうか、先生がホンを書くというプロセスが、いつもとちょっと逆だったかなー?っていうところなんですけれども。でも、そうですね、記憶喪失から始まるというところって、ま、記憶が戻って、普段の空みたいなものの場面はないんですよね、実は。記憶が戻ったら、もうかなり、こう、切羽詰まった状況というか、何かが起こっている状態なので、その状況での人間って、やっぱりいつもとちょっと違うものを発すると思うので、日常の空みたいなものが、ほんとに想像で作っていくしかなかったので、やっぱりいつもより難しい部分もありましたし。ただ、記憶喪失ということで、まず空っぽで始めよう、みたいな。そこから、やっていくうちに自分で、あーこんなだったかもしれない、こんなだったかもしれない、そうだ、そうだ、自分ってこんなだった!みたいな感じで。公演も常にそうなんですけれども、作っていく過程もほんとに手探りでしたね、はい。
司会:今回、けっこう回想シーンが多いですね。
ゆ:はい。
司会:子役を演じている二人が研1さんということで、驚いたんですけれど。
ゆ:がんばってますよね、二人ともね。
司会:研1さんとお話されたり、アドバイスされたり、ということは?
ゆ:あの、やっぱり、私の作っていく空の子供時代ということで…私が作っていくというか、彼女たちはたぶんそんなにお芝居を舞台でするのが、きっと初めてだと思うんですけれども、逆にすごく純粋なんですよね。なんか、こんな風に見せようとか、こんな風にやろうとかいう、たぶんまだ計算ができないし、その台本のセリフを読んで、感じたままで、真正面からぶつかるようなお芝居をしてくれていたんですけれども。そこにプラス、空だからきっとこう思ったんじゃないか、とかそういう話し合いをして、で、実際に自分だったらこう演じるみたいなのを、しおりちゃん(彩花まり)って私の少年時代をやってくれてる子には、やって見せて、たぶん海を引っ張るにしても、たぶん引っ張り方もこうだと思うとか、氷と出会った時はこうだと思うとかいうのも、私がやってみせて、あ、そうかそうか、っていう…二人でわりと相談をしつつ、作りました。
司会:しおりちゃんにも、いい経験になったと思います。
ゆ:はい、彩花まりちゃん。(笑)でも、みんなそうだと思います。海も氷も美雨も、雹、霙なんかもね。やっぱりすごく、子供時代が、ある意味、それぞれの性格を一番表しているところだと思うんですね。なので、すごく大事なシーンだと思いますね。
司会:今回は音楽も印象的ですが、作品のイメージとか膨らんだりしたでしょうか?
ゆ:作品のイメージというか…ほんとに、これは集合日に、こんな曲が流れます、って初めて聴いたんですけれども、なんか、鳥肌が立ちましたね。すごい…なんだろう…ドラマチックだし、かっこいいし…なんだろう…戦わなきゃいけないな、みたいな。なんか、駆り立てられるっていうか、うん、すごいですよね、音楽の力って。
司会:この作品のために作られた音楽ではないのに、場面にピッタリあってますよね。
ゆ:そうですね。なんか、たぶん、曲からイメージされるものとかも、先生もすごいあったんだと思うんですけれども、プロローグ…まずオープニングなんかも、やっぱりみんなそれぞれ、すごいいろんな人生の環境の中で、みんなが、砂漠にわーって風が吹いてるんだけども突き進んでいく、みたいなイメージっていうのが、なんかものすごく出てるし。全員が登場してくる場面とかも、なんでしょうね?ドキドキするというか、わくわくするというか。すごく嵌まりましたね、ピアノジャックさん。こんど、なんか観に来てくださるみたいなんですけれども。あの…キャトルレーヴで、売ってるんですよね。
司会:会場でも物販で売っています。
ゆ:あ、そうですか。はい、もう、ほかの曲…今回、使われてる曲以外ってのもけっこうおすすめで、あ、この今、流れてる…「夜桜」っていうのかな?
司会:よくご存じですね、祐飛さん。
ゆ:もう持ってるんですけど。「風神雷神」、一枚持ってるんですけれども。美雨と最後に出会って、デュエット踊るところの曲なんかも、なんか、ガンガン系じゃなく、ちょっと、こういうしっとりするのもあって、すごいすてきです。

風神雷神

風神雷神

  • アーティスト: →Pia-no-jaC←,樫原伸彦
  • 出版社/メーカー: バウンディ
  • 発売日: 2009/07/08
  • メディア: CD

司会:和というか…アジア系ですよね?
ゆ:そうですね。それが、今回ピッタリなのかもしれない。
司会:激しい曲のところのダンスは、とても音楽と合ってますし、振りが興味深いですよね。
ゆ:興味深い?
司会:それぞれの気持ちをすごく表現しているように感じたのですが?
ゆ:KAZUMI-BOY先生の…あの…BOY先生は、ほんとになんか、振りにドラマがあるというか、無駄な振りはないというか、ひとつひとつの振りに、やっぱりすごく意味があるんですよね。だから、役のキャラクターというのを、的確に振りで表現してくださるので、やっぱり踊っていて、難しいんですけれども、すごく今回、曲が速いんでね、すごい難しいんですけれども、すごく踊りがいがあるというか、楽しいですね。
司会:記憶喪失の空さんは、蛇の目一座の皆さんとは楽しく旅をされていますが、舞台裏の楽しいエピソードはありますか?
ゆ:楽しいエピソードですか?楽しいエピソードっていうか、あの、舞台裏じゃないんですけれども、ジープに乗る場面がありますよね?あれの、舞台稽古で初めてあのジープがお目見えしたんですけれども、稽古場でやってたより、思いのほか、乗る場所が狭くて、どこに乗るのか、みんなで、狭いところにキュッて乗って、愛ちゃん-紅-愛月ひかるが、乗ったらお風呂みたくなっちゃったりとかして、座り位置を決めたり、みんなでどうやって押すとか、なんか、そういうのを決めてるのが、毎日楽しいんですけれども。なんといっても、座長の風がね、“あれ?”って言う、あの間が…。
司会:絶妙ですよね。
ゆ:絶妙ですよね!あれね。出せないですね。今日、なんか、私が、エンジンがかかって-私が押し出したらわりとすぐにエンジンがかかるんですけど、そしたらすぐ空は乗るんですけれども-その時になぜか、乗ってる最中に座長が急に急ブレーキを踏んだんですよ。あぶない!みたいになって。ほんとになんか、笑わしてくれますね、座長は。
司会:日替わりでいろいろあるので、見逃せないですね。
ゆ:もう稽古中から和気あいあいでした。
司会:映像とリンクした場面がベタで…
ゆ:ベタで、すいませんね!
司会:失礼な司会でスミマセン。
ゆ:たしかにベタかもしれませんけれども…
司会:それが面白い…
ゆ:そうです!ベタこそ面白い時もあるんです!
司会:個性的な面々ばかりですが、祐飛さんが空以外でやってみたい役はありますか?
ゆ:そうですねぇ、やってみたい…なんだろうなぁ?…風とかは、私、やってみたい。面白そう。なんか、すごく、濃く作ってやってみたい。
司会:また、お衣装を着こなしちゃうんでしょうね。
ゆ:うん、着こなしちゃうと思うから。…なんか、氷とか雹とかって、たぶん、今まで私、やったことある系かなーって思うっていうか、あー、だいたい私ならこうやるだろうなーってなんか、想像つくんですけど、座長はね、これはなんか、未開発ゾーンだなーって思って。
司会:シャングリラのみなさんとは、深刻なご関係のようですが…
ゆ:ご関係…(笑)深刻なご関係…
司会:そんななか…
(客席、笑)
ゆ:めっちゃ、受けてますね。
司会:すみません。えー、北翔さんと兄弟役というのは、新しい関係ですが。
ゆ:そうですね。(笑)新しい関係ですね。
(客席、笑)
司会:お二人で、兄弟役を深めるのに、なにか話し合われたことはありますか?
ゆ:そうですね。すごく、その、なんていうんですか?この役がこうこうこうで、子供時代はこんなんで、みたいな、ベタな話し合いはしてないですけれども。
司会:すみません…
(客席、笑)
ゆ:でも、なんていうんでしょうね、お互いに、ここ、こうやろうね、とか、ここ、私、ちょっとこうやってみるね、とかいうことで、キャッチしてくれるものがみっちゃんはすごく大きいので。たとえば、二幕の頭とかも、やっぱり、ちょっと私は、目を切られた瞬間に対して、ぎゅって抱きしめてみようかと思う、とか、そういう時の反応が、あー、じゃ、私こうしよう、みたいな、柔軟性みたいなものがすごくあるし。彼女はすごく、ツーカーで芝居のできる人なので、やっていてすごく面白い。

(この辺で、次に続きます。)


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